同級生の2人が繰り広げる別れ・再開・再構築・・・読み応えある1冊!


これ本当に待ってました~という1冊。本当に面白かった。1冊通して読むと本当に引き込まれ方が違う~。
毎月楽しみにして読んでたけど、やっぱりコミックで読むのはいいなぁ。

じつは昨日書店に行くのが遅かったので、待ちきれず同時配信だった電子書籍の方を先に読みました。
エスケープジャーニー【電子限定かきおろし付】。電子は電子で書き下ろし付きということで。。。
2ページありました。2シーンの書き下ろし。1パージ目は再開時、2ページ目は。。。4コマです(^^)
※訂正です~。私が1P目の書下ろしって思ってたのはカバー裏にありました~。紙書籍のカバーとったら出現するのが太一目線のです~。
しっかしいつも思う・・・おげれつたなかさんは本当に絵がお上手。丁寧!スバラシイ。
これに尽きると思います。
ストーリーもしっかりしててグサリと心に突き刺さるセリフがある。

「何度離れても また君を好きになる」
このキャッチコピーが本当に好きです。
はぁ~おげれつたなかさんの作品・・・本当に大好きだぁ~。特に今回のエスケープジャーニーは名作ですわ。
エロいしストーリーもしっかりしてるし(T T)
さてと・・・感想にいきます!


二人の大事なアイテム・・・自転車★ 自転車の描き込みがすごいの。丁寧な方だなぁと・・・。

絵柄 ★★★★★
ストーリー ★★★★★
エロ ★★★★★
勝手な私の好みではありますが満点です!!!
私が満点つけるのは初だと思います(笑)本当に好きこのコミック!!!
ネタバレ含みますので要注意!ネタバレ大丈夫という方のみ続きの感想を読んでくださいね。

今回ね、書き下ろしが・・・エロッツエロです。ちなみに先生もご丁寧に書いてくださってますが・・・
エスケープジャーニー おげれつたなか BLメモリー

「おもらし」です★ちなみに・・・この裏表紙の2人も好き。
さりげなく指を絡めてる2人・・・最高だぁ♥

再開するふたり

高校生の時、喧嘩別れした2人。大学生になり思わぬところで再開します。
なんと2人とも同じ大学に。

直人はメガネをかけた方で超チャラいです。すぐに誰とでも友達になってるし結構密着度高い(笑)
エスケープジャーニーは直人と太一二人の話ですが、直人のモノローグのほうが多いし結構直人目線のストーリー構成になっていると思います。

そんな直人の前に太一が現れます。喧嘩別れしてから直人にとっては会いたくない人物だったようですね。
冒頭の再開は直人目線の感情が書かれていますが、エスケープジャーニー【電子限定かきおろし付】の方では太一心情最後のほうにが描かれています。紙書籍の人はカバーめくってみてくださいね(^^)

おげれつたなかさんの絵柄って本当に魅力的ですよね。
目尻がきゅっと上がっている直人に対して、目尻が下がっている太一・・・。今回はメガネくんですが
メガネ新鮮ですね。

再開した2人ですが、元恋人だということは言えませんよね。ということで高校1年の時一緒のクラスで・・・と話を合わせます。

友達としてのふたり

太一に再開してからぐるぐると色々な考えが回る直人だけれど、ふと友達の太一は一緒にいて楽しいやつだったと思い出します。
そう、恋人になって喧嘩ばかりして最悪な別れ方したけれど友達だった頃の2人はとても仲良かったんですね。

要は好きにならなければいいだけ 簡単な話じゃん
もうこういうの考えている時点で堕ちてますよねぇ・・・だって気になって気になって仕方ないものね直人。
太一のクシャっとして笑う顔にも目が釘付けになってるし。

そして回想で出てくる太一が高校生の時に本気で笑った時の顔に見とれている直人の描写が素敵です。。。
今回は一貫して太一との関係につく名前で悩む直人がいます。

友達・恋人・家族・・・
この辺の心の葛藤もとても見所がある部分です。

知っているから止まれない


みんなで飲んだあとにベロベロになってしまった直人を家まで連れて帰る太一。
結局は直人が誘うような形で寝ちゃいます。

心の中では
ダメだって頭ではわかってる 太一とは恋人にはなれない
友達以上には進むべきじゃない
一緒にいて楽しい 笑える それだけでいい それだけでいいはずなのに


