水名瀬雅良さんの『極上の恋人』って実は2015年に感想を書いたのですが、面白いことにこの記事いまだにけっこう読まれるんです。
あまりに酷い文章なのでず~っと見て見ぬふりをしてきたのですが、さすがに読まれる記事を放置しておくのはダメだと言うことで・・・手直しすることに。
水名瀬さん人気BL漫画家さんで雑誌でもよく見かけます。
そして読んでます♪
その作品の中でも・・・こちらの極上の恋人は長期連載なので気持ちの移り変わりが面白くてよく読み返します。
ちょっと当て馬くんとの関係にはモヤモヤですが、年下攻ということもあり勢いがあっていいですよ!
極上の恋人1巻 作品情報/内容あらすじ
極上の恋人1巻 ネタバレあり感想
敏腕マネージャーと俺サマ新人モデル
敏腕マネージャーの匡弘が銀行の副頭取の息子の良海のマネージメントを頼まれることから話がスタートしていきます。
この事務所の社長は匡弘の義理の父親。 良海は自信家な生意気高校生です。
匡弘にとって最初の印象は最悪なようでした。
でも写真撮影されてる良海を見て 性格は最悪なガキだが思ったより使えるかもな とモデルとしての良海には惹かれたようです。
良海はというと、自信家でもあり親も権力のある人なので何でも手に入って思い通りに生きてきた子です。
だからモデルを軽い気持ちで「顔やスタイルがいいから」と始めたみたい。 トップモデルになれると自信があるようですがそう簡単には行きませんよね。
まだまだ実力不足。 ある日、モデル事務所の瞬(匡弘がマネージャーをしているもうひとり)がオーディションに合格したのでご褒美のキスを匡弘におねだりしていました。
そしてキスをしているところを良海が目撃してしまいます。
ニヤリ←なんか企みましたね(笑)
見~ちゃったと言って匡弘にあんたホモなんだ って聞きます。
匡弘はクールに そうだ それがどうした と。。。
このクールさがたまりません~。
ほんと私ツンデレ系大好きですからこのクールな受というのがストライクなんです。
良海は「マネージャーがホモなんて最悪じゃん」なんて言ってますが・・・これがぞっこんになっちゃうんですよね!
良海が意識し始めたのは・・・たぶん車のなかで匡弘にキスされてからでしょうね。
匡弘はからかうつもりというか・・・業界にはホモは多いぞということでキスしたのでしょうが・・・火をつけちゃったなという感じです( ´艸`)
ですが・・・瞬から匡弘はトップモデルのアキトと付き合ってるらしい言われます。
アキトというのはこの良海ですら憧れる本物のトップモデル。
良海と匡弘の初エロは興味で
良海から家へ連れて行けと言われ,仕方なく自宅へ招く匡弘。
そこにはアキトとの写真が飾ってありました。
実は・・家へ行きたいと言ったのは良海が相談があると言ったからなのですが・・・その相談というのがね男同士のやり方です(^_^;)
業界でゲイが多いと言ったのは匡弘。
そういうお誘いもたまにあるだろうと言われそれならば教えてくれよ!という感じですね。
匡弘の言葉を逆手にとって寝ちゃうところはスゴイなって思いました。
だんだんと執着が現れてくるのでそこはみどころ。
身体を重ねたことで良海の匡弘への気持ちが恋に変わっていったなと感じます。
そして。。。。ここから色々と変わり出しますヨ。
匡弘の言うことはちゃんと聞いたり(≧∇≦*)ここら辺はかわいい高校生です。
俺サマなんだけど・・好きな相手が強いとワンコみたくなるタイプかもしれません。惚れた弱みと言いますか・・・
売れたら専属になってやる
良海は権力者の息子ではあるのですが・・モデル界では単なる新人・・・。
仕事もそう多くはありません。
一方、匡弘は良海の他に何名ものモデルを抱えているようです。
良海は匡弘を独占したくて仕方がないんですね。
自分だけのマネージャーになれと言うのですが、何も仕事をしていないモデルの専属になったら暇すぎるじゃないかと(笑)匡弘に言われてしまいます。
「売れて忙しくなったら専属になってやるよ」 こういうセリフでうまいこと転がされちゃうんですよね・・・かわいいわワンコちゃん(〃・ω・〃)
さらに・・・アキトと俺どっちがいいんだよという問いかけに、「アキト」と返ってきたもんだからそりゃぁもう闘志メラメラ。
嫉妬しまくり。
勢いのまま良海は匡弘をソファに倒して二度目のエロ!
そして第2ラウンド~というところでベッドに移動すると・・ベッドにはなんとアキトが寝てたという(゚Д゚)
どういう・・・展開!?ですよほんと。。。 結局良海は帰れと言われ・・・若干傷つきながら匡弘のマンションを後にします。
匡弘とアキトのちょっと変わった関係
確かにこの2人は付き合っているんですよね・・・?と思ったら・・付き合ってるわけじゃないけど夜を共にする関係だと。。。
ただ・・・だいぶ長い付き合いのようです。
匡弘が良海と寝てたと知っても動揺もしない・・・
「俺以外に夢中になるなよ」 って言うだけです。。。
自分に自信があるのか何なのか・・・。。。
大人~な2人ということですね。
1巻の最後でも、良海と匡弘が寝ているとわかる状況で帰ってきて顔色ひとつ変えない・・・ ほんとに好きなの???って言いたくなりました(^_^;)
それに比べて・・・良海は若さがあってこう!って思ったらもうそれ以外考えられない不器用な感じもあって。。。
嫌なヤツなんだけれど、なんか応援したくなりますね。 だいぶ振り回されてますけどね。。。2巻が楽しみです。
極上の恋人1巻 感想まとめ
1巻はまだまだ恋愛未満!という感じでしょうか。
ちょっと不思議な関係です。
モデルとマネージャー。。。匡弘中心に、良海、アキトが両端にいるのですが。。。
匡弘からはアキトへの恋愛感情も見えにくいので案外良海も頑張れるじゃないかなと思う。。。
絶対的な信頼があって誰と寝ててもいいよ~みたいなスタンスだったとしてもなんだかなぁ。
良海と匡弘は身体から始まる関係ってかんじだったかなと思いました。
何でも手には入ると思っているからこそ、今の状況に必死になっちゃうのかもしれません。
ということで、1巻の感想でした。 あまり上手い具合に書き直しできた気はしない・・・・(笑)