難聴の男の子と同級生の男の子の甘酸っぱいBL!ひだまりが聴こえるのネタバレ感想です



いやぁ、本当にこれは面白い!デビュー作らしいのですがもう天才ではないでしょうか?
新人さんなのでカテゴリも名前どうしようかと思ったのですが、これは私のお気に入りなので名前でも
カテゴリわけしたいと思います。期待大の方です。

とにかくこのコミックの魅力はストーリー。引き込まれます。203ページなのにあっという間・・・。
この1冊には全くといっていいほどエロはありません。キスはありますが心と心が近づいていく過程がとにかく面白い!
ぜひストーリー重視!という人は読んで見て欲しい一冊です。

今続編が再開されたようで・・・待ちきれず雑誌購入してしまいました。珍しいです私にしては・・・。


ひだまりが聴こえる【おまけ付きRenta!限定版】
著者 文乃ゆき
発行 プランタン出版/Canna Comics
長さ 203ページ
<内容紹介>
【Renta!限定おまけ付き】紙書籍の特典マンガペーパーと書店用POPを各1ページ収録!
難聴せいで何かと誤解を受け周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、いつしか人と距離を置くようになっていた。そんな時に出会った同級生の太一。バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする彼から「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」と言われ、航平はその言葉に心の底から救われて……。友達以上、恋人未満。太一との出会いが航平を変えていく。

ではでは恒例のネタバレを盛大に含む長文レビューですのでネタバレオッケーという人は
どうぞ続きから読んでください✩
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今回の主役は2人です。難聴の航平と、同級生の太一。

太一はちょっと喧嘩っぱやく思ったことがすぐに行動に出るタイプ。バイト先で度々喧嘩をしてしまうため、
バイトもクビになり新しいバイトを探していた。
お金もなく途方にくれてた時に出会ったのが航太でした。

お腹が減っていた太一は航平のお弁当に目が行き・・・物欲しそうに見ていたらお弁当を置いて去っていった航平。
そんな航平のことを大学の友人から聞きます。

法学部で同級生。
女の子にモテて有名人。なぜ有名人かというとモテるというのもあるけれど
難聴でノートテイクしているというのもその理由の一つ。
ちょうどノートテイカーを募集していたので太一は航太のノートテイカーに名乗り出ます。

お弁当をもらった借りということらしい。

航平の難聴は特に手話を必要としてなくて口の動きを読むことで会話しているようです。
のちのち出てくるのですが、生まれながらにというわけではなく高3の時に急に突発性難聴になったようです。

なので喋りもできて会話もできます。

さてさて借りを返すつもりで少しの間ノートテイクする予定の太一でしたが、ノートとお弁当交換という条件に釣られ
続けることになりました。

とはいえ・・・太一あまり綺麗にノートもとってないし、よく授業で寝てます(笑)
それでも太一に頼むのはなんというか太一だと気を使わないのがいいのかもしれませんね。

同じ難聴でも聞こえの程度は人によって違うし
手話なんて知らない奴大勢いるのに 当たり前みたいに使われても迷惑
あんなのおれには必要ない


この言葉グサッときますよね。たしかにそうですよね。
難聴イコール手話というふうに結びつけがちですが・・・知らない人もたくさんいるんですよね。

この発言は、手話サークルに誘ってくるキラキラ集団(女の子)が航平と話すときに必ず手話を使ってくるんですね。
この場面を目撃し、あいつ耳ワリーの?と太一が友人に聞いています。

さてさて相変わらず授業で寝てしまう太一。
ノートテイクできずに謝りますが、この日は航平もお弁当を忘れたということで一緒に学食に行きます。
するとキラキラ集団に囲まれ、飲み会などにも誘われますが、
そこにいや~な男子集団も混ざってきます。

すると航平は黙って向こうへ行ってしまいます。
その航平の態度に文句を言う男子集団。

この文句を聞きながら太一は航平がなぜ今まで一人でいたのかを考え、その男子を殴ってしまいます。

さっき何であいつ殴ったの?
太一には関係ないんだからほっときなよ 俺はどうせ聴こえないから別に・・・


この言葉にちょっと太一は怒ります。

聴こえないからって何言ってもいいわけねーだろ
お前っていつもそうなの?
なんでおまえの方が遠慮してんだよ


聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!

