GAPS片桐の幼なじみ刑事くんの恋のお話です!刑事×刑事のボーイズラブ
里つばめさんの作品です。GAPSが人気があったのかスピンオフ、そして続編も描かれたようですね。CRAFTは最近読み始めたので知らなかったです。なので本当に楽しみにしてました!紙書籍は昨年の12月に出ているようですが約1か月遅れで電子で登場です♪
DOGS コミックス情報&評価
内容紹介
警視庁丸ノ内署、生活安全課所属の巡査部長・矢島千紘は、ある日、フリージャーナリスト・佐々木の警護を命じられる。
形ばかりの警護になるかと思いきや、頭上にいきなりパイプが落ちてきたり、誘拐未遂に遭ってみたり、まさかの事態に巻き込まれる。
そのうえ、エリート上司の斉藤からはセクハラ、パワハラされまくりで!?
エリート犬(斉藤)×野良犬(矢島)に恋は生まれるのか!?【電子限定のおまけマンガ(1P)を巻末に収録配信!!】
DOGSの感想は以下より。感想にはネタバレ含みます。
DOGS/Contents
- DOGS
- TRIGGER(描き下ろし)4P
表題作のみ【全221ページ】
【ネタバレ注意】DOGSを読んでみた感想
ちょっと掴みどころのないエリート課長の斎藤と、わが道を行く!という感じの矢島のBLになっています。
BLとは言ってもちょっと個人的には恋愛成分的には薄いかなぁ~・・・と思いました。
斎藤の押しにちょっと呑まれちゃった感じかな?ストーリー的には恋愛半分、ちょっとミステリアスな展開半分なので恋愛面が薄くなったのは仕方がないかなと思います。
そして、、、刑事絡みのストーリーなのである事件が描かれています。
犯人に関しては、あ~こいつが怪しいよね・・・というのはもう最初からわかってしまったのでハラハラ展開でもなかったような印象を受けました。
この怪しい人に気づくか気づかないかでまた作品の見方が変わってくると思いますヨ。
実は今回のDOGSは一読目はう~ん・・・でした。うまく入り込めなかった・・・。
BLなのだけれど作品の中心は事件!?という感じでそっから近づくにしても斎藤の突拍子のなさにんん?となってしまいまして。
「刑事」だからそこでイチャコラはいかん!と思ったり(笑)
そして香川の立ち位置がイマイチわからなくて。
P数はあるのだけれど内容が頭に入ってこなかったのよね。
ここまで書くとかなり酷評になってしまうのですが(笑)批判とかではなくてですね・・・読み返して面白さを実感するという事が言いたいのです(o^―^o)
一読して同じようにう~ん・・・?な人はもう一回ぜひ読み返してみて。
1回目が3割しか入ってこなかった内容が2回目には6割、3回目には・・・という感じで面白さに気づくことができるかもしれません。
絵柄は好き嫌い分かれる絵かしら。実際GAPSの時にはちょっと苦手だなぁと思ってたのですが読んでいくと里つばめさんの作風にとてもあっているなぁと思います。最近は里さんの作品が雑誌で読めると嬉しいです♪
登場人物
斎藤(攻):右側の男性。生活安全課の課長で警視、30歳。エリートです。
矢島(受):左側の男性。生活安全課の巡査部長で29歳。誰であろうとあまり媚びない性格。
佐々木 :警護の依頼主。ジャーナリストなのだが身に危険が・・・?
佐々木の警護の本当の目的は・・・?
とある問題を記事にしようとし、命を狙われていると警護を依頼した佐々木。
その佐々木の警護に矢島・香川(後輩)が付くことになります。警護にあたってたら内容紹介みたいに鉄パイプが落ちてきたりと結構2時間サスペンスではおなじみの展開。
そして、矢島のマンションに侵入者が!!!!と思ったら片桐でした(笑)
片桐はGAPSの方の攻めくんです♪二人は幼馴染なのです。GAPSで矢島もちょろっと出てきているので読んでみてくださいね(o^―^o)
おっと脱線しました。
佐々木の警護は途中から動きを見せ始めます。誘拐されそうになった佐々木。
それを不審に思った斎藤は(もともと佐々木に関しては不信感があったっぽい)自ら動きます。
なぜ不審に思ったかというと、警護依頼の内容が「政治家の愛人問題のスクープを掴んだから脅されている」というのだったからですね。
たかが愛人問題で誘拐とは・・・と疑問に思ったようです。そして佐々木の誘拐にはヤクザが絡んでいることが分かりました。
いやぁ~この時の斎藤はちょっとネジが外れちゃった?くらい変化してます(;'∀')どっちが本来の斎藤なのかしら。そしてなぜだか外務省の斎藤兄も絡んできて~からの事件解決です。
佐々木が何したかったかよくわかりませんね。悪さしてた外務省の人を脅したはいいけど、この外務省の人は捕まったのかな。
ヤクザを使って消そうとして失敗したから外務省の人間に泣きつく・・・突拍子もないな~(笑)ヤクザと絡んでたと知られたほうがやばいんじゃないのかしら・・・。よくここら辺はわかりませんね。
個人的にはこの警護&事件のほうは・・・あんまりおもしろくありませんでした。(スイマセン)
好きな子には虐めちゃうタイプだった斎藤
何が面白かったかというとですね・・・一読目はう~~~ん??だったこの2人の関係が2回目、3回目と読み返すと地味に萌えるという。
急にキスしちゃうし、どこでもキスしちゃうし、けっこうSだし大丈夫か斎藤!?と思ったけれど(笑)
本当は斎藤は矢島の事が以前から好きだったのですよね。
それは最後まで読むとわかるので、そこを読んでからまた読み返すとオモシロイ!
あ~でも外務省で盛っちゃいかん(笑)スマホを矢島のアソコに忍ばせるという変態さは結構好きでしたけども(笑)
「おれは猫派だ」にわりと集約されているような恋模様でしたね(笑)DOGSとタイトルにあるけれどきっと忠犬のような感じではなくってわが道を行く猫ちゃんのような人が好きだったのでしょうか(n*´ω`*n)
それとも単に警察のお話だからDOGSになったのかしら!?
そしてね~身体の関係的には下克上!?と思いきや・・・そっか・・・やっぱり矢島は下なのかぁ~。この二人はリバもありじゃないの?と期待します(笑)
命令されるのが大っ嫌いな俺様斎藤がだいっ好きな矢島の為には下になる・・・結構いい展開だと思います(〃▽〃)里さんの作品でさらっとリバあったよね確か!?!?
エロの場面は割とぺ―ジ数はありました。エロさというよりも・・・彼らの表情がワタクシすごくツボでしたヨ。とても良かったです。
そして・・・描き下ろしではどこでもかしこでも盛ってそうな二人からスタート(笑)かちょー大丈夫ですか!!!
エロエロあまあまムードのこの2人。冒頭からの二人からは想像できない描き下ろしでした💛
DOGS感想まとめ
事件はまぁまぁ、恋愛は(`・ω・´)bな感じでしょうか。個人的には事件3くらいで恋愛7でも良かったなぁと思います。1冊だから2つのことを濃く取り入れるのはちょっと難しいのかな?と思ったのが正直な感想です。
恋愛部分は、1度読んだ後にもう一度読み返してちょいちょいある斎藤の矢島愛をぜひ感じ取ってほしいです。微妙にわかりにくいところで発揮しております。
面白かったです。GAPSとはまた違った味のある作品でした(*^_^*)
電子書籍
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