ディアプラスで連載中の夏目イサクさんの最新刊『花恋つらね8巻』が発売されました。今回は紙電子同時発売でしたね!
もう読まれた人も多いのではないでしょうか。
8巻は、なんと!7巻から2年経過したところから始まってますヨ!二人とも高校生ではなく20歳!?
二人は仲良しで相変わらずなのですが、惣五郎が大役に抜擢されて・・・少しピンチ!になりそうな予感。
今回はどのサイトでも一斉配信されています♪
何巻続いても変わらないかわいい二人にキュンキュンしちゃう!
作品の内容紹介/テイスト・満足度
内容紹介
蔦丸と惣五郎の従兄・武市は、惣五郎の祖父・菊右衛門が当初からこの事実を知りながらも静観していることに疑問を抱きはじめ……? 梨園の御曹司同士の恋絵巻、引き継がれる想いと絆の第八巻!!【全189ページ】
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【花恋つらね8巻】推しポイント&ネタバレ感想
今回も面白かった~。何がいいってやっぱり20歳過ぎた二人だから、将来的な事が徐々にはっきりしてきたというか。
より真剣な気持ちになっていく二人にきゅんってなります。絶対別れずに幸せになってほしい。
2年後からスタートの8巻
そうそう!!!8巻では7巻より2年が経過していて、源介が一人暮らし始めてました☆
冒頭に昼間からイチャコラする二人でしたが。。。そういう事だったのか~!!!ってなりますよね(笑)
ドラマとかCMとかで大活躍の二人を見ていると、この2年はかなり順調だったのかな?と思います。
舞台では、必要最低限の事しか話さない二人。周りにバレないように気をつかっているらしい。
そんな二人の様子を影からこそっと見に来ている蔦丸が・・・なんだか憎めません(n*´ω`*n)本当に心配しているのでしょうねこの人は。。。
放っておけば自然消滅するとも思ってたようですが、二人の意志は蔦丸が考えていたよりも強かった、というのが読んでてわかりますヨ。
源介&惣五郎が武市・蔦丸に自分たちの関係を邪魔しないでほしいとお願いする場面が掲載されていて、真剣な気持ちがすっごく伝わってきました。
武市と蔦丸は二人の事というよりも歌舞伎界の事を考えてというのはわかりますが・・・あれだけ二人の意志が強いとなかなか無理やりに・・・とはいかないですよね。
今後どう行動にでるのか気になります。
菊右衛門さんがキーになりそう
武市は・・・菊右衛門さんに二人の事を相談しようと蔦丸に言うのですが、ここで蔦丸は菊右衛門さんが二人の関係をすでに知っていると知りびっくり。
知ってて何もしないというのがさらに驚きだったようです。
菊右衛門さんと寿一郎さんが共演NGになるほどの険悪な仲だと思っている蔦丸は、惣五郎と源介の仲を知って無反応でいる事が信じられないようです。
まぁ確かにそうですよね。
すっごく嫌ってる相手の孫に自分の孫の将来が変えられてしまうかもしれない、しかも男性同士でっていうのを考えると蔦丸が青ざめるのもわかります。
でも当の菊右衛門さんは。。。二人の事に関しては口に出す予定はないようですね。
二人の関係が順調で舞台が良くなるならそれでいいというスタンスで今はいるみたい。
今後どうなるかはわからないけれど、今は菊右衛門さんに反対されるということだけはなさそう
寿一郎・菊右衛門の共演NGに疑問を持ち始めた源介は・・・
蔦丸が寿一郎・菊右衛門が共演した舞台の録画を見ていると・・・源介がやってきます。
源介は二人の共演を見るのが初めてだったようで。。。かなり驚いていました。
共演している二人はとても素晴らしいので、やはりどうしてNGになったのか、その原因が何だったのか疑問に思う蔦丸。
そしてそれは源介も同様。
源介は、惣五郎との練習のために惣五郎の家にお泊りに。
惣五郎に、二人の仲互いの理由を知っているかと尋ねた源介ですが、惣五郎は『今更』と言ってあまり興味はなさそうでした(-_-;)
それよりも、二人が共演した舞台の録画があると知ってそちらの方に興味を持っていかれた感じです☆
源介から二人の共演がどれだけ素晴らしかったのか、息がぴったりだったのかを聞きさらに観たくなったようです。
惣五郎と話していた源介は、ここで菊右衛門さん・寿一郎さんが幼馴染だったと知りびっくり。さらには菊右衛門さんと奥さんもまた幼馴染(3人が幼馴染)と知り・・・
源介はまさかの三角関係では!?とちょっとふふってなるような答えにたどり着いてました(-_-;)
疑問が残ってしまった二人は、3人をよく知る人物に聞くことにします。
久々の熊じぃ
