【追憶】憎しみが愛に、興味から愛へ・・・いろいろな感情が混ざり合ったストーリー展開は面白かった!


私、こういう絵柄が好きなんですよね。ちょっと青年誌?のような感じの絵柄。
ちょっと昭和チックな感じ。古い時代背景にそして細かく書き込まれた背景。
すごく丁寧に描かれているなぁと思ってサンプルを見てこれは読んでみよう!と読んでみた作品。

小山田あみさんの作品を読むのは初めて。
と言ってもたぶんこれがコミックスとして出ているのでは初めて!?なのかな?
挿絵はよく描かれているようです。とてもきれいな絵ですよね。

コミックの中身はというと・・・絵柄は文句なしの魅力でしたね!
ストーリーはシリアスな展開でsしたがもう少し何かひねりがあったほうがより面白かっただろうなと思ったけれど
絵柄とストーリーがマッチしているなと思った作家さんだったので感想を書くことに。


追憶
<作品内容>
“変人”の異名を持つ官能小説家・霧村の担当となった森山。自堕落な生活を送る霧村に振り回される森山だったが、作家の亡父と彼の編集者の話をした途端、霧村の態度が急変する。荒々しく森山を抱く霧村……彼の瞳に宿る哀しみの意味は……? 陸上部の幼なじみラブ「スタートライン」も同時収録!

絵柄 ★★★★☆
ストーリー ★★★☆☆
エロ ★★★☆☆(エロはあるけれど、あっさりとした感じ)

もう少し欲をいえば絵柄がすごくいいのでもう少しエロがいろっぽかったら文句なし~!(n*´ω`*n)
ちょっと絵柄的にもかたい感じなので、エロがあるけれどエロさにちょっと物足りなさがあるのかも。






追憶 前編

ストーリーは、作品内容にも書かれている通り、作家と編集担当者とのBL。

作家である霧村は編集者である森山を探していたようですね。
というのも、森山の父は有名な作家さんだったようです。

無事に担当編集者になった森山ですが、霧村は作品の〆切より
女の子の誕生日会を大事にするような人物。

先が思いやられるという感じですが、結構森山はタフです(o^―^o)ニコ
パシリに使われても「まだ1日目だ 噂よりマシじゃないか!」。

ここまで頑張れるのにはわけがあったんですね。
森山は、編集者になるのが夢だったようです。

なぜ編集者になるのが夢になったかというと、自分の父親の担当編集者に憧れてたから。

自分が生まれてすぐに母親はなくなり、自分の父親は自分の面倒と執筆で大変だったと思うのに、
いつも生き生きとしていられたのはその編集者が付いていたからだと、
子供ながらにうれしく感じてたんだそう。

だから自分も頼りがいのある編集者になりたかったと森山は霧村に話します。

それを静かに聞いている霧村。そして口を開きます。

なぜそんな話をする

それに森山は答えます。
理由はわからないけれど、先生はわざと放逸にふるまっているんじゃないんですか?と。

それを聞いて激怒する霧村。

わかったようなことを言わないでくれるか?

君のようなお気楽なやつにとやかく言われたくないね
自分の親の死の真相すら何も知らないクセに


このストーリーでは森山・霧村の父親の死というのが深くかかわってきます。
そして、霧村は森山を押し倒し、

君ももっているんだろ?
生まれ持っての才能ってヤツを


このセリフはどうとでも取れるセリフなんですが、私は森山の父が男性と寝ていたのかな?と
このセリフからは感じました。

でも、もしかしたら「文才」のほうなのかもしれないなと思ったり。読み進めていくと、前者の解釈で良かったですが。。。

そして霧村は森山を無理やり抱きます。
なんでこんなこと?と問う森山に、

俺が今までそうしてきたように 君も俺を恨めばいい

これは霧村は森山を恨んでいたということでしょうか?それとも森山父を恨んでいたという事なのかな?
とにかく霧村は誰かを恨んで生きてきたというのだけここでわかります。

何も知らない森山はただただ流されて抱かれるだけ。わけがわからずその日の出来事で
霧村の編集担当者を外してほしいと編集長に懇願します。

ですがここで編集長から聞かされた事実。
霧村からの希望で森山は編集担当者になったということなのにどうしたの?と聞かれ
わからないけれど、森山恭一(父親)の血縁だということが原因かもしれないと話す森山。

それを聞いて編集長はある場所へ森山を連れていきます。そして言います。

彼はね 君の父親の熱狂的なファンだったんだよ

そして編集長から浅井浩蔵という男を覚えているか?と聞かれた森山。
その浅井浩蔵という人物こそ、森山が編集者を目指すきっかけとなった人物なので忘れるわけがないのですが
なんとそれが霧村の父親だいうことが分かりました。

なぜ霧村という姓になったかというと、浅井の死後に母親姓になったからだそうです。
ここでもうすでに浅井浩蔵もなくなっているということがわかります。

そしてすごくいい作品を書いてた霧村が変わってしまったのは、森山と浅井の死後だということを聞かされます。

その後、霧村が浅井として出してた処女作を読んで感動した森山は、いてもたってもいられず霧村宅へ行きます。
そして森山は霧村に言います。

18年前― 何があったんですか?
あなたは 森山恭一と浅井浩蔵の何を知ってるというんですか!?


2人の父親の死は何らかの結びつきがあるのでしょうね。
それと・・・森山と霧村は意外にも年の差でしたね。少なくとも7歳、8歳は違うような・・・。
どうなのかな?

