藤咲もえさんの【トンでもない俺のα】BL漫画感想です。
【トンでもない俺のα】は5話で完結しました。
これは獣人の中でもかなり新しいと思いました!ブタですよ!!!ブタなんだけれどすごくカワイイし人型になった時にはけっこうイケメン。
設定も面白くて、Ωの中でも属性というのがあって相性みたいなのがあるのですね。
受のα属性がブタという・・・・オメガバースの中でもこれは新しいな!と思って読み始めたら面白かったので紹介。
【トンでもない俺のα】作品紹介
ジャンル | オメガバース |
テイスト・組み合わせ |
ややコメディ 健気攻? 園児×保育士!? ブタ(α)×人間(Ω) |
注意ポイント
【トンでもない俺のα】感想レビュー
1話 感想
ポイント
- ブタに求婚された保育士
- 獣人であるαは自分に適したΩをかぎ分ける能力がある
- ブタが超かわいいけどち○こは凶器!
主人公の比呂先生は「ブタ」に適したΩであることがわかったと・・・この場面がけっこう面白いです。
肝心のその獣人のブタさんですが・・・これが思った以上にカワイイの。
というのも園児なんですよね。
園児なのですが、人型の時はすでに大人の仲間入りしているようでして。(ブタの時は幼獣です)
あとブタのち○このくだりも笑いました。あんなカワイイ顔してるのに(笑)
Ωの間では避けたい獣種だそうですが・・・
今回の1話では、そのブタさんがいるところで発情してしまった比呂先生・・・・
その時!!!いままでブタだったのが・・・人型に変身して褐色肌のイケメン登場!この登場は良かったです(≧∇≦*)
「異国風イケメンとか キャラちがくね?」と言われた後の「ボクは国産ブタですよ」にも笑いましたし・・・なんかセリフがいちいちツボなんですよね。
最初はブタ?と抵抗もあったのですが、読んで良かったなぁと思いました。
このコミカルさがたまらないです。基本的にオメガバースってあまあまかちょこっと重めのお話が多いのですがこんなコミカルに読めるなら・・・
こういう作品ももっと読みたいですね。
今までオメガバースで笑いながら読んだのは(ちょっとくだらないなと思いつつ(笑))【アルファ戦隊アルレンジャー】。
どちらも笑えますが、一途攻でキュンとなれるのは今回の【トンでもない俺のα】の方かな。ほんとカワイイし笑えるのでイチオシ。
これから先どんな風に展開していくかわかりませんが、ふふっと笑える作品であってほしいなと思います(≧∇≦*)
発情しちゃったので1話はエロありです。
ブタさんのドリルは・・・絵柄では読めませんでしたがすっごかったようです(笑)三段階の射精・・・面白かった。
「ボクまだ・・・後二回出ます」のセリフもけっこう好きです( ´艸`)
でも・・・人型の姿もいいですが、ブタの時がすんごくかわいいのでブタの姿を多く読みたい。
2話目がはやく配信されますように!
2話感想
2話目は1話最後に凜(ブタ)親に見つかってしまった二人。
でもそこでとんでもない事を聞かされます。
・ブタは射精に6分もかける(射精に3段階)
そして凜の親は、比呂先生に「あなたが凜を好きかどうか」が一番肝心なのだと言います。
自分の気持ちがわからない比呂先生ですが・・・その横でビービー泣いている凜の姿(ブタ)のかわいいこと。。。これだけで胸キュンでした。
いやぁほんとにブタの絵がかわいくて、正直・・・人型の凜よりブタの凜の方がスキだったりします(●´∀`●)
でも比呂先生は・・・熱烈に告白してくる凜が怖いと感じてしまい転園してしまいます。
自分の意志で転園したのに思い出すのは凜のこと。無意識に彼を受け入れていたのではないか?と考えるように。
すると、先生が働いているところの園児が体調不良で病院に連れていくことになります。そこでまた凜と会うのですね。
正確に言うと・・・その病院でブタに激突されて骨を折ってしまうのですが、そのブタというのが凜だったというわけです。
なぜ凜がいたか、ということなのですが。。。実は凜もこの病院で入院していたようです。理由は・・・ストレスで自分の尾っぽを噛んでしまうからだそう。
同じ病室で過ごすことになった二人。
ちょっとイイ感じになるのでここは必見☆なんとか先生も自分の気持ちを認めることができたようです(*^_^*)
3話感想
良い雰囲気になってきた二人なのですが・・・ここで比呂先生に「運命の番」が現れてしまいます。
ずっと凜と比呂先生が運命の番かと思ってたのでびっくりしました。
本能的に惹かれていく姿を見るのはちょっと切ないですね。好きな者同士なのに・・・そこに本能で惹かれてしまう相手が現れたら!?
