【愛があるから押忍！】コミックス版の紹介です。バラ・単話配信で読んでいた作品のコミックス版が出ました。
ヤクザ・オネェ攻・下克上・・・こういった設定・テイストがお好きな人はぜひ！加藤ススさんは作家買いなのですが、ラブコメ要素もあって愉しく読める作品が多いのでお気に入りです。
バラ・単話配信で毎回楽しみに読んでいたのですが、コミックス版は描き下ろしもありでさらに面白かった！！！
【愛があるから押忍！】作品紹介
コミックス版
| 作家 | 加藤スス |
| 出版社/レーベル | リイド社/mimosa |
| 発売日 | 2020/2/6 |
| 満足度・オススメ度 |
内容紹介
内容
評価
| ストーリー | |
| 胸キュン | |
| 笑える | |
| エロ |
注意ポイント
【ネタバレ注意】【愛があるから押忍！】感想
加藤ススさんの作品は個人的にはハズレなし★この作品も次期組長のお坊ちゃまとそれを支える付き人との下克上LOVE！？
すごくテンポも良くて面白かったです。
強いのにオネェなかわいらしい一面も持ってる亜也のキャラがすごく好き。
もっとこの二人の続きが読みたいな・・・と読み終わってすぐに思いましたヨ。亜也・・・カッコ可愛くてもっともっと十馬がぞっこんになればいいのに！って。
基本的に性に対してはユルユルな十馬ですけど・・・亜也に対する変化もみどころ。
付き人兼用心棒
日向組組長の息子である十馬に用心棒が付けられることになるのですが、それが月島組組長の５男・亜也。
彼は十馬に対し「坊のことは命にかえても守ります」と真剣な顔。
でも実は十馬は腕っ節は強いので、用心棒はあまり必要はなさそう。ただ。。。心配なのは女性関係のようです。
女性にはだらしないって事ですね(≧∇≦*)
それを利用して、お店の女の子に情報を抜かれようとしてたりとマヌケな一面があって・・そこに入ってきたのが女装した亜也。
極道モードの亜也は作った亜也で、本来はオネェというのがここで分かります。
お化粧して品もある亜也だけど、怒るとすごく恐いのは読んでてクスってなりますね(*^_^*)
基本的に女装したらかなり綺麗なキラキラ女子に変化・・・というのはマンガではよく見かけるのですが、亜也はしっかり男性を残した女装でお気に入りなの。
脚もしっかりと筋肉もついててガタイも良し。
お化粧はしているけれど、それでも男性らしさもある亜也がいいなとお気に入りです。
亜也の想い
コミカルさのある中に、亜也の十馬への想いがちょこちょこ出てきてこれがまたイイ！
最初はすごくかっこよく登場した亜也だけど、本当はオネェなので女装とか綺麗でかわいいものが好きなの。
そんな自分を変えてまで十馬に仕えたいと思う亜也がたまらない。
その理由はラストに出て来るけど、亜也にとっては十馬は特別なのだろうな～と感じることができます。
といっても亜也は・・・十馬と体の関係を持ちたいとかそんな風にははじめは思ってなかったみたい。
意識し出して「抱きたい」と思ったのは十馬の方が早い。
早いんだけれど・・・ここは下克上。十馬は抱くより抱かれる側になるのよね(*^_^*)
絵柄からそうだろうな～とは思ってましたけど！！！実際この逆転がイイ。こういうのがすごく好きだからテンションあがりまくりでした。
と・・・実際二人がちゃんと合体するまでに【堤】という男の邪魔が入るのですが(^_^;)
下克上
堤に拉致された十馬ですが、ここで堤から匂わせ発言があるのですよね。
「あいつ良かっただろ？」って。
それに怒った十馬は・・・「亜也は俺のモンだ お前なんかに絶対渡さねぇ！」ってね(*^_^*)
それを助けに来た亜也がしっかり聞いててキュン・・・ってなってる表情にププって笑ってしまいました。
かっこよく扉を破壊して登場した亜也なのに・・・乙女の顔してる(≧∇≦*)
でもすごく亜也も強いから、当然堤は・・・ぼこぼこに（笑）
このシーンが一番好きかも(*^_^*)
その後、家に戻った二人ですが・・・ここでも十馬は亜也を抱く気満々。
でも実際は・・・反対なんですよね(≧∇≦*)
このとき亜也は言うの。ずっと十馬を想ってきたけど側にいられるだけで良かったって。
拒否されたら側にいられないからそういう関係はあまり望んではなかったみたい。だけど十馬はやる気満々。
堤にも抱かれてたと勘違いしてたみたいで(^_^;)
「ふふ心配しないで 抱かれてないから」
からの下克上～！！！
「私のこれもお邪魔していい？」って上品に言ってるけど、場面とのギャップがまた面白い！
エロはあって、それなりにエロいけどこの逆転が好きで何度も読み返してしましまいた★
亜也の「普段は大事にしまってる」って言うセリフが何気にツボです(*^_^*)
決めたら一直線！
十馬のキャラってわりと一貫してるのが良かった。
女性にはちょっとだらしなさもあった彼だけれど、昔から一直線な所があるのですよね。
だから亜也の事を受け入れたら・・・と思いながら読んでだけど人間早々変わるわけではない（笑）
女性にだらしないのは相変わらず(^_^;)
それを亜也に咎められるところが面白かったです。
亜也に嫉妬された十馬がガッツクのも良かったし、終盤はキュン要素がたくさん詰まってました！
十馬が抱きたいというのなら抱かれてもいいとまで思った亜也だけど・・・十馬は抱かれたい方になっちゃってて(≧∇≦*)
道具をささっと出す亜也なのですが、かっこいい仕事モードの亜也がかわいいポーチから道具を出すというシュールさ。。。
このギャップがこの作品の面白いところでもあります(*^_^*)
極道×オネェ＝亜也の魅力をすごくよく表現した作品だなぁ～とススさんに感心しちゃいました★
坊ちゃん色に染まりたいと言ってた亜也ですが・・・実際は十馬の方が亜也色に染まりつつあるこの展開・・・素晴らしかったです(*^_^*)
感想まとめ
ヤクザの世界ではあるのですが、LOVE要素の方が強いので極道もの苦手～という人でもけっこう手が出しやすい作品だと思います。
何より・・・時にはかっこよく・・そして時にはかわいい亜也にハマる！
亜也みたいな強くて綺麗な男（オネェ）が受でももしかしたら良かったのかもしれないけれど、個人的には亜也・攻で萌えたし正解だったなぁ～と感じました。
女装してもガッチリとしたあの体格。
これがイイ。
ススさんの作品はほんと読みやすくて好きだな～と改めて。
気になった人はぜひ★
電子書籍
コミックス版