この言葉を聞いて航平は泣きます。
太一は当たり前のことを言っただけでなぜこの時に航平が泣いたのかは理解できないようでした。

この何気ない一言が航平にとっては大きかったんだと思います。
いつも一人で自分が聞こえないことが問題をいろいろと起こすと思っていた航平。
自分のせいで。自分のでいでと思ってたんだと思います。
それを耳が聴こえないのはおまえのせいじゃない!と言われたことで少し救われたんじゃないかなと。
ここから多分航平の太一に対する気持ちの変化が起こってきたんじゃないかなぁ・・・。

次ページからは航平が難聴になった経緯とどうしてひとりでいるようになったかが書かれています。

難聴になったのは中3の冬。推薦で高校が決まったとたんに高熱で1週間寝込みます。
目が覚めると・・・聴こえなくなってたようです。

突発性難聴 よく芸能人でも聞きますよね・・・。原因不明らしいです。

それまでは自分が可愛そうだなんて思ったことはなかった航平も難聴になったことでいろいろな壁にぶち当たります。
友達の話が聞き取れなくなり、次第に友人たちも距離を置くようになってきます。
聞き返すと怒る人もいるし、耳が悪いからと関係のないことまで手伝おうとする人、
補聴器に興味を示す人。

ある日、喋り方が変だといわれます。そう言われて話すことが少なくなり次第に無口になっていきました。

そして航平は口話法講習などをうけて口話法を学びます。
大学ではノートテイカーを探していた航平ですが、違う意味でよって来る人もしばしば。

トラブルにも巻き込まれ、いつしか自分のことをわかってもらえるかもなんて期待も捨て、
どう思われようが もうどうだっていいというふうに思うようになっていった航平。

そんな時に太一に出会ったんですね。

ノートをまとめるのは上手くないし、あまり役には立っていない太一ですが・・・
なんだかんだで航平の心にも変化をくれる存在なようです。

航平はどうも太一のおいしい!という顔が好きなようですね(^^)
そんな太一を見ながら・・・理解して欲しいという気持ちや寄り添って欲しいという気持ち、
だけど太一はあっち側の住人だという気持ちが交錯していろいろと葛藤しています。

太一にまた期待している自分に気づき、距離を置こうとするのですが
おかまいなく来る太一にやっぱり救われる航平なのでした。。。

そんな航平にも変化が。
今まで学校の外で一人隠れて食事をしていたのですが、その場所以外でも太一とお昼を食べるように。
そんな時に友人のおじさんの「草野球」に参加します。もちろん航平もつれていきます。

そこでその草野球でであった美穂ちゃんと言う子(おじさんの娘)が太一の電話番号を聞いてきたらしく
舞い上がる太一。
電話がかかってきて会います。告白されるかと思ってドキドキしている太一かわいいですが
やはりお目当ては航平だったようです。

そこで航平のことを聞いた美穂ちゃんが、珍しそうに障害者に対して物語の主人公になりたいだの
きゃっきゃ言っているのを聞いて太一怒っちゃうんです。

勝手にそんな小説と一緒にすんなよ!
あんたにとっては物語の話でも あいつにとっては現実なんだぞ!


と。太一の中にも航平が特別になりつつあるんだと思います。
でもまたこの美穂ちゃんの存在が航平と太一の関係に溝を作っちゃうんですね・・・。

大学では相変わらずノートテイクを頑張っている太一。見返りのお弁当は太一が喜んだハンバーグでした。
喜んでいる太一をみて笑顔の航平。
航平も太一の前では笑うんですね。かわいい笑顔です。

