お前にいてほしいからに決まってるだろ!からのあまあま展開に・・・・
はい、再び恋する暴君8巻の感想です!すいませんねほんと・・・
簡潔にまとめるのが苦手で(;'∀')こんな長文をいつも読んでくださる皆さんに感謝です。
特に8巻は・・・何度読んでもはぁ~~~~~~ってため息がでちゃうんです。
最初はつらい・・・つらすぎる・・・の展開からの素敵な展開が待っていますのでね(n*´ω`*n)
8巻はほんと読んでもらいたい巻でもあります。9巻もいいし・・・あっ全部いいということで(笑)
何度読んでも飽きない作品ってあるんだなぁ~~と思うモノの1つでもあります。
恋する暴君8巻の感想その壱
こちらの記事はその弐になります。まずは①を読んでみてくださいね♪
恋する暴君8巻:後半のあらすじ
先輩からそばにいろよと言われた哲博。嬉しさのあまりキスをしようとする哲博ですが・・・先輩は倒れこんでしまいます。
そんな先輩を見てこれほど参っていたとはと感じ、今まで以上に先輩を大切にしようと心に決めます。
先輩のペースに合わせて・・・と思う哲博でしたが何やら先輩の様子がおかしい・・・・
とうとうあのツンデレ先輩からの・・・・・・・?????
恋する暴君8巻感想その弐は以下より。 ネタバレ含みますのでご注意を!
やっと戻ってきたぁ・・・
先輩が倒れてしまい、甲斐甲斐しく世話する哲博。
先輩が食べてる姿をニコニコ見てて、そんな哲博に「何見てんだよ!食いづれーよ!!」の先輩がすごく好きです(n*´ω`*n)
あ~やっと元の2人にもどったぁ・・・と安堵しました。
ですが…実は哲博も先輩も今までと違った感情が出てきていましたネ。
哲博は先輩がこれほど参っていたということに、自分の気持ちばかりで先輩の様子に気が付けなかったことを反省している様子。
そして兄の国博の言葉を思い出し、先輩にとって自分を選んでくれるということは自分が思っている以上に時間のかかることなのだと実感します。それでも自分のことを考えてくれた先輩をまた愛おしく思ったに違いありません(n*´ω`*n)
そしてもっと先輩を大切にしなきゃ・・・と思う哲博。
それはそうと・・・先輩はね・・・何やら様子がおかしくなってましたね。反応がかわいくてかわいくて。
あのいちいち大げさな反応がかえって新鮮で(笑)
だけれどすごく哲博が気になって仕方がないというのも伝わってきてね・・・
ツンデレくんて結局は自分からはいけないのですヨ・・・来てくれたら来てくれたで文句はいうのですけど、うれしいんですよね(笑)
なかなか自分からいけないものだからちょっと近づいてみたり、横に座ってみたり・・・。
かわいすぎて。これまた先輩が近づいてきてるのに気づかない哲博とかあぁぁぁぁ~もどかしい!!!と。(笑)
言葉にするって大事!
2人の様子がねぇもどかしくてもどかしくて。でも今回動いたのはなんと先輩!!!
横に座ったのにお茶を入れようと席を立った哲博の袖を思わずつかんでしまいます。
とっさに手が伸びてしまったのかはっとする先輩。そして何でもないとこれまた言ってしまいます。
「何かあるなら言ってください」
感想①でも書きましたけれど、こういう哲博の物腰の柔らかさが先輩を時に素直にさせるのだと私は思うんですよね・・・。
すると先輩は勇気を振り絞って口を開きます。また・・・何か怒ってるだろ?と。
なんで怒ってるかと思ったかというと、哲博が避けているように思ったからだそうです(n*´ω`*n)
気にしだしたら普段気にしないことまで気になるというパターンなのかもしれませんねぇ・・・。
避けてません、避けてるじゃねーかの言い合いは、私としては微笑ましくて。。。だってねぇ・・・なんで避けてるかと思ったかというと哲博が自分に何もしてこないからっていうじゃない?
きゃ~ですよほんと!!!
自分でもあれ?口走っちゃった?みたいなんでかぁぁぁ~~~~~って顔真っ赤にする先輩がもう愛おしくて(n*´ω`*n)
恥ずかしさのあまりにまた強烈なツン発動しちゃってるのですがここでも哲博の雰囲気がね!
