桂木高正と対面した暁人。くだらない過去の決まり事をなくすことができるでしょうか。
キャラセレ届きました。ほかに感想を書きたいものもあるのですが、早く書きたい!という気持ちもあり
憂鬱な朝から・・・。
いやぁ・・・今回も扉絵が美しくて。扉絵で変な声でました(笑)
もう。。。もうねぇ暁人さま~だよ。ほんと。
ちょっと笑ってる感じがたまらん。これは・・・この笑顔は桂木に向けてだと思うけれど
私に向って笑ってるわなんて気持ち悪い思考を巡らせてました(笑)
こちらです。
何分扉絵眺めてたでしょう・・・ほんと気持ち悪くてすいません。ですがですが、今回の扉絵は超絶かっこいいので。まだ写真を撮っていないので、あとで扉絵だけUPしようと思います(^^)しましたよ~。
これは前回の扉絵と対ですね(^^)もうね~手に萌えます。桂木の手だ~と思うとほんと萌える~。
ちなみに前回の扉絵見たい人はこちら→憂鬱な朝35話の感想
アオリ
桂木本人も知りえなかった出生の秘密―
その謎がついに明らかに・・・!?
なんですとぉ!!!ついに明かされるのね!と思ってドキドキしながらページをめくりました。
※初めて知ったのですが、Kindle版だと憂鬱な朝の6巻が出ているようです。
早くほかの電子書籍も出るといいですね。。。
ページをめくったら33年前という文字。
そう。。。先々代の時代ですね。暁直は摘男。それ以外に妾として迎えられた女性との間にできた
男の子の話を聞く一人の女性が。
名前は知津。美しい容姿の女性です。ここで桂木のお母さんが出てきましたね。
今回の桂木の出生の秘密には、もちろん母親が深くかかわってただろうというのは容易に想像ついたのですが
やっと登場しましたね。桂木に似てとてもうつくしい女性です。
知津は、先々代久世家当主が下働きの女性を正式に側室に迎え、
畜妾届を出したと聞き、あることを思いつきます。
う~ん、知津さんてちょっとしたたかな女性でしたね。
凛とした表情は桂木にそっくりですが(^^)
久世家の家の大きさなどを知っている知津はどうにかお近づきになりたいと考えます。
そこで現れたのが桂木家の先々代と桂木高正でした。
高正は知津に目を奪われた感じでしたね。
そして知津は思います。
彼らに取り入れば久世直弥様に近づくことも可能かしら・・・?
そして男子さえ身ごもれば華族の御家に入ることも可能だと考える知津。
ここまでは、前回からの続き、暁人の推測で語られている内容です。
芸者が久世家当主に近づくためには桂木家と懇意になる必要があったはずだと。
そして、ここで暁人はある疑問を抱いたのでした。
先々代の直弥は、柳橋の店にしかお金を払っていなかったという事実を見つけたこと。
それは何を意味するのか。
知津のいた「新橋」の店には一度も行ったことがないということ。
ということは、どちらかが(高正or 桂木家先々代当主)知津と直弥を引き合わせたことになるのです。
高正はこの暁人の推測を聞いて申訳ありませんと。どちらかが引き合わせたというので間違いはなさそう。
そしてめでたく身ごもった知津。
久世直弥も知津に入れ込んでたようで、妊娠したと知ってすぐに畜妾届を出したらしいです。
その後知津は男子を出産。これが智之ですね。
ですがあれほど可愛がり、喜び、畜妾届まで出した直弥が、その子を桂木家へと預けます。
暁人の疑問は、どこをたどっても必ずと言っていいほど桂木家に行き着くのだということ。
そしてここは暁人の推測でしかないのですが、知津は直弥の逆鱗に触れる【何か】を
告白しそれが原因で感情のまま生まれた赤子を手放したのではないかと。
ここで暁人が桂木を思い浮かべて話すシーンがあるのですが。。。
自分の出生について調べてたら、あまりの男関係のだらしなさに途中で調べるのをやめてしまったと語ったという桂木を思い出す暁人。
そしてあれだけ頭の切れる男が探しても見つからなかったわけは、いつもそこに「桂木家」が立ちはだかるからだと暁人は言います。
誰もが久世家の忠実すぎる家臣と呼ばれが桂木家・・・だからこそ誰もが
この件に関しても桂木家の父子を疑わなかったといいます。
