連載再開!ディアプラス12月号掲載分の感想。花恋つらね2巻に収録されるストーリーです。
久々ですね(o^―^o)楽しみにしていました。ちょっと切ないところで終わっていたので本当に気になってたんです。。。今回はちょこっとすれ違いというか溝がさらに大きくなってしまったような気がします。
切ない展開ではありますが、なぜか夏目イサクさんのこの切なさは楽しいなとさえ思ってしまいます。このお互い好きなんだろうけどすれ違っちゃうみたいな甘酸っぱいカンジがたまりませんね。
花恋つらね第9話 掲載誌情報
このストーリーが収録されている雑誌はこちら。
Dear+ (ディアプラス) 2016年 12月号
電子
来月配信です。また配信日が分かればお知らせします(o^―^o)
花恋つらね第9話の感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。
花恋つらね最新話の感想です。コミックス派の人、ネタバレ不要な方はご注意ください。感想にはネタバレ含みます。(しかも盛大)
二人にとっては歌舞伎も大事なもの
いやぁ今回も引き続き切なかったですね。なんというすれ違い・・・。惣五郎はおそらく源介個人が好きなんですよね。だけれど源介はとにかく惣五郎を見つめていた時期が長いんです。だからこそ・・・・歌舞伎もまるっと含めて惣五郎の全部が好きなんじゃないのかなって思うんですよね。
自分が歌舞伎をするときには隣にいて欲しい、誰にもとられたくない一緒に演じたい。
源介なりにかなりのアツイ気持ちなのではないのかな?と思います。ただ・・・・惣五郎はそれが一緒には考えられない。
歌舞伎は歌舞伎、人は人。だからこの2人には溝ができてしまうのかなと思います。
「早くこっちに来てほしい」というのは・・・歌舞伎も含めて公私混同で隣にいることを望む源介の気持ちなのでは!?といいように解釈しています(n*´ω`*n)
「芸は心からだろ」
彼らは男女の仲を演じる事が多いと思うので、源介の言葉はきっと「俺の事もっと真剣に好きになって欲しい。その上でいい演技をお互いしたい」という事なのかな。だからこっち側にというのは自分はもうそのような感情を持ってるから惣五郎も~!という風に今は考えています。
さて、今回は惣さま涙の回です。。。初めての失恋で色々な感情を知ることができましたね。きっとこれからそれが演技にも生きてくるのではないかと思います。ここで・・・・ライバルらしき人が出てきて源介が焦る展開になったりするのかもしれませんね。
というか、きっと演技を通して惣五郎の気持ち・源介の気持ちがお互いに伝わっていくのかな?
源介の惣五郎への執着心は、相方としてのものだった。
初めての”失恋”に惣五郎は・・・・・?
涙涙の惣五郎
冒頭から・・・涙に明け暮れている惣五郎の場面から。もうすっごく泣いたんだなぁというのが分かります。そして学校もさぼってしまうという。。。
思い出せば涙、考えても涙。
はじめての失恋にどうしようもない気持になっていますね。
いやぁ~男の子が失恋で涙で目が腫れているのってすごくキュンなんですが。しかもあのツンデレ自信家の惣五郎が・・・。すごく純なんですよねやっぱり。最初は源介からの意味深な発言から徐々に好きになってしまったのですが、ふたを開ければ・・・惣五郎がショックだったのもわかります(´;ω;`)
惣五郎はヒロトに相談することにしました。
ヒロトは惣五郎が失恋したことを聞き驚きます。というのも、惣五郎から源介に告白されたと聞かされていたからですね。
「役者としての松川惣五郎が好きだったってだけで・・・」
「個人的なことじゃなかったんだよ 俺の勘違いだった」
という惣五郎。このことを聞いては~とため息のヒロト。
会いたくないと思う惣五郎に、この先舞台でも一緒になることがあるのにそうやってずっとあいつを避けながらやってくのか?と尋ねます。
断られた方がどんな気持ちかだなんてわかってなかった
翌日、惣五郎は学校へ行きます。歩きながら今までの自分の事を振り返るんですね。
今までフラれた事がなかったこと。
告白されたことは何度もあるけれど、断られた方がどんな気持ちかだなんてよくわかってなかったと。
自分がフラれた事で色々な事に気が付いたり、いろんな感情が分かりだしたようですね。普通にしてた事が出来なくなっていると実感する惣五郎。こういうのが経験値をつむというのだと感じます。
(今まで知らなかった感覚をつかんで)
(芸の肥やしにしていく)
惣五郎はそう思って源介の事も肥しに!と思う事で平常心を保っているようです。
「惣五」
振り返ると源介がいました。「おはよう」とすんごい笑顔で挨拶してきます。
さっきまで源介は肥しだ!肥料だ!と思っていた惣五郎もいざ本人を目の前にしたらドッッドッドッ・・・・心臓がうるさく鳴り始めてしまいます。昨日休んだ事を心配する源介に、「大丈夫だよ」とそっけない返事をする惣五郎。