やっぱり言い方が優しいというか。このキャラ設定よくできてるなぁ~ってほんと思うんです。
先輩がどうして手を出してこないんだ?みたいなニュアンスのことを言っちゃってすごく恥ずかしがってるところにちゃんと哲博は「もちろん俺は先輩に触れたかったですよ・・・当たり前でしょう・・・?」って言うんです。
こういうのがツンを抑えるには大事なんですよね・・・。そしてちゃんと先輩の納得いくように説明できる哲博くん素晴らしいです!!!
先輩が悪いんじゃない、先輩は自分が無理させてきたのにしっかり考えてくれてうれしい答えをくれた。だから先輩のこと本当に大事にしたいんです・・・なんて言われた日にはねぇ~。
でもここもよくセリフ考えられているなぁ~って思うのですよね。
先輩のきもちを・・・一番に考えたいんです・・・
このセリフからの、センパイは今・・・どうしたい・・・・?センパイのしたいように― です(n*´ω`*n)
私はこの時のね・・・哲博が超かっこよくてですね・・・いつもへらへらの感じが全くしなくていつもはやさしい顔なのにきりっとした感じといいましょうか。すごく好きなシーンでもあります。
時間のかかることだってわかってますから
センパイのしたいように・・・と言われた先輩はというと・・・そんなんじゃない、ただお前が怒ってるとおもったから謝ろうとしただけだと言います(-_-;)
謝ろうとしてるようには見えませんでしたけどね・・・えぇ・・・・。(笑)
何を謝ろうとしたかというと、研究室で資材を手渡した時に思わず手を振り払ったことがあったんですよね。
その時のことを怒ってると思ってたようです。
でもね、ここも哲博は言うんです。
手を払いたくなるような手が触れる事をいやとか怖いとか思わせた自分が悪いからと(´;ω;`)
ちょ・・・・エンジェル具合が・・・私にはまぶしすぎて若干そこまで卑屈にならなくても・・・と思っちゃいます。
そして時間のかかることだとわかってるので気にしないでほしいと伝えます。こういうのがまた先輩の本音を引き出すんですよねぇ・・・。
お前 オレがやりたくてやったことなんか一度もねぇっつったの・・・
まだ気にしてんだな・・・
あの時もカッとなって言っちゃった先輩でしたが今回は自分の言葉で冷静に伝える事ができましたね。
すごく先輩なりに必死に伝えようとしているのがわかって胸がアツくなりました。
言葉足らずなんですよね・・・。でも状況からして確かにそうだよねぇ~って思うこともあるので言い方間違えただけで先輩も間違ったことを言ったわけではないです。
心底嫌だったら・・・お前ブチ殺してでもやってねーし・・・!!
もうねぇ~あのツンデレ兄さんからのこのセリフ・・・。最高です。
この時の表情がね・・・こういうのを言うのもすごく必死なんだろうなあ~って。
そんな必死な先輩にもちろん哲博は・・・・・・・・・・・・・・・もう好きで好きで仕方がないのだなぁ~と。
ほんとにここからの流れはね・・・私のはーと全部もってかれたぁ・・・・ってくらいの展開でした。
本当に大好きですよ・・・
ごめんね これからはなるべく困らせないように・・・・
そんな哲博に思わずキスをする先輩・・・。転げまわるかと思いました。今でもこの流れは胸がぎゅ~ってなります。
顔を真っ赤にしながらあれこれいう先輩も大好きです!!!
て思ったら・・・いつもの哲博ですねえ~まったく~下半身が反応しちゃってまぁ~((ノェ`*)っ))タシタシ
解ったから・・・もう逃げないって・・・
今回の先輩はほんといつもと違いましたね。こういうのを待ちわびてましたヨほんと・・・。
先輩からちゃんとアピールするなんてね。どれだけ勇気がいっただろう?
