ダリアで連載中の【コヨーテ3巻】BLコミックス紹介です。この作品は大好きで雑誌で追っています。
ファンタジーBLで、とても切ないロミジュリ展開。それでも惹かれあう二人に毎回ギュっとなりながら読んでいます。3巻は少し甘い部分もあるので切ないだけではなく、どこか希望の持てるラストですごく好き。
絵も相変わらずきれいで特に裸体が素晴らしい。エロいけど、うっとりするような・・・そんな絵柄の虜です(n*´ω`*n)
【コヨーテⅢ】作品紹介
コミックス版
内容紹介
内容
「お前に残された選択肢は『一生監禁』か『死』だ」〈人狼〉であることを隠しながら暮らすコヨーテは、
想いを寄せはじめたマレーネが、人狼と敵対しているマフィアの後継者だと知ってしまう。
裏切られたと絶望し、彼を拒絶するコヨーテ。
しかしマレーネは、一目会おうと単独で人狼の住処に乗り込んで来る。
彼を信じたい気持ちと、種族の狭間で揺れるコヨーテだが――。
全体評価
ストーリー | |
胸キュン | |
切なさ | |
エロ |
注意ポイント
【ネタバレ注意】【コヨーテⅢ】感想
これはかなりハマってる作品です。さらっと読める人外BLもいいけれど、これはまさにロミジュリ作品。
ぎゅっとなってしまう。
二人の間には色々な問題があるけれど、それでも惹かれあって強く想いあってるのがわかるから・・・幸せになって欲しいです。
座裏屋さんてほんと不思議な作家さんだなぁ~って思うのですよね。すごくエロい。。。エロいのに中身がピュアなんですよ・・・
二人の関係というか思いあってる姿が基本的に純愛そのものな気がする!!!だからよけいにハマってしまうのかな?と思います。
エロいというのは・・・絵柄がしっかりしている分本当にエロい。
エロいけど裸体がすごくきれいでお話も絵も引き込まれてしまいます。ベタ褒めなんだけど、ほめてもほめても褒めたりない!ってくらい大好き。
ちょっとエロに抵抗ある。。。という人も中にはいるかもしれませんが・・・
そういう方は【リカー&シガレット】が読みやすいかもしれませんね!もちろん、今回の【コヨーテ】も変なプレイがあるわけでもないので読みやすいとは思います★
個人的にはこのコヨーテはBL作品のファンタジーものの中ではイチオシです!!!
みどころ①見一つで乗り込んだヨシュ
コヨーテ(リリー)ともう一度話がしたくて、彼らの居住区に乗り込んだヨシュ。
ヴァラヴォルフは身体の大きいので、囲まれて怖いだろうなと思ったけど。。。凛とした姿はさすがだなと思いました。
その後コヨーテの姿を見て安堵してる姿にギュっと。。。
もう一度コヨーテに会えて読んでるこちらもほっとしました。
当然・・・コヨーテは動揺します。自分がここに来させてしまったのではないかと。
頑なに拒絶してたコヨーテではあったけれど、こういった行動はちゃんと彼の中に変化を起こしたと思います。
みどころ② 発情期
満月になり、発情してしまうコヨーテ。
ヨシュはその7日間は隣にいるのは自分でありたいとそう思っていましたよね・・・でもコヨーテは来なかった。
一人で耐えていたの。
仲間に言い寄られても、ああいう行為は誰でもよいわけではない・・・そう強く想うコヨーテはここでもヨシュの存在の大きさを実感したのではないかと思う。
見どころだと思ったのは、この発情期を耐えるコヨーテというのもあるけれど・・・その後の彼の行動。
我慢できなくなってヨシュに会いにいくのではなく、ちゃんと終わってから話を聞きに行くというのがすごく素敵なシーンだと思いました。
話を聞きに行ったときはオオカミの姿で。
これは作中に書いてある通り、話は聞くけどこちらから話すことはないという意思表示だったのだろうと思います。
でも!ヨシュの話を聞きながら最後は人間の姿に。
コヨーテもヨシュなりに事情があって話せなかったとうのを理解したのかな。すれ違っていた二人だけれど、ちゃんと話が出来て本当に良かったです。
この人間の姿になって「・・・分かった もっとちゃんと・・・あんたの話を聞くべきだった」「すまない・・こんなところまで来させて・・・っ」っていうセリフがまたギュギュっとなってしまいまして。
そのあとにギュっと抱きしめられて「愛してるよ」なんて言われたらね・・・(´;ω;`)
はぁ~この二人には本当に幸せになってもらいたい。
このあとのキスシーンがまた美しいのなんのって!!!ほんとここは注目して読んでみてほしい((ノェ`*)っ))タシタシ
みどころ③幸せなひととき
すべてを話してまた気持ちを通わせた二人。
コヨーテはキーファーに自分たちが知り合いだった事をちゃんと話します。そして彼を殺したくないと。
これは・・・コヨーテのターゲットがヨシュだからですね。キーファーもなんだかんだで協力してくれそうですし、今後は・・・