暁人も今まで疑ってなかったようですが、なぜ疑うようになったかというと
直継様に会ってある話を聞いたからだと言います。
直継は智之が久世の血を引いていないと思ってたようですね。
そして暁人は一気に畳みかけます。
もう誰もいないのに何を守り続けようとしているのだ?と。
直弥も、高正の父も知津もいない今、もう黙っているのはやめろと言います。
高正自身のためにも、そして翻弄され続けた智之のためにも何もかも話してほしいという暁人。
やっぱりいつもいつも心の中は智之の事ばかりですね(n*´ω`*n)
足を蔓に巻かれた桂木のカットですが、なんかすごく寂しいカットでしたね。
この蔓が絡みついたカットは扉絵でも何度か見たことがあります。
縛られてることを示しているのですが、最後はこの蔓から解き放たれた扉絵などがみれるでしょうか(o^―^o)
しっかしほんとこの時の暁人のちょっと怒ったような顔がとてもかっこよくて、すごく大事な場面なのに
キュンキュンしてました(;´・ω・)
でもねぇ・・・高正はなんかかわいそうな感じですよね。何回も言っちゃうけれどこの人はおそらく
何もかも知っててそれを背負ってきたんだと思うんです。決して口外してなならないこと・・・
智之自身も、はじめは久世家の血を引いた子(久世家の女性が産んだ子)
として引き取られたのに実は妾の子だったと知った暁直が冷遇するようになっちゃうのですよね。
久世家の次期当主として英才教育を受けてきた智之が自分の知らないところでその道が閉ざされ
そして暁人の執事となったことを考えたら確かに振り回されている感じはするけれど
その秘密を知ってて今まで口外しなかった高正は本当に忠義心の強い男だったのでしょうね。
この畜妾届の件で振り回された人はかなり多いのかもしれません。
もうねぇ・・・憂鬱な朝は何が大変かってね、名前覚えるのが大変!
同じ字を親からもらうのはよくあるから当たり前なんだけれどすごくややこしくて(;´・ω・)
高之(兄)は暁人が着ていた服の事について気が付いたようでしたね。暁直様のものだと。
暁直様の着こなしは洗練されてたが、暁人様が同じ服を着ると些か背伸びをしたように見えるという高之。
ですがすぐさま、
そのようなことはありませんよ 子爵もよくお似合いでした!
っていう浩之に笑いました。いいやつです(笑)
その後の高之の「・・・・」が気持ちをよく表しているのではないでしょうかね。
本当は暁人も似合ってて、暁直様に近づいてきたということ。それを認めたくない自分がいるのでしょうね。
なんか、こういう見栄じゃないけど虚勢張っちゃう高之が今回は可愛く思えました。
そして浩之に祖父さまのことを知っているか?と聞く高之。
桂木家先々代はすごくできる人だったのでしょうね。そして久世家にもとても貢献した人だったようです。
だけれど父上は・・・そういった父親がしてきたことなどが重荷だったのかもしれないという。
高之は祖父を手本にと考えてきたけれど、父(高正)にはそれができなかったと。。。
そしてなぜふと祖父の話をしたかというと、
智之のふてぶてしさは暁直様ではなく我らの祖父を思い出す
そう高之は浩之に言います。。。知津と祖父の子の可能性大なのかぁ・・・。
できれば高正との子にしてほしかったな~。なんか気の弱そうな高正がほほ染めてたし
なんか高正は悪い人ではないようで・・・ちょっとかわいそうになりました。
結局先々代のしでかしたことを背負って今までやってきたのかなぁ~と。
でもこれが現実ならば、高正と智之が兄弟???んん????んんんんん???(笑)
しっかし、今回のストーリーを読んでたら本当に高之が結構憎めないヤツになってて笑いました。
暁人に高正から話が聞けなくても気に病むことはありません、私とて・・・
ってね。自分が何回もトライしても聞けなかったのに聞けるわけないよね~ふふん。みたいなね。
でもそれをあっさりかわしちゃうのが暁人さま(笑)
証言とれたよ!って。でも、もともと桂木智之がその芸子さんの子だという誓書は
智之を久世家当主にしたいからほしかった証言だったのではなかったっけ?
