コミックスの感想

文乃ゆき/ひだまりが聴こえる―幸福論―のBLコミックス感想。前へ進む二人。

実写映画化・更に続編が決定している文乃ゆきさんの作品!

大好きな作品の感想は、いつもどう書こうか迷ってしまって後回しになってしまいます(;´・ω・)ですが・・・番外編もあったことですし本日こそ書こうかと★

雑誌連載分の感想はその都度書いていますのでそちらを読んでいただければなぁと思います。

文乃ゆき/ひだまりが聴こえる―幸福論―のコミックス情報

作者文乃ゆき
出版社/レーベルプランタン出版/Cannaコミックス
発売日2016/5/28
満足度

試し読み

内容紹介

難聴のせいで孤立気味な航平と、
バカみたいに明るい性格の太一は大学の同級生。
最初は心を閉ざしていた航平だったが、
太一との出会いにより少しずつ変わってゆき……。

注意ポイント

感想は以下より。ネタバレ含みます。

ひだまりが聴こえる幸福論の感想

ひだまりが聴こえる―幸福論―の前に。。。ひだまりが聴こえるが未読な方さ先にこちらの感想を読んでみてください(o^―^o)

ひだまりが聴こえる―幸福論―の注目ポイント

雑誌掲載時に詳しい感想などは書いているので、こちらの感想は1冊を通しての感想にしていきますね!

まず、今回の幸福論の注目ポイント。これはやはり2人の進展でしょうか。

そして太一がはっきりと自分のやりたい事を見つけて前に進んでいくところです。

ひだまりが聴こえるというのは何となく航平が太一と出会ったことで変わっていくストーリーかと思われるかもしれませんが、太一もまた航平と出会ったことでものすごく成長していっています。そういうところもぜひ見てもらいたい!

【ひだまりが聴こえる】と違うところは幸福論では登場人物が増えます。

マヤちゃんは幸福論ではキーパーソンになっていますよね。

マヤちゃんが加わったことで、耳に障害をもつ側の気持ちが考えが凄くクローズアップされていると思います。

太一が大学を辞めてまでやりたかった事も会社内で色々な意見が書かれててそれも興味深いなぁ~と思いながら読みました。太一の言葉は理想論かもしれませんが、それでもそうなるように出来たらいいなぁとすごく思います。

今後の続編にもきっと太一にやりたい事などはしっかりと描かれるでしょうし、どうなっていくのか楽しみです。

二人の恋の進展

ハイ・・・最後の最後までハラハラドキドキでしたね。

他のことに関しては猪突猛進な太一が「恋」に関してはとことん鈍感で・・・。

こういうのも面白いです。

航平は航平で自己完結型。これもきっと諦め癖が付いているからこそなのでしょうがそんな航平が太一のことが好きで好きで仕方がないような感じがまた胸をアツクさせます。

案外航平はいい奥様になれますよね!「太一以外に食べてほしいとは思わない」って・・・

これもね、お弁当を持ってきた時には「せっかくだし誰かに味見してほしくて・・・太一しか思い浮かばなくて」と言っているんです(n*´ω`*n)

いやいや、本当は太一のために作ったお弁当なのにぃ~~~ってね。だって「太一以外に食べてほしいと思わない」って言っちゃってるものねぇ。こういう航平が大好きです!

そして手を握りしめる航平のカットは思わずこちらもドキドキが伝わってくるほどでした。あの畳でのシーンがすごく素敵だなぁと思います。とにかく文乃ゆきさんは柔らかい優しい雰囲気を出すのがお上手!

それでも途中はちょっとした勘違いからすれ違ってしまって切ない展開が続き・・・。連載追っててもつらかったデス。

太一の鈍感もだけれど航平の自己完結型さんが悪さしちゃってね(´;ω;`) そんな意味じゃないのに!航平が太一の動く原動力になっているのに・・・と何度思ったことか。

もし耳が聞こえてたらって思ったことはない?

マヤちゃんが航平の好きな人が太一だと知ったときの会話ですね。マヤちゃんは納得いかない様子でしたが、航平はもし耳が聴こえてたらって思ったことはないか?とマヤちゃんに問う場面があります。

自分は何度もあると。

耳が聞こえてたらきっと違う人生だっただろうと話す航平。

それでも太一と出会ったことで今まで忘れてた笑う事や怒ること、ほかの人の為に何かしたいと思うことを少しずつ思い出してきたと・・・。

太一に会えてよかった 太一に会えたから

聴こえなくても俺は 今の俺でよかったって思えたんだ

ここの航平は静かに泣いててすごく胸が締め付けられる箇所です。。。航平の涙がね・・・

このままでいたかった、ここにいたかった、それでも前に進まなゃと思う航平に違うんだよ、太一はね・・・と言いたくなりました(´;ω;`)ウゥゥ

本当に不器用で、見事なまでにすれ違う2人にイライラしちゃった人もいるかもしれませんね。航平の手話の件にしてもそうですがなかなかその時に気が付くのは難しくて・・・。

気持に気が付くきかっかけ

就職してから半年も会っていなくてね・・・最終話の時にはこんなに飛んじゃってて「えっほんと?」って思っちゃいました。

そして最終話まで太一の気持ちがわからなくてね。。。(気が付いてないだけなんですけど)

そんな太一の航平への気持ちがはっきりしたのは、「航平の彼女」事件!(事件じゃないけどきっと太一にはこのくらいの衝撃だったにちがいない(笑))

航平に限ってねぇ・・・なんて思ったから私はあ~お母さんかな?って思って読んでましたが太一には本当に衝撃的だったようです。

いや・・・こんなベタな太一が大好きですよ?

