BLでくくるのは勿体無いくらいのクオリティ!囀る鳥は羽ばたかない 1巻の感想
この漫画が本当に大好きで。大好きすぎて感想を書くことが今まできなかったのですが、それでも記録として残しておこうと思って思い切って書く事にしました。
ヨネダコウさんの作品ではNightSが好きなワタクシですが・・・どれを読んでもとにかくハズレがない。
私の中で神レベルのBL作家さんですね。ほんとヨネダコウ・夏目イサク・ウノハナさんetc・・・大好き。
他の作家さんも好きな人たくさんいるんだけれど、絵柄・ストーリー・エロ(夏目さんはそこらへんはあまりがっつり描かないかも)どれをとってもパーフェクトなんじゃないかしら。
しかも・・・この囀る鳥は羽ばたかない が女性誌FRaU(講談社)が主催するフラウマンガ大賞を受賞したそうです!BLコミックが受賞というかもうBL枠じゃないですよねこのコミックスは。。。
ではでは作品の紹介です!
囀る鳥は羽ばたかない/コミックス情報&評価
作品内容
ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長。本音を決して見せない矢代のもとに、百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。部下には手を出さないと決めていた矢代だが、どうしてか百目鬼には惹かれるものがあった。矢代に誘われる百目鬼だが、ある理由によりその誘いに応えることができない。自己矛盾を抱えて生きる矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──。
※本作に収録されている「漂えど沈まず、されど鳴きもせず」は、「iHertZ band.1」で配信した作品です。
注意ポイント
囀る鳥は羽ばたかない1巻 Contents
- Don't stay gold
- 囀る鳥は羽ばたかない
- 漂えど沈まず、されど鳴きもせず
囀る鳥は羽ばたかないはスピンオフ作品だった!?
初めは、Don't stay gold というお話で矢代と医者の影山と狂犬君の久我のストーリーになっています。
もともとはこの話は単体だったみたいですね・・・。で矢代を掘り下げていまの囀るができたみたいなことを作者インタビューでされてたような・・・
それなら1話の矢代が脇役チックな扱い納得できますよね。
このストーリーは医者の影山と久我とのBLなんだけれど、実は矢代は影山がずっと好きだったんですね・・・。
影山と矢代の高校生の時の話である「漂えど沈まず、されど鳴きもせず」も収録してあるんだけれど矢代がとても切ない。
でも影山が久我を選ぶことはもしかしたら矢代はわかってたのかなというセリフがあります。
影山の変わった嗜好を知っていたものね矢代は(´;ω;`)
私は影山×久我の話が好きです。
久我も影山に気を許しているのがかわいいなぁと。そしてあの影山が久我にはガッツくとことか個人的に好きでたまりません(〃▽〃)ポッ
遊んでそうな久我が実は・・・というのもね・・・このカップリングすごく好きなところでもあります。
狂犬くんがちょこっとデレるの好きなのでこのDon't Stay gold はたまに無性に読み返したくなる時があります。。。
囀る鳥は羽ばたかないは、矢代と百目鬼のそれぞれ傷を負った男たちのストーリー
さて、2話目からストーリーは矢代×百目鬼になります。その前に・・・・久我と影山とのことを考えている矢代のモノローグがちょっと切ないですね・・・。
影山がどんな感じで男の人を好きになってモノにしようとするのか興味があったと。
それが矢代自身ではないというのがやはりなんとも切ないですね。ここら辺から傍観者っぽくふるまっているのがよくわかります。影山の友の枠にはいるのですが・・・恋の舞台に矢代は登場しないのですね(´;ω;`)
そんな矢代の元に百目鬼がやってきました。
百目鬼と矢代の会話は本当に面白いです。百目鬼が淡々と話しているのですが本当に率直(;'∀')
そんな百目鬼だからこそ、矢代が気に入ったのかな?と思ったりもします。
この出会いから百目鬼のことを気に入っているというような描写はちょこっとありますよね(〃▽〃)
- 百目鬼の目を気に入っている描写がある
- 部下に手を出さないのに百目鬼のあれを舐める
- いつもはしない事なのに百目鬼にはした
なのですが・・・百目鬼もある事情を抱えているのですよね・・・。矢代が舐めても起き上がってこないんです!!!
