【陽だまりスターライト】コミックス版の紹介です。バラ・単話配信で読んでいた作品のコミックス版が出ました。
【陽だまりスターライト】作品紹介
コミックス版
作家 | いちかわ壱 |
出版社/レーベル | リイド社/SPコミックス mimosa |
発売日 | 2020/2/6 |
満足度・オススメ度 |
内容紹介
内容
兄弟愛と恋愛で揺れる、義兄弟の愛の行方。 塾講師の葵は、血の繋がらない高校生の義弟・陽人と二人暮らし。陽人のことが大好きな葵は、両親の死後、二人だけの家族として愛情をかけて育ててきた。 溺愛するあまり生徒達に弟離れを提案されながらも迎えた陽人の18歳の誕生日、例年通り祝っていると、陽人が「あなたの恋人にしてください」と言ってきて――…!?
作品評価
ストーリー | |
胸キュン | |
切なさ | |
エロ |
注意ポイント
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【ネタバレ注意】【陽だまりスターライト】感想
義兄弟BLのピュアラブになってます。かわいいお話で好き。
弟の陽人の真っ直ぐな感じがとても良くて、読みながら応援したくなるくらいの健気さ。
もちろん兄の葵も陽人の事は溺愛しているけれど、両親がいないので自分が親代わりとして守ってきたというのもあり・・・家族愛から恋愛感情に発展してく過程が面白かったです。
義兄弟ものですが、ドロドロとしたものは一切無し。
ただただ胸キュン・ピュアな二人を堪能する・・・そんな作品でした。
18歳の誕生日
兄の葵は両親の死後、弟の陽人をさらに溺愛して面倒を見ているという仲良し兄弟。
そんな陽人も18歳。
彼の誕生日に葵は・・・「ずっとずっと前からあお君のことが好き」と告白されてしまいます。
最初は家族としての感情だと勘違いし、嬉しくおもう葵ですが・・・「弟じゃなくあなたの恋人にしてください」と言われ・・・
葵は家族愛と恋愛感情の違いは何かに悩みながら葛藤していくことに。
ずっと陽人だけを考えて接してきたから、1番は陽人なのですが・・・なかなか葵もその違いに気付きにくい環境にはいたのですよね(^_^;)
陽人のことは大好きだし、彼の事を一番に考えているけどそれが今まで当然だったから・・・恋愛感情か?と言われたら違うし家族愛だけ?と言われたらそれも違うような気がするし。。。
こういう絶妙な感じがとてもこの作品のみどころで良いところではないかなと思います。
二人はお互いしか見てないけど、その微妙な感情の違いに気づいていたのは陽人が先。
まぁ・・・葵の方が鈍感であることには違いないです(笑)
だからこの陽人の18歳の誕生日での告白は・・・二人の関係を変化させるには大きなきっかけであったことは間違いない(*^_^*)
離れていくと知って・・・
陽人に友人が出来てその子といる時間が増えていきます。
と言っても・・・その友人は陽人が葵の事を好きだとすぐに見抜いていい相談相手なのですけどね★
それを葵は知らないから、彼の中でモヤモヤっとした感情が生まれます。
それに加えて・・・・陽人が地方の大学を受験すると知らされて・・・
離れていくと知った葵は。。。
陽人に側にいて欲しいと縋り付きます。
葵自身は陽人の気持ちを尊重したい気持ちもすごくあるけど、側にいて欲しいというのは本音なのだと思います。
でもきちんと陽人の口からどうして地方の大学を選んだのか理由を聞かないと判断はできないので・・・きちんと聞くことに。
陽人が地方に決めた理由は・・・
葵から離れるためだったみたいですね。
恋人にして欲しいと言ったけど、葵がそれを受け入れるとは思ってはいなかったみたいで。
だからって好きだという気持ちは捨てられない、大事なもの(葵)は変わらないからそれなら離れるしかないと考えた結果の地方受験だったようです。
こういうのも重なって。。。葵はちゃんと陽人の気持ちを受け入れて恋人になることができたわけですが(*^_^*)
あまあまな告白
二人の気持ちが重なる場面は本当にあまあま。
胸キュンを通り超して・・・ピュアすぎる二人にちょっと恥ずかしくなってしまったくらい。
それがイイ。
陽人の気持ちが伝わって・・・葵に返して貰えて良かった(T^T)ってなりました。
ラストは恋人になった二人ですが・・・お堅い葵がね~。
ちょっと二人のエロも期待したけれど、そこまでははっきりとは描かれてなかったです。
恐らく・・・そういう関係にラストはなったのかな!?とは思うけど、ちょうどその直前でお話が終わった・・・
消化不良は否めないものの・・・想像しながら本を閉じるのも悪くない。
カバー下の幸せそうな二人を見るだけでほっこりしました。
この二人はいつまでも仲良くラブラブなんだろうな~って思ってしまいますね(*^_^*)
感想まとめ
義兄弟ものではあるのですが、わりと安心して読める作品。
エロもないので初心者さんも読みやすいかと!ただ・・・義兄弟BLにありがちな背徳感はあまり感じられないので、その背徳感に苦しんだり葛藤するのがいいのに~!という人には物足りなさもあるかも。
個人的にはどちらも好きなので、今回の作品も愉しく読めました。
一途でピュア・・・それが最初から最後まで一貫していたのでこういうのもアリだと思います(*^_^*)
かわいい作品でした★
電子書籍
コミックス版