「・・・・惣五 どうかしたか?」
そういって手に触れようとしてきた源介の手をパシッと払いのけてしまいます。
これは無意識に惣五郎もしてしまったのでお互いにびっくりした様子。
(どうしよう)
源介に会ったら普通に接したいと思ってたのにそれができなくて戸惑ってしまいます。
「やっぱりおとといの話がまずかったか?」
向こうで話すかと言って惣五郎を誘導する源介。
「まずいって・・・なんだよ」
舞台の帰り道にした話の事だと源介は言います。あの時の惣五郎の反応が微妙だったから気になっていたようです。昨日ライン送ったのもスルーされたしと・・・。
「相方になって欲しいって話やっぱりまだいうの早かったよな」
「まだ学生だしこんなの重いって・・・わかってんだけどさ」
あの時ならば言ってもいいかなと思って言ってしまったという源介。でも惣五郎の中では問題はそこではないんですよね(;'∀')と思っているところでまたまた源介が言ってしまいます。
「お前にも早くこっち側に来てほしくて」
(早くこっちに来て欲しいからからかな)⇦以前の源介のセリフの回想。
源介はライバルでもいいけれど一緒にやった方が絶対面白い事ができると思うんだと伝えます。源介は本当に歌舞伎が好きなんですねぇ!!!歌舞伎バカだからこそ、そんな歌舞伎の相棒に惣五郎になってほしいって伝えるのは本当に愛の告白だと思うんですけどね(n*´ω`*n)
惣五郎は違う風に受け取っちゃうわけです。前にそういわれた事で舞い上がっていたのですが、
(あれはそういうことだったのか)
(こいつはほんとに役者バカなんだ)
ずっと板に立つことばかり考えていて自分が源介に惚れてた事などきっと一ミリも考えてないんだろうと思います。
「お前の言いたい事はわかった」
「でも約束はしない」
惣五郎の言葉に再び固まる源介。
「おれはおれで前に進む」
「その先でおれとお前がつり合う役者になってたら・・・その時どうするか考える」
冷たく言い放ちそのまま源介に背を向けて歩きだします。
俺はこの先も歌舞伎の世界で生きていく
歩いていると、ヒロトに会います。惣五郎はヒロトに、源介と話したと伝えます。
「避けてなんか行かねぇよ」
(だっておれはこの先も歌舞伎の世界で生きていく)
そこには当然源介もいるのだからこんな事で無駄に醜態はさらせないと強く思います。
あいつ以外いねぇんだ
一方源介サイド。西田くんが源介に話しかけます。
「なんか・・・フラレた」
驚く西田くんですが、源介は惣五郎にしか興味がないのでその相手がすぐ解っちゃうんですね。でも最近はうまくいってたににどうしてだ?と問うと、色々とぶっちゃけたら拒否られたと。
西田くんは吹き出しながら、「お前の執着心はちょっとキモいからな」と。彼も源介の惣五郎コレクションみてたんですねぇ~。
「開いてた心のシャッターをおろされた・・・・みたいな」
それを聞いて西田くんはいい加減にぐいぐい行くのやめた方がいいんじゃないか?とアドバイス。ですが源介は・・・
「そうやって・・・目を離した隙に誰かに取られたらどうするんだよ」
「そんな切羽詰まった状況なの?」
「あいつ以外いねぇんだ だから絶対どうにかする」
そんな源介の真剣な表情のカットで次号です。
花恋つらね第9幕の感想・まとめ
確かに・・・源介と惣五郎は全然違う感覚で歌舞伎をとらえているのかな?と思います。でも源介の言動は全部歌舞伎を軸にして話すからダメなんですよねぇ・・・。まぁそれが歌舞伎バカなのでしょうが(n*´ω`*n)
いや、歌舞伎バカだからどうしてこんなに執着しているのか自分でもわかってなかったりするかもしれませんね?それはないかな。もし気が付いてなかったら・・・歌舞伎と離して惣五郎の事を考えてみなきゃこの2人は気持ちが通じあわないかもしれませんね!
歌舞伎を通して2人の気持ちが伝わるのだろうなぁと思ってはいるけれど・・・・
この2人のおじいちゃんたちも「気が合わない」と言って仲たがいしてたけど・・・案外2人とも惚れてて歌舞伎を軸に考える源介のおじいちゃんと、一人の人間として歌舞伎と離しての気持ちが欲しかった惣五郎のおじいちゃん・・・・だったりして(n*´ω`*n)
惣五郎はもしかしたらおじいちゃんから何かヒントもらったりするのかな?と考えたりします。仲が悪かったといっても一番の理解者でもあったのかもしれないなぁと。源介のおじいちゃんが一緒に舞台にたって幸せを感じたというのはきっと惣五郎のおじいちゃんだと思うしね。
次回からどうなっていくのかな。
今回の最後からして、源介が頑張るターンなのかな?と予想はつくのですが・・・どんなきっかけで歌舞伎を抜きにして気持ちを伝えあうんだろう?って思ったりもします。次回が楽しみですね!
やっぱり源介かっこいいし、惣五郎キレイです(n*´ω`*n)面白いなぁ・・・・。