花音コミックス 猫が招く出会いと恋。ニートなアイツが実はとんでもない奴だった・・・?BL版シンデレラストーリー
2013年の作品だそうで・・・。花音は雑誌などは読まないのでお初の作家さんです★簡潔にいえばBL版のシンデレラストーリーでした(*´д`*)
ストーリー自体はなんとなく見えてありがち展開かなぁ~?と思ったのですがけっこう面白かったです!
シンデレラストーリーと言いましたが、最後まで正体は明かしてませんので知らないままです(笑)
【】コミックス版の紹介です。バラ・単話配信で読んでいた作品のコミックス版が出ました。
【君主様には敵わないッ】作品紹介
コミックス版
作家 | 秋山花緒 |
出版社/レーベル | 芳文社/花音コミックス |
発売日 | 2013/2/28 |
満足度・オススメ度 |
内容紹介
内容
ケガした猫を助けたせいで大口契約を逃した会社員・小西英二。クビを覚悟した英二に与えられた最後のチャンスは、桜庭財閥の御曹司・ヒカルの『お世話係』だった。イケメンのくせにニートで引きこもりな超問題児のヒカルに妙に気に入られてしまった英二は、セクハラにも負けず彼を更生させようとするが…!? 俺様御曹司×お世話係の身分差ラブストーリー!! 描き下ろし後日談収録。
ストーリー | |
胸キュン | |
切なさ | |
エロ |
注意ポイント
【ネタバレ注意】【君主様には敵わないッ】感想
仕事放棄でデブ猫を助けたのが全ての始まり
まず率直な感想として・・・主人公よくわかりません(笑)。仕事放棄してまで怪我した猫ちゃん助ける?
もし自分だったら・・・大口の取引なら近くにいる人に助けるようにお願いして仕事行ってしまうと思う。自分だけのマイナスで済むならいいけど、会社全体に関わることですし(^_^;)
最初読んだ時はちょっと主人公ってとんでもなく周りが見えない人なのかと思ってしまいましたヨ。
結局それで取引はダメになってしまったけれど。実はその猫ちゃんはある人の大事な猫ちゃんでここから主人公のシンデレラストーリーが始まります。
その大事な猫ちゃんが・・・なんと会社の関係の人の猫だったの。
なんなら逃した取引先の社長の猫とかの方が面白かったかもしれないですね。
主人公の小西英二は、その後社長室長の元で働くことになりますが、その仕事というのがある人の世話でした。
そのある人というのが桜庭ヒカルです。桜庭商事(職場)の社長と関係があるようです。←ネタバレですが社長本人です(笑)
吉野室長からダメニートなのでまともな人間にしてくださいとお願いされる英二。
作中ではほぼ完全にニートですが、かなりのキレ者です。そしてデブ猫ちゃん・・・ブッサイクですそのブッサイクさが可愛いし、態度もでかいので面白いです(笑)
ニートに見えて社長さま
このストーリーの面白いところは、社長とは知らない英二がことごとくヒカルのことをニートだと思って対応しているところです。
夜中のPCも友達が起きているのがこの時間だから・世界を動かしている気になると言っているヒカルに対し
人間としてだめだぁぁぁぁぁぁっぁッ
駄目ニ~トぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ
と言いながら接しています。ネットばかりだと体に悪いからスポーツしようという英二。
ですがヒカルのいう身体を動かすというのはもちろんエロいこと・・・
桜庭家のお世話係は こういう役目もあるんだよ
と言いながら迫るヒカルですが、楽な仕事だろと言われ英二はぶち切れます。
ビンタ食らわしてるけど。。。会社の大事な人をぶったたいていいんだろうか・・・?笑。ヒカルの正体知ったときの反応が知りたい( ´艸`)
英二ってけっこう感情のまま動いちゃうタイプなんですよね。大事な仕事遅刻して猫ちゃん助けるにしろ、ヒカルと叩くにしろ・・・冷静に考えたらちょっと・・・ね。
働かざるもの 食うべからずって知らねーのか!!!