なぜ今とろうとしてるのでしょう。。。だってすでに畜妾届が出されているならば、
その誓書によっては智之は久世家の子になるわけでしょう?ちょっと・・・整理しないとわからなくなってきました(;´・ω・)
しっかし、私の???のモヤモヤとは裏腹に、暁人様は吹っ切れてる感じでしたね。
最後に高之につまらない意地を張るのはやめて桂木智之と仲良くしてくれ、いい大人なんだから!!って★
かっこよすぎるわぁ~。
場面は変わり桂木の二日酔いっぽいお顔拝見。
どんな顔でもかっこいいです(n*´ω`*n)
そして何かが吹っ切れたのか・・・桂木始動です!
兜町へ出向き、中島という人に会いに。この人は2巻くらいに出てきてたかもしれないですね。
そして告げた言葉は・・・
鐘本紡績の株を買うということ。そしてそのいくつく先は・・・
石崎紡績を買い叩く
えぇ~!!!びっくりしたんですけど。石崎紡績を買い叩く???
そうか、桂木の目的は紡績工場の廃止を防ぐこと。
前回、桂木は石崎父を怒らせちゃったからね。だからここで働く工員たちを見捨てるわけにはいかないと
思ってますからね。そうか。。。買い叩くのか。
なんかこういう桂木かっこいいですね。
ここは桂木VS石崎父になってしまうのでしょうかね~。
次号のあおりもついに反撃開始ってあったので。これは見ものですね(^^)
この号を読んで途中ちょっと混乱しちゃったとこがあったんですよね。
暁人は暁直になりきっているはずなのに、「祖父」と先々代の事を言ってたのですが
これは単に高正だけが勘違いしてると思っていいのでしょうかね?
私はてっきり暁直の衣装を着てたから、暁人はなりきってるのかなぁ~って思ってたんだけれど
そうでもなかったっぽい。
しかし・・・これがまたややこしいですね。桂木家の先々代は桂木智之に関してはどうだったのでしょうね。
どこか出てきた場面あったかな・・・あ~なんか1巻から読み返したい。
すんごい複雑で・・・。とにかく桂木は、久世家先々代の子ではなかったということなのでしょうね。
そうかそうか。。。ちゃんと智之も桂木家の人間だったということなのでしょうね。
いつか智之・高之・浩之と仲良くしている場面が訪れるといいなぁと思います。
あとは…高正は知津の事好きだったのでしょうか。
ちゃんと智之にも「之」という字を与えています。高之・浩之と一緒の字ですね。
きっと真相は知ってたと思うけれど、どんな気持ちで智之の名前をつけたのかな~って思います。
ずっと高之も智之が桂木家の子供ではないと蔑んできたけれど、実際血はつながっていると
思われるので、ここの兄弟の変化も見ものだなぁ~と思います(^^)
これは今のストーリーを読んでそう思っているだけで、1巻から通して読んだら違った感想を
持つかもしれませんが。また時間のある時に1巻から読み直したい・・・。
今回もすごく面白い回でした。
次号からどう展開するのかな・・・ほんと予想がつかないです。
ということで、36話の感想でした!ほんと毎回長くてすいません~。
ほんとに今回の扉絵が大好きなのでもう一回顔だけUP~。
このカラー絵がすんごくほしいです・・・。今回がカラーの扉絵ならもう一冊購入してたかもしんない・・・。