終わっちゃいましたね・・・幸福論。70Pというボリュームでほんと読み応えがありました!
届いてから何度もなんども繰り返し読みました・・・
はぁ・・・面白かった。途中、知らず知らずに泣いてました(;´・ω・)コミックスは何月だろう?6月ってどこかで見たような・・・←違うかも。
これも絶対買います!そして・・・幸福論の前のコミックスであるひだまりが聴こえるも重版決定だそうです。
文乃ゆき先生にとってはこれがBLコミックデビュー作。(のはず)
しかも出版してから1年以上も経っているんですけど幸福論でまたファンが増えたのかな?
とにかく読む人が増えてすごくうれしいなぁ~と思います(o^―^o)
ひだまりが聴こえるは、なんというかBLはBLだけども・・・という感じかもしれないけれど
2人の心と心が近づいていく過程が素敵なストーリー。
幸福論ではさらに近づくのですが、気持ちが強くなり近づこうとすればするほどすれ違ってしまって最終話まで切ない展開が続きましたね。(その中でちょっといい雰囲気の描写があると私舞い上がっておりました(;´∀`))
ではでは、ひだまりが聴こえる―幸福論―の最終話の感想いきます。
70P というものすごくボリュームのある話数なのと、最終話なのでどう書こうかな・・・
注意ポイント
最終話では、太一は犀(さい)さん(マヤのおじさん???)の会社に入社して半年が経った頃からスタート。実はこの間、太一と航平は会ってません(´;ω;`)
前回では・・・航平の 好き という手話に気付けなかった太一が後悔することになりそうなモノローグがあり気になってました。
太一は仕事には何気にやりがいを見つけていて自分の目標もしっかり持ってましたね。航平と接することで見つけたやりたいこと。
上手くそれを航平に伝えることができたのならこんな展開にはなってなかったのになぁと思うのだけれど太一って案外口下手というかすぐ自分のことは口つむいじゃうよねぇ。。。
航平に連絡したいのにできない太一にじれったいなぁ・・・と冒頭ではダ~っもう!!!ってなってました(笑)
だけれど太一が何度も連絡しようとしてもできなかったのは、前回航平に抱きしめられたときにドキドキした自分を思い出してできなかったようです。
すごくすごく意識しているからこそできない連絡・・・何でもズバズバいうクセにこういうところはほんと繊細なんだよねぇ。。。(-_-;)
そんな時にヨコくんから電話がかかってきます。マヤちゃんがヤスくんに誘われて映研に入ったそうです(n*´ω`*n)
ヤスくんはどっちだったっけ?と思ったのですが前回、マヤちゃんを送っていったのがヤスくんでしたね☆
予想としては、ヨコくんかヤスくんとこっそりくっつくような気がするのですがと書いた前回の記事・・・ちょっとあたってたかしら?(o^―^o)
どこもかしこも色づきやがってよ~とヨコ君が嘆いているので、マヤちゃんとヤスくんはいい感じと思われます~
そして・・・ヨコくんの口から衝撃発言が。航平が女性と手をつないで歩いていて、すごく相手の事を好きそうな顔をしていたという・・・。
ちょっ・・・この展開私ほんとグサリ。本当ですか?と。
航平に限ってそんなことはない!と思いながら読み進めていったのですが、私と同様に太一もすんごく傷ついてました(´;ω;`)
太一の心の中ではしっかりと航平がいて、その気持ちは育ってたんですね。太一を動かしているのは今は航平の存在なのに、この展開はつらいなぁ~とここでもちょっと泣きそうになった私(;´∀`)
そんな時にマヤちゃんと出くわす太一。航平の彼女のこと知ってるのかな~?聞きたいなぁ~なんて思っている太一がちょっとかわいいですが、なんかね、マヤちゃんは本当にいい子なんだなぁと思いました。
