佐久本あゆさんの【ハロー、グリーンデイズ】BLコミックス版の紹介です。雑誌【ダリア】で読んでいた作品のコミックス版が出ました。
佐久本あゆさんは作家買いをしているのですが、すごく胸キュンが多いです。絵柄も綺麗で正当派!という印象の作家さん。
BL作品を読み始めたけど、読みやすい作品を探してます!という人にはもってこいだと思うのでぜひぜひ。
【ハロー、グリーンデイズ】作品紹介
コミックス版
作家 | 佐久本あゆ |
出版社/レーベル | フロンティアワークス/ダリアコミックス |
発売日 | 2020/4/22 |
満足度・オススメ度 |
内容紹介
内容
両想い、初めての彼氏、初めての愛おしい気持ち。 植物学専攻の院生・御影は、人見知りで恋に臆病。 だけど、強面な後輩・七星の貧乏生活を見かね、ルームシェアを始めることに。 見た目と違って優しい彼と過ごす日々を大切に感じはじめた春の日、七星から突然告白される。 勇気を出してOKしたものの、お付き合いなんて初めての御影。 たくさんの愛情をくれる彼の「恋人」になりたいと奮闘するけれど……。
全体評価
ストーリー | |
胸キュン | |
切なさ | |
エロ |
注意ポイント
【ネタバレ注意】【ハロー、グリーンデイズ】感想
大学院生の御影が後輩の七星に告白されたところから物語がスタートします。
けっこう七星が素敵キャラ。
御影は過去に同級生に告白し、からかわれた事がトラウマになってるのですが・・・七星と関わっていくうちに惹かれていくように。
七星はすごく素直で頑張り屋さんだから、御影が惹かれるのもよくわかる(*^_^*)
でもでも!告白したのは七星が先なのですよね~♥読んでるとほっこりする二人で癒やされました(●´∀`●)
ルームシェア
七星は自分で大学の学費や生活費を払っているので、バイト・学校と忙しいの。大学が忙しい時はバイトにあまり入れないからお腹を空かせていたり。。。
それを知った御影がルームシェアを提案します。
御影自身は、あまり人と接するのを避けてた節があるのですが、七星との生活は・・・意外にすぐに慣れていきます。
でも!御影は大学院の2年生。来年には卒業して住んでいる部屋から出て行くのだと言います。
それを知った七星は・・・・ずっと一緒にいたいと御影への想いを告白。
御影はトラウマもあったけれど、七星の想いを受け取り・・・自分も七星の事が好きだと言って二人は晴れて恋人になるのですが・・・気持ちを通わせる場面はほんとキュンキュンしますヨ。
どっちも可愛くて。すごく癒しカプだと思います。
オジギソウと御影
2話のエピがすごく好き。オジギソウと御影が似てるとか・・・確かに!って思ってしまいました。
七星に触れられて反応しちゃうところとか・・・なんて可愛いんだ(≧∇≦*)ってドキドキしながら読みました。
御影は誰とも付き合ったことがないから、どうしていいのかもわからないの。
でもそこは・・・七星がなんだかんだでリードしてくれてます(*^_^*)
「キスしてもいいですか」
と言われて恥ずかしそうにする御影にもキュンですが、その後に見つめ合って御影が脱力する姿もキュンすぎる!
なんていうんでしょ、かわいい!!!!しか言いようがなく・・・語彙力を失う作品です(≧∇≦*)
七星は以前から御影を知っていた
キスは自然にできるようになった二人。御影もそれに居心地の良さを感じてはいたのですが・・・
七星は先に進みたかったようで・・・!?
誰とも付き合ったことのない御影は・・・やはり最初は先に進むことに怖さを感じてたようでした。(気持ちというより身体がこわばった?)
ここで、七星が・・・実は以前から御影の事を知っていたのだと言います。
七星は空手でかなり有力な選手だったようで・・・でも当時の彼女と歩いていたときにヤンキーに絡まれ・・・
空手の技を使って倒してしまったようで。。。学校も停学、空手部にも迷惑をかけ父親にも怒られて・・・決まってた推薦もなくなり目標を見失ってたようです。
できるだけ遠くへ行きたいと見学に来た大学で・・・植物を愛しそうに見つめて話しかける御影を見たんですって!
そんな彼に心を動かされ・・・・同じ大学に通うというのが目標になっていったと。もう卒業していないかもしれないと思っていたけれど、見つけた時は次に研究室に・・・と頑張ったようです(*^_^*)
これを読んだら、唐突に好きになったわけじゃないのだなぁ~とギュギュっときてしまいました。
御影の成長
学会に教授についていった御影。
その時に、トラウマになった同級生に会ってしまいます。(告白したカレではなく、周りにいた子)
そこで・・・彼は御影にあの時茶化して悪かったと謝ってきます。そういうのは病気のようなものだからと。
ゲイが病気って・・・ちょっと言葉!!!って思ったのですが、そう考えて居る人も中にはいるのかもしれませんね。
御影は。。。その言葉に疑問を持ちながらも、別に皆に理解されなくてもいいのだと感じます。
そして・・・気にしていないし、今は楽しくやっているからと言って同級生に別れを告げます(*^_^*)
ここもきっと・・・七星の存在があったから前を向けるようになったのだなって思える場面でした。
以前の御影なら、もっともっとおどおどして何も言えなかったのではないかと。
表情も明るくて、これで前をむけるようになるね(*^_^*)とほっとしました。
俺達のペースで
七星への気持ちを改めて実感した御影。
身体も早くつながりたいと思うのですが・・・はやり経験もないので最初は失敗するのですよね。
七星はちょっとずつ慣らしていかなければいけないから、焦らず無理せずいきましょうって言うの。
こういうところを読むといい子だなぁ(´;ω;`)ウゥゥって思ってしまいます。
ちゃんと御影のペースに合わせていけるところが読んでて気持ちいいなって。
これから先は一人で生きていくんだろうと思ってた御影ですが、好きな人ができて大切な人になって幸せを実感して・・・
すごくほのぼのキュンな作品だったなって思います。
ちなみに!このまま最後まではしないのかな~って思っていたら描き下ろしでありました((ノェ`*)っ))タシタシ
エロエロとかではなく、本当にキュンいっぱいのエロ。
二人の関係がさらに強く結びつくうえでの行為なのだろうな~って思うような・・・そんな素敵な可愛らしいエロでした。
大満足~☆
まとめ
とっても好きなテイストで、かわいらしく癒しのある・・・ほのぼの作品でした。
ツライ設定とかアップダウンのある作品は苦手だな~という人はぜひ。心があったかくなるピュアラブなので、初心者さんにもすごくオススメです!
その他【お手を拝借】【フレンドライン】【幼馴染だけど性的に好きです。】もすごくオススメ!!!よく読み返します☆
佐久本あゆ作品が大好きだと再確認した今回のコミックスでした。心が荒んだ時に読みたい1冊です。
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