すると百目鬼は・・・
そう、百目鬼たん・・・・インポなんですよね(;´・ω・)
次ページで2人が固まっているから余計に面白い!!!
先に言え 顎が痛ぇ・・・って言っている矢代もいいですよね。頑張ってたんだ・・・勃たなくてと何気に萌え(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
それに百目鬼がちょっとずれているのもいいのよね。
先生もインタビューで矢代あっての百目鬼だとおっしゃっているし、この2人は2人いるからこそ個性が際立つんでしょうね。
ヤクザものでシリアスな展開もあるし、けっこうな冷徹なとこもあるんだけれど・・・だからこそ百目鬼と矢代のちょっとずれた会話が光っているというか。
そして、秘密話したからお前の秘密も話せという矢代に対し、真顔で
「綺麗だと思ってました頭のこと あっちにいた時から 秘密にしてください」
という百目鬼(笑)それが秘密かよと目が点になっている矢代が笑えます。この箇所はしっかり矢代の顔を見てくださいね♪
惹かれあう2人
やはりこのストーリーの面白さは、頭×部下という立場でありながらどうしようもなく惹かれあう2人でしょうか。
だけれど勃たない百目鬼のあのお方をを舐めたがる矢代に対し、自分が勃ってしまったら矢代のそばにはいられなくなると考える百目鬼が・・・いろいろなことがあってちょっとずつすれ違っているのも一読者としたらやきもきしちゃうんですよね。
そういえば、三角さんが百目鬼を見た瞬間に矢代の好みだからクビだクビ!と言ってましたよね?
今思えば三角さんの勘はすごいかもしれません(n*´ω`*n)
三角さんと矢代
ここは追記部分です。(2016/10/08)。。。今思えば、1巻の三角さんと矢代の会話は注目して読んでいたほうがいいかなぁと思います。矢代の心情もそうですが、とてもこの先重要になってきます。
平田には悪いが俺はお前をそばに置きたい
もう一度俺のものになれ矢代
この先、この三角さんのわがままがいろいろな人を巻き込んでいくことになります・・・。
矢代が惚れた唯一の「人間」
百目鬼は矢代にいつから男が好きなんですか?と聞きます。くだらねぇ質問だと言いながら男を好きになったことは一度もないと言います。
そして身の上話を百目鬼にします。父親(義父)にやられていたことなど・・・。
「人間」に惚れたのは後にも先にも一度だけだ わかんだろ?
俺みてぇな人間にまともなレンアイなんて出来るわけねぇ
そして百目鬼にそういえばあいつにちょっと似てるなと言います。(正確的にはあいつの高校時代)
あいつって・・・と聞く百目鬼を遮って矢代はお前はどうしてムショに入ってたんだ?と聞きます。
なんだかんだではぐらかす百目鬼。まぁ・・・嘘だというのはバレているんですけどね。そこまで矢代も深入りしません。でも矢代は思うんです。ここら辺は影山の時に感じた感情と同じなのでしょうね。
百目鬼には惹かれているのだけれど、まだまだ影山の存在は大きいという感じです。
愛着のわいたフニャチン
百目鬼が起きると昼前になってました。
朝食をという百目鬼に対し、
とりあえず朝食はでっかいけど皮のついてないフニャフニャのウィンナーがいいな
という矢代(笑)百目鬼のじ~っの目が笑えます。そして買ってきますという百目鬼にしゃぶりたいと正直にいいます(n*´ω`*n)
矢代ってなんだかんだで百目鬼のモノすきなんですよね(笑)
妹の存在
事務所の前にいつもいる子。ガキといっているので男の子かな?と思ってたんだけれど。。。後々でわかるけど女の子です。
その子を目撃してから様子がおかしくなった百目鬼。矢代もなんだかその存在が気になっている感じデス。
なんかね、この子が嶋くんに見えてキュンとしたわ。
そしてガキだと言った七原に矢代は視力測り直せと。矢代はぱっとみて女の子だと気がついたみたいですね。
雨の中、傘を差し出す矢代。←たぶん百目鬼の関係者じゃなきゃスルーしているなと思うと萌える★
「おじさんは百目鬼の上司なんだけど」
矢代・・・おじさんて(笑)自分で言っちゃうところがかわいい。そしてその子の口から百目鬼が兄であることを聞かされます。
兄と聞いて・・・あ なんだ・・・なんだなんだ いもうと・・・へ~そう って思っている矢代♫
ほっとしているのかな?←ちょっとこれは私の希望的感想です。
こういう場面を見てもちょっと矢代は百目鬼のことが気になっているのかな?と思えてキュンとしました。
事務所にて
雨に濡れた百目鬼が矢代に髪をフキフキされているのがかわいい。
そしてあんまり妹と似てないな、腹違いか?と聞く矢代に血はつながってませんという百目鬼。
血縁じゃないなら結婚とかできんだっけ?