ちょっとツンデレなんですよね。
それに、弱い自分では周りに負けてしまうから強くいなければとずっと思ってきたと思うんです。だからきつい言い方にもなるし、態度もきつかったのかな~と。
でっもでも最後に太一にありがとうと言ったマヤちゃんは素敵でした。マヤちゃんは、叔父(マヤちゃんの)さんのところで働いているという事をなぜ航平に言わないのか?と
尋ねるのですが、自分がどういう夢を持って、目的をもって働いているのか伝えるのが恥ずかしくて言えなかったんだと言います。
どこにいても あいつが笑えるような
そういう世界にできたらいいなって思ったんだよ
太一自身、航平と出会う事で自分のやりたいことを見つけたし、航平の存在が大きいのになぜここに気が付かない!!!ほんと鈍感男だわ・・・。
マヤちゃんにも指摘されてたけども。
物語が動いたのは中盤でした。航平との再会。忙しいの?と聞く航平が
忙しいんだろうね― 半年間全然連絡もくれないし
という皮肉っぽい言葉はかわいかったです(n*´ω`*n)
太一はもうね、会っても航平に彼女ができたことで頭がいっぱいなんですよね。そして航平に彼女できたかと聞くとできたよって言ったんです(´;ω;`)ウゥゥ
平然を装ってるけど明らかに動揺してる太一がなんか切なくて・・
太一は?と次は航平が聞き返すのですが、太一はお前みたいにモテない!というんですね。その言葉に、
皆気づいていないだけだよ 太一の良さはずっと一緒にいればわかる
それに気づいたら絶対好きになるのに
なんか・・・自分に言ってるような感じでしたね。
そして一緒にご飯を食べることになった2人。道にはお祭りか何かあって人がたくさん。
人混みではぐれないように航平が太一の手を引きますが、この手を握られたことで一気に太一の中でいろいろな気持ちが溢れ出ます。
航平の手を放し、走り出す太一。
あの時(前回の手話)航平は好きだと伝えてくれたのに、なぜあの時気が付かなかったのだろう?
もう今はほかの女の子が隣にいて、航平の隣にいるのは自分じゃない。
航平の隣はちょっと前までは自分の居場所だったのに(実際のモノローグとは違います)
そう思う太一。そしてそれと同時に自分の気持ちにも気が付きます。そうかぁ・・・これが前回のあの時に気が付いていれば後悔することはなかったのにというモノローグとつながるんですね・・・。
切ないよぉほんと・・・。なんで航平が気持ちをストレートにぶつけてくれているときに気が付かないんだよぉ。
って言っても幸福論に入ってから、航平もちょっと自分の気持ちが太一の重荷にならないように、嫌われないようにカモフラージュしてる節あったものね。
幸福論の前のひだまりが聴こえるで太一が嫌がることはもうしないと言ってるからなかなか航平もぶつかることができなかったしね(´;ω;`)
はぐれた太一と航平。太一は雪で滑って転んでしまいます。
寝ころびながらいつからだろう?(こんな感情が生まれたのは)と考えていたのですが、そんな事を考えている場合ではなく実は車にひかれそうになってます(笑)
そんな太一のところへ飛び込んできたのが航平でした。
航平ははぐれた太一が心配で探してたと言います。このまま離れたらまた半年、1年会えなくなりそうだからと。
・・・太一ともっと一緒にいたかったんだ
きっとこの言葉が太一と航平の関係をかえるきっかけの言葉になったんじゃないのかな?
太一は航平のこの言葉に意味がわからないと言います。彼女がいるならもう俺のことは何とも―と言いかけると、彼女なんていないと素直に言う航平。
あ~っもう!!!よかったよぉ彼女いなかった!!!
