おススメボーイズラブ!仕事も恋も最高のパートナー
社長と秘書っていうのはそれだけで萌えポイント高し。なんていうんでしょう・・・こういうのは仕事は社長が、恋は秘書が主導権!?っ的なものがいいのでしょうか。
私の場合・・・社長と秘書の組み合わせだとやはり恋の力関係的には 秘書>社長 というのが好きデス。俺様社長も嫌いではないですが(n*´ω`*n)
評価・満足度チャート
- 全体的にまんべんなく評価が付いてバランスのいいコミックス。
- 3つのストーリーから構成されててそれぞれ全く異なったテイストのものなので読み応えがあり満足度は高い。
- 1作目はドキドキ甘く、2作目はほのぼの甘く、3作目は切ないけど甘い
社長と秘書、愛の証明/町屋はとこ/コミックス情報
「疲れてるくらいが興奮するんですよ」
有能でエロイ。秘書の小山内は、Hのスケジュール管理もバッチリ。一方、カッコよくキメられない&鈍い。社長の吉住は、ヘタレ。――しかし、オトナのくせに不器用な恋の駆け引きによって、お互いが思いもしない、いとしい“真逆の姿”が現れる……!?
ココに注意
社長と秘書、愛の証明の感想は以下より。感想にはネタバレ含みますのでご注意ください。
作品の見どころ、気に入ったところ
このコミックスは3つのストーリーから構成されています。どの作品も全く別物のストーリー。関連性はないです。
面白いなと思ったのが、1つのストーリーごとに描き下ろしが追加されているということ。
1つ目のストーリー+描き下ろし、2つ目のストーリー+描き下ろし・・・・と言う感じです。最後に描き下ろしではなく、作品ごとに描き下ろしです!
3カップルのストーリーなのですがどれもすっごくいいですね。どれも最後は甘さがあるのですが、その甘さ具合が全く違う・・・
これは恐らく読んだ方はどれか1カプは必ずお気に入りが出てもおかしくないなぁ~と思うくらいの作品だと思います。
ちなみに・・・私は傷を負った人が再生していくようなストーリーが好きですので、3つめのカプでしょうか。。。
社長×秘書、幼なじみ、部下×上司 これらのカプにそれぞれの味があって本当に楽しめると思います。
社長&秘書 愛の証明
こちらはね、、、冒頭からエロでしたので読み始めは「えっこんな感じのストーリーなの?」と思いましたが、社長が本当にかわいらしくて。この冒頭のエロはお疲れハイ!という作品。
疲れ何だか・・・という疲れすぎると💛というやつなのでしょうか。秘書くんがせっせとやろうとするのですが「眠るぞおれはっ」という社長。ですが結局煽られて~という展開。
そしてそして最後の社長のくっさ~いセリフにぜひ注目していただきたい。
これは言った本人も聞いた人も笑う~((ノェ`*)っ))タシタシ
今回の社長と秘書っておそらくなんですが2人で会社を立ち上げたのかな?公私ともにパートナーってなんだか素敵。だけれど社長くん、やってる時に「気持 いい・・・」でそのまま爆睡って(;'∀')
これは地味に傷つきますね(笑)
それでもこのカップルは私はとにかくこの社長に注目して読んでもらいたいです、すっごくかわいいの。
何がかわいいかって、自分ツッコミが激しい。
気持が高まったときの「おちつけムスコよ///の箇所が私は大好きです←ほんとかわいい。
そして描き下ろしは、わたくし騙されましたよ~。まさかの○○オチですか!!!っもう!!!
まぁ良かったですが、本当にオチがついてて良かったですが、途中泣きそうになりました。
無精ひげ生やした社長がなんだかすごくかわいそうになってしまいまして(;´・ω・)でもこの描き下ろしは最後にはあま~~~~い気持ちにさせてもらいました。さすがです。
幼なじみ 初恋が実るまで(タイトルではありません)
こちらもね、幼なじみだからこその良さがありましたね!胃袋がっちり掴んでるからもうそこで決まってたようなものだったのかしら。
こちらのストーリーはほのぼの進行していく感じがまた心地いいです。こたつにミカンって最強のアイテムですぞ。
そして「両想い」という言葉が懐かしい単語だなというセリフがあるのですが、納得。本当に両想いって言葉って若いうちしか使わないわ(n*´ω`*n)急にドキドキしている2人が初々しくてこっちまで恥ずかしくなりました。
町屋さんのセリフ回しってわりとクサめなのですが、逆にこれがいいと言いますか。。。
そしてこの幼なじみカプには衝撃的展開が~~~~^!!!まさかのハメ撮りですかΣ( ̄□ ̄|||)。アングルがすごいです(笑)
結局最後はレンズ越しじゃ満足できない~でした((ノェ`*)っ))タシタシ ごちそうさまです。。。
上司×部下 今日幸せな愛を知る
これが一番最後のカプです。あまあま展開が続いて最後にはしっとりと切なく甘いモノを・・・。
お互い傷を持っている二人が寄り添い再生していく姿がすごくよくて、温かい気持になりました。
仕事マシーンのような上司が実はすごく悲しい過去を背負って生きているというのを知ります。そして傷を共有するかのように自分の秘密も話す部下。
一緒に地獄へ落ちませんか?
上司の桐原が自分が落ちることでしか自分を許せないのだろうからと、これは峯村(部下)なりのやさしさだったのですよね。なんとかこの人を救ってあげたい、救えたらと・・・。
本当にここからはこの2人が少しずつ気持が寄り添って生きていくのがわかって胸がぎゅっとなります。
自分の為に一生懸命だった峯村に近づきたいと思うようになった桐原。。。セリフが一つ一つよく考えられていて本当にポエムのようだけれど胸に響くと言いますか。
傷ついた2人が寄り添って、傷を共有して愛し合うって彼らなりの「愛のカタチ」が作中に描かれているなぁと思いました。
救ってあげたいと願った峯村ですが、最後には桐原からたくさんの幸せをもらってたんですよね。ちょっとオトナなストーリーになっているのですが、最後の無言で進む数ページが素晴らしいです。
ひとり空を見上げる桐原。それを後ろで見て少し目を伏せる峯村。それでも一緒に座り、一緒に空を見上げる。
空には流れ星。それを見て少しうれしそうにする峯村の頭を自分のほうに引き寄せる桐村・・・
抱き寄せ合って2人で空を見上げるシーンで終っています。
二人のこれまでの関係にすごく似ていますよね。
ひとりで見た空、後ろからでは何も見えないし顔もわからない。それでも隣に座って彼がみているものを見ようとしてみる。
見上げた空には希望の星である流れ星が・・・
最後は寄り添って同じ目線で同じ空を見ているという感じですね。とてもとてもきれいな、そして心に残るラストだったと思います。
無言の数ページだからこそ、読み手としてはその余韻に浸れると言いますか。
このストーリーは最初でも真ん中でもダメで、私は最後だからこそしっとりとこの余韻に浸れたなぁと思います。
切ないけれどどこか温かくなるような、そんなストーリーでした。面白かったです!!!
まとめ
くすっと笑えるし、甘いしエロもしっかりあるし、どの作品もかなり楽しめる1冊ではないでしょうか。町屋はとこさんは私はこの作品を読んですごく気に入ってしまい、その他の作品も読み漁ってしまいました(;'∀')
中でも原作がある「恋とはよべない」は男の人の心の揺れだったりがよく表現されててすごく楽しめました。
個性のある作家さんでハマります★
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