矢代は妹と百目鬼が男女の仲だったと勘ぐっていたのかな?百目鬼が妹をそんな風に見たことはないと言うと、だろうな(ゴカイしちゃったけどねー)なんて言っているからね。。。
妹とのことを話たくなさそうな百目鬼に、話さないなら今すぐ首を切るという矢代。きっとほかの人ならそこまで興味を示しそうにないなぁと思うのでそこまでして知りたいの?と思うと・・・・愛だわ((ノェ`*)っ))タシタシ
そして百目鬼が話し始めます。
- 妹は10歳位の時(妹が5歳)に施設から引き取った。
- 中学に上がるまでは仲がよかった。
- 友人に妹が百目鬼に変な気があるんじゃないかと言われ避けるようになった
- しばらくして妹の様子がおかしくなったけど声すらかけなかった
- 警官の採用試験に受かって家をでて、2年目の夏に自宅に寄ったら自分の父親が妹の上に乗っかってた
- 父親を殴って刑務所に入った
そしてインポになったのもここに原因があったようですね。
で・・・なんでヤクザになったかというとお金が必要で早く働きたくて、普通の金融会社だと思って就職したのが矢代の会社だったという(笑)
なぜ逃げなかったかという矢代に、
「あっちにいたときに初めて頭を見て、こんな綺麗な男がいる世界ならヤクザもそう悪くないかと思いました」
って・・・。
百目鬼はちょっとおバカさんだけれど純なんですよね。矢代を綺麗だの平気で言えちゃう。
で矢代にもお前はホモなのか?と突っ込まれますが、いままでそうではなかったしホモではないといいます。
こんな理由ではヤクザにはなれませんか?という百目鬼なんですが矢代はヤクザになる理由に良いも悪いもないと言いうんですね。
ただ、抜けるには・・・と考えています・・・。これは矢代自身とも重ね合わせているのかな・・・。
矢代も、戻れなくなるとか考えている節がありますからね。
妹と矢代
なんだかんだで矢代って人をほっとけないのかなぁ。突き放されても突き放されても事務所の前に座り込んでいる妹を見かけ、声をかけます。
百目鬼が好きか?と聞く矢代に本当の兄弟だったとしても好きだという妹。
小さい頃からずっと好きだったと・・・泣きじゃくる妹とかつての自分を重ねる矢代。
どうしようもない不毛な気持ちに傷つき泣きじゃくり・・・矢代も自分と重なる部分があって妹ちゃんに感情移入しちゃったのかもしれませんね。それでも矢代は百目鬼はクビにはしないと言います。(ここは矢代の本音だと思うんですよね。)
また翌日も事務所前で待っている妹。七原も会いに行けと言っているのですが百目鬼もここら辺は頑固です。
ですが、矢代が会いに行って話をしてくるといいます。そして事務所に戻ってきた矢代は百目木に、うっかりインポになったいきさつ話しちゃったと言うの。
これに対して怒った百目鬼がすんごい顔していました(;´・ω・)
向けられた激しい火花が自分のせいだと思うだけで興奮した
矢代は百目鬼の気持ちを揺さぶった自分に興奮しているのですよね・・・・。
カラダまで反応しちゃうほど。ここはちょっと切なくもなるようなシーンですが、こういうのも矢代の気持ちが百目鬼にいっているのだろうなぁと思うような場面でした。
1巻で登場主な登場人物を把握しておいたほうが良い
3話からぐんとヤクザという世界の話になっていきます。
登場人物が多くて整理しておかないとストーリーを読むのに苦労するかもしれません・・・。
- 主な登場人物の整理
簡単に整理するとこうなります。