嘘ついてたんかい!まぁ航平らしいと言えば航平らしい(;'∀')
彼女いるって言わなきゃまた困らせるからと航平。本当は太一のことが好きで好きで好きで好きで仕方がないと。←こんな風には言ってません(笑)
好きだよ 今でもずっと 俺、太一のことが好きだ
いつも考えてた ずっと会いたかったという航平。だけれどこんなことを言ったらまた太一を困らせると言います。
ですが!!!ここからはいつもと太一違いますよぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。
謝る航平に、なぜいつも先にそうやって謝るのか、自分はまだ何も言ってないと太一は言います。
そして、、、
俺だってお前のことが好きなのに ずっと会いたかったのに
やっと・・・やっと言ってくれたぁこの言葉(´;ω;`)
太一が自分の気持ちに気が付いて、航平にいつ好きだというかハラハラ見守ってきたけれど最終話の最後の最後まで引っ張ってくれちゃって太一さん!!!。
でも最終話だからこそ、なんかこのセリフを目にした時にわたし泣きました。太一自身も航平に一人で大丈夫だと言われて傷ついてたりしてきたんですよね。
もう一人で大丈夫だと言われても一緒にいる必要がなくても俺は一緒にいたかったと伝える太一はなんか最後の最後で男前発揮しました。。。
その言葉に信じられないという航平が本当にうれしそうでこれまた泣きました。太一を抱きしめ、本当に?冗談じゃなくて?俺の聞き間違いじゃなくて?と・・・。
ちゃんと正しく聴こえてるのか 自信・・・ないから
太一の声まで疑って・・・ごめん
と。そんな航平に太一はちゃんと向き合うんですね。
何回も 何十回も 何百回でも言ってやる
ひとつ残らず 全部がおまえに届くまで
何度でも伝えるから
そう思いながら 好きだ航平といった太一の気持ちはちゃんと届いたでしょうね。。。
はぁ。。。長かった。本当に長かったこの両片思いさんたち・・・。太一がもっともっと言葉にできてたらこんなにこじれなかったのかもしれないけれど
鈍感くんだから、航平に彼女ができたと聞いて初めて自分の気持ちに気が付いたんでしょうね。
航平を軸に自分のやりたいことが広がっていっているということに早く気が付いてほしかった。
でも太一からの告白は本当に胸があつくなりました。
ここからは、彼女についてのオチが数ページ。彼女と間違えられたのは、航平のお母さんでしたね。
出版記念パーティーやら何やらで連日飲んでたとありましたしね。すごく相手のことを好きそうな顔をしていたとヨコくんは言ってましたが、これは太一のことを考えてた時の顔だったようです(n*´ω`*n)
太一と出会えたこと、太一と過ごす時間がものすごく幸せだと感じる航平の顔・・・すごくすごく2人が出会えたことは素敵な出来事だったなぁと思いました。
出会いって太一が上から降ってきたんだけどね( ´∀` )
これで幸福論は終わりです。終わったばかりですが・・・続編どうなんでしょうね。私は見たいような、だけれどこれが最高の終わり方ではないのかなぁとも思います。
この2人のエロとか想像できない・・・。いやなくっていいなぁ。
最初は絶対太一は受だな~なんて想像してたけれど、このひだまりが聴こえるはエロなしだから面白いのかもしれませんね。
やりたい、やりたくないそんなストーリーじゃなくてもっと深いところの結びつきが話の軸だったと思います。あ~~~~~~~~~でももっかいチューくらいはしてほしかった( ノД`)
ひだまりが聴こえるのちゅーが本で読める最初で最後のちゅーかぁ・・・せんせー・・・描き下ろしで・・・ちゅーを・・・どうかチュッでもいいから~~~
太一からのアプローチがみたいです。
ということで、描き下ろしが加わるかどうかはわかりませんが、あったら期待したいところですね。
あ~あ・・・終わっちゃったなぁ。私の楽しみだった作品が。寂しいなぁ
関連
実はその後、「ひだまりが聴こえる」は続編がしています(ひだまりが聴こえる-リミット- )こちらの感想は、雑誌ブログで感想を書いていますのでこの先が知りたいなという方は雑誌ブログの方へ遊びにきてください(⌒∇⌒)