年の差カップルのBL。ジェネレーションギャップを乗り越えて・・・
いやぁ・・・これ最後まで読もうか迷ったんだけれどこのコミックは良かったかな。
表題作の話は特にすきとかそういうのはないんだけれど、「外面だけは王子様」というのが気に入った!!!
コミュ障の幼馴染と外面はいいけど本当は凶暴な子とのお話。
これはかなり面白かったですね。
やっぱり幼馴染ものって面白いなあ~と思う今日この頃。
作品紹介
内容紹介
メモ
大学生の彼氏はカワイイんだけど、外なのにキスをねだってきたり、とってもグイグイくる。
もしかして俺のこと“慣れてる”って勘違いしてる? これは、ちょっと、いやかなりまずいぞ……?
ガツガツ系わんこ×ビビり系カフェ店員の表題作、ほか高校生のバカなくらい真剣で切ない恋をお届け!
(単行本描き下ろしは大量70P! 初えっちあり!)
ココに注意
恋とはバカであることだのネタバレあり感想レビュー
主人公の真木信二(32)と恋人佐山(20)のBL。
真木にとっては初恋人で佐山は結構モテて恋人は何人もいたんだそう。
そして佐山は真木は男と付き合うのは慣れていると思っているらしく初恋人がやっとできた真木が年上・経験者ぶってがんばるお話です。
年が12歳も違うのでカラオケとかに行くとジェネレーションギャップを感じでているとかあるあるですよね。
5歳くらいでもかなりのギャップはあるというのに一回り違うとね・・・そして佐山は若いからねぇガツガツくるんです(笑)
お泊りしたいしたい、家行きたい行きたい。。。
そして家に来てもいいよとオッケーサイン出したとおもったら勝手に予定キャンセルで。。。20代の子ってこんなのかしらね。
大人な真木は了解とだけメールを返したんだけれどそれも気に入らないようで。
真木の家に来た佐山は逆ギレしてるんだけれど、先に予定ドタキャンしたことを謝れと真木に言われます。
シンプルにごめん
これ笑っちゃいました。
もちろん真木もこの謝罪を聞いて
あっ!?謝る気あんのか!?
と怒ってます。これもジェネレーションギャップの一つなんでしょうね。
佐山はちょっと自己チューというか感情が抑えきれないところがあるようで・・・。本当に俺のことが好きなの?なんて迫ってみたり。
キスもイチャイチャもしたいけど、いつも自分からだとすねちゃってます。
好きだという真木をベッドへ連れて行き←真木の家なのに佐山が誘導しちゃってます(笑)
俺・・・男同士でするの初めてでわかんない、から 真木さんが教えて・・・
真木だって初めてなんだけれど
よっしゃ任せとけ!
なんて言っちゃうところが愛らしいです★
当然できませんよね~。それを見破られた真木はさんちょっと泣きながら佐山が初めてなんだよ・・・
セッ●スとかしかことないし キスしたのも佐山が初めてだった
好きになったのも おまえが初めてだよ
こんなことを告白してしまって恥ずかしいと思う真木に対して佐山はすごく喜びます。そして可愛すぎだと嬉しさを爆発させます(笑)
その態度を見た真木は驚くとともに
なんだコイツ!?バカか!? ていうか、そっか コイツもバカか
必死になってた俺もコイツも結構バカじゃん
と思って今まで年上だとか経験者だと思っているからだとか色々と悩んでたことが一気に解決します。2話ではガツガツの佐山が早く真木と結ばれたくて一段と積極的になるんだけれど佐山の積極的さとは裏腹に真木はなんだかんだで避けちゃいます。
そんな時に佐山が大学の友人を紹介したいとお店に連れてきます。
恋人と紹介するんじゃないかとハラハラする真木。だけれど佐山は真木のことを仲良しの店員さんと紹介します。恋人と紹介されるのは嫌だったはずなのに、恋人と紹介されなかったことにショックを受ける真木。
そしてその友人たちが佐山が大学でモテているだのなんだのと話すので真木も気になってしまいます。それを聞いてからちょっと気まずくなってしまった真木はまたまた佐山を避けだします。
でもね、佐山も結構学習しているようで。。。以前ほどガツガツしなくなっちゃって無理強いは絶対しないの。結構健気くんです。
でもあまりに露骨に避けてくる真木に対してちょっと切れちゃって。もういいよと言って2週間も音沙汰なしになります。
気になる真木はなんと大学まで偵察に~。
運悪くばったり会っちゃっうのですが佐山は冷たく何しに来てんの?といいます。そう言われてついに切れちゃう真木。言いたいことを言います。←これが結果的に良かったんですけどね。
おっさんにこんな・・・こんな頑張らせんなよ
個人的にはこれツボ。このセリフ大好きですね。言い合いして和解してしっかり身体も結ばれます★