かっこよくタンカ切ってますけど・・・君も仕事遅れて取引潰したでしょ(^_^;)て思っちゃう私はダメでしょうか(笑)
英二よ・・・なんでそんなに偉そうなんだ!!!ってかなりの割合で思ってましたね(´・_・`)
でもこれでヒカルにもデブ猫ちゃんのカクにも気に入られた英二なのでした・・・。
ヒカルの才能
とことんダメニートだのなんだのと言ってヒカルを馬鹿にしている英二ですけど、ある日、ヒカルの部屋をのぞくとそこにはたくさんのモニターを目の前に5カ国以上の言葉を話し、同時通訳しているヒカルの姿が。
モニターをのぞくと・・・日本先行発売のものや限定発売のもを交渉しているようでした。
ですけどここでも英二は馬鹿にしてるんですよね。
ニートだからこういうのを扱っているのかみたいな・・・。ちょっとここはえ~って思いました。
こういうので大金が入ってくるヒカルと、偉そうにしているけど会社では役にたたなかった英二と・・・どっちが仕事しているんだろうと思った瞬間。
こういうのってみんなは読みながらどう思います?私は別にしっかりと稼いでいるのならニートだのなんだのと罵声浴びせるようなことではないとは思うのですが(´・ω・`)
この胸の高鳴りは・・・
そんな英二もヒカルを意識し始めます(*^_^*)
ヒカルにアリガトウと言われた英二はドキドキしてしまいます。一旦意識するとドキドキドキドキ・・・キョドっている英二がかわいいです(笑)
ですが~そこへヒカルの友人が登場。
クリストファー・キャンベルという名前です。この方はスピンオフで出てきますよぉ~。
王子様には敵わないッ
私キャンベルの方が好きですよ(笑)俺の視界に入るのを許可してやるとかね・・いいキャラですわ。
逆に英二はこてんぱにやられるんです。「教養のない人間はこれだから」と・・・。
キャンベルがすごい重要人物だからと我慢して欲しいと言われているので下手に反撃できない英二はモヤモヤ。
ですがそこへヒカルが優しい~くフォローしてくれるのがね・・・私でも惚れてしまいます。
しかし、キャンベルと英二が2人きりになった時、キャンベルは英二とヒカルは住む世界が違う対等と思うなと言ってきます。
その言葉にズキズキを胸が痛む英二。いつかは財閥の上に立つ人間だということを思い知らされます。ヒカルの正装に「本当に住む世界がちがうんだ」と感じた英二はヒカルに
「おまえにはそっちの世界が 似合ってるよ」
と言ってしまうんですね。それはヒカルを傷付けると知っていながら発してしまった言葉。
ヒカルは地位や名誉など気にしない英二が好きなんですよね。そんな英二からそっちの世界が~と言われるとは思ってなかったと思います。
それだけは・・・お前の口から聞きたくなかった
そういってキャンベルと出かけてしまったヒカル。自分に向けられた目がひどく冷たいのが分かり、後悔とともに自分はヒカルが好きなんだと感じます。
とっとと行け このカスが
あっこれ私の言葉では決してございません(笑)デブ猫カクちゃんのお言葉です。
吉野にヒカルを迎えに行ってくれとお願いされる英二。迎えに行くと、キャンベルがヒカルからの伝言だと決別の伝言を伝えてくるのですが。
一度面倒を見ると決めたものは
そいつが死ぬまで側にいる
俺の主人を返してもらうぞ!!
と英二は言います。そこへヒカルがやってくるのですがヒカルはキャンベルに何やら薬を盛られて様子がおかしいです。
それでもお前が好きだから嫌がることはしないと言ったヒカルは随分成長しましたよね。
そんなヒカルを愛おしく思ったのか英二は我慢しなくてもいいといい、2人はイチャコラします。
実はこれがキャンベルの策略といいますか・・・そんなオチでしたね。キャンベルはフィギュアマニアでなんかすごく可愛らしく思えました。王子様~もそのマニアっぷりが発揮されてていいですよ。
まだまだ自分が本人だとは言わないというヒカル。英二には光圀ではなくヒカルのままでいたいんだと言ってたのはちょっと印象的でした。
<まとめの感想>
ところどころ英二にはモヤっとすることもあったけれど、ヒカルが可愛いので許します(笑)
なんていうか、俺様な感じのヒカルがだんだんと可愛らしくなるのは見てて面白かったですが。。。英二のギャンギャン吠えるのはちょっと疲れました(笑)
私は同じようなパターンなんだけれど、王子様には敵わないッの方が好きかなぁ。
これはキャンベル卿のお話ですよ!!!英二に敵意むき出しだったキャンベルが。。。。身分をわきまえろと言ってたのはどこのふどいつだぁ~状態です。
めちゃくちゃかわいいですよ!ということで今日の感想はこの辺で★
電子書籍
コミックス版
キャンペルのお話