BLコミックでおすすめのウノハナの甘く激しい一途な愛!
声はして涙は見えぬ濡れ烏のネタバレあり感想のパート②になります。
パート①を見てない方はこちらを読んでからパート②読んでくださいね!ではでは早速いきます!
凛を優しくつつむ大きな腕
父親の3回忌に聖人と会った凛。雨の中を歩いて帰ってきました。
そんな凛を優しく引き寄せる会沢。凛の表情などから何かあったと悟ります。
お父さんの法事で何かありましたか?と聞く会沢ですが凛は別に・・・2年前と同じだと言います。
聖人は生意気に育ってて、自分の欲にしか興味のない大人の中で一人ぼっちで座ってたと・・・。
認めたくない 受け入れたくない それなのに 縛られて離れられない
ガキと一緒だ コイツよりずっと 俺の方が・・・ガキだ
凛は聖人とあったことで気持ちに変化が現れましたね。今まで嫌だ嫌だと思っていたことですが
聖人を・・・あの大人の中から守りたいと思ったのではないでしょうか。
縛られたくないと思っていたのに結局は久喜宮の中に入っていかないと行けなくなったんだと悟ったのでしょうかね。
そして凛にとっては誤算がもう一つ。会沢の存在。
気づかない内に弱い自分をさらけ出してしまうくらい近い存在になっていたということ。
身体だけでいいなんて言いながら・・・本当は会沢が欲しくてたまらないのではないのかな~なんて勝手な解釈してます。
2人の距離はもう近づきすぎてて離れられないんだなぁと思いました。だってね、やっぱり凛にとっても
会沢の隣は居心地が良さそうなんですよね。
会沢にすきだと言われると頬を染めて照れるくらいは会沢のこと好きです・・はい。
会沢も凛のクセを見つけながら本心ではないというのを見透かしているのもね~。なんだかんだで凛は踊らされているんじゃないの?って思います★
凛と父親と祭り
祭りの季節になり、祭りに誘う会沢。祭りは好きじゃないという凛ですが無理矢理会沢に引っ張られて行きます。
無理矢理でも行く凛がかわいいですよね。
祭りに行きながら小さい頃、両親といった祭りを思い出す凛。
そこへあんず飴を買ってくる会沢。。。父親と会沢を重ねる凛・・・。
父親の笑った顔しか記憶にないことに気がつきます。会沢と似ている感じの人だったのかなぁ~?
そして会沢は金魚を増やそうと金魚すくいに挑戦します。それを笑顔で見ている凛。
結局戦利品は1匹(笑)
高級金魚のプレゼントありがとうと凛は言います。もっとほかのものをという会沢に対しこれがいいといいます。
金魚は恥ずかしがり屋さんだからじっと睨むと逃げてしまう、目をつぶって救うといいと言われたと凛が話します。
凛のお母さんがいいそうですね~という会沢に、父親が言ったことだと・・・。
何が可笑しいんだか いつも笑っている人だった
そして事故でなくなる前に一度だけ自分に会いに来たこと、何度も会いたいと言われてたけど
許せなかったから無視していたこと、会いに来た時に冷たいことを言ってしまったこと・・・。
父親がそれから事故で亡くなってしまって謝ることすらできなくなって後悔しか残ってないことなどを
会沢に話します。
それを優しく優しく包み込む会沢。
お父さんも凛が言ったことは本心じゃないって見抜いているはず。父親なんだから自分の息子が人一倍
素直じゃないなんてことわかってますよと。
大丈夫、後悔なんてしなくていいんですよ凛さん。。。と会沢の言葉が凛の後悔を軽くさせます。
そしてお前もいつも笑っているなと凛は言います。
会沢は凛さんと違って真面目な顔が苦手なんです それに凛と2人分ですからといいます。
凛さん 俺がついてないとダメでしょ?
多分なんだかんだで凛が自分のことを好きでいてくれているのもわかっているのかな会沢。
それに弱さをさらけ出せるのも「自分だけ」だと。
凛にとっては会沢は本当に大切な人なんだと思います。弱さをさらけ出せる貴重な存在であり
弱さをさらけ出してしまう人物だからこそ近づきすぎてはいけない人・・・そんな感じです。
そして身体を重ねる2人。今回のこの1冊は結構なエロがあります。どれもこれも凛の気持ちの変化で
重なり方が変わってきているので読んでいて単なるエロではなく物語としてのエロで満足です。
今回はかなり濃厚で凛が積極でした。
満足そうな会沢は自分の旅してきた国のことなどを凛に話します。
そしていつか一緒に色々な国に行きたいと言っていた会沢がどこにしますか?と問います。
凛はどこでもいいよ連れてってくれと言います。
凛が素直にそんなことを言うからか、急に会沢は不安に襲われます。
嬉しいハズの答えなのに急に不安になるんですね。
約束ですよと言う会沢にコクと首を縦にふる凛。
ようやくこんな風に 好きなだけこの人に触れられて 受け入れて貰ったのに・・・とそれでも不安で仕方ない感じです。
寝ている会沢に凛がポツリ・・・ごめんなと。
きゃ~これは「別れ」が来ますね。凛はやはり久喜宮に入ることを決心していたんだと思います。
自由な会沢が羨ましくもあり、でもその会沢と「触れあう」ことで他人のことを見るようになり
聖人のことを考え一人ぼっちにはできないと感じ喜宮に帰る決心をしたのかなと。
一人だと自由に生きれると言っていた金魚も今はお友達ができましたしね。
一人ではさみしいよという気持ちがわかったんだと思います。
だからこそ一人になってしまいそうな聖人がほっとけないんでしょうね。なんだかんだで会沢の存在ありきで
