キャラセレクション7月号掲載。桂木VS石崎父。そのとき暁人は・・・?
今回は20Pでしたね。LOVE的には接点はないものの、2人の心は固く結ばれているのだなぁという感じでちょこちょこ萌えはありました。
ですが今回は恋愛的な要素を求めている方には物足りないかもしれませんね。
20Pの中でほぼ石崎父、桂木の双方の出方とちょっとだけ暁人さまが。
まずは。。。知らない人はほとんどいないかもしれませんが・・・作品情報を。
そうだ、6月23日にドラマCD「憂鬱な朝4」発売決定です。
憂鬱な朝の作品情報
すいません・・・この表紙が好きなので3巻の表紙で紹介します(*ノωノ)
※既存コミックスは6巻ですが、今6巻まで電子書籍で読めるのはkindleのみです。そのほかは5巻まで。
憂鬱な朝ってどんなストーリー?
父の死後、十歳にして子爵家当主の座を継いだ久世暁人(くぜあきひと)。教育係を務めるのは、怜悧な美貌の家令・桂木智之(かつらぎともゆき)だ。けれど、社交界でも一目置かれる有能な桂木は、暁人になぜか冷たい。もしや僕は、憎まれているのか──!? 桂木に惹かれる暁人は、拒絶の理由が知りたくて…!? 若き子爵と家令の恋を紡ぐ、クラシカルロマン。
憂鬱な朝 37話の掲載誌はこちら
雑誌
Chara Selection(キャラ セレクション) 2016年 07 月号 [雑誌]
※キャラセレクションは電子書籍では読めません・・・。
憂鬱な朝 37話の感想は以下より。ネタバレ含むのでご注意を
37話は恐らく7巻に収録されるストーリーです。コミックス派の方は十分に注意なさってください。
感想にはおもいっきりネタバレ含みます。
桂木は石崎家に蒔いた種は
着実に芽吹いて 根付きはじめる―
今回も扉絵に萌えまくりです。暁人さまの手と桂木の手が・・・素敵だ。。。
そしてちょっと悩まし気に伏目がちな桂木をやさしく微笑んで見つめてる暁人さま。
どんな困難があろうとも、きっと暁人さまが何か突破口を見つけてくれるようなそんな印象を持ちますね♪
桂木は仕事のできる子
今回はまさにそんな感じのストーリーでしたね。
石崎父は桂木の職を解いてしまいましたが、石崎家の事業をも束ねる大番頭でしたからね桂木は・・・(4巻参照)。
やっぱり仕事ができる子なのねぇ。。。そのほかの番頭が詳細わからずアタフタするのを読んで桂木はやはり長けていたのだなぁと思いました。
石崎父は、例の紡績工場の売却を早く進めたいようですがここでも桂木の壁が。
桂木は前回、鐘本紡績の株を買って何やら動き出していましたよね。
紡績工場の売却先は決まったのか?と聞く石崎父でしたが、同盟罷業が起こっていると聞かされます。
同盟罷業というのはストライキのことです!
どうも紡績工場の方では組合設立しストライキを決行しているようです。恐らく組合設立の資金は桂木が絡んでいそう???
ストライキの目的は、桂木を社長の座に戻すこと。工場長もそのほかの役員も全員桂木の味方なのですねぇ~なんだか読みながらゾクゾクしちゃいました。
工場長とか、桂木のこと大好きそうだったもんね。
暁人さまも人を惹きつける魅力は持っているけれど、桂木もまたしっかりと他者を惹きつける魅力をもっているのだなぁ~と。そしてそんな2人がね・・・・そりゃ読者も釘づけですわ♥
ここら辺も桂木はうまいなぁと思いました。このストライキが公になれば石崎紡績の株価にも影響するわけです。
売り払いたい石崎父ですが、株価が下がれば元も子もありませんからね。
これは桂木の勝ちかなぁと思いました。。。工場再開の条件は桂木を復職させること。。。
そんな中、石崎父は桂木が言った言葉を思い出していました。
旦那様 私は 何ひとつ間違ったことはしておりません
この言葉にフッと笑い桂木の打つ手の早さに感心している様子でした。
桂木と雨宮
この2人、なんだかほのぼのしますね(笑)
そしてそして。。。桂木高之と浩之ががんばってる~!!!ってうれしくなっちゃいました。
合資会社で久世家の名代として頑張ってましたね。桂木に協力というよりは、暁人さまからこの合資会社に関しては任されていますからね。張り切っちゃってるんでしょうね♪
前回でなんだか憎めないなぁ~この人と思ったら・・・なんか一コマだけでしたけど
いきいきしてますよ高之~(笑)合資会社の件は6巻を読めばわかると思います♪
(私は6巻は詳しく感想かいてないので記事は参考にはなりません・・・ごめんなさい)
そしてまだまだ桂木が思い描いている策があるようですね。この先どうなるのかほんと楽しみです。
今回の騒動ですが、暁人さまはさほど慌てることはないというような感じでした。
今回の件は総一郎(石崎)から聞いていたようで、、、。石崎父が桂木を手放すはずはないと思っているようです。
そして暁人さまの言葉を雨宮から聞いた桂木が「ならば遠慮することなく進めると伝えてくれ」と言葉を雨宮に託します。
この時のね、桂木が心の中で暁人様―・・・と思っている描写がね~。なんだかきゅ~~んとなりました。
なんていうか、桂木の心のよりどころなんだなぁ~って思わずにはいられない「暁人様―・・・」でした♥
石崎父の思惑は?
