特殊な職種を取り巻く人間模様・・・。コーリングシリーズ(完)の感想


シリーズは3巻あるのですが一気読みです。
1巻ではちょと短編の前後編も入っているのですが、2巻、3巻とぐっと引き込まれます。
それぞれの立場で、それぞれが思うこと・・・なんかキレイゴトではなくごくごく普通の感情も描かれてて
共感できる部分もあったなぁと感じます。
テロ組織・テロ行為がストーリーに組み込まれていますので苦手な人は苦手かもしれません。
リンチや自爆等の表現あります。ご注意を。

著者:宮本佳野
【コーリングシリーズ・Renta!】

【イーブックジャパン】
3巻一気読み/1巻と3巻はつながっている/
TJに惚れる!


コーリング→ノーウェア→エデン(コーリングに戻る)。こんな感じで1巻に最後戻っていくと思います。。。面白かった!

    






<作品内容>
テロが頻発する、とある時代。バーで“シキ”という謎の男に一目惚れをした小林圭吾は、酔った勢いで強引に関係を迫り、シキを怒らせてしまう。後日、シキが警察関係で働くことを突き止め、何度も足を運ぶが―!? 警視庁テロ対策特別班0(ゼロ)課を舞台に男たちが巻き起こす切なくも激しい愛を描いた「コーリング」シリーズほか、ある殺人事件を中心にそれぞれの欲望が交錯する長編読み切りを収録した麗人初コミックス!!



【コーリングシリーズの評価・満足度】
絵柄★★★★☆
ストーリー★★★★☆
エロ★★★☆☆

満足度   ★★★★~★★★★★

色々な人物の視点で読むことができる。そして執着・純情・心の傾き・色々な感情がごっちゃまぜのシリーズ。
モヤモヤしたり、キュンとなったり。。。
3巻通して読んでまた1巻を読むと、はじめ1巻を読んだ時の気持ちと違う感覚が味わえます。

以下ネタバレ含む感想になりますのでご注意を!3巻まとめて感想です。

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コーリングシリーズの登場人物

1巻のシキと圭吾のストーリーがあるのですが、これは間に2巻・3巻が入ってきます。
1巻の結末は2巻・3巻を読んでから戻ってみるといいと思います。

登場人物は、

シキ:1巻では謎に包まれてた部分が多い。テロ対策特別班の一員。シキは2巻、3巻ではわりと優柔不断に思える。。。。

圭吾: シキに一目ぼれし、のちにシキの恋人になる。

浅岡信乃: 私が読んだ感想だとこの子が主人公。テロ対策特別班の一員。上官のTJに一途に思いを寄せる。

TJ(高野): テロ対策特別班の上官。浅岡が密かに思いを寄せる人物。大人の男でカッコイイ・・・。

御手洗: 自衛官。ゲイ。のちにシキと関係を持つ。

羽生(ハブ):テロを企てる極左組織のリーダー。イケメン。


大まかにはこの人物たちを押さえておけばストーリーが読めるかなぁ?と思います。
ただ・・・シキは浅岡、圭吾、御手洗とも関係を持つので・・・私的には浅岡に手をだすな~!!!と(笑)

コーリングシリーズの恋愛事情

1巻ではシキと圭吾のストーリーが前半にあります。ここではわりと一途な感じなのかな~?と
思ってたらどっこい。
2巻・3巻になるとこのシキが・・・・(-_-;)なんというかあっちにふらふらこっちにふらふらと。
結局のところですが、1巻では圭吾のところへ戻ってきたシキ。
なんだけどね~・・・戻ってくる間に御手洗との関係もあったし本当なら御手洗のほうを取ろうと
してたというのがわかってなんだかなぁ~って・・・。
(これは2巻、3巻を読めばわかります。)

モヤモヤモヤと・・・。シキが圭吾のところに帰ってきたのも御手洗がいないからなのかな?とか
色々と考えちゃって。でもシキの感情がわからないでもないけど。
弱いんだよねきっとシキは・・・。人間臭くていいけれどね。

誰も近くにいないなと考えた時に、圭吾が浮かんで圭吾もシキのことを思い続けてたので
ここもハピエンだったのだろうなぁと。

だけど!!!浅岡に手を出すとは~!!!いくらたまってるからってね。。。
ここはガッカリシーンでしたヨ(笑)

