※当ブログでは、商品(紹介コミックス・雑誌)の紹介リンクにアフィリエイトを利用しています。また表示されるサービスなどにはプロモーションが含まれます。

広告 コミックスの感想

オススメBL『猫背が伸びたら』BL漫画(ネタバレ注意)感想。大島かもめ/ノンケ×ゲイの胸キュン作品

ノンケ×ゲイのキュンとなるボーイズラブ漫画。大島かもめさん猛プッシュ!

注意

この記事は2016年10月28日の記事をリライトして再掲載しています。ちょっと古い作品ですが、気になった人はぜひ!

お気に入りの作家である大島かもめさん。どの作品を読んでもキュン💛となります。個人的にはハズレなし!どの作品も心に残ってふと読み返したくなります。

コミカルな作品からシリアスめな作品まで幅広いのですが、シリアスめな方はもしかしたら苦手という人も中にはいるかもしれません。今回紹介する作品は大島かもめさんの作品の中ではキュン要素多めでオススメです!

今回はノンケ×ゲイのストーリー。ノンケの子視点のストーリーになっていてこの子がこれまた卑屈なのです。恋愛においてだけでなくすべてにおいて卑屈なのですよね。

これには理由が。外国人の血が混じっているのでイケメンなのですが、その事が色々なトラブルを引き起こして次第に「俺なんて・・・」が口癖になってしまうの。その子がゲイバーで石渡と出会ったことで変わっていきます。

猫背が伸びたらというのもね・・・この卑屈さから猫背になってしまったのかな?と想像できてしまいます。

猫背が伸びたら コミックス情報&評価

コミックス

  • 【出版社/レーベル】幻冬舎/バーズコミックス ルチルコレクション
  • 【発売日】2016/10/24
ストーリー
胸キュン
切なさ
エロ
満足度

内容紹介

ハーフでイケメンなのにネガティブな譲二が出会ったのは自分とは逆の明るい悠。体の関係となったが譲二は社交的な悠に不安になり! ?

大島かもめさんは、ピュアな作品が多いように思うので重すぎないストーリーが好き!という人には超オススメです!

注意ポイント

猫背が伸びたらの感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。

猫背が伸びたら・Contents

  • 猫背が伸びたら1話~5話
  • おまけの日常(描き下ろし)

トータル170Pくらいの作品です。ちょっと少な目でしょうか?

【猫背が伸びたら】みどころ・好きなところ&感想

まるまる表題作なので170Pくらいだとしても読み応えはあると思います。出会いから好きになるまで、そしてその後の気持ちの変化もすごく伝わってきてなんだかキュンキュンしながら読みました。

前向きになれば猫背もなおる

今回のストーリーはノンケである譲二くん視点でストーリーが進んでいきます。譲二くんはハーフでイケメン。

イケメンなのですが・・・その顔のせいでえらく自分を卑下するようになっていったようです。ある出来事がきっかけで、人と関わるのが苦手になり「俺なんて」というのが口癖の彼。そんな彼がゲイである悠と出会ったことで自分を見つめなおして前向きになっていく姿がとてもGood!(`・ω・´)b

彼の猫背は卑屈になって下を向くのがクセになってしまったのが原因の一つなのかもしれませんね。もちろん作中でジムにも通っているのでその成果と気持の持ちようで猫背もなおっていくんです。こういうお話・・・・好きです(o^―^o)

正反対な2人

そしてさらに作品を面白くさせているのがやはりキャラ設定。イケメンなのに・・・イケメンが故に自分を卑下して下を向く譲二とは違って、イケメンという武器を最大限使っている悠。

自信に満ちてキラキラしている悠を見て惹かれていくのもわかる気がします。悠とは上司に騙されて行った二丁目のバーで知り合うのですが、ここではあっさりと別れるんですね。(しょっぱなゲイだと勘違いされてしまうのですけどね!)

ですがすぐに再会。譲二が通おうとしたジムのインストラクターが悠だったという・・・・。なんとも運命!な二人です。

今回はね・・・「世間は狭いね」って感じのストーリーですヨ(笑)まだもう一人、キーパーソンになる女性が出てくるのですがこちらもあらら・・・Σ( ̄□ ̄|||)なくらいの世間は狭いね!っていう・・・・。

再会してさらに惹かれあう譲二と悠。(ここら辺は悠の方が恋愛慣れしているので読んでて楽しいです。)

そんな悠に譲二がどんどん惹かれていっているのが手に取るようにわかるからもう読みながらキュンキュンします。

そして迎える二人のお初。

お酒の勢いもあったけれどこれが「お酒のせい」というのに持っていかないのもこの作品が好きだなと感じた部分。このエロの時、譲二からキスをする場面があるのですが、ここがまた良くて何度読んでも譲二かわいいヨ💛となります。

