きゅん多めヤンキーBL!気になる2組の恋模様
SHOOWAさんの作品です。ヤンキーもの大好物ですが、こちらはヤンキーな感じが全面に出ているっていうとちょっと違うかも?
ヤンキーとそのギャップを楽しむ作品かもしれません。こちらの作品、主役2人もキャラ濃いのですが脇キャラがすっごく好き!脇役の子達がとってもとってもいい味だしててクスクスと笑ってしまいます(//∇//)
【イベリコ豚と恋と椿。】作品紹介
コミックス版
作家 | SHOOWA |
出版社/レーベル | 海王社/GUSHComics |
発売日 | 2012/2/10 |
満足度・オススメ度 |
Contents
- イベリコ豚と恋と椿。
- イベリコ豚と繁殖小屋
- BAD ROMANCE in ブタ
- 目覚めの日
- 繁殖小屋は貸し出し中。
- イベリコ豚と王様ゲーム。
内容紹介
内容
ストーリー | |
胸キュン | |
切なさ | |
エロ |
注意ポイント
【ネタバレ注意】【イベリコ豚と恋と椿。】感想
1度読んだ時に「う~ん・・・」と思っても2回、3回と読み返してみて欲しい作品。味があるとはこういうことなのね・・・と納得してしまいます。
登場人物
入江×椿
入江(攻)
通称イベリコ。「イベリコ豚」のリーダー。炒飯組の長男。
椿(受)
入江に男惚れし、次第に好きになっていく。椿建設の長男。まっすぐな男の子
源路×吉宗
源路(攻)
入江のお目付け役で2年生。吉宗のことが好き。
吉宗(受)
入江のお目付け役で3年生。過去に何かトラウマがある。
イベリコ豚と恋と椿のみどころ・好きなところ
最初は荒いかな?と思った絵柄でも、読み進めるとどんどんと味が出てくる・・・そんな絵柄です。
特にワタクシ・・・椿と吉宗が好きで。(きっとSHOOWAさんの受の顔が好きなのかもしれませんね♫)
ストーリー展開も、コミカルなところ、キュンとするところ、シリアスな感じもバランスが良く、すごく引き込まれます。
以下好きなところを簡単に書いていきますね。
椿がすごくまっすぐでかわいらしい
「イベリコ豚と恋と椿」とタイトルにあるように、イベリコさん率いるイベリコ豚に椿が遭遇したところから2人のストーリーが動いていきます。基本、イベリコさんと椿のストーリーなのですが、ちょいちょいイベリコ豚のみんなが絡んできて面白いです。
椿が入江に魅せられて距離を縮めていくのもきゅんとなるし、2人がチュー♥して椿がだんだんとかわいらしい顔になるのも好き。
入江入江でもはやワンコみたいになっている椿ですが、なんというかまっすぐな男なのですよね。
オバカなくらいまっすぐで、このまっすぐさがなかったら入江(イベリコさん)と椿はくっつかなかったかもしれません。
まっすぐだからこそ・・・・2人がいざ!という時にも悩んじゃうのですよね。
入江のバナナが俺のバナナにハバナイスディ
ほんとうにSHOOWAさんの言葉選びのセンス!!!めちゃくちゃ面白いの。サラサラ読めるストーリーだけれど細かいセリフまで見逃せないというのがこのコミックスの特徴かもしれない。
このセリフは・・・入江と椿がそういう雰囲気になって先に進む・・・となった時に椿が悩むシーンです。椿はこの時入江にしばらく会わないと言っちゃうのですよね。それは、入江は挿れる方だからいいけれど、自分は受ける側。
受けてしまったら自分の中の「男」がなくなってしまう気がしてすごく不安になるの。恐い・・・そう思う椿。
こういう気持ちってあると思うのですよね。元からゲイとかではない椿ですので・・・。でも何もしていないのになぜに椿は「受」だと思ったのでしょうね。
入江を見てて自分が挿れたい!とは思わなかったのかな?体格的にも・・・やっぱ俺が受だよね~ってなったのかしら!?
