紐解かれる黒瀬の過去。そして黒瀬と西垣の関係は・・・?
31話です。もう31話・・・!!!すごいですね・・・。
30話はちょっと物足りなかったのですが今回は過去と現在の両方が読める回でした。
そして個人的には黒瀬くんのいつもと違う顔が見れたかなぁ~と。。。
では気になる31話の感想を。
その前に・・・テンカウント5巻の情報を。
以下ネタバレ含みますのでコミックス派の方、ネタバレ不要の方などご注意を。
西垣は失踪?自殺?
ここら辺、なんだか西垣のことがあっさりと片付いてしまった気がしました。
ちょっとどうなるのかすごく気になってたのですが。。。
しかもそれは黒瀬ママからの言葉で終わってしまうという(´;ω;`)
失踪したか、自殺したかわからないのだそうです。急に居なくなったようなので。
そして黒瀬ママが言うんですよね。
やだ 変な子だと思ってたけど・・・あんな家に遊びにいってたの?
ご近所の人に見られてないといいけど
う~ん・・・黒瀬ママ。。。確かに黒瀬くんに興味がなさそうですね。そして黒瀬くんのことよりも
世間サマを気にしてらっしゃる。。。
ショタ黒くんは先ほどの黒瀬ママから聞いた西垣のことで動揺していました。
自分のせい?と思うショタ黒くん。その反面で
でも やっぱり俺は特別だったんだ 俺は西垣の
そんな気持ちが交錯する中、またも黒瀬ママに言われた「変な子だと思ってたけど…」という言葉を思い出してしまいます。
俺、変なんだ 治さなきゃ
でもどうやったらいいのだろう?と考えたときにふと西垣が読んでた本のことを思い出します。
【とらわれる生き方】
ショタ黒君が読んでたのは最新の方だったと思うのですが、西垣の家で見た本は
もう書店では絶版になってたもののようです。
その本を取り寄せ読むショタ黒くん。
その本を読みながら涙を流します。その本には不潔恐怖症に囚われた人間の苦悩やさみしさが描かれてたようです。
そして西垣のことを思い出し、彼の恐怖、孤独、さみしさを感じ取りひたすら泣くのでした。
あの時、西垣を救えなくてもただ背中を押すくらいはできたはずなのにと。
あの時というのは、西垣が「外へでて働こうかな」とぼそっと言ったときのことだと思います。
これはテンカウント29話ですね。
ですがそのときは自分のそばから西垣がいなくなることが嫌だったのですよね。
だからこそ「俺がいるじゃん」と言い、小学生とは思えないような行動を・・・・。。。
今度こそ 西垣みたいな人を俺が救ってあげなきゃいけない
その後の黒瀬くんあ強迫性障害の本など読み、勉強し、心理カウンセラーになりました。
それも「今度こそ俺が、西垣みたいな人を救ってあげなきゃいけない」という気持ちから。
今度こそは間違ってはいけない 今度は・・・
今度こそは間違ってはいけないというのはどういう意味でしょうね。
私としては、今度こそ、自分の気持ちを優先しないで背中を押してあげよう、救ってあげようという意味なのかなと。結局は自分の気持ちを優先して西垣をダメにしてしまったと感じているのではないかな?
いつか西垣とも再開して、頑張っている姿が見れたらいいのですけどね。
私は自殺したとは思ってなくて、あれから西垣なりに子供に気を使わせないような生き方がしたいと思って外に出たのではないかなと・・・・。(願望です)
書かれた10番目
場面は変わり現在の黒瀬家。目を覚ます城谷くん。
起き上がると・・・お尻からドロっと。。。(n*´ω`*n)そう・・・黒瀬君つけてなかったのね。。。
思い出しては赤面する城谷くん。そして手帳を手に取り・・・
台所では黒瀬君んはお湯を沸かしていました。
そして城谷くんの姿をみて
俺 また間違えたんですね
今度こそ絶対 間違えないって思ってたのに
俺があなたを―
何かを言いかけてやめてしまう黒瀬くん。コーヒーを2人分淹れ、城谷くんの方へ。
頬に手をやり
目 真っ赤ですね ・・・体痛いですか?
