五月女えむさんの【サハラの隻眼狼】BLコミックス版の紹介です。バラ・単話配信で読んでいた作品のコミックス版が出ました。
これね、お気に入り作品です。イングルに想いを寄せるビャクがむちゃくちゃツンデレで可愛いの。
とってもイングルのコトが好きなのに、ツンツンしちゃって。イングルは気持ちが表情に出ないタイプなので掴みにくいのですが、ビャクはずっと見てきたからなんとなく分かるというのも素敵。
どんどん可愛らしくなっていくビャクと、変わっていくイングルに注目の1冊です♪
サハラの隻眼狼|作品紹介・あらすじ
サハラの隻眼狼
作者名 | 五月女えむ |
出版社/レーベル | ジュネット/ジュネットコミックス ピアスシリーズ |
発売日 | 2021/07/16 |
評価 |
エロ
サハラの隻眼狼|感想
サハラの黒鷲のスピンオフになります。今回の主役はイングルと、彼を一途に想う蛇遣いのビャク。
このビャクが超ツンデレで可愛い。そしてイングルは超ニブちん。この組み合わせがね~最初はうまく噛み合わないのですが、後半は胸キュンいっぱい。
ビャクはかなり一途にイングルを想っているのですが、ほんとイングルは全くと言っていいほどその気持ちには気づいていません。
お互い傷つけあった過去があるというのもビックリの展開でした。
だからこそ、イングルが呪い師に仇を討ちたいと思っていればそれをビャクは手伝ってしまうという・・・
でもその呪い師たちにビャクの大事な蛇くんのザザが捕まってしまいます。
二人は協力してザザを助けに行こうとするのですよね。途中からは共闘という感じでとても良かったです。
がしかし・・・ビャクが呪いで動かされていたザザに噛まれてしまうの(T^T)
噛んでしまったと自我と取り戻した時のザザの涙がね・・・むちゃくちゃ可愛くてキュンキュン・・・(シーンはキュンキュンな場面ではなくちょっと切ない)
二人の急接近はこのザザの件が大きく絡んでいるのではないでしょうか。
噛まれて意識朦朧としている中、ビャクがイングルへの想いを口にするの。
イングルもまたビャクには興味があるのですよね。実はイングル・・・ビャクはかなり気になる存在だったみたい。
イングルはわかりにくい男ですけど、その分ビャクが可愛くて分かりやすいのでバランスが良かったです。ビャクに引っ張られるようにイングルの感情が出てきたのかな?と思うくらい。
今まで恋とか愛とかには興味がなかったイングルも【もし恋をするならビャクがいい】と言ったり(≧∇≦*)
ラストの二人はね、相棒みたいになっていくのですよ♥
これからお互い相思相愛のような感じになるのだろうなぁ~と。とにかく後半のビャクは激カワでした。
作中のエロもわりとあったかな?という印象です。
でもやはり後半のお互いをちゃんと見始めてからのエロが一番好き。
なにより・・・ビャクがイングルのこと好きで好きでたまらない!というのが伝わってくるのがいいの。
イングルの表情にも気付くコトができるビャク・・・
きっとこれから色々なイングルの表情を彼は見ていくのかな!?と凄く感じたラストでした。
まとめ
感想まとめ
民族BLとかお好きな人にもお勧め!
鈍い攻と超ツンデレ受でしたが、萌えが沢山ありました。
ツンデレなんだけれどほんとビャクは表情によく出るから読んでてもキュン・・・その逆でイングルはあまり表情には出ない。
そんな彼のちょっとした変化は見逃さないビャクとか素敵でしょ!
ビャクはイングルの表情の変化がわかる男なのです(≧∇≦*)
対象的な二人ではあるのですが、ラストはお互いを大事に思って色々な意味での相棒になり幸せそうでした。
すごく読後も良く、また五月女えむさんの作品読みたいな♪と感じましたヨ。
気になる人は是非!