追憶 後編

教えてくださいといういう森山に本当に何もしらないのか?と聞く霧村。
そして話始めます。

ここでいろいろな事実がわかってきます。
森山父は自殺したこと、そして浅井父が後追いしたこと。

ですが森山父は発病していて余命いくばくもなかったようです。そして知らされる事実。

2人は心中しようとしていたのさ

霧村から渡された手紙はかつて森山父が浅井にあてた手紙でした。
そこには早くあなたに会いたいと書かれていました。
そう・・・2人は恋人同士だったんですね。

霧村は父親が誇りで、仕事熱心で家に帰ってこないことは苦ではなかったといいます。
ですが、2人の現場を目撃してしまい・・・。結局夫婦仲も冷めてた浅井家は離婚。

霧村は、父親を奪った森山父と自分の父親を恨んで生きてきたようです。
自分の父親を最低な男だ!という霧村に、浅井はそんな人ではない!という森山。

浅井が自分の父親に宛てた手紙もあるはずだから待っててくださいと霧村に伝え、森山は実家へ戻ることにしました。

森山父が・・・これまた美男子です(n*´ω`*n)できれば番外編で森山父・浅井のストーリーも読めたらよかったな・・・。


実家で手紙を探すけれど見つからず、途方に暮れてた森山に・・・
2通の手紙を渡す人物が。どっから出てきた!!!Σ( ̄□ ̄|||)おじいちゃんでした。

森山父から森山が理解できるようになったら渡してほしいと手紙を預かってたようです。
1通は森山父から森山宛。もう1通は浅井から森山父宛ての手紙でした。

たんたんとこの箇所は書かれていますが、
最後の父親宛ての手紙の最期の文言はぐっときましたね。

必ず行くから 待っていてほしい  浅井

2人は深く愛し合ってたのだろうと・・・病気で余命いくばくもない森山父に対する言葉・・・
なんか切なくなりますね。

父からの手紙には、実はこんなことが書かれてたんです。
浅井を道連れにするのは浅井の息子である霧村に申し訳が立たないと。。。
だから森山父は先に自殺をしてしまったのかもしれません。

結果的には後を追ってしまったのだけれど、この2人の父親のストーリーはなんか切なすぎますね。
自分勝手といいましょうか・・・余命いくばくもないならばなぜ息子を一緒にいる時間を大事にできなかったのだろう?
なぜ人生を全うしなかったのだろう?と思うのですが

父から浅井宛の手紙に

書き上げた達成感から~と書かれているのでもう父にはやり残したことがないという気持ちがうかがえます。。。
できることなら・・・せめて後追いなどはせずに浅井父には生きていてほしかったですね(´;ω;`)ウゥゥ

森山は霧村に言います。
以前、浅井から将来有望な作家がいるから編集者になったら頼むなと言われたこと。
その言葉が自分にとっては支えになってたと。

僕もずっと先生を探していたんです

そして優しく霧村を抱き寄せる森山はなんか素敵でしたね。
2人はいいコンビになりそうです(o^―^o)ニコ

あ~なんか和装男子・・・最高です。霧村はもっとクセのある人物かと思ってたけれど
純粋で素直な子だったからこそあの衝撃的な出来事で屈折してしまった感があります。

とにかく森山のキャラがイメージ的にはきれいな水みたいな感じで浅井が浄化された!っていう
ストーリーでした(n*´ω`*n)

父親同士の想いなのかな?子供同士が逆転した立場で出会って惹かれあって恋に落ちる・・・。
父親たちの恋は結局は悲恋でしたけれど、この2人には長く長く幸せであってほしいとそう思いました。

スタートライン

こちらはね・・・絵柄はきれいなのですがストーリーがイマイチな感じでした。(私的に)
ちょっと追憶で重いストーリーを読んだので特にそう思ったのかも。

登場人物がなんていうか主な2人を除いては関係が浅いというか・・・もう少し掘り下げてあると
面白かったかな~と思います。
例えば・・・戸部のキャラがね・・・この人重要な人物なんだろうけど薄いというか(;´・ω・)

それなら幼馴染くんがその役割でもよかった気がする。。。
それか、幼馴染くんではなく武田・戸部・有馬(圭ちゃん)の三角関係でもよかった気が~。
絵柄が素敵なのでもっとストーリーに凝りがあったらコミックスとして最高ですね(n*´ω`*n)

4話の連載なんだけれど、こちらはパラパラパラと読んでしまいました。
幼馴染もの大好物なのですが、、、もっともっと颯人にはガツガツと圭ちゃんLOVE!を全面に出して
がんばってもらえてたらすんごい萌えたかも!!!

合鍵

こちらは追憶の書き下ろし。
最後のオチにはキュンとなりました。
この描き下ろしはちょ~っと甘めでお気に入りです♪

ということで、お初の作家さんでしたが楽しめた作品でした!
絵はきれいだし、丁寧だし、背景もしっかりあるし!!!また作品が出たら必ず読みます(o^―^o)

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雑談~

今日は~楽しい月曜日~!!!
わかる人はわかると思います!今日は大事な大事な月曜日!
私の期待を裏切らないでくれるでしょうか・・・どうでしょう~。

結果は・・・また明日に(笑)
Charaコミックスポイント50倍にUP!(eBookJapan)12/4まで。
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