それに入江の「男!」みたいなところに惚れているので入江に対して「抱きたい」という気持ちが起こってこないのかもしれないなぁと勝手に想像しました。
恐いけれど会いたいと思う気持ちや、ちょっとした気持ちと行動がバラバラなところとか良く描かれていてキュン♥となる箇所も多い作品です。あと・・・クスッとしてしまったのは、
入江が苦難を乗り越え 手に入れた
2人の愛の時間 青空手コキ
(笑)青空の下で2人椅子に座って手コキし合っているのとかほんとうに面白いなぁと・・・。しかも無言のコマ・・・見せ方お上手ですわ。
まぁ・・・しっかりとT子描かれていないから最初読んだときは2人でなにしているのかな?と思ってしまいましたが✩
イベリコ豚のメンバーが面白い!
モブキャラなのにモブで終わらないとことが面白い作品だと思います(((o(*゚▽゚*)o)))ほんとうにキャラがすっごくいい!面白い!
普段目とか描かれないほどの脇キャラたち・・・・でもでも仕草とかセリフとか入江のために頑張る姿とかほんとうに可愛らしいし好きです!特に・・・ニヘイくんかな?まんまるお顔の子!あの子が大好き。
繁殖小屋もこの子が主導で建てたっぽいのでね・・・なんか小屋のネームセンスがストレートすぎて面白いです(//∇//)
源路と吉宗
入江と椿のストーリーで1冊・・・と思いきや、こちらイベリコ豚と恋の奴隷。で主になる2人の始まりのストーリーになっています。
源路の淡い・・・そして激しい吉宗への感情。吉宗は。。。知らなかったとはいえなんか酷いですよね(笑)
それでも成り行きとはいえ源路を受け入れる吉宗ですが。。。吉宗にはトラウマのようになっている過去がありました。吉宗の過去編は・・・かなりイタイ・ツライです。この「伊賀」という男がクズすぎて、もう見てられないですね。
この吉宗の裏ビデオ・・・これから出てくるのかしら?ただこの過去編の救いは、刺青彫師の人がいい人だったこと。吉宗に這い上がるきっかけをくれた。
戻りな 君はこっち側の人間じゃない
ちゃんと日の当たる所にもどりな
きちんとそれから日の当たるところへ戻った吉宗をみたら・・・やぱり心の底では抜け出したいと思っていたのだろうなぁと思いました。
それに・・・そんな吉宗に一途に想いを寄せる源路がいてとてもよかったと・・・そう思わされる過去編でしたね。
源路の葛藤
イベリコ豚と恋と椿というタイトルなのですが、、、後半の2人のストーリーが印象に残りすぎて「恋の奴隷」ではないかな?と思うほどです。
源路は、「ストーカーを撃退してくれたお礼」で吉宗と寝ることができたのですが、それが返って源路の中での気持ちを強めてしまったといいますか・・・。吉宗が何を考えているのかわからないから余計に葛藤しはじめます。
付き合いたいという源路に吉宗はそんな気はなさそうですしね。
付き合ったりしたら
本命の彼女出来た時もめっだろ!めんどくせーだけだから
それでもなんとなく食い下がる源路が好きですね。
やっぱりどこか諦めのある人って、こういう一途な気持ちを向けられることで心開いていくと思うのですよね。
吉宗はカラダは許しているけれどこれもきっと源路だからこそだと思うし、源路ガンバレ!状態です。
これは・・・恋の奴隷に続きます。
まとめ
さらっと読めるのになぜか何度も読み返したくなる作品ですね。ワタクシのランキングでも長編モノでランクインしています。
できれば、もっと入江と椿のストーリーが読みたかったのでそこらへんが今回はマイナス1のところでしょうか。。
どうしてもエピ的に、入江×椿よりは源路×吉宗の方が強くなってしまうのでもっと入江×椿中心の1冊だったらよりよかったなぁと思いました。
ただ!!!源路と吉宗は先が気になる!ということで・・・続けてイベリコ豚と恋の奴隷。の感想を書こうと思います♫
電子書籍
コミックス版
イベリコ豚と恋の奴隷。