さて、紡績工場の件では桂木に軍配があがったかなと思いましたが、これで折れる石崎父ではありませんよね。
それはそうと、総一郎も桂木のことはすごく信頼しているようですね(o^―^o)
石崎父と総一郎との会話から、やはり石崎父は桂木を手放す気はないようです。
ですがやはり何かが気に入らないのでしょうね。というか、3巻あたりから6巻までを読んでいるとだいたいなぜ石崎父がこんな感じになっているのかわかるのですけどね・・・。やはり石崎父は「暁直さま」の存在が大きいのかなぁ。。。
久世家には恩義もあるけれど、超えたい壁だったりするのかもしれませんね。。。
そしてお家の格式のようなものににこだわる理由もなんだかわかる気がします。
そんな桂木のことを話す父親に、総一郎もまた「変わったな」と思ったようです。
そして石崎父はこの時に総一郎の縁談のことを持ち出します。
縁談話には桂木も関わってたようですね。そのことを聞いて「えっ」と言葉をなくす総一郎。
自分の要望通りに名門大名家の姫君がお相手だという石崎父。そしてすぐにでも婚約させると。
前々から桂木には依頼してましたが、どうしてこのタイミングで~ですねぇ。
というか・・・自分の息子までも出世のコマとして使うのがやり切れませんね。特に総一郎には想いを寄せた子がいますからね。
これは石崎父も知ってたことですけど。やはりひと昔のお家ではこういうのが当然といえば当然だったのかもしれませんね。名のある家と家の結婚・・・。
本人たちの気持ちではなく、家と家の結婚ですね。
でもこの縁談話でも桂木が何かからくりを仕掛けていると思いたいです。
気になりますよね。
以前同じように桂木から縁談話を進められてた暁人さまは自分の気持ちは偽れないと桂木を選びましたね。
苦境も乗り越え今2人気持ちが繋がっています。
総一郎はどうするのでしょうか?何か突破口があればいいのですが。
暁人様と桂木のことを影で応援していた総一郎ですからぜひ桂木には何か力になってもらいたいです・・・・
いや。。。暁人さまがなにかしてくれるかもしれない!!!
4巻での桂木が総一郎に言った言葉。
「周囲は敵だらけ。私のように無欲な人間は稀有であることを覚えておいてください。
貴方の味方はこの私だけです。」
私はこの言葉を信じたです(n*´ω`*n)
でもびっくりしてましたけど、4巻の時点でも石崎父は桂木に総一郎の結婚話を進めるように言ってましたよね?
そしてそれは総一郎も知ってましたし。
「成り上がりというのは、最後には「家柄」が欲しくなる
出自の恥を高貴な血筋とやらで帳消しにしたくなるのさ」
総一郎は自分の父親のことをこう言っている個所があります。今まさにそうなのかもしれませんねぇ・・・。
そしてここで桂木は総一郎の好きな「小ふさ」について
誰かに囲われる前に手早に手を打てないかがですか?総一郎の名を伏せて桂木が表向きは見受けすることも可能だと言っていましたね。好きならそばに置いておけと。
そして6巻ではこの時と状況がかわりもう小ふさとは会うなと言っています。
6巻では暁人さまと同じように結婚を拒み、家名を捨てることができるのかと。それで小ふさが幸せになれるのか?とも言っています。
もちろん あなたにその覚悟があるとおっしゃるのでしたら助力は惜しみませんが
今回の総一郎の件は、総一郎の本気がどうかで決まりそうですね。。。。
そしてこの時に小ふさを石崎父から守ってほしいと総一郎は桂木にお願いしています。
なので小ふさの件はやはり桂木が何かしていると私は思っています。
それにその後暁人さまにもどうにかしてやれと言われていますからね。。。
総一郎が家のために生きるか、小ふさをとるか・・・ドキドキしながら見届けたいと思います。
鎌倉にて
なんていうか・・・田村いいですね。ほのぼのします(n*´ω`*n)
暁人さまはもう鎌倉へ。。。雨宮からの連絡を待っているようでしたね。
雨宮は何か暁人さまから依頼されているのでしょうか・・・。
相変わらず暁人さま・・・美しいです。そして和装~。
次号の予告文字には
鎌倉の地で一人考えることはやっぱり桂木との未来について―!?
でした!!!なんだろな、本編はただならぬ雰囲気なのですが・・・暁人さまおひとり何やら違う感じが。。。
石崎父との件が片付いたらおそらく留学でしょうし、もう終わりが見えているのかもしれませんね。
次号もお名前がありますので7月・・・楽しみに待ちたいと思います!
6巻が28話~33話でしたから、7巻は38話、39話くらいが区切りでしょうか???年内に7巻というのもあり得ますね。
ということは・・・私の予想としたら8巻、9巻には終わっちゃうかもなぁと・・・。
あと残すのは久世家の跡継ぎ問題でしょうかねぇ。
そういえば、直継さまのお子さんとかいるよね・・・・・・・・・・・・・。
ということで感想終わりです。
長々と語ってしまいましたが…鎌倉に早く桂木が来るといいなぁ・・・・・。