ボクサーとトレーナーの密かに育む愛。!幼少期の酷い過去。いっさい感情がないサイボーグのようになった男の子が受と出会うことで愛し・愛されるという感情を知っていくおはなし。傑作!



これ・・・本当に面白い!!!一気に引き込まれるストーリー。
心の中で二人の攻の感情が闘っている描写がけっこう斬新。ゲームに例えながら幼少期と思われる二人の攻が言い合いをしてたりするのがより一層、いろいろな感情のわからないことを示していて切なくなる。

そんな攻が受と出会うことでこの人と一緒にいたい、そのために勝ちたいと思うようになる微妙が心の変化が
うまく描けている作品だと思う。
受も最初は脅されて始まった関係だけれど、自然と攻のことを好きになるのもいい。
感情を知らない攻には伝わらない気持ちだけれど、無償の愛を注ごうとする受。

ただし・・・これ今「上巻」で「下巻」は来年らしい・・・。待ちきれない。
それと、幼少期の性的虐待のような暗い過去の描写もあるのでこういうのが苦手な人は読まないほうがいいと思う。
子供の頃からタバコを吸っているとかね。。。
ではでは作品紹介です♫

【電子限定おまけ付き】 gift 白い獣の、聞こえぬ声の、見えない温度の、
<作品内容>
路地裏で出会った、獣のように獰猛で、美しい男――。やがて宥がトレーナーを務めるジムに現れ、ボクサーとしての圧倒的な才能を垣間見せた勁は「プロになりたい」とうそぶく。しかしそれは、未成年の彼はジムの寮に転がり込むための口実に過ぎなかった。「余計な口出しするなら、あんたの秘密をバラす」と脅し、宥の身体を要求する勁。しかしその瞳は欲望に曇ることなく、どこまでも澄んでいて……。ふたつの魂の、邂逅と宿命の物語、上巻。電子書籍限定描き下ろし前日譚収録!




絵柄 ★★★☆☆(読み進めるうちに★★★★☆になる(笑))
ストーリー ★★★★☆~★★★★★
エロ度 ★★★☆☆~★★★★☆


ネタバレ注意です。感想は続きから~。


出会い
この物語の主軸になる宥:ゆたか(受)はボクシングジムの会長の息子。
華々しい経歴の持ち主である父親に引け目を感じながら生きている。それは、ボクシングを自分もやっていたけれど
ボクシングの才能がないのを早々に悟ってトレーナーをしていること、そしてゲイであるという事実。

だからこそ、ゲイであることはカムアウトはできないし、恋人ともこそこそ会う日々。
そんな時に出会った獣。。。路地裏でケンカをしていた勁だった。

銀の髪 青灰の眼 白い肌・・・
なんて綺麗で およそ熱がないような・・・

見とれてしまう宥。そして不良だと思い更生させるつもりのような軽い気持ちでこの子をボクシングジムに誘う。

ボクシングと獣

数日後、普通に入門してきたあの不良。名前は白石勁(しらいしけい):攻。
勁のボクシングを見た宥の父(会長)は期待する眼差しで勁をみる。

自分はハナから父親に期待などされていなかったのだと悟る宥。
そして勁のトレーナーに。

勁はジムの寮に入る。そしてあれこれ世話する宥をみてホモだから細かいねみたいな事を言う。

宥は自分がゲイだということは誰にも話さないで欲しいと念押し。
すると勁はそれならタバコとか自分も好きなことするから黙ってて欲しいという。

プロボクサー目指すフリとホモじゃないふり
お互いテキトーに周りに合わせてやりましょーよ


だけれど宥は納得せずこのジムはプロを目指す子のために父親が建てた寮だから
真面目に目指さないで逆手に取るような真似は見過ごせないという。

それはなぜかというと、勁は未成年(あと一〇ヶ月で二〇歳)だから家を借りるにも借りれない事実。
そして身なりが外国人だから余計に部屋がかりれないのでボクサーを目指すフリしてこの寮にいたいと言ったため。