二人の仲互いは、おばあさんを取り合ってケンカしたのでは?という惣五郎・源介の考えを聞いて大笑いの雲之介。
当時もやはりそういう噂は飛びかったようです。
でもそれは、違うということで・・・
ただ、三角関係のもつれではないというのはわかっているけれど、仲違いの本当の理由は雲之介さんも知らないらしい。
まぁ二人だけの秘密・・・だったのでしょうね。
誰にも話さずに何を言われても聞かれても共演NGを貫いた二人は。。。ある意味スゴイなって思ってしまいました。
ちょっと寂しいですけどね。
源介は、雲之介からあれ以上のコンビを見たことがないと言われてさらに色々と知りたくなったようです。
寿一郎さんの最高の相方
源惣コンビの話を雲之介さんから聞いた源介は、以前寿一郎さんに言われた事を思い出していました。
そして彼が言っていた『最高の相方』が菊右衛門さんではないかという考えに至ったようですね。
この時に、寿一郎さんの病床で源介との会話の回想が入るのですが・・・菊右衛門さんとの事を思い出しながら話しているのかな?なんて思ったらかなり切なくなってしまいました。
もう一度一緒に舞台経ちたかっただろうなぁ(´;ω;`)ウゥゥ
寿一郎・菊右衛門さんの源惣コンビの話を聞いた源介は、自分の代でもう一度最高と言われる源惣コンビを復活させたいと決心する場面があって、その表情がかなり好みでした~。
確かに相方になれればその舞台の間は一緒に居られますもんね。
惣五郎に大役がまわってくる
舞台を順調にこなしていく惣五郎に・・・菊右衛門さんから大きな話を聞かされます。
それは「弁天小僧 菊之助」という役。見どころ満載の大人気作の主役に抜擢された惣五郎は・・・まずは源介に相談。
最初は、憧れていた役ができることに浮かれていた惣五郎だったけど、、、現実はそう甘くはなかった・・ということでしょうね。
思った以上にプレッシャ―を感じてしまって。。。大丈夫かしら!?という状態に。
白浪五人男の録画を探していた惣五郎は。。。ここで気になる段ボールをみつけて中を見てしまいます。そこには源介の家の家紋が入った手ぬぐいとビデオが入っていて・・・!?
手ぬぐいを大事にしまってたかと思うとほろりときちゃうのですが(´;ω;`)ウゥゥ
菊右衛門さんにとっても寿一郎さんとの思い出はきっと。。。大事なものだったのでしょうね。
ほんと二人の関係は切なくてギュギュってなってしまう。
惣五郎は、みつけた録画をみてみると・・・そこには寿一郎・菊右衛門の姿が。それを見ていた惣五郎の顔がね・・・きっとすごくいい舞台なのだろうな~って思うような表情!
気づいたら菊右衛門さんが隣にいてびっくりしたけど。。。
なんだか昔の録画を見た菊衛門さんの「下手くそだ」というセリフを読んでまたまたギュっとなってしまいました。
どうして仲たがいしたのか?という惣五郎の直球の質問に、菊右衛門さんは『未熟だった』という答えだけ。
何が未熟だったのかな・・・これはいろいろと意味を含んでそう。
花恋つらね9巻は少し波乱の展開になりそう!?
なんとなく、後半を読んでいると9巻は怪しいなぁ・・・って感じがしました。
まずは・・・2人の関係が表に出てしまうのではないかな?と思えるような展開だったり・・・。
忠さんから玉乃屋の大事な一人息子だから、奥さん迎えないと血が途絶えてしまうと言われて現実を考えてしまったり。。。
彼でさえそういう考えだから、誰も味方がいないと考える惣五郎が追い詰められなければいいけど。
さらには。。。
弁天小僧で大苦戦の惣五郎。菊右衛門さんやほかの人からの連日のダメだし。
しかも今回は、かなりきついことまで言われています。
どうなる惣五郎!?ということろで8巻が終わっているのでかなり気になる展開です。
なんとか納得いく弁天小僧が演じられますように。
描き下ろし
今回の描き下ろし・・・いいですね(n*´ω`*n)ちょっとお酒が入ってやる気満々の源介・・・
いつもは惣五郎に気遣ったりしてるけど、なんか強引な感じが新しい!!!
描き下ろし最高~!!!
さらに電子限定のおまけはカラーでした☆このおまけも思いのほか大満足なお話で・・・ヨカッタ!!!
感想まとめ
普段は雑誌で連載を読んでいるのですが、こうやってコミックスでまとめて読むと面白さが倍増!
流れもあって8巻というのに全然飽きない・・・とっても面白かったです。
8巻ラストがやや不穏というか、心配なだな~と思う場面で終わっているので、9巻がかなり気になります。
いい展開になればいいですが、もしかしたら9巻は少し暗くなったりするのかしら・・・
何かあっても二人で力を合わせて乗り越えてほしいですね。