それに釣られてポツリポツリとどうしてハンバーグが好きなのか理由を話します。
ですが航平には聞こえてなかったみたいで聞き返されました。

照れた太一は大した内容じゃないから気にすんなっっていうんですが、航平はかつてのクラスメイトの
対応とデジャヴするんですね・・・。

くらい影を落とします・・・。

そんな時に航平の耳の聞こえがまた悪くなります。
夏休みで夏祭りに行く約束をするのですが、大学で野球を誘ってきた友人から美穂ちゃんのことを聞きます。
航平のことを気に入って仲良くなりたいと言っていたから太一にまるなげしたと。

このことを変に航平はとるんですね・・・。

祭りの日は雨でした。
雨の中でも会う2人。航平は久々に会ったことがうれしいようです。

俺なんか 急にわかった
すごく太一に会いたかったんだって


はー?なんだお前 そんなに俺のこと好きだったのかー?

うん 好きだよ


太一が美味しそうに食べているのを見ると安心するし、おいしいっていうと嬉しくなるといいます。

あれが聴こえなくなるのは やだなぁ・・・


航平にとってはあのおいしい!が楽しみだったんですね。それが耳の聞こえが悪くなってものすごく
不安になっているところに美穂ちゃんの存在。
太一が美穂ちゃんを気に入ってしまったと思ったんです。
太一に聞いても太一は美穂ちゃんが航平のことを小説の人みたいに言うので激怒した経緯があるので言えません。
そこですれ違ってしまうんです・・・悲しい。。。

太一は 変わらないでいてくれるだろうか
何も聞こえなくなっても
俺を遠ざけないでくれるだろうか

今までは諦められたのに  今度だけはダメだ


この心理描写は航平にとってもう太一がかけがえのない人になってしまっていることを
表していると思います。でも美穂ちゃんのことですれ違ってしまった2人・・・

航平はノートテイカーの募集をします。太一にはもうノートテイクを頼まないつもりなんですね。

太一はがっつり航平に執着してますけどね。大学のあちこちで探しています。

そんな時に野球に誘ってきた友人から美穂ちゃんのことを航平に話したと聞かされます。
そして航平の家へ行く太一。

玄関先でお母さんに会います。そして家にあがらせてもらいます。
ケーキを食べる姿をみておかあさんはピンと来るんですね。

あーさてはあなたがお弁当の子ね?
航平がよく言ってるのよ 美味しそうに食べる子がいるって


とうれしそうに話します。
そして航平はどこかと尋ねると、病院へ行っているといわれます。
ここで航平の聴力がまた落ちたことを知らされます。結局航平には会えませんでした。

帰り際にお母さんから航平のことを見捨てないでやって欲しいといわれます。
太一のことはものすごく大事にしていると。太一の好物のハンバーグを珍しくリクエストしてきた経緯も話してくれます。
それは太一のおいしいという言葉が聴きたかったんだろうと。
しかもあの笑顔の時のハンバーグは航平が一生懸命作ったみたいですね!

帰りながら太一はいろいろ考えています。
航平が何も自分に言わなかったことも腹が立っているようです。
まだまだすれ違いは続きます・・・。

大学では友人からバイトを頼まれました。そのバイトを友人としながら航平のことを聞かれます。

どうしてそんなに気にするのか?という問いかけに、
太一はあれこれ話はじめます・・・。

あいつのこと勝手に決めつけて 置いてけぼりしてたんじゃないのかって
だから、あいつを一人にしちゃダメだ


なんていろいろを語っていることを航平本人に聞かれます。
航平は知らない顔で帰って行きました。
追いかける太一に耳が悪くなったって聞いただろ?何か話してたとしても聞こえないよと航平はいいます。

だけど、そのあとすぐに

ほかの音は聴こえなくなっても 太一の声だけ
なんではっきり聴こえるんだよ

と顔を抑えながら話す航平。

なんでそんなことを今更言うのか、ずるいといいます。。。太一は太一で黙っていません。

ずるいのは航平のほうだ、ろくに説明もなしでメール一つで俺と縁を切ろうとした、
お前は何も言わなさすぎだといいます。

言ったってどうせわからないよ・・・という航平ですが、
どうせってなんだよ そりゃ全部はわからなくても こっちは分かりたいって思ってんだよ!
なのにお前が黙ってたら何もわからないままだろ
美穂ちゃんのことだってなんだって お前は自分の気持ちをちゃんと言えよ

と怒ります。

最初から諦めたりすんなよ

泣きながら力説する太一を見て航太は動かされたようです。
太一の手を引きキスしました・・・。

やっぱわかってなかった、鈍いよねと太一にいいます。
太一はなんで避けられてたのか、航平の気持ちがわからなかったという意味かな???