私はコノシリーズに関しては、浅岡とTJの関係がすごく好きです。
最後の最後まで本気なのかどうなのかわかなかったTJ(笑)浅岡はどんどんのめりこむのですが
なんかTJのポーカーフェイスがすごく好きです。

なんだかんだで浅岡が苦しんでいるときは支えているしこういう関係っていいなぁと。
テロ事件後に浅岡をアメリカへ連れていきたいといったTJですが、浅岡は不安もあるし
シキとの約束のために日本へ残ることを決心するのですよね。

ですが1年後また浅岡のところへ来て次はひとつ約束をしようと言う・・・。

お前が一人前の捜査官になって もし決心がついたら
私と家族になろう


このセリフびっくりしてしまいました。
なんていうか・・・3巻まで読んだ人ならわかると思うのですがあのTJが言うセリフだからぐっと重みが(´;ω;`)

あ~もうねTJの流し目とか素敵すぎてね。。。
ここのカプは本当に好き。浅岡の一途さもそうだけれど・・・。
本当は浅岡のことがかわいくてかわいくて仕方なかったのね~なんて思ったらすんごく萌えた。

過激派リーダー羽生と浅岡

途中からこの羽生という人物が出てきます。過激派のリーダー。
読みながら羽生のやりたかったことって何だったんだろう???ってすんごく考えちゃいましたヨ。

ストーリーの途中、浅岡に自慢の顔を傷つけられた羽生ですが・・・
最後は浅岡を監禁して自爆するんです。

あれだけ「殺す」と浅岡のことを言ってたのにフタを開ければ浅岡は助かって
シキやほかの人が巻き添えになります。

ということは羽生は浅岡から遠い場所で自爆したのだとわかります。
(元から自爆する場所は決めてたいたと思いますが、、、)
あれだけ殺したいと思ってた浅岡をなぜ一緒に連れて行かなかったのかなぁ~って。
最後の浅岡の唇にテープを貼るときの羽生は何か意味深でしたよね。

シキものちにベッドの上で「羽生はさ・・・何でおまえを殺さなかったんだろうな・・・」って言ってます。
私もそう思います。殺したいけど殺したくない、そんな存在に浅岡がなってたということなのかな。

もう少し羽生のことが掘り下げてあるとわかるのですが。。。羽生は謎です。。。

読み終わった後に感じた事

コーリングシリーズを3巻一気に読んで思ったのは、「浅岡とTJのその後がもっと読みたい」でした(笑)
このシリーズは特殊な職種の中で関係が動いていくのでそれも面白かったです。

でもなんだか最後までシキがね・・・途中までは完全に御手洗に傾いてたんですよね。
圭吾にもお別れをいうつもりだったし。
それでも圭吾に会いに行ってしまうというのはやはり一人ではいたくないというような
人間の心理なんだろうなぁ~と思いました。

このストーリーで面白いなと思ったのが、おそらくですが・・・・今思うと
シキ・浅岡どちらも主人公だったと思うんです。

シキはいろいろと心休まる場所を探してふらふらします。シキとは反対に浅岡は一途にTJを思う。

正反対な2人ですが、やっぱり本質は「一人になりたくない、誰かと一緒にいたい」だと思うんです。
そして「愛したい、愛されたい」そう思うのも形は違うけれど誰もが同じなんだと。

私は一途愛が好きなので、浅岡とTJがものすごく好きですが、シキの恋愛もこれはこれで当たり前のような気がします。
2人とも、自分と一緒に歩んでくれる人がいてくれてよかったなぁって。
読後は最後にこの2つのカプが幸せそうでよかった。。。(n*´ω`*n)
正反対な2人の恋模様だからこそ、いろいろな角度から楽しめましたように思います。



羽生に関しては、もう少し読みたい気持ちはあるけれど・・・
生きていたらその後で救済してほしいのですが、もういないのでね・・・なんだか切ないです。

1巻にはこのストーリーには関係のない前後編が入っています。
これも謎が残りますが(笑)とにかく初めて読んだ作家さんですが、ほかの作品も読みたいな~って
思いました。
TJ・・・好きです(n*´ω`*n)

今回の作品を読んでみて、いい意味でも悪い意味でも人間の心理をうまく表現している作家さんなだなと。
もしかしたら他作品もそういった人間クサイところが出てたらキレイなストーリーとか
いかないのかもしれませんが気になりますネ。

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