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コミックスの感想

【ギヴン 6巻】キヅナツキ-BLコミックス感想 /柊mix-立夏が由紀の歌をリメイク!?

キヅナツキ【ギヴン 6巻】コミックス版の紹介です。BL雑誌【シェリプラス】で読んでいた作品のコミックスが出ました。

今回は柊mixということで、柊と玄純が加わった展開となっています。今はいない由紀も作品にはかなり関わってきて少し切なさも!?

立夏・真冬にとっても由紀との関わりは重要だと思うので、このエピがステップアップに繋がっていけばいいなと思っています。

そして玄純×柊のラブも気になるところ。

【ギヴン 6巻】作品紹介

コミックス版

作家  キヅナツキ
出版社/レーベル  新書館/ディアプラスコミックス
発売日 2020/8/3
満足度・オススメ度

内容紹介

内容

フェス出場は逃したものの、バンド「ギヴン」にプロへの誘いがかかる。真冬とバンドをやり続けることに迷いのない立夏は、当然のように真冬を誘うが、真冬は返事を保留。納得のいかない立夏に、真冬の幼馴染み・柊がギターのサポートを依頼してきた。しかし、頼まれたのはサポートだけではなく……!? 新展開でおくる、大注目のオルタナティヴ・ラブ!

全体評価

ストーリー
胸キュン   
切なさ  
エロ  

注意ポイント

感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。

【ネタバレ注意】【ギヴン 6巻】感想

立夏がサポートに!?

6巻は柊mixということで、柊が割と中心的な感じで登場します。もちろん立夏・真冬も関係してきますが、わりとバンドにしても柊が軸にあるような気がしました。

柊・玄純のいるバンドにサポートとして入ることになった立夏。

相性がいいか悪いかと言えば。。。悪いほうなのかもしれないけれど、柊たちのバンドにそれ以上の魅力を感じていたから参加することにしたようです。

そこで柊からある事を依頼されるのですよね・・・

それは由紀の残していった音楽を立夏が完成させること。柊は由紀が作った曲を一度でいいから試してみたいという。

柊が立夏を誘ったのは、きっと立夏なら由紀の音楽を任せられると思ったからなのでしょうね。

立夏にとってはかなり酷な事(真冬の元カレなので)ですが。

気が乗らなかった立夏も、由紀の音楽を聴くと・・・一気にその世界感へ入り込んでしまいます。それほど由紀の曲というのは魅力的なものなのだというのが伝わってきました。

きっとこの曲を作って演奏し終えたときに何か新しいものが見えるのではないか・・・そんな気がします。

立夏と真冬のすれ違い

ギヴンにもビッグニュースが舞い込んで来ます。なんと!デビューの話があるのだとか。

春樹から、進路とかも含め考えておいて欲しいと言われた立夏。

立夏自身はデビューの話を嬉しく思うものの・・・真冬に『挑戦してみないか』と話してみると『あとで考える』と返事がきます。

真冬は元々長考するタイプだからと柊達から言われる立夏。

でも実際は・・・真冬もどうしていいのか分からない様子でした。

色々な事が一気に起こりすぎてキャパオーバーなのだと思います。デビューとかも元々考えていなかったようですし。

真冬が相談するのが柊ではなくて、玄純というのが個人的にはツボだったのですよね。

割とビシっという玄純にはびっくりでしたが。。。

なんとなく6巻は・・・立夏と真冬がすれ違ってるような気がしました。デビューの事にしてもそうなのですが、立夏が柊たちと一緒に居ることが多くなり過去の自分達を重ねてる節があるのですよね。

柊・玄純・由紀・・・彼らの中に入りたいと思ってた真冬。置いて行かれるような感覚がまた蘇ってきてるのだろうなと。

そして次に真冬が頼ったのが・・・なんていうか秋彦でこれまたびっくりしてしまいました。

何で秋彦!?って。

雨月絡みで何かあるのかしら!?音楽に対する向き合い方とか???ここは7巻へ続く場所なのでちょっと楽しみです。

玄純と柊のラブ

ここの幼なじみBLも気になる!!!

お互いに近い存在ではあるけれど、両片想い状態なのですよね。

柊も玄純が好きですし、玄純なんて柊に対してすごい執着。それが見えにくいタイプだからスゴイのですけど・・・

ここもいつかうまくいくといいな♪

基本的に玄純みたいなタイプが大好きなので、グイグイいってほしいいです!

ちょっとヤンチャな柊ですが、玄純にはとってもかわいい顔を見せるのかな!?なんて想像するだけでわくわく。

幼なじみでここも間に由紀が入っているのがけっこう不思議。でも!由紀の歌を歌うことで一区切りできるといいなって思います。

それにしても・・・由紀ってすごい男の子だったのだろうなぁって思ってしまいますよね。

皆の中心で・・・。立夏が好きなので、由紀のスゴイところとか出て来るたびになんだかな~(T^T)って思うコトも多いのですよね。。。

もういない人って、心の中で生き続けるしなんか勝てない感がすごくあって。

玄純も柊が由紀を心酔していた事に対して、何かしら感じてるような雰囲気でしたよね。柊のあの感じだと、恋だの愛だととは違ったものでしょうが・・・

むしろ玄純の事大好きですし♥ちゃんと気持ちを口にして欲しい~。

玄純が喜ぶ姿が見てみたいです♪

まとめ

そういえば、映画『ギヴン』が8月22日から公開のようですね。全国ロードショーというのがこれまたスゴイ。

6巻は・・・穏やかさと激しさと切なさと全部合わさった巻だったような気がします。

立夏の挑戦みたいなものだったり、真冬の葛藤や悩み、玄純の静かだけど超がつくほどの執着だったり・・

でもなんとなく由紀中心になってるなぁというのが否めなくて、個人的には早くここから抜け出して欲しいなって思っています。

今回もみどころ満載!!!!な巻になっているので気になる人は是非。

起承転結で言えば・・・承転の間くらいなのかなぁ~という印象でした。立夏と真冬ももっともっと気持ちで繋がって欲しいし、バンドも盛り上がってほしいなと思います。

7巻が楽しみです。

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コミックス版

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スノウ

スノウ

漫画全般好きですが、BL漫画にハマり今ではほぼこのジャンルしか読んでいません。一途もの、年の差、スパダリ攻、ワンコ受、ツンデレ受大好きです。最近はオメガバースもお気に入り。

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