三角さん
(大元の道心会執行部・若頭) 以前は矢代所属の真誠会の組長。
矢代のことをすごくかわいがっている。以前少しの間矢代と関係があった。
平田
現在の組長。矢代の上司になる男。
矢代はこの平田が組長を務める真誠会の若頭です。
竜崎
道心会の傘下の松原組の組長。
三角さんを筆頭に、真誠会組長・平田、松原組組長・竜崎。そして平田の下に矢代。七原は矢代の舎弟です。
ただ、この関係図で複雑にしているのが・・・・三角さんは矢代を溺愛していているという点。
そして組織の大幹部である三角さんは矢代に跡目を継がせたい。だけれど平田は自分のほうが長く仕えてたし、矢代よりも自分が上の立場なので矢代に出し抜かれるのは気に入らない。といった感じです。
当の矢代本人は出世欲ないので巻き込まれる感じですね・・・。
最初、私自身一読しただけでは把握しきれなくて・・・
という場面がたくさんありました。何回もあれ?この人なんだろう?とか(笑)
なので読み進めるにはきちんと関係図を把握しておいたほうが断然面白いです!
百目鬼と矢代
矢代に感情をぶつけた百目鬼ですが、矢代のおかげで妹とちゃんと話すことができました。
矢代はというと・・・妹と話すことでもう百目鬼は帰ってこないと思ってたようです。だけれど・・・百目鬼は矢代のマンションで待っていました(o^―^o)
その姿を見て矢代は七原を帰らせます。←ちょっと萌えました💛だってこの場面・・・七原に何か作らせようとしていたんですよ?そんな七原を帰して百目鬼優先したんですから。
もうね。。。百目鬼の顔をみた矢代が(・・・かーわい)って思うのがよくわかります。本当に反省しちゃってしゅ~んとした大型犬みたいなの(〃▽〃)
矢代のマンションにて。お風呂に入るという矢代。百目鬼に背中を流せと命令します。
百目鬼は刺青などを入れていない矢代の背中を見て綺麗だと言います。そして妹にはたまに連絡することになりましたと妹とのことを報告する百目鬼。
頭 俺をそばにおいて下さい
なんでもします あなたのそばにいられるのなら
こんなに誰かに惹かれたことはありません
この言葉をじっと聞いている矢代はどんな顔しているんだろうなぁ~と想像しながら読みました。
百目鬼は妹に自分を大事にしてほしいといわれていました。その事は百目鬼もしっかり考えたと思うんです。考えて考えて出した答えがやはり矢代のそばにいることだと思ったらすごく胸がぎゅっとなりました。
暫く来んなっつったのは お前にムカついたからじゃねぇ
そう呟く矢代。どういう意味なのかな?なんて思ってたのですがこれはあとで出てきます。
そして矢代はお風呂場で、、、お決まりですね💛
ご飯食べてないからといって百目鬼のあのお方を咥えます。そんな矢代を眺めながら髪の毛に触れる百目鬼。
ほんと一コマ一コマがエロいんですけど。。。
手とかね・・・ホント魅せますね。
そして矢代。
「・・白状するとな 三角さんの言うとおりお前って俺の好みど真ん中みたいなんだわ
男がすきなわけじゃねーとかいいながら やっぱりあんだよなそういうのガッカリだわ」
暫く来るなといったのはこの言葉とも関係しているのかな、なんて思います。
百目鬼を堅気に戻してやりたいという気持ちもあるのかもしれません。だけれど自分も手放せなくなるかもという気持ちもあって暫く来るなといって遠ざけたのかなと勝手に思ってみたり。
みなさんはどんな解釈したんだろう?
