右か左かの2人が再び!四十路2人が親友から恋人に♪
こんばんは!寝て復活しました!!!ディアプラスが到着するまでもう少し時間があるのでこちらの感想を!
こちらはシェリプラスで連載していましたね(o^―^o)年の差BLでどちらかがすっごく年上~というのはあるのですが、今回は2人とも四十路。
こういう親友から恋人へ・・・というのがすごく好きな私はかなりのツボでした。ちなみにこの二人は、【ふたりの熱量】の中の【右か左か】で登場してますのでそちらも読んでみてください。
伸るか反るか/作品情報
橋本あおい/伸るか反るか/新書館 (2016/5/30)
橋本あおい/伸るか反るか/内容紹介
20年来の親友から恋人となった四十路リーマンの北條(ほうじょう)と南海(みなみ)。人生最高のパートナーはお互いだと認め合う二人だが、どちらが抱く側になるかで両者一歩も譲らない戦いがはじまり……!?【電子版限定おまけ付き】電子版描き下ろしコミックペーパー(1P)を収録!!
伸るか反るか/評価・満足度
絵柄 ★4 ストーリー ★5 エロ ★3
満足度★5
注意ポイント
伸るか反るかの見どころ
今回の伸るか反るかは、右か左かの続編という感じでしょうか。右か左かのほうがどちらかというと四十路感が出てるなぁと個人的には思います。
それでも橋本あおいさんの絵柄いいですね~。変に軽くならない年代の出し方!
そしてこのストーリーは20年来の友人同士のストーリー。大好きですこういうストーリー。私は幼馴染モノとか大好きなのでやはりこういう長年の友人関係から恋人に発展というのが大好きなのですよね。
「右か左か」での2人がこんな関係になるきっかけとなった擦り合いの時の「バレー部」「バスケ部」の言い合いも面白くて!
「そんなことしてたのかバスケ部」「えーまじめだなーバレー部」って四十路の男たちが学生時代のころの部活を引き合いに出して言い合いしてるとか私にはものすっごいツボで、2人でいると10代に戻ったりするのかしら?と思ったりも。
わかる気がするのですよね~。私も高校時代からの付き合いの友達に会うと自分の年も忘れていつまでも若い気がするんです。そんな感覚なのだろうなぁ~と!
しかも!!!現実的にはお互い部長という肩書!そんな2人が夜酔っぱらってお互いのモノを擦りあいっこしてるとか~。これを初めて読んだ時から、私の好きなストーリーだ~って思ってたのを思い出します。
どちらかというと、表題作よりもこの2人の作品のほうが好きでした。
「伸るか反るか」を読む前に、できれば「右か左か」を読んで好みかどうかを判断したほうが良いかなぁ?と思います。今は半額キャンぺーンを電子各サイトがしていると思うので是非!。私は「右か左か」も好きです。。。(o^―^o)
そして今回の「伸るか反るか」はこの2人が恋人同士になってからのストーリーです。
「この先20年、30年一緒にいたい人間がいるかと聞かれたとき、お前以外浮かばなかった」と言ってたように本当にこの2人はそうなのだろうなぁ~と。
四十路2人のストーリーなのにキュンも多いし、くすっと笑えるし、そして読後感もよし!すごく上手なストーリー展開で四十路とは思えない男同士の譲れない闘いも見ものでした。
私は高校生モノとかも好きですが、この2人は別格ですね。
2人でいる時の居心地の良さを恋人に求めている
四十路2人が一緒になるのはたまたま酔っぱらって擦り合いをしたから・・・という理由で終わらないところがまたいいです。この2人はもう20年来の友人で周りからみても夫婦みたいにお互いのことがよくわかっているのですよね。
だからこそ2人で一緒にいると居心地が良い。特に北条は家事も完璧にこなすし、自分ルールもあってなかなか他人と一緒に生活というのは難しい。そんな北条が何年も何年も一緒にいられるのは本当に南海しかいないのだろうなぁ~と読んでてすごく感じました。
ノンケ×ノンケの2人が気が付いたのはやっぱり2人でいることが自分たちにとっては一番安定した幸せだということなのでしょうね。
夕ご飯のことを話す2人がね・・・北条は料理も上手なのでしょうね~。そんな北条のつくるメニューをうれしそうに話す南海。そんな南海をまたうれしそうに見つめる北条・・・きゅんってします本当に・・・。
どっちがどっちかの決着は・・・
この2人のもう一つの見どころはというと~、「どっちが突っ込むか問題」ですね(笑)
居心地の良さだけでなく、ちゃんとこの2人がお互いにしたいと思っているのも私はすっごく好きなポイントです。
少しコミカルに進む展開と、この「どっちが突っ込むか」という四十路男たちにとってた大問題(笑)がうまく展開していってて読んでて面白かったです。じゃんけんで決めちゃっていいの!?的な。
さすがは体育会系!!!運も実力のうちですよね(笑)
そしてね、じゃんけんで最初負けたのは・・・南海でした。この時のね~南海が北条に指入れられている感じと、ちょっと感じている南海に興奮して北条のパンツからちょろっと見えているあのお方の描写が私はおぉ~~~~~って思いました!