彼の動きで変わっていくのかもしれません。
コヨーテはヨシュの見張りの一人になり、彼に会いに行けるようになります。そこで…散歩をする二人がね・・・これまた胸キュンで。
コヨーテの事を話を聞いてる時のヨシュの表情とかほんと好き。
ガーランドとヴァラヴォルフの事も・・・これからの二人の未来のことも・・・「じゃぁ・・・2人でなんとかしよう」と何かするにも一緒にという感じがいいなぁ。
やっぱりヨシュって最高★って読みながらちょっと興奮。
この夜の散歩は・・・2人の絆がさらに強くなるような・・・そんな幸せなひとときだったのではないかと思います。
ども場面も素敵なんだけれど不安そうな目をしているコヨーテとは逆に、力強い目をしたヨシュ・・・そんなヨシュに引っ張られていくコヨーテがすごく印象的でした。
みどころ④また離れ離れになるけれど・・・
やっと一緒にいられるかと思いきや・・・すぐに二人は離れ離れにならなければいけなくなるの。
というのも・・・1巻ですでに消されたと思われていたハリスが生きてたことがわかります。(ハリスはドミニクとの連絡係だったようです)
彼もまた・・・ガーランド側が人質としてとらえてたみたい。その彼とヨシュを交換しようと連絡があったようです。
コヨーテは、ここからヨシュが出られるという安堵と・・・まだ彼がターゲットからは外れていないという不安、そしてまた会えなくなる寂しさ・・様々な感情を持っていました。
その後、ヨシュに会いに行ったコヨーテは・・・・二人でいられるのは今夜だけだと言ってヨシュを誘うの。
ここはほんとに見どころ!!!何度も読み返してしまいましたヨ。大好きなシーンです。
発情してないコヨーテから誘う。。。この意味はかなり大きいと思います。
ヨシュの縛ってある髪の毛をコヨーテが解くシーンがね・・・これだけでもエロって思ってしまって。。。((ノェ`*)っ))タシタシ
ヨシュの驚きの中に嬉しさがあふれ出る表情とかほんとスゴイ。
そして今回は、しっかりとコヨーテからの告白があります!
最高のシーン・・・・(´;ω;`)
離れ離れになるのはさみしいけど、もう二人の気持ちは大丈夫!って思えるので・・・今回の別れは読んでてもさみしさはありませんでした。
ヨシュの表情には強さがあるので、それも安心!って思える要因なのかなと思います(⌒∇⌒)
人質交換の時に、コヨーテが居る場所を見上げて笑顔になってるヨシュ・・・・これ読んだ時になんとも言えない気持ちになりました。
みどころ⑤これからが本格的な闘いに
おそらくこれからがガーランドVSヴァラヴォルフの本格的な闘争に。
ヨシュは軟禁されると思うので、その中でどんな風に動くかがカギになるのかも。
あとは・・前々からずっと言ってきたのですがドミニクがヴァラヴォルフだというのはほぼ間違いないのかな?と。
1巻読んだ時に彼の目が気になってたのですよね。何度出てきてもヴァラヴォルフの目をしてる。
ただ、ドミニクの言ってる「人狼の親分」というのが誰のことなのか????がわからないです。
キーファーはわりと冷静でリーダーではあるけどドミニクの言う「親分」とはまた違う気がするし・・・・
最初はドミニクがその親分なのかな?と思ったけれど、それも違う気がするのですよね・・・・。
まだまだ謎はあるけれど、とにかくガーランド家との闘争はこれからが本番なのだろうと思いました。
ガーランド家にヴァラヴォルフの関係者がもしかしたらいるかもしれないので、その人物とヨシュが手を結ぶという可能性もあるかも!?
気になる事
コヨーテを読んでいると、いくつか疑問というかこれから知りたいな~というのがあるのですよね。
- コヨーテ父(ヴァラヴォルフ)
- ヨシュを助けたヴァラヴォルフは誰か(キーファーっぽいけど・・・)
- ガーランドの長はボケているのかどうか(笑)
- ヴァラヴォルフの親分は誰なのか
コヨーテ両親の出会いとかもいつか読んでみたいなぁ・・・人間とヴァラヴォルフの恋愛・・・知りたいですよね!
まだまだ二人が完全にくっつくには色々と越えなければいけないものがあると思うけど、ハピエン信じて読んでいきたいと思います♪
感想まとめ
長い作品になると中だるみしやすいのですが・・・コヨーテは巻が進むにつれて深みが出てきてさらに面白い!!!ってなります。
出会ってから二人が気持ちを通わせるまで丁寧に描かれているので感情移入もしやすい・・・・
すごく大好きな作品です。
この作品はどハマりしているので雑誌でも読んでいます。この3巻の続きが読みたいな!という人は雑誌ブログの方にも是非遊びにきてください★
ただし!あちらは最新話のネタバレになるのでコミックス派の人は要注意。
あらかじめネタバレあっても楽しめる!という人のみ推奨です(⌒∇⌒)
電子書籍
コミックス版