完結してしまいましたね。3巻を読んで終わっちゃったんだ・・・としみじみ。でも描き下ろしにキュンとなり大満足な結末でした。ぼくらのねがい・・・わりと暗めのストーリーだと思っていたのですがやっぱりグングンあがっていく展開は素晴らしかったです♪
コミックス情報&評価
内容紹介
両親の再婚で四人兄弟になって四年。長男の両、次男の健人、三男の隼人、末っ子の真人。
みんなで『家族』を作り上げてきた。だけど健人は正人の親友の雄也とつきあい始め、隼人は両への想いをかくしきれなくなっていた。
そんな時、両にお見合い話が!?
ひとつ屋根の下の愛情物語、ついに完結!!
注意ポイント
ぼくらのねがい3巻の感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。
Contents
- ぼくらのねがい 13話~19話
- ぼくらのその後 (描き下ろし)
大円満な結末
良かった・・・本当に良かったです(´;ω;`)結末はCRAFTを我慢できずに読んだからわかっていたけども・・・。隼人よかったねと言いたいです。3巻は結構途中ツライというか切ないシーンがあるものの・・・そこから店長がいい役割を果たしてくれました。。。
店長がいなかったらきっと両はずっとずっとモヤモヤしていたかもしれませんね。このストーリー・・・「ぼくらのねがい」&「満開ダーリン」どちらも楽しめて良かったです。ただ・・・店長と隼人って似ているから一緒にお鍋食べている時は兄弟かと思っちゃった(笑)健人より店長の方がお兄ちゃんっぽいですね。(顔が似ているという点で)
この3巻、タケ×健人、隼人×両の2カップル・・・本当に大円満な形で終わりましたヨ。ハラハラ切ない場面はありますが隼人の気持ちが届くまでをぜひ堪能して欲しいなと思う1冊です💛(届いてからもキュンですし、描き下ろしもキュンです♪)
隼人の決心
新年・・・バイト先で鍋を食べる隼人。
店長から『その後両くんとはどうなってんだ?』と聞かれるものの、別にかわらないと答えます。
告白することも諦めることもできないって言ってたけど・・・これが一番ツライ状況なのかな?と思いました。それでもこの状況でいいという隼人。ここは回想で健人に両が好きだという事を話した2巻終わりの続きがありました。
この時に健人から「兄貴は諦めたほうがいい」って言われちゃったんですね。というのもね・・・・両は自分たちを本当の『家族」以上に想ってくれているから「大切な弟」であって恋愛対象になることは絶対ないと。
それを聞いて隼人は『絶対告白はしないから安心して』というんです、、、。両を思いっきり避けている様子の隼人に態度に出ているけど大丈夫か?と聞いたとき「反抗期ってごまかしといて」という隼人の切ない事・・・・(´;ω;`)
反抗期って。。。
その内容を聞いた店長は「我慢する」という事が理解できなかったんですよね。すぐ自分の気持ちを言っちゃうものね彼(笑)以前隼人に家族にでも告白できるかと聞かれた時に、躊躇なく「する」って言ってましたし。
でも大志は言うんです。隼人は賢くて冷静だから自制できちゃうんだ、自分のせいで家族がおかしくなっちゃうのがいやんだよと。店長は押せ押せくんだから、隼人がもし告白する!って言ったらとことん協力するつもりだったようですね(o^―^o)
それでも店長は隼人がまじめすぎるというのが気になっているようで、張り詰めた糸が切れたときにどうなるのかわからないと。。。隼人はホントにいいところでバイトみつけましたね。この2人が隼人の事をかわいがっていてちょっとほっこりします
健人って意外とフラフラはしない子だった。。。
1巻を読んでたら健人ってセフレいたしなんか遊び人!?って思った時もあったけれど本当は好きになったらまっすぐその子だけを見るタイプでしたね💛