それでも求めずにはいられない直人がね。切ないんですよね。
俺はもう知っている 友達以上を
知っているから 止まられない


この場面ぐさりとくるんです。これ色々なことにも当てはまると思うんですよね。
もう知ってしまっているからこそ歯止めが効かなくなるんですよね。

現実に引き戻される直人

朝起きると・・・やっちまった~と思っている太一。
家に帰り浴槽に浸かりながらもうあんな惨めな思いはしたくないとちょっと後悔している様子。

それでも大学へ行くといつものように接してきた太一を見て今までどおり友達ってことだよなぁと思ってた直人。
なんかね、進みたいような、進みたくないような微妙な感じがたまらんです。

肉体的に既成事実ができたんだけれど、やっぱり高校の時のトラウマがあるから進めない。
なんとなく太一もそれを汲んでいるのか無理には侵入してこない。。。

ふみちゃん

ふみちゃんいい子なんですよね~。ふみちゃんは太一が気になってて友達になりたいから協力して欲しいと
直人にお願いしてきます。ふみちゃんの初恋らしいです。

ふみちゃん協力隊のミカりんのお願いを断りきれなかった直人は4人で遊ぶ約束をさせられてしまいます(笑)
太一は軽いコミュ障(人見知りも「すごい)だからどうしようかと思うんだけど、太一はあっさりオッケーします。

なんで?って聞きたい直人だけれど友達だからそこまで踏み込めないと思っちゃうところがね。。。
ほんとうはダメだダメだと思ってても太一が他の子と・・・なんて考えたくないのにね。
なんだかんだで独占したいし、太一のことを自分がよく知っていると思っているところがある直人。

<
動き出すふたりの関係

4人で水族館に行くのだけれど、直人はやっぱり太一とふみちゃんが気になる(笑)気にしてないフリをしても気になっているのがね。。。読んでいる方は切ない。
でも太一も太一でミカりんと仲良くしてる直人が気になっちゃっているんですよねぇ~。
チラチラと2人はお互い見てるんですよ(笑)

ふと手をつないできた太一にドキドキしている直人の表情もほんと読んでてドキっとしちゃった私。
とにかくね~おげれつたなかさんは表情の書き方が秀悦!!!スバラシイです。

そして急に自分たち2人は用事があるから帰ると言い出す直人。女子2人と別れます。
???の太一なんだけれど、早く太一の家に行きたいという直人に察した太一。。。

家に戻ると~激しいですよぉ!!!

お前友達だったらいいやつだよな
でも・・・足りね・・・友達じゃ ガマンできない


俺もずっとそう思ってたという太一。また恋人になった2人ですが。。。すんなりとは行きませんよねやっぱり。

繰り返すふたり

友達だといいのに「恋人」になるとうまくいかない、、、それは直人の気持ちにも深く影響しているんだけれど
やっぱり現実的に恋人になると喧嘩が多くなるんですね2人。

それでも以前と違うのは、なんとか関係を修復させようと思う太一の気持ちが見えるから。
謝ってきた太一に驚く直人。
それでも恋人になったら今まで気にならなかったことも気になるのは誰でも同じことですよね。
ミカリンから電話があったりして直人と話しているのをみると嫉妬している太一が。。。
それでも高校生の時には感情をぶつけまくってた太一がぐっと飲み込む姿がなんとも言えないです。

高校生の2人

高校生の時もね、友達だとすんごく仲良かった2人なんですよね。太一の笑う顔が好きなんですね直人。
太一の家庭の事情で太一が暗い時も励ます直人。
自転車で逃避行しよう!といってそんな直人を見て何か吹っ切れたような太一の顔がたまらなく切ない。

太一は親が離婚するからと落ち込んでたようですね。直人は自分の家に帰ってからただいまといって家族が迎えてくれる。
そして太一のことをふと思うんですね。太一はただいまと言えたのだろうか?と。
結局のところこの時の気持ちが大学での直人にもずっとずっと根底に残るわけです。

太一の家族のあり方というか、自分の家族のあり方というか。
太一はとにかく直人に一緒にいてくれればそれでいいからというのですが・・・現実ではチャラいというか
人懐っこい直人は女子ともよくしゃべるんです。

