ちょっとずつ寄り添って・・・ツンデレな先輩とワンコな後輩の切なく甘く激しく!そんなボーイズラブ。
もうねぇ大好きです恋する暴君!最近1巻から読み返してはウルウル、はぁ~と感動し、切なくなり、萌え転げ・・・なかなかなドハマり作品です(-_-;)だってね。。。何回読んでも面白いんですヨ。
そりゃ・・・近づいたと思ったら先輩に冷たくされて~悩んで~の繰り返しではあるんですが、
7巻以降ぐぐっと2人の距離が近づき本当に先輩の行動や言動にぎゅ~~~って胸が!!!
9巻まで頑張って頑張って電子を貫いてきたのに・・・・10巻は紙で購入してしまいましたヨ。また10巻も感想UPします。。。
恋する暴君9巻の紹介
恋する暴君 9高永ひなこ/海王社 (2014/4/10 )GUSH COMICS
評価項目 | 評価・★ |
---|---|
絵柄 | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★☆ |
エロ | ★★☆✩✩ |
独自性 | ★★★★★ |
内容紹介
先輩! もう何があっても離れませんから!
心もカラダも通じ合ったと恋人気分で意気込む森永だが、いきなり1週間の研修で離ればなれに…。
やっと先輩と会えるとウキウキ帰ってきた森永を待ちうけていたのは、鬼のような宗一だった!
優秀な助手=森永のいない間、使えない助手にキレていたのだ。
かくしてここに、新助手の面接がはじまった――! !
国博&真崎の番外決着編も収録の第9巻、大ボリュームでお目見え!
恋する暴君9巻の感想は以下より。感想にはネタバレ含みます。
恋する暴君9巻・Contents
- 恋する暴君 STEP1~5
- knockin' on your door(番外編)
- 取捨選択
- あとがき
※あとがきが237P 目です!
恋する暴君9巻・ハイライト&感想♪
9巻は森永のお兄ちゃんと真崎さんのストーリーも入ってくるので気になっては人にはお勧めの巻ですヨ。さて・・・9巻の森永とセンパイの方ですが・・・・相変わらずの森永の自己完結ループ・・・。若干イラッとするところもあるのですがそれが恋というものなのですヨ。
森永がちょこっとめんどくさすぎる子なだけできっと少しの事で嫉妬したり不安になったりしちゃう人って多いと思う。でもねぇ・・・・先輩にそんな心配は無意味だと思うんですけどね。
先輩にとっても最高のパートナー
恋愛面は置いといて・・・研究において本当に森永はセンパイの助手としては最高の働きをしているのだなぁと思うエピがありましたね。優秀な人が集まっても2人・3人でやるようなことを一人でやっていたのだなぁと・・・。
ただ、この助手決めの時にも森永の変なクセが出てきてしまって先輩を怒らせるわけですヨ。これはセンパイの気持ちわかる気がします。こんなところまで私情を挟まれたらねぇ。先輩みたいな性格で森永とそういう関係になったというのがイレギュラーなだけで全部がそうな訳じゃないのに・・・。それに相手から好意を示されたからってあの先輩が気づくとも思えませんしね(笑)
それに、自分で助手を探す手助けをしておいて美人とイケメンんはNGなんです!っておいおい・・・・(;゚Д゚)森永のこういうところはちょっとびっくりしてしまいます(笑)それこそ先輩の事わかってないよ君!!!ってなりますよね?
そして結局2人の助手が選ばれたのですが、今度はなぜ選ばれたかが気になっちゃう始末。まぁここはわからないでもないかな。自分はどさくさに紛れて入り込んだと思っているのでその点、この2人はセンパイに選ばれた人達ですもんね。
彼らの決め手は何なのか、どこが気に入ったのか・・・なんて先輩に聞く森永。
「バカかてめぇは」
「助手選ぶのに優秀さ以外に理由なんかあるか!!」
いや・・・ほんとこれ。先輩にとってはこれが一番だと思いますハイ。それでもほかにも優秀な人はたくさんいたけれどその中でも彼らに決めたのはなぜかと食い下がるんです。ここら辺はちょっと恋愛脳!って言われたのがわかるなぁ。。。と思うような場面なのですが次のモノローグは納得したんです。
(知らないんだ 先輩は・・・)
(自分がいつも選べる立場だってこと)
たくさんの中から選んでもらうために自分がどれだけ必死なのか、それが理解されていないと感じてしまったようです。ここは好きな気持ちが大きすぎて独占欲が強くなってくるとこんな感じになりますよね。
でも反対に、そんな先輩に「一緒にいろ」と言われたのだからもっと自信を持てばいいのにって思うんです。あの先輩がずっと森永だけを助手として使ってきたんですからね。そういうのは自信には繋がらないのでしょうか(;'∀')
そして・・・先輩が自分と一緒にいるのは恋ではないと自己完結しているところがねぇ。。。ずっと2人を読んできた身としてはそれは違うでしょ~・・・・ってここもちょっと森永のネガティヴ思考にイラッとしたところです。なっかなか成長しないですよねこういうところは(笑)それが面白かったりするのですがいつもじれったくなってしまいます。ちょこっとこういう場面を見ると、先輩にも同情しちゃうようになりました(;'∀')
一緒にいてくれるだけで十分なのに・・・
ちょこっと険悪な雰囲気になってしまった2人なのですが。。。やっぱりここは森永がきちっと謝るのですよね。こうやって謝ることができるから先輩ともうまくやっていけているのだろうなぁ~って思ったりもします。謝られたから先輩もきちんと素直に話してくれますしね。
先輩にとっては森永は自分の助手としては唯一無二の存在なのでしょうね。だけれど、森永としたらそれではダメなんですよね。自分の事をすごく評価してくれる先輩に対してはうれしい気もちはあるけれど、本当に欲しいのはそういう気持ちじゃないんです。
こういうのって本当に貪欲なのですよね。。。
最初は近づけたらいい、一緒に入られたらいいって思うのに、それが手に入ってしまったら次はこれ次はこれ・・・最後には先輩の心ごとほしい、自分の事を好きでいてくれないと悲しい・・・こんな感じなのでしょうか。
当然と言えば当然の感情なのですけどね。ちょっと独りよがりなところが目立つ巻だったかなl?と思います。
嫉妬
今回はちょこっと森永の負のループが凄かった・・・(笑)わかるけど・・・わかるけども!!!飲み会で先輩が女の子を話しているのを見ただけで嫉妬しちゃって、どんどん黒い沼にハマってしまいます。
でもここはね、先輩はしっかりと見ているんですよ。こういうところを見ても、ちゃんと心配もしているし先輩なりに大切にもしていると思うんですけどね?それでも『恋」ではないと思っているから辛くなるのでしょうか・・・。
あの先輩が好意のない人とあんなこと、こんな事をするとは思えませんけど・・・そういうのが嫉妬の塊になってしまうと見えなくなってしまうものかもしれませんね。
一緒にいられればいいと、それだけでいいと思ってたのに、今度は「気持ちの大きさが違いすぎる」って言って自分と同じ分だけの見返りを求めてしまう。こういうのは人間の心理をすっごくよく表しているなぁって思うんです。
どうやってこの森永を落ち着かせるだろう?と思ってましたが・・・ここら辺は本当に先輩の気持ちの伝え方がカッコよかったですね!