自分には会沢がいるという気持ちがあるからこそ起こせる行動なのかな~なんて思っています。
別れ
別れは突然やってきました。サークル活動で1週間留守にしている間に凛が久喜宮に帰ってしまったんです。
大学もやめていました。
急いで家に行くと世話を頼むという置き手紙のみ。
世話というのは家もそうなんでしょうが金魚のことです。携帯も通じなくなってました。
ここで会沢はなんであんな不安に襲われたのか理由がわかりました。
会沢自身もこうなると心のどこかで感じてたからこそ不安になっていたのだと。
2年半後・・・
凛は社長代理として働いていました。
会社では常務たちから結構な嫌がらせをされているようですね。
2年半もあればそんな嫌がらせにはまんまと乗らないと思うりんですが2年半と言う「年月」にしんみりする凛。
久喜宮の血から逃れたいと思っていたのに結局縛られることを選んだことを思い返しています・・・
そして会沢のことも。
未練は断ち切ってきたつもりなのに もう少し時が経てばこの小さな罪悪感と
あの人を食ったような笑顔もまとめてわすれられるんだろうか
凛は結局会沢のこと好きで仕方なかったんですね・・・なんだか切なくなりました。
この言葉がのっている会沢の笑顔も・・・切ないです。
なんだかんだで色々と会沢のことを思い出していますね凛・・・
再会
再会は突然やってきました。なんと新入社員リストに会沢の名前を見つけたんです。
会沢はトップで入ってきたようですね。案外できる奴だったんですね会沢~。
いきなり管理部署かぁトップで入ってきた奴は違うな~という同僚に
俺はそのためにここへ来たから
この言葉からも会沢は凛のためにこの会社にやってきたことがわかりますね。
どこまでも会沢で安心しました。失恋というか凛が消えてしまってグレてたらどうしようかと思っちゃった・・・。
そんなこんなで同僚と話しているところに凛が通りかかります。
顔色変えずに通り過ぎる凛でしたが・・・通り過ぎた後の顔がね・・・切ない顔してますよ全く。
会沢は見逃してません。
そして会沢とあった凛はメモ帳にグリグリを落書きを(笑)
もうね~ツンデレさん健在で愛らしいです。あんなにクールを装って通りすぎたのにメモ帳に「グリグリですよ!
そして社長室に会沢がやってきました。
凛さん やっと・・・話せた
自分が入ってから1週間も立っているのに連絡がなかったと。内定が決まった時も連絡があるかと期待していたと7.
内定は知らされてなかったから・・・という凛に俺のことなんか忘れちゃったのかと心配しちゃいましたと・・・
そんな会沢に
バカか?おまえは・・・なんでこんな所にいる!?
日本の企業なんて退屈だって言ってただろうが!と怒る凛。
そんなこと言ってましたっけ???という会沢に
夢はどうしたんだよ!?海外で暮らすんだろ? いろんな国で自由に生きていくんだろ?
と感情をぶつけます。そんな凛にそっと優しく会沢は答えます。
仕方ないでしょ?凛さんがここにいるんだから
そういう会沢に、
おまえは俺とは違う。もともと男が好きなわけでもない 背負っていくものなんてないはずだ
俺なんか忘れろ これから普通に結婚でもしてお前らしい人生を・・・
と言いますがここは会沢です。
出来ませんよ 貴方以外とは
ほんとこの場面好きなんです・・・凛は会沢のことを思って消えたようですが、会沢はとことん追いかけてきましたね。
大学では取れるもの全てとって凛のために、りんの役にたとうというのが見て取れて・・・
2年半かかったけど・・・あなたに見合う男になるために 持てるもん全て身につけて
駆け足できたんですよこれでも
もう上からこっそり覗くんじゃなくて 正面玄関から堂々ときました
こんなん聞いて凛の心が動かないわけがない~。
今夜会えますか?という会沢に遅くなるという凛。それでの待つといいます。
ホテルか家かはわかんないけれど、そこに入る凛がね~もう待ちきれない感じです。
こんな凛が見れて嬉しいわ★
本当は凛も逢いたくて仕方なかったわけだしね!
この2人本当に好きです。そして会沢を話していてクックと笑う凛も可愛い!
半年後、会沢は凛の秘書になってました!ハイブリッドの時の秘書のあいちゃんはこういうわけだったんですね!
もうね~凛のあの一癖も二癖もある性格は会沢じゃないとダメですね。
お兄ちゃんと僕
このお話が大好きです。
何年も経ってからのお話。
金魚が8年くらいいるって言っているので再会して5年後くらいでしょうか。
凛と会沢がであって8年たっているということですね。
聖人に凛は結婚とかしないんでしょ?会ちゃんとずっと一緒に生きていくんだろ?と言われ
頬を赤くして照れている凛が可愛い!
あいつが俺に愛想つかすかもしれないしな!なんて言っています。俺がじゃないんですよ。
会沢がといっているのでね~もうごちそうさまです。
会沢が離れるなんて考えられない~。
だから聖人も「ニタ~」と笑っています★
そして最後に聖人にはやく一人前になって俺に休みをくれと言っています。
なぜかというと旅行しに行きたいと。会沢との約束の海外の旅をしたいからと言っています。
待たせてるんだ・・・という凛。
なんかね~会沢とであって色々を変わった凛ですが。。。会沢から受けるばかりではなく
自分も何か会沢にしたいなということが最後に書かれていてほんわかしました。
ちょっとはしょりがきみたいになって読みにくいかもしれませんが・・・
そういう方はぜひコミック読んでみてくださいね!
きっと引き込まれると思います★