するとますます太一の独占欲が強まってしまってうまくいかなくなるわけですね。
一緒にいるのに一緒にいることが楽しいと思えなくなってきた直人。

声をあげて笑うより怒鳴り散らして喧嘩することのほうが多くなって
キスするより殴り合うことが多くなった

俺と太一は恋愛を挟むとうまくいかない2人だった

グサリとくるモノローグ。これって男女の恋愛でもこんな感じですよね。男女で殴り合うというのはないのかもしれないけど
声をあげて笑うより怒鳴り散らして喧嘩する・・・
この「表現」がとてもうまいなぁと。。。
結局高校生の時は太一が単なる性欲処理でやってるのかと思ってたわという発言で終わりを迎えます。

友達以下になってしまった2人がまた大学で再開し、また恋愛を挟むとうまくいかないとわかってたはずなのに
くっついてしまう・・・。

恋人の先

恋人にまたなって、これからは何になるんだろう?とふと思った直人の前に
太一のことを好きなふみちゃんとミカりんの会話が胸につきささる直人。

ふみちゃんが太一と結婚して子供ができたらどんな名前をつけるかとかで話が盛り上がったそうです。

直人はこの会話で、ふみちゃんとなら結婚して子供つくって家族になれるのに、自分は今太一とセックスして
一体何になろうとしているのだろう???なんて考えるようになっちゃうんです。

でもね、太一は太一でミカリンと直人が付き合っているという噂もすごく気にしているんですよねぇ。
寝ている直人のゆびスリスリ、ブチューがなんかね。。。もう一貫して切ないんですよこの2人は。
うまくいっているはずななのに切ない。

結局のところ、太一は好きすぎて身体を求めてくるんだけれど、直人はそれが嫌なんですよね。
身体だけが目的なのかとか、高校の時に言われた性欲処理というのが気になっているのかもしれないけど
2人でセックスなしで過ごそうと提案するんだけど・・・

太一も最初はオッケーしてたのにみかりんからの電話をみてカアッとなって直人を抱こうとしてしまいます。
怒った直人とまた喧嘩。そして今度は直人が言ってしまうんですね。

やりてぇだけなら俺の他にも性欲処理係作れば?

ここで頭に血がのぼってしまった太一が無理やり直人を抱こうとするんだけど、直人が泣いているのが目に入って
はっと我に返るシーンがね。。。そして直人が去っていくと

高校生の時と今の自分が重なっちゃうんですね。まただ・・・って。
直人が自分に背を向けて自分から遠ざかっていくシーンなのかな。

ふみちゃんと太一と直人

結局ねまた友達に戻る2人。
それでいいはずなのに友達だろと太一から言われると固まってしまうんですね直人。

そして太一とふみちゃんが急接近。
ふみちゃんと太一がくっついたら・・・家族になれる・・・ふとそう思ったときに直人ははっきりわかるんですね。

自分たちは男の子同士だから、友達以上にはなれても恋人になったらその先はないと。
自分たちの終着点は恋人が限界なんだと・・・。
だからこそ自分たちには恋人としての終着点にたどり着いたとき、戻る道しかないのだと・・・。

この表現すごくすごく切なくて、でも現実はそうなのかもと思いました。
その先がないからこそ不安で見失うんですよね。直人はとにかく一貫して関係の名前を望んでいるんですよね。
友達・恋人・家族・・・・

もう戻る道しかないのだとわかったから友達でいられると思う直人なんだけれど、
それでもやっぱり急接近するふみちゃんと太一を見るのは切ないんですよね。でもねぇ・・・ふみちゃんいい子なんですよね。
太一が直人しか見てないこと知ってるんです実は。

それでも素直ないい子だから太一には告白するんですが、ちゃんと太一の背中も押してあげれる。

直人はふみちゃんと太一の関係を誤解しちゃってもう切なさ全開ですけどね。
太一を支えるのは自分じゃなくてふみちゃんなんだと思った時の直人の顔が本当に感情移入しちゃうくらいの描写です。
こんなに表情に引き寄せられる作家さんてそうそういないと思うんですよね。。。

ふみちゃんが太一に告白したことで、太一の本音が聞けた直人。そういえば今まで2人が自分たちの気持ちを
言い合うことってなかったなぁと。だから直人も太一の気持ちを聞くのは初めてだったようです。

太一がずっと高校生の時から直人が好きだったこと、一回は自分のせいでダメにしてずっと後悔してたこと。
変わろう、変わったと思ってたのに全然変われてなくてまたダメにしたことなどなど・・・

