こちらも先日やっと感想書きました。木下けい子さんの【17】の2巻目です。
【17 教師】とあって巻号がついていないのですがこれは続きものですのでご注意ください。
毎回思いますが・・・巻号をつけないのは読者には優しくないですよね・・・17生徒/17教師で読み切りみたいな感じになってればいいけれどそんな感じでは全く無いから、なんとなく今回の作品に関しては巻号を付ける方がよかったのではないかなってすごく思います。
1巻1巻ですっきり読めるような作品だったらいいですけど、違いますからね。。。
ちょっと触れましたが、17の1巻目は【17生徒】です。
この作品もとても面白かったです。
というかワタクシ・・・この作品にどハマリしてまして。 CRAFTでおっかけています。
今回も紙で買いました★
もともと切ない系は浮上するのに時間がかかって完結してから読みたいって気持ちが強い人なのですが・・・木下けい子さんの切ない系はなんか中毒性がとてもあるの☆
切ないってわかっててもちょっとキュンがあるとそれだけで次回まで待てそうだったり。
基本ハピエン主義だと思われる作家さんなので、この状況からどうやって変化していくのだろうっていう楽しみのほうが大きかったりするのですよね。
わりとクスっとなるような明るい作品を描かれるので、そちらで木下けい子さんを知った方は切ないテイストの方はびっくりされるかも。
このギャップがまた好きなんですけどね(*^_^*)
昔は苦手な絵柄だったのに読めば読むほどハマっていきます。
【冷たくされても優しくされても どんどん好きになる】
うんうん、木下けい子さんの作品に対するワタクシの感情そのものです(笑) でももう少し、17は優しくしてください~!!!(T^T)
【17 教師】作品紹介
注意ポイント
【17 教師】感想レビュー
1巻で有岡の事を嫌だなって思った人もいたと思います。
でもこの2巻を読んだからちょっとは好きになるのではないかしら。
【17生徒】であまり・・・と思った人も是非この【17教師】を読んでほしい。 無理矢理抱いてしまった有岡の苦悩というか・・・それでも諦められなくて先生への気持ちは募る一方で。
そういう切なさみたいなのもよく表現されています。
大切にしたい、ただそれだけなのに自分のものにしたいという気持ちが勝って行動を起こしてしまった1巻。
2巻は後悔も伝わってくるし、,彼なりの頑張りも伝わってきてキュンでした。
ただ、展開的には切なさは相変わらず。
三島に好きな人がほかにいるので、お互い片想い同士。
三島は有岡に【同志】だと言うの。 永遠に実らない恋の同志だと。
でも有岡は自分は違うと口にします。
まだ諦めてないって。
こういう所がすごく好き。
三島は色々な事を我慢して経験して年を重ねて・・・どこかで諦めながら生きてきたと思う。
だけどまだまだ高校生の有岡は、未来に希望もあって夢もあって・・・これからこういう有岡の姿に三島が惹かれていくのかもしれない。
自分と有岡を重ねながらみているけど、同じようで同じじゃない2人。
だからこそ三島も惹かれていくような気がします。
最初は同情かもしれない、だけどそれが違う形になっていけばなぁ・・・ってすごく思う。
2巻はずっと有岡の直向きな想いが描かれていたような気がします。
三島は津田の事が好きなんだけれど、徐々に有岡の事も気にしている様子を見せ始めているのでこれから期待できそう。
とにかく・・・今は津田がちょっとお邪魔虫なのよね(T^T)
でも、有岡が成長していくには必要な人物なのだろうなぁって最近思うようになりました。
これは・・・有岡が卒業して大人になってからが勝負なのかもしれません。 って考えたら・・・まだまだ続くし3ヶ月に1回しか読めないから完結するまでけっこう長いかもしれない。
大好きな作家さんで作家買いなので、ちょっと評価甘めです。続きものなので基本的には今後の方が面白くはなっていくはず。 なので本来は★4なのですが・・・有岡がかわいいので★5です(≧∇≦*)
さらに詳しい感想はこちら
BL漫画ダイアリーに感想を書いています。よかったらそちらも是非読んでみて下さい。
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