エロさの中にもストーリーがしっかりあって一押し作家さん。
書店に行って思わず買っちゃったBLコミックス・・・座裏屋蘭丸さんの【眠り男と恋男】。
実は私この方のファンになっちゃいまして。。。エロいんですホント。エロいけどエロすぎるんだけど物語にも引き込まれちゃう。。。
この作家さん、以前からサークルで同人活動されてたんですね。。。
ペット契約にその同人活動の時の作品多数掲載さいているようです。
とにかくエロエロですが。。。今回はストーリーも気に入りました!
眠り男と恋男の作品紹介
電子では「ねむり男とこい男」表記になっているのですね。何ででしょう・・・
この作品、東京都の有害図書に指定されたらしくアマゾンさんの方からも消えてましたね。その影響でしょうか・・・
この有害図書指定に関しては、よくわからない所もあります。もっと過激な作品とかあるし、こういうのは選出委員の好みとかで偏ったりするのではないのかなと・・・。
ざっくりとしたあらすじ&感想
今回の設定が睡眠中無意識にエッチしちゃう人の話なんだけれど、されちゃうほうがゲイでけなげ。
そう、今回のお話はノンケ×ゲイ設定。
その前に・・私が気に入ったのはこの表紙~レトロでもありなんか新しくないですか?
今時のツルっとしたような表紙じゃなくて、ザラっとした手触りの表紙。
そのせいか淡い色がよく映えています。空の色合いもすごくよくって惹かれました。
私は紙書籍で購入したんだけれど、電子書籍でも配信されてました。ちなみにRenta!さんでは配信されてません。。。※現在では配信されています。
内容紹介
睡眠中無意識に性行動に走る。その行動を覚えてない。セックスの相手は誰でもいい。 ……男でも。商売仲間で一緒に部屋を借りているロイスに、その症状が出たのは2週間前の夜。ジュードは以前から想いを寄せているロイスに、もう7回も体を奪われていた。体に火をつけられながらも、「ロイスは異性愛者なのだから、期待をしてはいけない」と自分に言い聞かせる。投薬治療で治る病気だと知っていながら、ジュードはロイスに切り出せずにいたが――。
いつものように・・・ちょっと過激な表現含みますので続きからお願いします★
ねむり男とこい男 ちょこっよ感想
とにかくね・・・座裏屋蘭丸さんの作風が好き。ズブズブはぁはぁ・・・擬音表現がすごいし、
キュッとかグッとかね。エロい。(たぶん読んだ人しかわらかないかも(~_~;))
そしてとにかく絵柄がいい!これにつきるかな~。
きっちりリアルにアソコ描いちゃってるし(白くなってるけどわかるから余計にエロい)
ビュンって飛んじゃっているとことかね(笑)
病気のせいでそういう「行動」に走っているとわかっていながら、好きだから病気のことを言えずにいるジュード。
ロイスも途中まで気がつかないんだけれど、気がついてからの変化・・・。
面白い。エロいだけじゃない!
そしてジュード視点、ロイス視点で物語が書き込まれているのもいいです。
微かに覚える嫉妬感、それによって気づく気持ち。
なんか普段はクールっぽいジュードがね・・・抱かれているときやロイスの前では頬赤くしてかわいいの。
それにけっこう肉体美がすごい!筋肉がっつりかき込まれててそれが余計にイイ!!!
かと言ってどれもこれもが同じような身体の描き方じゃないの。
短編集になってて何本か短篇も入っているんだけれど、それぞれ全く違います。。。
中性的な感じの子だったり、本当に綺麗な人だったり。または少年のような感じの子だったり。
今回のこのコミックは、商業初掲載からの作品を集めた短編集なんですって。
2ndコミックで1stはPET契約です。
これも読んでてかなりエロかった(笑)
個人的には今回の眠り男と恋男のほうが好きかもしれないなぁ。。。
2013年~2015年からの作品から集められているんだけれど2013年作品の待つ花が結構好き。
ちょっと変態プレイ入ってますけど。。。
結局そういうことなのかぁ~という最後のページのオチ。すごいなぁと。。。
で、最後に眠り男と恋男の書下ろしが掲載してあってこれが一番キュンときた!
面白かったなぁ~。書下ろしってほんと面白いですよね。
たった数ページなのに満足するというか。
ほんと作家さんてすごいなぁってどの作品みても思うんですよね。
はぁ~しっかしジュード・・・かっこいいわぁ。あのムキムキの筋肉で受・・・。かっこかわいいって
このこと言うんだなぁ~。