取引不成立か 脅迫に変更する

そういって服を脱ぐように強要する勁。
言葉でどうにかなるようなタイプではないから体に教えるしかないといって宥のゲイだということを
盾に脅迫してきた。

最初は受け入れられなかった宥だけれど、宥の前で父である会長に電話する勁をみて咄嗟に止める宥。
そして「要求」をのむ。

彼氏からの電話越しに犯される宥。意外にも身体の相性はあっているようで。。。
勁に抱かれていろいろと決心したような宥。とことん勁に付き合うと決めたよう。(ボクシングも身体も)
そして別れ際にキスをしていく。(実は唇を噛んだだけ)

それは、あの期待を込めて勁を見ている父をがっかりさせたくない宥の優しさなのかもしれない。

おかしな描写

ここから色々とあれ?って思う描写が出てくる。

設定①御子柴宥はジムトレーナーでホモセクシャル
設定②御子柴宥はホモセクシャルの事実を隠すために俺に口出しできない はず である

オプション①宥とのセックスが他と全然違うこと。
オプション②宥は俺がどこかに忘れてきたものを思い出さす。

これ何???って思ってたんだけれどこれは後から謎がとける。
ここでは寮に住む目的を理解し、自由にさせてくれるなら何もしないという勁に抱いてもいいから言うことを聞けという宥との駆け引き。
宥を抱きながら、宥を抱くといつもと違った「何か」が勁を支配する。それは勁にもまだわからないし、上巻ではこの感情にも気づかない。

勁の過去

幼少期からすごく美形だった勁。勁には兄がいる。
幼き勁はタバコを吸いながらゲーム。
そして自分が売り物になることをしっている少年。。。

幼少期~今までのできごとをゲームのように淡々を振り返ってる少年勁。
兄とはあまり仲良くなかった感じ。

人生はゲームじゃん おれらの「お袋」もおやじの「ママ」も読んだって出てこない
ムダなんだよ だって終わったゲームのなかの人たちだからさ

それ以上もそれ以下もない 持って生まれたアバターで
それか金でいじったアバターで アイテム集めて ルール悟って ルール決めて クリアする

このシリーズのエンディングといって出てきたのは兄。
兄は勁が中一の時に警察に捕まった。
勁の中ではゲームのように3択の選択肢が出てくる。

勁はゲームのように人生を歩んできた。何かあれば経験値上昇・・・そして
得意のウェブ関連でパチンコ屋を脅す。

この「脅し」で逆に襲われそうになりケンカしたのが冒頭の宥との出会いの喧嘩。

この描写はゲーム途中の中にふと出てきたバグのようなもの(宥が出てきた)勁のシナリオにはなかった展開。
そしてふと気が付くと・・・布団の上で膝を抱えて泣いている宥がいた・・・。