そして百目鬼は言います。
「・・・あの頭はもしかして 俺に抱かれたいと思うんですか?」
その下の3コマがね・・・何とも言えない。言いかけて飲み込んでるコマ。。。
「お前は 優しそうな普通のセックスしそうだから嫌だ」
笑。ドМで変態の矢代らしいセリフ。でももしかしたら矢代は本当はごくごく普通のセックスがしたいのかもなぁなんて思ったり。
どうなんだろうね。誰とでもいいはずの矢代がお前とは嫌だみたいなセリフ聞くと、逆に本当は百目鬼と結ばれたいって思っているようにしか聞こえないのよね。
しかし百目鬼×矢代ってどんな感じになるんだろうなぁ・・・なんて想像するけど今はまだ想像つかないデス(笑)
でもヨネダさんなら矢代が幸せだと感じられるようなクライマックスを用意してくれるはず!!!
ヤクザものだからハラハラドキドキだけれど、最後2人は組抜けるかどうかかしら。そんな結末迎えるんだろう・・・。
無いとは思うけれど、一緒に死んじゃったりとかはやめてほしい。
大好きな作品なのにそれだと読み返すことができなくなってしまう・・・(´;ω;`)ウッ…。超ハッピーエンド希望です!
漂えど沈まず、されど鳴きもせず
1巻の最後には消えど沈まず・・・が収録されています。
高校生の時の矢代と影山・・・切ない・・・本当にこの作品は切ないです。
矢代が感情むき出しに大泣きしたのはこの時だけだろうなぁと思います。。。そして影山のコンタクトを盗んじゃった矢代なんですがこのコンタクト・・・実はまた登場します。(まだ先ですヨ)
3巻までは出てきませんけどね。
こんなとこに出てくんの?なんてびっくりしちゃった。
大事に大事に持っているんですね。。。蓋あけたらカピカピになっているだろうな(笑)・・・。
このストーリーは主なポイントがいくつか。
矢代の影山への恋心、そしてもう一つは影山のフェティシズム・・・・。
ここは久我とのストーリーでも出てきていましたね(o^―^o)
影山自身もちょっといろいろ謎な子でしたね。。。そして、影山とちょっと似ているといわれた百目鬼・・・。
「良くも悪くも他人に興味がない」というのが似てるのでしょうか!?
影山には「可哀そうな奴だと思ってる。友達なのにお前が痛々しくてかわいそうだと」と言われた矢代。どうしてそう思うのか?という問いには「お前は・・・ひとりだからだ・・俺もだが」と言われましたね。
この時に矢代ははじめて影山のことをどこかおかしいと気が付いたのだと思っています。そして知らないうちに影山に共感されていたのだと。。。
お前はひとりだといわれて、初めてそのことばと自分を重ね合わせた矢代。
矛盾に満ちた感情に思わず涙してしまいます。ここは恋しいと思っている影山に「親友として大切だ」と言われそれ以上の感情はないことをはっきりと言われたからというのもあるのかしら。
矢代の涙は本当に切なかったです。何ともいえない余韻でした。
まとめ
記事ながっ・・・・(;´・ω・)でも、1巻は224Pだし2巻になると252ページ・・・うまくまとめられない自分を悔やみます(-_-;)
あれもこれも必要だろうなぁ?と思いながら記事書くから長くなっちゃうんでしょうね。ダメなクセです。
ページ数は多いけれどでも読み応えもあるし、引き込まれるからあれ?もう終わり???ってなっちゃうのがこの作品の不思議なところ。本当に面白い。。。書きながら矢代に対し
「人間とは、パラドックスの体現であり、矛盾の塊である。」
という言葉を思い出しました・・・。ではではまた次回に~。
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