でも意外だったのがそのセフレの中年男性の方が健人の事好きだったってこと。この人もつらかっただろうなぁ・・・。出会い系で出会った2人だけれどこの2人にはしっかりと感謝し合える時間があったのだと思います。
これまた嫌な奴じゃないから余計に切ない。個人的にはタケも好きだけど・・・なんだか健人って年上の方があってるような気がしていたので。でもねぇ・・・健人結構シビアですね(;´・ω・)
このセフレだった人に「あんたとはカラダだけだよ 好きとは違う」ってきっぱり。お店に来た時に追っかけたからフラフラしちゃうのかと思ったけれど本当に良かった。。。そして・・・帰りにあるあるなんですよね。タケとバッタリ会っちゃう(笑)
タケがだんだんと成長しているのが3巻通してわかるので表情ひとつひとつにキュンとなってしまいます。
だんだんとオスの顔になってきてて(`・ω・´)bでもこれでまだ中学生か・・・・・・・・・・ (¬д¬。)
両くんがお見合いするんだって
切ない箇所ですね・・両のお見合い話があると知らされた隼人・・・。正確にはお見合いどう?って聞かれただけのようですが・・・その話を聞き、ちらちらと隼人を気に掛ける健人にちょっと弟愛を感じてしまいました。
真人が両に「お見合いするならどんな人がいい?」と聞いたとき、
「家族を大切にする人がいいかな」
隼人も固まって食事も早々に部屋へ上がっていってしまいます。
両の言葉を聞いたらやっぱりその家族を混乱させる自分の感情は口にだせないですよね(´;ω;`)切ない・・・。
ここからどんどん隼人は追い詰められていくんですよね。
どうしたらよいのか分からない、諦められない、でも健人を困らせる事はできないし真人にも心配かけたくない。。。だけど両の事が大好きで仕方ないんですよね。気持ちを言ってしまえば楽になれるだろうか?とついに口にしてしまった気持ち。
でも両の反応をみて「冗談だよ」と言ってしまうんです。
両は「冗談」という言葉をそのまま受け取るのですがやはり引っかかります。そしてふと気づくんですよね「「隼人は冗談であんな事を言うやつじゃない」「あれは本心」だと。
でも隼人がそれを「冗談だよ」と言ったのはなかった事にしたいのだろう、それならば自分も。。。と思う両。
あ~もうね・・・両と隼人のやり取りがすっご切ない(´;ω;`)表情が普段変わらない子の必死な顔ってほんとにズシリときてしまいます
弟想いの健人は優しいお兄ちゃん
コミックスを通して読むとほんと健人のイメージってガラリと変わりますよね。お兄ちゃん気質はそのままだけど、何といっても優しいし気遣いできる子なんです。今回もすぐに隼人と両のあいだに何かがあったと察知してフォローを入れています。
だからこそ隼人も「ごめん約束破った」って言えるんだと思います。それでも責めるわけでもなくちゃんと隼人の立場になってモノが言えるというのは優しいからなのだろうなぁと思いました(o^―^o)
隼人が心を許せる2人
両に告白してしまって、隼人は家に戻るのがけっこう億劫になっていたのかもしれませね。店長・大志がすきやきをするから食べて帰れというとすぐに誘いに乗ります。
そこで告白したことを伝える隼人。
店長ってほんとはっきりモノは言うしキツイところもあるけど隼人の事好きなのね・・・と思ってしまいます💛隼人がすごく落ち込んでいるからちゃっかり両と話しをするんです。両は両で・・・・自分の事よりも隼人の気持ちを想って涙。。。いつ見てもこの四兄弟の長男は健人よね・・・(笑)と思ってしまいます。
家でも涙涙の両は・・・わりとほかの兄弟に心配されていますし(;´・ω・)
そして、、、そんな状況がかわるきっかけになったのもやっぱり店長の存在なのですよね。店長がいった一言で両は気持ちに気が付いたのかもしれません。本当にナイス!というしかないです。
店長ってほんとちょい役かと思ってたけどかなりの主要人物ですわ・・・・(笑)
