完結したのでまとめて感想。アーモンド七粒は美容のためです
おはようございます!昨日、電子書籍で2巻を見つけ・・・やっと1巻・2巻をポチりました。夏水りつさんの作品感想レビュー・・・なかった事にまた驚きまして(;'∀')電子書籍で出ている分はすべて読んでいるのですが。。。
今回は、まっすぐな攻ではなくちょっといつもと雰囲気が違いましたね。俺様攻かと思いきや・・・でした。
夏水りつ【アーモンドを七粒】コミックス情報
アーモンドを七粒の評価・満足度・おすすめ度チャート
全体的に高評価です!夏水りつさんの甘々を期待していたのでちょっと読後感・満足度ともにマイナス1ですが、切なさ・程よい甘さがあるので好みの方は多いかもしれません。エロはあっさりめ。
内容紹介
律儀で不器用な葉月が所属する商品企画部に、営業成績トップの同期・渡辺が異動してくる。自分とは違い、容姿も性格もいい渡辺。そんな渡辺に反感を抱いていたけれど、食事に誘われて以来、週末は渡辺の家で鍋を囲み、一緒に過ごす時間が密かに楽しくなっていた。しかし、渡辺にある秘密を知られてしまい、ふたりの関係は大きく変わり始めて……?
注意
アーモンドを七粒の感想は以下より。感想にはネタバレ含みますのでご注意を!
ネタバレ注意【アーモンドを七粒】1巻・2巻感想
キャラの印象がコロコロ変わる
2冊まとめてレビューです。1巻・2巻を通して、最初に抱いたときと最後に抱くキャラの印象がガラリと変わっていきます。これは面白いところだと思います。なぜあんな感じだったのか・・・そこらへんもきちんと作中に説明があって謎が解決していきます。
このキャラの印象というのは2人に言えること。葉月くんも最初の印象ではバカが!バカどもめ!と思ってたりするのでちょっと歪んじゃってるのかしら?と思うのですが中盤は健気で終盤は一人で秘密を抱えて頑張ってきたのかな?と思えるし。
渡辺くんは最初は葉月くんが好きで近づいてきたのかな?と思ってたのに、性格悪いし。。。。なのに最後はすっごく葉月くん好きになっててべたぼれだし。いやぁ・・・渡辺くんのやな一面みちゃったなぁ~と思いました(笑)
認められなくて人を傷つける
渡辺くんねぇ・・・・自分が男の人を好きだと言うのが認められなくてユウキ君のことを傷つけて、ユウキ君への気持ちを拗らせて成長しちゃったようでした。自分が認められないことで拗れらせたというのに、またも・・・・葉月君への気持ちを認めることができずに傷つけるわけですヽ(`Д´)ノプンプン
葉月くんに近づいて、葉月くんが自分の方に向いて来たら「遊び」「切るつもり」なんていうのもね。それに、ほかの人にそういってたのに葉月くんの態度がつれなくなったら付きまとって・・・中盤はイライラ!!!
渡辺くんの気持ちを聞いてしまった葉月くんが、強い男の子でよかった・・・・あの場面で泣きながら「別れたくない」「身代わりにされててもいい」なんていうストーリーだったらワタクシそっとじしてしまってたと思います。
青春を取り戻す
渡辺くんに関しては・・・・冒頭から色々と伏線なるものは散りばめられていましたね。
とにかく葉月くんのメガネにこだわってた感じがありました。
そして友人に電話で言います。「青春を取り戻している」と。。。ですが中盤、友人との電話で高校生時代はそれなりに楽しんでたんじゃないのか?何が足りなかったのか?と言われますよね。
女の子にも不自由していなさそうだし、勉強もそこそこ。そして友人とは遊んで・・・・何が足りなかったんだよと言われています。彼の青春に足りなかったもの・・・それはユウキくんだったのでしょうね。自分の気持ちが認められず、好意を示してくれてたユウキくんを傷つけた過去。
好きだったのに怖くなって逃げてしまって・・・。それでも解決する時間もなかったのですよね。ユウキくんは事故にあって引っ越してしまったので・・・・だから黒い塊のように渡辺くんの心の奥底にこびりついてしまったのだと思います。
そして葉月くんが似ていたようで・・・・葉月くんとユウキくんを重ねてた部分もあると思います。だけれど2巻では「似ていなかった」と。そのうえで好きなのだと実感するわけです。
渡辺くんもユウキくんと10年ぶりに会ったことで気持ちにけりがついたのでしょうね。それと同時に自分が男の人のことが好きなのだと認めることができたのかもしれないと、そう思いました。
それはどうしてそう思うかは・・・明らかにユウキくんと会ってから渡辺くんの表情・態度が変わってきてましたよね(o^―^o)人前で手をつなぐとか・・・・電車で抱きしめるとか・・・・(/ω\)
世界は俺たちのためにある
これは葉月君の手を握り、渡辺くんが言ったセリフです(n*´ω`*n)
最初読んだときにク・・・・クサイ((ノェ`*)っ))タシタシ と思ったのですがこのセリフにもちゃんと意味があるんです。
「世界は2人のためだけにあると考えての蛮行か? バカどもめ」
「世界は2人だけのためにある どれも俺には手に入らないもの」
そう言ってた(思ってた)葉月にこのセリフです。
要は・・・私の考えですが手に入らないものと諦めてる葉月くんに「俺となら手に入るぜ!」という渡辺くんの最大限のアピールなのかな~と(n*´ω`*n)
そして、このセリフによってしっかりと渡辺くんも自分の迷いなどが無くなっていることを示しているのかなと。(男の子が好きだと認められないことへの迷い)
程よい甘さ
ワタクシ・・・夏水りつさんの攻がデレて甘いのが好きなのですが・・・今回は甘さは最後にちょろっと。1巻2巻通してわりとしょっぱい場面が割合を占めてたと思います。ただ・・・・甘いのはこそばゆいわ!という人にはこのくらいがちょうどよいのかもしれませんね!
程よく甘いね~くらいのエロ・関係でした!
まとめ
1巻・2巻を通して思ったのは・・・渡辺くんのひどさが目立ったものの(笑)それでも渡辺くんと出会った事で葉月くんも手に入ったものもあります。アーモンド七粒というのがタイトルになったということは、葉月くんが信じた通り素敵な恋人ができたということなのかもしれませんね(o^―^o)
次回作はもっとあま~いのが読みたいですね💛そして・・・・アーモンドティーチャーというのが巻末あたりにあるのですが・・・シャンパン一家好きすぎます(笑)オチが絶妙!!!!本当に面白かったです(笑)
今回短い感想でスイマセン・・・2時間かけて書いた記事がアクシデントで消えてしまい(保存されてなくて心が折れまして)再度書いてたらいろんなものを削ってしまいました(笑)
1巻・2巻通してですが、、、普通→ちょっと甘め?→甘いかも→ちょ・・・しょっぱい気がする→しょっぱい~→あま~いです(笑)イメージ的にですが。。。(;'∀')
ということで感想でした!!!