佐山がリードしているのがちょっとウケますが。この2人の続きとかみたいけど、これで終わりなのかなぁ~。
外面だけは王子様
この話好きです。
秋は俺がいなきゃダメなんだから 俺からはなれんなよ
そんな約束をした小学生の頃。だけれど10年後には外面だけはよくて秋には意地悪な潤也。
といっても意地悪なのは小学生からではなくて幼稚園からという・・・。
家も「お隣」の幼馴染なんだけれどね。潤也の愛情表現が好きな子には意地悪しちゃう系な感じがかわいらしい。
意地悪なのに何かあるとしっかり秋の面倒を見ちゃうところがね~。ツンデレもいいところですわ。そんな時にクラスの男の子に秋を構っていることで悪口を言われた潤也。
そのことを秋と潤也は一緒に聞いているんだけれど潤也は大人な感じでスルーします。だけれど自分と一緒にいることで潤也が悪く言われると思った秋は潤也を避け始めます。
そんな時に秋に話しかけてくるメガネ君登場。
コミュ障の秋がその人とは話しているように見えた潤也はちょっと面白くありません。秋の家で今日の訳わかんねーデブと何話してた?と聞きます(笑
もうね秋の家だというのにガンガン扉をけっちゃう潤也・・・。
でも意地張っても潤也にドアを開けろ!と言われると開けちゃう秋もかわいいですよね・・・。
俺以外に頼ろうとすんな
俺以外と話すな
俺以外には嫌われろ
なんという独占欲~。そう言いながらチューしちゃう潤也。かわいいとボソっといっちゃいます。
はっと気づいてうるせぇちげぇよバカ 忘れろ!というのですが
さっきのは忘れんなよ! キス!
なんかよくわかんないけどね、可愛いなんておもってねぇよ!でもキスは忘れんなということでファイナルアンサーでしょうか???
そして秋も昔の約束を潤也が覚えていたことに驚き、高校も一緒に行くために猛勉強したであろう潤也のことを思いやります。
ちょっと頬を染めている描写がかわいいですね★第2話ではキスをした後の朝・・・潤也はそのことを思い出しておきます。
今までの我慢が・・・くそっと言っているので我慢してたのかぁ~潤也という感じです(笑)どうして会えばいいか自問自答しているんだけれど、秋はごくごく普通に接してきました。
秋の反応があまりにそっけなくてイライラする潤也。
秋のやつマジでなんなんだよ
キスだぞキス この俺がキスしてやったっつーのに
もやもやMAXの潤也が可愛くて仕方ないですね。潤也は秋に受け入れてもらえるとおもっていたのかな???
ともやもやしている潤也は積極的です(笑)
秋に明日俺んち来い!と上から目線の命令ですけどね。
そして翌日・・・自分ちに呼んだのにしっかり服とか着込んじゃっている潤也。
そレとは反対にボロっボロの服で来ちゃう秋。そして家につくなり風呂はいれとか~。おいおい何するつもりなん~???お風呂入ってきた秋にムラっときちゃって押し倒しちゃう潤也ですが秋にビンタくらいます。
なぜかボロボロと涙を流している秋。そんな秋をみて
泣くほど嫌かよ俺と・・・俺とこういうことすんのはといい、こういうことって?と秋に聞かれるとエロいことと素直に答えちゃう潤也。
嫌だよ
笑。このコマの2人の真っ白かんがたまりませんね~。秋は付き合ってもないし、男同士だし。と言いますが潤也はキスしただろ?といいます。
キスはしただけだろ、すきとか言ってないじゃんと秋。
じゃぁ好きって言やぁしてもいいのかよ
という潤也に対しかぁ~っと顔を赤らめる秋。そんな秋を抱きしめて
まぁ嫌いではねぇよたぶんってさ~。なんなん好きっていえねぇのかよ!!!と突っ込んじゃう私。顔真っ赤にしながら嫌いではねぇよたぶんだって~抱きしめながらいったところでねぇ・・・。当然秋にも突っ込まれますがね。俺ルールでいいんですって~。
そのあとは・・・やろうとするんだけれど最後まで入らなくてべ、結局スマタしちゃいます。
潤也かわいいね。結局全部いっきにぶち込んでしまいたい!という衝動にも打ち勝って秋のためにスマタで許しちゃうんですよね~。
その行為のあとのカレーはちょっと肉多めの秋なりの「愛情表現が」あって良かったです。
余白の潤也のすきなものランキングと秋の好きなものランキングが書いてあったんだけれど明らかに潤也が手直ししたであろう1位から3位まで潤也というのにウケました。
ほんと潤也のツンデレ感たまりませんね~。
あとは泣けない嘘つきという短編。
これはあまりツボりませんでした。というかちょっとくらい嘘つかれてなんでそこまでなるん?という不思議。
共感できなかったので・・・。
絵は相変わらず綺麗で丁寧で読みやすいです。私はエスケープジャーニーがやっぱり好きかな~。