ぎこちないキス

泣いている宥。タバコはやめろ・・・・!と泣きながら訴える宥をみて
吸うのを止めた勁。

前ならば構わず吸ってたけど今回はその手をやめた。
そして宥に近づき・・・宥の頬をペロっと舐める。

・・・しょっぱい  ・・・何やってんの お前


ぎこちなくくっつける唇。。。セックスはするのにキスはしたことがない勁(笑)
ベロチューのやり方を聞く。
宥も勁からのキスで違う感情が芽生えたよう。。。

それからセックスだけではなくよくキスをするようになった勁・・・そして宥。

芽生える新しい感情


勁にもちょっとした変化が。宥がほかのボクサーと楽しそうにしていると気に入らない様子。
でも本人はそれわかってない感じ。勝手に身体が動くようなそんな程度。

仲良くしているところをちょこっとジャマしたり。

そして他のジムの人と対戦。(合同スパーリング)
一瞬で相手を倒す勁。沸く周囲。
そんな周囲の嬉しそうにしている顔・宥の嬉しそうに頭を撫でる顔をみて。。。

心の中でいつも一人でゲームをしている子供勁の後ろに・・・もうひとり角を生やしている勁が泣いている。

勁と宥の関係は良好な感じ。
トレーナーといことでボクサーの体調管理も必要。ごはんも宥が作ってる。

宥を見ながら
宥は・・・フツーと違うのはなんでだろ・・・とポツリ。
好きで ゲイなわけじゃ・・・ない と答える宥。

ゲイ? そういうのはフツーのうちに入るんじゃね?
別に世界であんた一人同性愛者ってわけじゃねーし
俺にはなんであんたがそこまで気にするかわかんねーけど


そして勁が今まで売りをやってたことで、家族のこととか聞く宥。
宥は勁が淡々と今までのこと、親のことを話すことで怒りに震える。

怒りで 頭がおかしくなりそうだ

そんな宥を見て驚いた顔をする勁。
勁は何があっても表情変えず淡々としているのにこの時は驚いている。

そして勁は宥に言う。

やめねぇよボクシング プロになれってんならなるし
ベルト獲れってんなら獲る


勁・・・お前の気持ちが一番大事だよ 好きか?ボクシング

わかんね・・・好き嫌いで動くとかあんまねーし
・・・でも多分 すきだよ
そうか じゃぁ堂々とここにいろ やるからには上目指そうぜ!
勁の髪の毛をクシャっとする宥。

そして勁は
今までどおり あんたとはSEXしたいんだけどどうすればいい?
もう宥がゲイだとばらす気もないけどエッチはしたいという勁。

宥とはしたい とう言う。
顔を真っ赤にしながら聞く宥。

そして抱き合う2人。ここで宥は確実に勁に恋をしていると感じる。
今までの恋の形とは違った感情。宥にとっても初めての形。

勁の中の二人の子供

だいたい勁を操っているというか、勁動かしているのはスレた子供勁。
淡々としていて感情がない。ゲームしながら話すのが勁①。

いつもはこの子だけなんだけれどちょっと前から現れた角のある勁②。
プロテストは勝たなくてもいいから技術を見るといことで対戦していた勁。
だけれど宥が喜ぶからと対戦相手も倒して勝利する勁。

それを見て子供勁①が②に余計なことしたろと言う。
嬉しそうに笑う勁②。

宥に褒められたからって何が変わるわけでもないのに
なんかホントゴミだよねおまえ
(勁①が勁②に言ってる)

勝った勁を喜ぶ宥。頭をだでる。とうか頭を出したのは勁。なでて欲しかったみたい。

プロテストに合格し、めきめきと頭角を現す勁。
デビュー戦もKO!

そしてそれは神からのギフトだと思う宥。

勁とであって宥も心境の変化が

今まではプロボクサーとしての才能がなくトレーナーに転身した宥であったが
勁を見て育てて今は心からトレーナーを続けたいと思うようになった宥。

トレーナーが好きだと感じることができた。

勁を光の当たるところへ連れて行く
そんな時に宥の前に彼が現れた。(冒頭で出てきた彼)
言いよる彼。でも宥はそれを拒否。
そこで勁が現れて彼と揉めるけれど宥がなだめて家に帰らせる。

彼もあの喧嘩の時のが勁だと分かっているから変なことに巻き込まれんじゃねーの?と言ってる。
でも彼とはもう会わないという宥。というかまだ付き合ってたのか・・・。

バグ

勁の心の中に明らかに変化が出てきている。
勁②が現れてから明らかにうまくいかない。ゲームのように淡々と処理したい勁なのに
色々なことが絡んでくる。

バグ。

ちゃんとゴミ箱として機能してくんないとハードが傷むかもよ
勁②はゴミ箱なんかな。というかゴミ箱に追いやった勁の感情だろうけど。

家に戻ってきた宥。そしてそっと勁の横に座って寄り添う。
ボクサーは人を脅したらダメだという宥。

それなら人に殴られるなという勁。あれを見て頭がショートしたと。
それを聞いて宥はありがとうという。

その「ありがとう」という言葉を聞いて心が温かくなるような感覚になる勁。

引き抜き

そんな時に宥のところへ1本の電話が。
勁の今後について話がしたいという大手事務所の会長からだった。

勁と2人で食事に行く宥。
そこで言葉巧みに引き抜きを誘う会長。
スケールの大きさにとまどう宥。

うちには・・・ない 用意してやれないものばかりだ
勁のことを考えれば・・・
いやだ
勁の成長を見届けたい この手で支えてやりたい 例えそれが勁のボクサー人生にとって
一番の道ではなくても


ほんとうはいやだと思う宥だけれど、勁のことを考えて荒川会長のお誘いをよく考えろと言う。
おまえが決めていいんだよと。

ここで心のなかの勁①勁②の会話。
この言葉を変に受け取った勁。
宥は俺を捨てる気だ(勁①淡々と)
頭を抱える勁②。
だってこれって兄貴が最後に俺に行ったのとだいたいおんなじじゃん
宥も俺が邪魔になったんだよ