朝、目覚めて昨日の出来事を思い出す譲二なのですが・・・・

「思い出し勃ち? おー・・・

って言われるくらいT子まで目覚めちゃってとてもかわいらしかった。お酒の勢いでノンケ×ゲイがつながって、ノンケくんor ゲイくん後悔の流れってすごく嫌なんですよ・・・(やっちまった・・・的なヤツです)そうじゃなくってここからさらに彼のことを「特別」だと思って自分もそうなりたいと思う譲二がなんだかすごく愛おしくなります。

特別だと思えば思うほど出てくる黒い感情

どんどん惹かれていくとやはり出てくる独占欲。黒い感情も出てきてしまいます。悠はモテるから余計にですね。まだまだこのあたりは譲二も自信がなくて「自分」と悠を取り巻く「他の人」と何が違うんだろう?(同じじゃないか)と感じてしまうんです。

そういうのがまた良くない方向へといってしまいます。

映画を観た2人。作品は面白くなかったようなのですがまたほかの作品も観に行こうと誘う悠。なのですが!!!譲二は悠なら一緒に行ってくれる人すぐ見つかりますよと( ̄。 ̄;)

この言葉で悠はすごく傷つくんですね。

今まで自分はとっかえひっかえしてきたけれど、そう思いながら今まで隣で笑って楽しそうにしていたのか?と。酷いなと言って帰って行ってしまいました。

気持ちを伝えあうのは大事

喧嘩別れみたいになった2人ですが、きちんと仲直りの時はやってきます。譲二は色々と考え、悠は・・・マスターのお店で荒れていました(笑)

そこを迎えに来た譲二。部屋に連れていくときちんと自分の気持ちを口にします。

あれだけプンプンしていた悠も、譲二からの告白で一気に(〃―〃)急に2人とも素直になっちゃって・・・あっという間に仲直りです。というのもねぇ、2人とも・・・・一番大事な事を忘れて勝手に想像して拗らせてたのですよね。

自分たちの気持ちを伝えあっていないという。

読みながらやっぱり気持ちを口にするっていうのは大事よね・・・・と思いましたヨ。いらない負のセリフはバンバン出てくるんですけどねぇ(笑)←ワタクシの事です(;´・ω・)

悠も譲二ももう少し自分たちの気持ちを口にしあってたらお互い不安にならなくても良かったのかな?と思います。

猫背が伸びたら

猫背が伸びたらというタイトルなのですが、読んだ後に想う事は・・・・気持ちが前向きになったら「猫背が伸びた」って感じだったなぁと。猫背が伸びたら何かあるのではなくて、気持ちの変化があって猫背の変化があったという順番だったように思います。

ちょっと卑屈な自分とおさらばできそうな譲二が最後に読めて良かった!

自分にちょっとずつ自身を付けてさらに堂々としていってほしいな。せっかく譲二イケメンなのにもったいない!

悠の方が嫉妬するようにガンバレ~とエールを送りたいです(n*´ω`*n)

感想・まとめ

すごく面白かったです。ちょっとページ数が少ないかな?と思ったりもしたのですが(やっぱり200P前後ある方が読み応えはある)まるまる表題作だったというのもあって流れもすごく良かったし、譲二の変化が読んでてすごくよくわかるので引き込まれました。

描き下ろしはベッタベタな2人が拝めます。←というより悠がベタベタ。

「・・・・・・ベタベタベタベタ・・・・うっとおしいホモねあんたら・・・」

マスターのこのセリフがすっごくツボでした。マスターのあの顔!!!

全然関係ないのですが、普通に読んでたらマスターの髪の毛あまり良くわからなったのよね。裏表紙みたらびっくり!!!えらい禿げてらっしゃる(;゚Д゚)

ザ・・・・・ザビエルさんってそういう意味だったのねと最後の最後で納得いたしました。注目して読まないとザビエルさん(マスター)の髪の毛があんなのだなんて誰も気づかないハズ・・・・最後に発見したからへぇ~って思ってそれも楽しかったです。

大島かもめさんはすごく好きな作家さんで作家買いなのですが、この作品イチオシです。気になる方はぜひ読んでみてください。

仕立て屋と坊ちゃんは、坊ちゃんの超一途愛にキュンキュンします。サバ定食のほうは、ナルシストくんにクスクスと笑うはず。残念なナルシストくんなのですヨ(笑)

どの作品も重たいなぁ~っていう作品ではないのでさらっと読みたいな~というときにもってこい!読後感も良しです💛

電子書籍

猫背が伸びたら

今回の作品

大島かもめ/その他コミックス

仕立て屋と坊ちゃん

海王社(GUSH COMICS)

恋ときどき、焼きサバ定食

海王社(GUSH COMICS)

売れ筋ランキング(Renta!)

  • この記事を書いた人
スノウ

スノウ

漫画全般好きですが、BL漫画にハマり今ではほぼこのジャンルしか読んでいません。一途もの、年の差、スパダリ攻、ワンコ受、ツンデレ受大好きです。最近はオメガバースもお気に入り。

-コミックスの感想
-, , , , , , ,