この運命の相手も面白かったし悪い子ではないのですよね。凜の友達で最後まで実は仲良しです。
ヒツジみたいなブタさん(ヒツジとの交配で生まれた)でハンガリー産。ブタの種類にも色々あるのだなぁ~とここでメモメモって感じですよね( ´艸`)
比呂先生はこのシノくんを見た瞬間、発情してしまいます。
発情した先生は・・・凜の目の前でシノを求めてしまうというなんかすごく切ない展開でした(T^T)
シノもかっこいいけど、やっぱり凜が好みですね。ブタの姿も凜がやっぱり。。。かわいい♡
4話感想
シノに首を噛まれてしまった比呂先生。
凜以外の子と番になってしまった(T^T)・・・とちょっとショックを受けるような場面からスタートします。
でも・・・こんな危機的な状況でも比呂先生の中には凜がいて、凜を思い出して思わずシノを突き飛ばしてしまいます。
「お前じゃ ・・・ない」
そう口にする先生ですが首にはしっかり歯形が。
怒った凜はシノに襲いかかります。番を解消するにはどちらかが死ねばよかったよね?と。2019
二人で激しい闘いをするのですが、あまりに威力が強すぎて建物が崩壊しそうに。
崩れ落ちてきた瓦礫から凜は比呂先生を守ったのですが、ここからが面白かった・・・。
すごくぐっとくる場面のはずなのに、、、凜ったら比呂先生に抱っこされて腰ふっちゃって(≧∇≦*)
でもそれには理由があるの。
比呂先生のフェロモンを感じていたみたいです。シノと番になっていたら先生のフェロモンを感じることはないはずなのに、凜はしっかりと感じてるの。
これにはオチがしっかりとありました。
シノは・・・歯の生え替わり時期で実は乳歯だったようです。
首を噛んだときに乳歯が抜けてしまっています。
だから噛んだのは事実なのですが、番にはなっていなかったというオチが。
そういう事もあって崩れ落ちた瓦礫の空間で・・・比呂先生は凜と番になっています。
最終話感想
単話が配信されるまで我慢できず、「Charles Mag オメガバース vol.10」で読んでしまいました。
最終話は凜が比呂先生に会ったところが描かれていました。これがね~すごく可愛いの。一目惚れだったみたいですね!
もうブタの姿の凜って萌えしかない。ほんと可愛くて・・・グッズで欲しいなって思ってしまいました。
凜とシノ、グッズにしてもかわいいと思う!!!
それから現在に戻り、すっかり大人の仲間入り!?の凜の姿が。獣人は幼少期が極端に短いようで保育園を1年で卒園したあとは進級し、3年で人間の教育課程を習得。そして卒業するようです。
今回はそんな凜の卒業式。
卒業したら念願の!絡みが待ってると期待を膨らませる凜。
卒業式の後、すぐに比呂先生のところへいくのですが・・・比呂先生は絶賛発情中。
このね~発情の時の巣作りのくだりにギュってなりました。我慢してたのは何も凜だけではなかったのだなぁ~と。
凜のものを集めてそれで巣作りしてる先生。。。可愛いなって思いました。
ラストは二人の子供達が登場☆
かわいい3匹の子ブタちゃん(≧∇≦*)どんな子達に成長していくのかな・・・それも読んでみたいですね。
ちなみに最終話ではがっつり絡みがあります☆面白かった!!!
感想まとめ
オメガバースの設定でものすごく面白いなと思ったのがこの作品でした。
ブタの特性がすごくうまく使われていて、萌えもあり笑いもあり。飽きずに読める作品です。
そういえば藤咲もえさんの前作は神様(蛇・龍)でしたもんね!発想が豊かでほんと面白い。
そして一途攻でそれが最高に良かったです。
凜超かわいい。ずっとブタの姿でもいい!って思うくらいにハマりました。
普通は人型の方が好みって思うのですが、この作品だけはブタの姿がツボでした(笑)
本当に楽しい作品でした。
久々に続きが出るの待てなくてWeb雑誌に手を出しました。。。(単話配信されているものは単話で読んでるので)
ときしばさんの作品以来でしょうか。雑誌を読んでみると、どれも面白くてまた読む単話が増えそうです。
ちょっと変わった作品が読みたい人にはもってこいの作品なので気になった人はぜひ!
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