こういう風に触れられるの もう 少し慣れました
この言葉に少し驚く黒瀬くん。まさかそんな言葉が返ってくるとはおもわなかったのでしょうね。
自分はまた間違ってしまったと思ってたので・・・。
触られるのに少し慣れたといのは城谷くんにとってはいいことだし、ものすごい第一歩なんですよね。
黒瀬くんは俺が嫌がることばっかりする
城谷さんがそうして欲しいって思ってるからですよ
それは解りませんけど でも黒瀬くんは俺が手を払うのを待ってるようにも見えたんです
俺を試してるような 怯えてるような
そしてそのまま城谷君は続けます。
さっき手帳に10項目目を書き込んできました 当ててみてください
10項目目を記入したら教えてくれるって言いましたよね黒瀬くんの「理由」
1巻に戻ってきましたね(o^―^o)
1巻の電子だと(Renta!)45Pあたりです。
「10」にたどり着くころにあなたは必ず完治してます。
といった黒瀬くんに、
「どうして・・・出会って間もない私にここまでしてくれるんですか?」と城谷くんが黒瀬くんに訪ねてますよね。そのときに
「じゃぁ俺の理由はあなたがいつかその10の欄を記入してくれたら教えてあげます」
と言っています。ここの箇所のことでしょうね!
黒瀬くんの理由が知りたいと言われ一瞬うつむきますが、また普段の黒瀬くんに戻ります。
それは前に話しました 本心だっていったでしょ
でもあれ以外にまだ何かあるんじゃないですか?
なんだろ、すごく城谷くんが黒瀬くんのことについて知りたくて仕方がなくなってきた感じがしますね(n*´ω`*n)
でも黒瀬くんは前に話したって言っちゃうんですよね。たぶんこれは4巻のところのことかなぁと。
「出会ってすぐの頃俺がどうして城谷さんのことを気にかけるのか聞きましたよね」と黒瀬君が話すところがありますよね。
自分が城谷さんを好きになったのは「潔癖症だったからです」と。
「歪みながら俺だけを受け入れてくれるっていうところにたまらなく興奮するんです。僕の理想はあなたです。」
と言っている部分がまた1巻から繋がっているのでここかなと思います。
黒瀬君は西垣のことは城谷くんに言いたくないのかな?
城谷くんを気にかけたのも「西垣みたいな人を救ってあげなければ」という気持ちからでも私はいいと思うのですがそれが言えないのはなぜだろう?
好きです 城谷さんのことが好きになったからです
これは喜ぶべきセリフなのか、いいように言いくるまれただけなのか(;'∀')
それは潔癖症だからですよね?という城谷くんに、そうじゃなくてもたぶん俺は城谷さんのこと好きになったと思います言う黒瀬君。
俺みたいな人間に騙されて酷いことされてこんなに懐くなんて―
かわいくてかわいくて仕方がないですよ
いとおしそうに切なそうに城谷くんを見つめます。
好きになってすみません 大好きです
そして城谷くんの手をとり、指にキスをします。
俺のこと捨てないでくださいね
そんな黒瀬くんにちょっと戸惑う城谷くんですが、とにかくこのときの黒瀬くんが
泣きそうに見えたようです。。。
まだまだ黒瀬くんの中には西垣とのことが心の奥にあるのでしょうね。
西垣は、黒瀬くんの行動や言動で結局はいなくなってしまいました。小さいながらに
もしかしたらそれは黒瀬くん自身も「いなくなった、逃げられた」と思ったのかもしれないです。
※もしかしたら自分が自殺に追いやってしまったといまだに思っているのかも。
だから城谷くんが歪みながら自分を受け入れてくれることに喜びがある分
ちょっと不安になったりするのかもしれません。
「俺のこと捨てないでくださいね 」はそういうことなのかなぁと。
西垣もまた、歪みながらも少しずつ黒瀬くんは受け入れてましたからね。
そして黒瀬くんが暴走しちゃって結局は・・・。だから城谷くんが大事になればなるほど、西垣とリンクしちゃうのかな?
まだ黒瀬くんに関してはこれで終わりではないと思ったりもします。もしかしたらまた西垣登場するかもしれませんね(;'∀')
しかし・・・俺みたいな人間に騙されての「騙されて」ってなんだろな~ってここのセリフがちょっと気になりました・・・。
それはそうと!!!とうとう10番めを書くことができましたね城谷くん。
内容はなんなんでしょう。次号それがわかるのでしょうか(o^―^o)
さてここで・・・10番めは何だと思います?
最近までちょっとキスかどうか迷ったのですが
私はやはり城谷くんの不潔恐怖症になるきっかけになったお父さん関係だと改めて思いました。
なぜ書けたかは、たぶんですけどね・・・お父さんよりも好きになれた人物が現れたからかなと。
みなさんはどう予想しますか???
一番克服するのが難しいと思ってる10番目・・・。
書くことができてストーリーもいよいよ終盤へ向かっているのかもしれませんね。
次号もお名前があったので楽しみです。
ということでテンカウント31話の感想でした!