でもそんな太一がすきだといいます。
本当は耳が聴こえなくなることよりも太一に嫌われるかもって思う方が怖かったと。

ごめんね でも言えてよかった 今までほんとにありがと
と涙笑顔の航平です・・・。えっ???なんでまた「自己完結」?
太一も航平のこと気になってると思うんだけど違うの???と思いましたけど・・・。

場面は変わり髪の毛を切った航平がいました。
補聴器をつけています。 手話サークルにもはいろうとしてますね。
心境の変化があって最初から決め付けるのはやめようと決心したようです。

そして太一と会います。

あんなこと言われて会うのは平気なのか?と動揺する航平に対し、

ご飯も食べるのを忘れるくらい考えて考えて考えたと太一。太一のことばは

でもいくら考えても お前のこと 嫌いになる理由なんて 見つからなかったんだよ

と。

さよならを覚悟で告白した航平だったので太一のこの言葉はびっくりだったと思います。
そしてこれまだ応募できんのか?とノートテイクの「募集のチラシ」を見せます。

ここで一応Finです。。。なんというか心がまた近づいたところで終わりましたね・・・。

~今はまだ道の途中~

太一と航平のその後。相変わらずモテモテの航平ですね。
友人が狙ってた子が航平に近づいているので友人からどういう関係か聞いてこいと言われたようです。

太一はというと毎日食べることしか頭にありません(笑)
山本さんという人のことを聞いてくる太一にびびる航平。友人が聞いてくれといってきたと聞いて
ホッとしています。

そして一緒に映画を見に行くことになりました。美穂ちゃんが言っていた小説が映画化されたようです(笑)

来てくれてありがとうという航平の言葉に、なぜおれはあいつのありがとうに弱いんだろうと考える太一。

航平を見ながらもっと自分にできることがあればいいのになぁと考えるようになります。
きっとこれはフラグでしょうね~。何か航平のためにできることが太一の夢になりやりたいことになるんだというフラグだと思います。

そういう「二人三脚」で生きていく2人が想像できました~。←どうかわからないけど・・・。

太一は航平が笑っていると嬉しいと思っています。

太一と航平の会話から、航平は手話サークルに入って手話を結構覚えているみたいですね。
手話をちょっと教えてもらう太一。航平は太一の手をとって手話を教えます。

すると太一意識しちゃうんですね・・・。意識しちゃってぎゅってなるんですが・・・また航平の勘違いです・・・。

もうあんな事しないから 太一が嫌なことはしない
といいます。太一は

嫌じゃなかったらどうすんだよ・・・

と言いますが、これは航平に聞こえてなかったようです。

まだまだ道は途中ですね~。お互い意識して近づいているのにむず痒いです。
はやくくっついてお互いを支え合ってほしいなぁ~。

BLといえば大半がエロありでなかなかこんな作品珍しいのですが、いづれはみたいな~
太一×航平!!!予想はどっちだろ~。航平の方が攻かなぁ???なんてちょっとだけ想像してみます(笑)

難聴を抱える男の子の心情というのがなんか深く一癖も二癖もあるのが魅力的ですよね。
ストレートに伝えているかと思えば卑屈になったり勘違いして自己完結する航平と、
単純・鈍感な太一。最後の方で太一も自分の気持ちに気づきつつあるのですけど続編が気になります。

続編もまた書こうと思うのでお楽しみ~!!!

イチオシ作品です。なんとなく・・・いつかこれ映画化されそうな予感。映画化されたらいいな!
結構内容が深いから、BLじゃなくても楽しめると思うなぁ。。。

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