よくわかんないけどおまえ宥に頭なでてもらうためにやってんでしょ

そしてリアル勁。
御子柴ジムを離れたらボクシング続ける理由はないっす

そういって会長のお誘いを断る勁。
ここからがけっこう勁①と勁②が出てくる。
感情が合体する勁

やはり勁①は勁②の人間らしい感情を捨て去るためにできた存在。
途中この勁①ができた経緯の話になるけれど、なんか勁の感情が不完全なのが痛々しい。。。

そして一度破壊した勁①だけれど結局は勁①の誘惑に負けて勁②が合体する。
またリアル勁は感情を塞ぎこんだ感じになる。でも勁②もいるからどうなるか。

宥を抱きたいと思う勁。
宥はとうとうスキだということを口にしてしまう。だけど何も感じないかの表情の勁。
もっといってとは言うけれど表情は変わらない。
この気持ちは伝わらないと感じる宥。

なんだかんだでシーソーゲームのよう。

どうして欲しい?宥はなにが欲しい?と聞く勁。
おまえだと言いたい宥だけれど勝てよと言う。

じゃぁ明日なという宥に頭を出す勁。頭撫でて欲しいみたいだけれど宥は頭を撫でる代わりに頬にキス。

宥 もし負けたら 俺はどうなる?
心配するな おまえは次も勝つよ

勁①勁②
選択は「勝ち」の一択 てことは 「負け」の先はないんだね
じゃぁ勝てなきゃバイバイのデスマッチってことか


<感想>
長くなってしまった・・・やばい。
いやぁ面白い。勁①が淡々としているのに対し、本当に勁②は泣きじゃくるこどもそのもの。
捨てられた経験からか、また捨てられる恐怖に怯える勁が・・・。

今後はどうなるか。宥のために勝ちたいと思う勁だけれど予告でなんか負けた描写があるしね。
この感情のない勁が宥との関係でちょっとずつ揺れ動く感じがたまらないです。

そういえば。。。犬と欠け月もそうだけど・・・私ボクシングの話がすきなんかな~。
ほんと面白い。なんていうか淡々と話が進むのもいいけれど、少しずつ深まっていく関係。
だけれどまたすれ違う・・・。

宥がいいやつで勁のことを考えて言葉を発しているのに勁はまた違った解釈をしてしまう。
面白いわぁ。。。

この勁①が完全に壊れたときどうなるかかな。
それと。。。またお兄ちゃんは登場すると思う。それが壊れるキッカケになるのかもしれない。

お兄ちゃんが「お前がえらべ」といった言葉の意味を伝えてほしいな。
捨てるために言ったわけじゃないと。
しかし・・・お母さん日本人なのに銀髪はできないと思う。単純に。
黒色素があるから。だからこそお母さんはびっくりしたのかな???

遺伝的にはあんまり考えられないけど中にはいるのかなぁ~。黒って強いからよくわかんないなと。

でもほんと下巻で終わるなら次は転・結のストーリー。まだまだあるね。
なんか食事会に行った時のバイトのおっさんも2人が抱き合っているのをみてやな感じだったし。

下巻来年冬って・・・まじかぁ~。
あっでも連載はルチルSWEETで無料で読めるので!!!
気になる人は読んでみてください。私も実は昨日初めて知って・・・

今回の8話は無料で10月22日まではよめますので~。
ちなみにこの8話が上巻の続きだそうですよ!!!
面白かった。やっぱりあのバイト先のやつがやらかしてる。

宥のあったかさにちょっと感動した回でした。
勁がはやく宥の大きな愛に気がついて欲しい。。。来年冬に「下巻」と書いてあったから
気長に待たないとだめだなぁ・・・。ふぅ。

これはなんどれも読み返すだろうなという作品です。下巻もどうか面白い展開でありますように!
あっ、お願いだから鬱展開はいやだ。
何かあっても2人が固く結ばれている展開でお願いします!!!

今日も長文でごめんなさい~。

Charaコミックスポイント50倍にUP!(eBookJapan)12/4まで。
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