このことを聞いて直人自信、太一のことを何も知ろうとしていなかったと思うんですよね。
そして変われてなかったのは自分の方だったんだと気が付く直人。

もうこっからは涙涙ですね。そして自転車にのる直人の後ろからのアングル・・・すごい~。
顔が見えない分、めっちゃ必死な感じが読み取れる不思議。
絵の見せ方がうまいんだよぉ!!!あたしなら顔描いちゃう多分・・・必死な顔(笑)
でもそれよりもこの「顔」が見えない後ろ姿で自転車にまたがっている描写の方が本当に伝わってくる。

ふみちゃんに触発されて太一に言わなきゃいけないこと、聞きたいことがたくさんあると思う直人。
そうなのよね、いままで言えてなかったよね。高校生の時だって、性欲処理かと思ったって太一に言われた時に
もっと言いたいこと言ったらよかった、喧嘩するたびになぜ怒っているのか聞けばまた違った道があっただろうに。

ふたりの逃避行

また自転車に二人乗りするんですが高校生の時にも一度やってますよね(^^)

太一の事好きになったら楽しくないことばっか その度に好きになんなきゃよかった~って思うんだよ

なのに ムカつく 近くにいると絶対すきになっちまう
なんで俺なんだよ・・・

俺太一の友達と恋人にはなれても 家族にはなってやれないのに


この時の直人の背中とその言葉を聞いたときの太一の顔・・・もう全部持ってかれるわ~。
直人はなんでもいいから名前がつかないと不安だというのだけれど名前が無いと一緒にいたらだめなのか?という太一。

家族って名前がついたところでなにもならいよという太一。これは太一だからこそ説得力のある話なんですね。
両親の離婚のエピがここで生きてくるわけです・・・すごいなぁ作家さんて毎回そう思っちゃう。

だって家族だったのに結局は家族じゃなくなってるわけで・・・直人は家族とか名前が欲しいというけど
太一には無意味なことなんですもんね。

なぁ 好きだよ なおと一緒に生きていきたい
名前もない関係だけれど、一緒にいることには変わりないんですよね2人★
直人も必死の太一の告白にいままでの自分のこだわりが吹き飛んだ感じでしたね。このシーンとても好きです。

雪の中・・・いいシーンでした。
多分・・・ここで直人の逃避行は終わりましたね♫

何度離れてもまた君を好きになる。

ふみちゃんにカミングアウトすると同時に報告する直人。
ふみちゃんいい子なんだよぉほんと!!!ふみちゃんが言った言葉がもうね大好き。

私はきっとこれからほかの人のことも好きになれるよ でも
羽瀬くんは直人くんじゃないとダメなんだよね

直人くんもそうでしょ?


そう言われて直人も思うんですよねぇ自分には太一が必要で太一が好きだということ。
だけれどそれに対してその関係にどうしても名前をつけたくて必死だったんだと・・・。

でも「名前」なんてなくてもいいとわかったとたんになんか吹っ切れた直人ですよねぇ太一に好きだとちゃんと言えるようになるなんて★
太一の真っ赤な顔が本当にね・・・私もうれしい。
最後の直人のニコってはにかんで笑う顔も最高です(^^)
結局は何度離れても好きになっちゃうんですよね2人。いくら逃避行しても行き着く先はお互いのところなんですよぉ。

エスケープジャーニーって高校生の時に逃避行みたいじゃん!って直人が太一連れ去って自転車の「旅」したのが
題についたのかなぁなんて思ってたけど、結局は太一・直人の2人もなかなか現実に向き合えなくて
自分の気持ちから、太一の気持ちから、そして現実の不安から逃げていたのかな~と。
めぐりめぐって行き着くのは結局お互いだしそれがわかったからもう二人のエスケープジャーニーも終わりですよね♫


書き下ろしは・・・おもらしです★あつ~いあつ~い2人が読めます。
これ、大学で再開して、初めて寝てしまった時のシーンとリンクしてて面白いです。

電子で読んだ方には書下ろしがありました。1ページです。
直人の回答をまっている太一かわいいですね(^^)

本当に260P以上という読み応えある1冊。7チケでもこれだけ読み応えのある内容はそうそうにないです。
モノローグ多めの1冊だとは思うんだけど、本当にスバラシイです。

最近本当に面白いのばっかり描くよねおげれつたなか先生って。
でも私カンナで連載の恋が踊るニュータウンが・・・早く続き読みたいのに・・・お忙しいみたいで
なかなかそちらは連載再開はされないみたいですね(T T)

もうすぐディアプラス11月号も発売されるし~。楽しみだぁ。。。

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