「結構・・・俺なりに でかめの覚悟を決めたつもりだったんだけど」
「それじゃダメなのか?」
読み手としてもほんとこれ!!!って思うんですよね。先輩がどんな気持ちで一緒にいる事を決めたのか分かってるのかしら?と思います。ちょこっと森永は気持ちが大きすぎて自分で決めつけて落ち込んで・・・が今回酷かったですね。でもきちんと先輩の素直なストレートな言葉だからきっと胸に響くものがあったのだろうなって思います(n*´ω`*n)
先輩の「簡単にその覚悟をひるがえしたりしねーぞ」っていうセリフが本当に好きなんですよねワタクシ・・・。先輩は気難しいけどちょっと乱暴だけれどはっきりしているからこういうところが大好きです。
グダグダ言う森永に自分からキスしちゃう先輩も好きだし、ほんとこのツンデレ兄さんにハマりますね(n*´ω`*n)
どMな森永さん
最後は、いつものベッタベタの森永が見れてちょっとほっとしました(笑)先輩に絡みつく森永も面白かったけれど、そんな2人を怪しむ助手2人・・・と見せかけて~のドМ認定・・・・笑いました。
確かにそうかもしれません(笑)
国博と真崎(knockin' on your door)
なんだろ・・・だんだんと国博のキャラが(笑)かわいらしくなってる気がします。真崎の方が国博の事が好きだったのにすっかり逆転な感じで。真崎の方が強くなってますよね。
国博が高校生の時に、真崎と哲博の場面を目撃してしまった時にすごい拒絶を示した答えが今回ちょっとわかったかなと思います。国博なりにわからない感情であの時はどうしようもなかったんですね。
自分の方が仲が良かったはずなのに、近かったはずなのに・・・でも自分の知らない真崎を哲博は知っていると・・・その事に嫉妬したのだと分かったんですね。
付き合ってほしいと真崎に伝えた国博が、本当に健気できゅんとなる展開の前後編。
少しずつまた関係を積み重ねたいと言った通り、大事に大事にしている感じが読み取れました。映画館の帰りに玄関の前でチューした2人が本当に初々しくて、真崎の赤面した顔はこちらにも伝わってくるようでしたね。
でも真崎もなかなか前には進めないんですよね。傷つけた哲博の事があるから・・・。途中の場面は真崎が哲博に会いに来る前のストーリーになっているようです(o^―^o)
そしてそこからの発展もきちんと描かれています。この2人は最後は甘いです・・・国博は素直でなんだかすごくいいキャラでした・・・。あっ、ちなみにここはリバですね。以前は真崎にやられた国博ですが、今回はしっかりと真崎を抱いております(n*´ω`*n)
「好きな人と繋がれるならばどっちでもいい」って真崎が言っているのですが、ワタクシがリバ大歓迎!なのもこれなんですよね。好きな人には受でも攻でもなれちゃうってのがいい。。。リバはNG!な人もいるので一応リバですよ!というのは書いておきますね。
描き下ろし
笑いました。これぞ森永とセンパイの本当の姿(笑)せっせと世話を焼く森永が本当にイキイキしていて大好きです。そして・・・これは助手2人の視点で描かれています(o^―^o)
ほぼやらなくていいものばっかりですよ~~~~と言いたいです(笑)
恋する暴君9巻の感想・まとめ
8巻で一応の区切りがついたようですが、9巻もなかなかの展開でしたね。哲博の負のループにはイライラしたものの、それをきちっと解決しようと自分の言葉で伝える先輩萌えです。
前の先輩だったらほっとくような気がするんですよね。お前はへらへらしててこそだろ!ってこのセリフにきゅんとなった人いませんか?へらへらしてないともやもやするって言ったんですよね先輩!案外いっつもにこにこしている森永が好きなのかもしれませんね(笑)というのは冗談で、森永の顔色をうかがえるようになったというのが凄くキュンとしました。案外気にしながら見ているのだろうなぁ・・・って思います(o^―^o)
先輩なりに森永のことを大切にしているのだろうなと思えた巻だったので良かったです。
10巻もすごく良かったのでまた10巻の感想も近いうちに・・・。