こんな感じでパンツからちょろっと見えるビンビンな感じが逆に「あ~興奮しているんだ~」って感じますね((ノェ`*)っ))タシタシ
北条に前後ろ同時攻めで達した南海の翌朝の懺悔のような展開にもクスってなったし、本当に読んでて飽きないです。
結局はお互いにやってみた結果、、、後ろの才能があったのは南海でしたね(笑)
両方が互いにやってみる展開が入ってて、どっちがどっちというのもちゃんと納得できるし、すごくわかりやすいストーリー展開だったのではないかなぁ~と思うのですよね。
リバ!という手もあったと思うけれど、やっぱり好きだからこそどちらかが妥協するというのもかなり萌える展開だから私はこれでよかったなぁ~と思います。感じるんだから問題ないじゃない~!と(n*´ω`*n)
喧嘩してても・・・
そして現実的には四十路の2人ですからね、結婚のこともあるでしょうし親に話すかどうかで語ったりしていましたね。
そんな2人ですが・・・北条が勝手に自分たちのことを話して住んでいる家も売るという話を北条の両親にしたということを知り南海が怒っちゃいまして・・・。
喧嘩した2人ですが、北条の元カノさんがなんだかいい相談相手におさまってましたね(笑)私は、喧嘩して避けてる南海の居場所をすぐに探し当てた北条のエピがすごく好きだなぁと思いました。
・・・ここで何軒目だ
1軒目
・・・くそっもっと探せよっ
こういうのすごくいいですよね。仲直りの仕方も、タイミングもわかってる南海ですがちょっと抵抗したかったのですね(笑)
そんな南海の気持ちをよそに・・・すぐ居場所がわかっちゃう北条。いいですよねこういうの・・・。
初々しいところとこの熟年夫婦のようなこの感じが!!!長年来の親友を題材にした醍醐味なのかもしれません。
家族に話すということ
このコミックスを読んで、あ~面白かったなぁと思う一因として私は北条の両親がありました。なんというか穏やかですよね。現実的にはあんな感じの親はすっごく少ないと思うんです。
でもでもこういう両親だったらいいなぁ~と私はすごく思いました(n*´ω`*n)
北条の両親も体育会系だから、すんごくストレートに聞いてくるし読んでて気持ちよかったですね(笑)
一生一緒にいるってことは、やっぱりお互いの親にも隠したりしないということだろうし・・・
すんなり言えた北条と、いつかは言いたいという南海。どっちもがすんなり言えてもストーリーとしては面白くないのですよね・・
こういうバランスが私は面白かったなぁと。言いにくいことだと思うし、だから葛藤したっていいともう。でも一生一緒にいたいから北条のことを家族に隠したくないという南海の気持ちもすごく伝わってきましたヨ(n*´ω`*n)
そう言われた後のあのうれしそうな北条の顔がまたよかったですね。
この2人のエロは・・・なんというか初々しいけれどセリフが四十路感あってこのアンバランスさがまたそれもGOOD!
描き下ろし
エロありの描き下ろし!これ個人的にはすごく好きです。
最後の北条のセリフよかったですね。。。この先少しでも長くセックスできるに越したことない、でもお前とならできなくなっても問題ないけどなと・・・。
本当にこの2人はそうなのだろうなぁ~って思いながら読み終えました。すっごくよい読後感で、この四十路2人・・・また読みたいなぁ。。。
まとめ
すごく大満足でした!親友であって恋人であって・・・登場人物がいい人達ばかりだから嫌な気持ちにもならないし。読後感もよし!四十路な感じはコミカルに、そして会話も流れがあって飽きないのでさすがだなぁと思いました。
そして作中にスーツを脱いだらの2人が登場してましたね。あれ?どんなストーリーだったっけ?とまた読み返したりしていました。
そう、個人的にはやはり「右か左か」を読んでからこちらの「伸るか反るか」を読んだほうがより面白いと思います♪
ふたりの熱量が2013年だから。。。この2人は温められてきた作品なのだろうなぁ~と。。。読めてよかったです!
また次回作品も楽しみですね。橋本あおいさんの高校生モノとか読んでみたいです!!!と感想はここまでです(o^―^o)