マヤちゃんに見つかると思って頭かくして尻隠さずの太一も(笑)

太一にとっては気が付いていないけれど、本当に航平が太一を動かす原動力になっているんです。。。マヤちゃんはこういうのにはっきり気が付いていたようですが当の本人がね・・・。

航平にその後ばったりと会って会話して、自分の気持ちにはっきりと気が付いてしまうのですが、私は航平の告白の方がズキュンと来ましたヨ。。。。。そして回想へ・・・

こういう場面の使い方もすごくうまいですよねぇ。ちゃんと回収していくところが。

二人の進路

話は前後してしまいますが、ストーリーが大学生ということもあって将来のことも深くかかわってきます。

航平は社労士の資格を取りたいようですね。(幸福論P87参照)

全然関係ないのですが、これ雑誌で読んだ時も不思議だなぁと思ったんです。航平って右利きなのにP87、88ではなぜ左側で鉛筆もっているんだろう???って。たまたまかな?

太一は、航平の事そしてマヤのおじさんでもある犀さんと出会ったことで自分のしたいことがはっきりとしてきます。

私は太一の考え方は好きですよ。そのうえで(o^―^o)ニコって笑いながら「理想論だねぇ」っていう犀さんも。お互い立場や考え見方が違えばやりたい事があってもできないことも色々あるのですよね。

こういうのをこれから太一が感じ取ってそれでも自分の理想に近くなるようにしていくのでしょうか。すごく楽しみです。

犀さんのセリフもそうだなぁ~って思いながら読みました。

色々な角度から物事を見ていかなければいけませんよね。良かれと思ってしたことが、ほかの人には不快になることだってあり得るのですからね。

続編で太一の言うユニバーサルデザインが現実のものとなって表れてくるのでしょうか(o^―^o)犀さん・・・柔らかい雰囲気だけれど芯はしっかりしてていい味だしていますね!

そして今後太一サイドで出番が多くなりそうな千葉さん、天童さん。注目していかなくては★

BLフィルターで見たら・・・千葉さん×天童さんですよね???(笑)

太一と千葉さんはタイプ似ているし黒髪×黒髪だからないなぁ~って私は思いましたけどね。ツンデレ千葉さん・・・案外人気が出るかもしれません~。

描き下ろし

【その予感】

この描き下ろしがすっごくすっごく気になってですね・・・・今後の続編に向けての序章のようなものだと思うのですが・・・

航平の耳がさらに聞こえなくなってしまうと思います。。。もともとストーリーの中でたまにそれを匂わせる部分はあったのですよね・・・

描き下ろしはちょっと軽い感じで進んでいくのでさらっと流れていってしまうのですが、続編ではそれも絡んでくると思われます。

先生が大量に執筆して下さった【描き下ろし】はキャンプでの出来事。

キャンプに誘われた航平が思わず包丁落とすのには笑いました・・・そして「なんだ2人じゃないのか」みたいな(笑)

この2人は付き合ってても平常運転でしたね!ひょこっと現れたマヤちゃんがすごく面白かったです。

そして軽い感じの描き下ろしかと思いきや・・・・またまた航平を悩ます事件が起こります。

耳が聞こえにくくなってて、その間に太一がやけどしてしまうんですね。(子供をかばおうとした)その対応を千葉さんがしているのをみて取り残されたように感じる航平・・・・(描き下ろしはもっとイチャイチャでもよかったのになぁ・・・)

最後は太一と航平がやっと・・・・ですが。

ここでも航平の耳がちょっと悪くなっているんだなぁと思う描写が。でも何気にジャケットを太一に着せてる航平の描写とか萌えましたね。。。

そして最後に見せ場がぁ~~~~~~!!!太一じゃないけど私も緊張したヨ:(´◦ω◦`):

航平くん、努力賞あげる!!!本当によく頑張りました。

多分この2人は航平が頑張らなきゃ進まないですね(笑)不穏な感じはあったものの、キュン要素が多い描き下ろしでした★

まとめの感想

感想を書こうと思って読み返してたら、また読みふけってしまい時間かかりました。読み応えあって感想に書ききれなくてそれほど詳しくは書いていません・・・。

マヤちゃんと太一のやり取りもしっかり読んでほしいし、難しい題材でありながら流れもよくてストーリーとしても飽きることなく最後まで読めるのは素晴らしいと思います。

太一の鈍感さにはもう何回「お~~~~~~~い」って叫びたくなったか(笑)この辺が航平の性格と太一の性格とうまくぶれることなく描かれていたので読み手としてもハラハラとしました。

もしかしたら本当にまたくっつかずに終わるのではないだろうか?と最終話予告を見て思ったくらいです。

最終話は70P超えというすごいページ数で読み応えあり、面白かったです。

キュンあり、くすっと笑えるとこあり、切なさあり、涙あり・・・1冊で本当に自分の感情もコロコロと変わって1冊まるまる見どころありという感じでしょうか。

ぜひ未読な方もお手に取って読んでみてもらいたい作品です。

ということで・・・・感想でした。

【ひだまりが聴こえる―幸福論―】電子書籍

シリーズ2

シリーズ1ふたりの馴れ初めはこちら

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  • この記事を書いた人

スノウ

漫画全般好きですが、BL漫画にハマり今ではほぼこのジャンルしか読んでいません。一途もの、年の差、スパダリ攻、ワンコ受、ツンデレ受大好きです。最近はオメガバースもお気に入り。

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