隼人の泣き方が可愛すぎる
店長と話をしたことで両の中で何かが変わったようですね。両は他の兄弟を外へ食事に行かせ2人きりで話をしようとします。
なのですが・・・隼人はその話はもう2か月前に終わった事だと聞こうとしないのですね。
両は「あの日をやり直したい」と隼人に言うのですが、隼人はムリだと。もう4年もずっと片想いしていたから普通の家族としてなんか見れない、それでも一緒にいれって言うのか!?と。
これに両はうんと答えます。両は店長と話して隼人に彼女ができるかも!?みたいなことを聞かされるんですよね。それは店長の作り話だったのですが、このことで隼人の隣にだれか他の子がいるのは嫌だと感じたようです。
両はうまく自分の気持ちは伝えられないのですが、なんていうか必死さがすごく伝わってきて個人的には好きな場面です。ちょっとダラダラと話す両にかなり率直に要約するかのように聞き返す隼人も面白いなぁと。
ここの、気持ちが通じ合った場面の隼人の泣き顔はぜったい見て欲しいです。
なんてかわいい泣き方!?って。泣き顔にこれだけ萌えたのは初めてかもしれません・・・。(n*´ω`*n)
読んでてこちらまでじ~んと来てしまいました。
そして「冗談」で済ましてしまった告白を再度しっかりするのもイイ!!!次は両からちゃんと返事を聞くことができて良かったね・・・としばらくじ~~~~っと眺めてしまいました💛
実は真人が一番のしっかり者さん
最終話は本当に大円満。ちょっと畳みかけが急でえ~終わっちゃうの!?とびっくりしましたが。この最終話を読んで思ったのは真人が一番周りの状況を把握してて気を遣える子だったのね・・・と(笑)
それにしても・・・数年待ったタケ・健人2人のエロ・・・もっと濃いのください(´;ω;`)ページ数の関係があったのだと思うけれどどうせならもっと読みたかったです。あ~でも小学生だったタケが高校生か・・・・。とちょっと母親みたいな心境になりました(笑)
そして最後に撮った家族写真!1巻の時の家族写真と同じですね。
違うのは・・・家族になりたてだったあの時よりももっともっと皆が幸せそうに笑っていること。すごくいい家族になったのだと思える1枚です。
個人的なツボは・・・やはり隼人と両の身長差!!!タケ・隼人ともに両・健人の方に手が添えられているのに萌え♥
この1巻の写真と最終話の写真・・・・見比べると本当にキュンとなりますね。同じ人物で同じ場所での写真。そして最終話での写真は皆の距離がすっごく近くなっています。いいカットだなぁと思いました(o^―^o)
描き下ろし
3巻読んでて・・・途中あれ?もしかして描き下ろしないんじゃ・・・・って焦りました。焦りましたありましたヨ~(´;ω;`)すっごく良かったです。クスっと笑えるような展開の中にしっかりとキュン要素を入れてあるのはさすがは小鉄子さんですよね。
描き下ろしは「わたしのねがい」が叶いまして・・・ついに隼人と両が!!!です💛あ~もうね!!!いっこだけいっちゃうと、隼人のプルプルした感じがたまらなく可愛くて何度も読み返してしまいました!!!
隼人×両が好きな人は描き下ろしは必見です!!!
ぼくらのねがい3巻感想・まとめ
やっぱり読み終わると終わっちゃうのね・・と寂しい気持になりますね。2巻出てから長くて早く読みたいと思ってたのに終わると寂しい。でも隼人の幸せな顔が読めてすっごくこちらも幸せな気持ちになりました。
やっぱり次は真人のスピンオフ~~~。ないかしら。
そうそう、今回のこの「ぼくらのねがい3巻」+「明日はどっちだ!2巻」の帯の応募券で全サの小冊子がもらえます!!!
500円かかるけれど、これも応募しようかなぁ~。小冊子やっぱり読みたいなとうずうず。
明日はどっちだ!2巻は1月6日発売なので帯を大事に取っておかねば!!!
という事でぼくらのねがい3巻の感想でした(o^―^o) 面白かったです
電子書籍