稔ねんこさんの【神様はちょっとだけいじわる【単行本版】】が配信されたので読みました。こちらはバラ配信もされてた作品ではあるのですが、気になるなぁと思った時に単行本版の方ももう少しで配信されると知り待つことに。
基本的にはほのぼのかなぁ。切ない系?と思って読んでいたけれど、絵柄もすごく可愛らしくてそういう切なさ的には薄れるので個人的には良かったです。
キュンあまで展開は予想できるような王道ではあるけれど、辛いオメガバースは苦手だなぁという人にはもってこいの作品です。
神様はちょっとだけいじわる【単行本版】 作品紹介
内容紹介
内容紹介
『僕は将来、直くんといっしょになれるって信じてるよ』
平凡なβの直は、ある日昔引っ越した幼なじみのα・凪と再会する。
綺麗で完璧で王子様のようなαの凪は、成長しても昔交わした“約束”を大切に覚えていた。
愛おしく抱きしめられ、思わずときめいてしまう直。
ところが久々の再会を懐かしむ中、直の身体になぜか『βに起こるはずのない発情』が起きる。
それは第二の性別が数万分の一の確率で変異した兆候だった――…
大型新人、待望のデビューコミックス
◆単行本収録のあまあま描き下ろし後日談付き
◇電子限定のいちゃいちゃHな描き下ろし漫画2P収録
◆Renta!限定で紙書籍発売時の特典ペーパーを収録
ココがおすすめ
- デビューコミックスですが読みやすくてイイ。
- 絵柄もかわいらしくてカワイイ幼なじみものにぴったり。
- β→Ωに変わるというオメガバース作品
感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。
【ネタバレ注意】神様はちょっとだけいじわる 感想
デビューコミックスなんですね★
こういう絵柄が最近とても好きなので、絵柄で読んでみたいなぁと思ってチェックしてたのですがお話も読みやすくて良かったです。
デビュー作品ということもあるのか、すごく丁寧にオメガバースを描かれている印象を持ちました。
ヒリヒリするようなオメガバースも読み応えはあるけれど、やっぱり甘々ほのぼのが個人的にはすごく読みやすくて。
気になる人は期間限定ではあるけれどバラの1巻が無料で読めるのでそちらを読んで参考にされてもいいと思います!
幼なじみのカワイイお話
みどころといえば、オメガバースとしても面白いですがやはり幼なじみもの!というのが個人的にはキュンとなったポイント。
最初はαとβの組み合わせだったのですが、αの凪と再会し関係を深めていくと・・・β→Ωになってしまったという最近みかけることが多くなった設定です。
最近はこの突然変異的なのが流行なのでしょうか!?
α×αでもどちらかがΩになるという設定もありますし、β→Ωというのもあります。
どちらにせよ、二人が幸せになるための突然変異だと思っているので大歓迎ですヨ★オメガバースで一番調理しにくいのはやはりβかなぁって最近本当に思うので。。。
だからβ→Ωに変異というのは良い意味で作家さんが動かしやすいようにしていて読み手にも分かりやすくていいなと(*^_^*)
幼なじみの醍醐味というのは・・やはりかわいい幼少期が出て来るのが好きです。
あの子供の時から惹かれているような・・・特別感ある二人の空気というかかわいらしい感じにキュンとなります。
今回も絵柄がとてもかわいらしいので、幼い時の二人がもうたまらないくらいカワイイの。
幼なじみのもが好き!という人は是非是非。
凪は実はΩが苦手
αの凪は幼なじみが忘れられず、元いた場所に戻ってきます。
直のことをβだと思っていたからというのが後々わかるのですね。
凪はα家に生まれ、母親がΩ嫌い。
そして自身に近づいてくるΩの女性と関係をもつものの次第に嫌気がさしていきます。
安息を求めてたどり着いたのが直の所ではあるのですが、凪と直は惹かれあって身体の関係を持ちます。
そして直の身体に変化が。
今までβだったのにΩに変わってしまうという変異。
凪も直の身体からΩの匂いがしたと動揺してしまいます。
でも、凪はΩを良く思っていないけれど直に対しては他のΩと同じような嫌悪感は抱かなかったの。それはどうしてかと考えるのですが、やっぱり「直」だからなのかなと思います。
凪にとってはβとかΩとかそういうの関係なしに「直」に惹かれていのですよね!
オメガバースですけど、この人だから!というのにやはり萌えました。
ラストは甘々な二人なので安心して読めると思います。
感想まとめ
途中凪の婚約者という女性が出てきますが、こちらは早い段階でどういう人物なのかというのがわかるのでモヤモヤ感が少ないです(*^_^*)
王道路線なのでそういうハラハラも楽しんで読んでみて下さい♪
直がほんと可愛らしくて、この二人が凪のお母さんにどうやって認められるかも読んでみたいな~なんて思いました。
キツそうな凪ママですが、直のほんわかしたところに絆されてしまうのでは!?なんて(≧∇≦*)
また稔ねんこさんのお名前みかけたら読んでみようと思います!
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