あのツンデレ兄さんがですよ?きっと哲博から来ても受け入れたでしょう。
でもね今回は哲博が今のうちに逃げてくださいって言ったんです。
きっとこの時の必死な哲博みて先輩も愛おしくて仕方なかったのではないかしらね~。
きゅんきゅんしっぱなしでしたワタクシ。。。
ここからのエロは・・・ほんと読んでもらいたいです。
素直になってるレアな先輩もみれますよ。そしてちゃんと先輩の性格を知ってどうかわかりませんが、先輩を操ってる哲博がね~。
エロの時には逆転しちゃうこの2人!!!(笑)
そしてこのエッチの時の哲博の涙・・・・もうもうぎゅ~^では足りないくらいですね・・・
雑巾絞りくらい何度もひねられたような気持になりました(笑)←(笑)ってかいてますがワタクシ号泣しております(;'∀')
そんな哲博の髪の毛を触りやさしく抱き寄せる先輩もすごく良くて・・・。
いいもの見せていただいた~~~!!!と感無量。
一度素直になればすべてがうまく流れていく・・・
気持ちが繋がった!?2人ですが、ここでやっと哲博は言っていなかった就職のことを話します。
「やっと言いやがったか」
先輩はこういったけれど、ちゃんと就職のことを聞けるタイミングってここでしかなかったと思います。
まだわだかまりがあって、疑心暗鬼になっているときに聞いてもまた喧嘩ごしになっちゃってしっかり哲博の意見とか気持ちきけなかっただろうし。
とても穏やかな気持ちで先輩も就職のこと、哲博の気持ちを聞くことができたんじゃないかなぁ?と思います。
そばにいろって・・・そーいうイミで言ったんじゃねぇし
先輩からのセリフって一つ一つ本当にきゅんってきたりグサってきたりしますね(笑)
もうね・・・すごくセリフに重みがあるというか。
だからこそ言葉少なくてもしっかりと哲博にも伝わるのかなぁ?
そして哲博の「ずっとそばにいさせてくださいね」がなんとも・・・。
いてくださいねではないんですよね。「いさせてくださいね」なんです(´;ω;`)
そして先輩の返事が「勝手にしろ バカが」です。この2人はこんな感じで進んでいくんだろうなぁ~。
先輩にはほんと哲博みたいな性格の子が合ってる。というか、哲博しか無理なんです(〃▽〃)
最後はほんと元の2人に戻った感じでしたね。
べったべたの哲博にイライラする先輩。ちょっと切ない展開から始まったので最後のほうでこの2人のいつものやり取りが読めてすごく満足です。
だけれど8巻はそのいつもの展開にまた一つ違う展開が★
面接が上手くいった哲博ですが早速研修が。
離れたくない、離れたくないの哲博に言った先輩の言葉がね~。私も嬉しかったです。
お前の家はここだろ?オレの家もここなんだし
俺はどこにも行かねーから頑張って行ってこい
このセリフもね、7巻からの流れがなければ絶対先輩から聞くことができなかったセリフだと思う。
先輩もなんだかいろいろとけじめがついたというか、哲博と一緒にいる事をちゃんと自分で選んだんだなぁ~と思えるようねセリフでしたね。
いつもはツンデレでけんか腰だけれど、こういうことをサラリと言えてしまう先輩が大好きです。。。
描き下ろし あのとき。
これは絶対読むべき!倒れたときからエロまでの先輩視点のストーリーです。
もうね・・・ほんとうにこれを読んでキュンキュンしまくったといいますか。
あ~こんな事あの時考えてたんだ?とかいろいろと知れてすごくいい描き下ろしだったと思います(n*´ω`*n)
ほんとなんだかんだ理由のいる先輩なのね!と思って読みました(笑)
まとめ
7巻から切ない展開が続きましたが・・・読み終わって大満足の1冊でした。
あの切なさからの8巻の終盤。破壊力半端ないです。
胸がぎゅ~~~~~~って何度なったろう?あまい箇所でさえ私は胸が締め付けられる感じがしました。
本当に大満足。先輩と哲博がすれ違って誤解して、そして気持ちをぶつける事ができてさらに近づいて・・・
すごく夢中になった1冊でした。
長編の面白さってこれなんだよねぇ~と。1巻~は本当に軽いノリで進む感じがするのですがそれが巻を追うごとに2人の関係性が増していくんですよね。哲博のきもちってすごく重いものなんだけれど、先輩がちょっとずつ妥協して寄り添って、そして自分の気持ちを認めていく・・・中にはものすごく葛藤もあっただろうし・・・。
恋する暴君は2人の視点で読めるというのも面白さのひとつ。
哲博目線でみればノンケの先輩を好きになって振り回され切なくなることも多いけれど、先輩目線だとノンケであってホモ嫌いなのに哲博にすごく好かれて・・・ホモは嫌いなのに哲博は特別になっていく過程というか。
ちょっとずつ気持ちが見え隠れしての8巻!そして描き下ろし!!!
本当に面白かったです。
また長くだらだらと語ってしまいましたが・・・。超おススメですのでまだ読んでいない人もお手に取ってみてほしい作品です。