岩本薫【原作】幸村佳苗【作画】のオメガバースBLマンガ【αの花嫁-共鳴恋情-】1巻部分のネタバレ感想になります。
こちらは単話配信されており、わりと配信ペースも早い印象です。
【αの花嫁-共鳴恋情-】はまだ連載中の作品です。配信されるごとに感想を追記していきます。
オメガバース作品で、途中からは王道展開かな?と思うのですが最初の方はドキドキ感がたまらないです。やはりオメガバースは個人的にくっつくまでが最高に面白い!
もちろんくっついてからも面白いのですけどね!お話はサクサク読めるので、読んだ後にすぐに次の配信いつかな・・・と思ってしまいます。
1巻は恐らく1話~6話まで
【αの花嫁-共鳴恋情-】作品紹介
最初はα×αという展開がドキドキ・ワクワク
この作品の攻・受は?
【攻】首藤圭騎
アルファの頂点に君臨するほどの名家、首藤家の主。圧倒的な魅力を持っている男性。
【受】江森理玖
高校生の男の子。αの家に生まれ、自身も当然αだと思って生きてきたが・・・
【ネタバレ注意】【αの花嫁-共鳴恋情-】各話のあらすじ・感想
【1話~6話】あらすじ・チェックポイント
- 高校生の理玖はαだが、首藤に会ったことである変化が
- 圭騎と触れ合うと電気が走り、身体が熱くなってしまう理玖
- アルファがオメガになるという展開ではない
【1話~6話】感想
まず1話を読んだ時に最初に思った事・・・
首藤は圧倒的なオーラをまとってる設定なのですが、本当にすごいオーラだというのが伝わってきます。
そして理玖の初々しさ。その中にちゃんと彼なりのプライドが読み取れてすごく素敵だと思いました。
アルファのはずが・・・
お話は、首藤家のパーティーで社交界デビューした理玖ですが、首藤の顔を見た瞬間に何かを感じ取ります。そして彼を思い出すと身体が熱くなり・・・
理玖はαとして育ってきたので、首藤にΩだと思われていても『僕はαです』と言って凜とした姿を見せます。
パーティー会場で自分に寄ってきた男達、そして首藤の言動を思い出し自分はオメガなんかじゃない!と思うけれど・・・
このね、αとして育ってきた理玖が首藤と出会った事でどんどんオメガの性を目覚めさせていく姿がなんとも言えないくらいハラハラドキドキ。
理玖が初々しいのもあるけれど、その中で気丈に『α』だと誇示する姿がとっても好き。
今まで人を好きになった事はなく、その感情はどんな感じのものだろうか?と感じる理玖ですが、どうしても首藤圭騎は忘れられず思い出す度に身体が熱くなってしまいます。
圭騎もまた、なぜかアルファだと言う理玖が気になって・・・・
この1話・2話でもしかしたらこの二人は魂の番なのではないだろうか?と思った人多いのではないかしら?
なんとなく気になってどうしようもない感じ・・・これから二人のストーリーが始まると思うとワクワクがとまらないこの展開!
そして理玖のピンチの時には現れる圭騎がすごくイイんですよね。まだ好きとかそういう感情が始まる前に、お互いに惹かれあっていくのがわかるストーリーはむちゃくちゃ大好物。
理玖に初ヒートが?
1話からその兆候は見られるのですが、二人が『魂の番』だろうな、と思うのは二人が触れ合うと電気が走るというか。
ピリっとした感覚になり、そこから理玖の身体が反応していくの。
二人の初合体は早くて3巻目。(2巻後半からの流れ)
これも触れ合ってから理玖の身体が反応➨圭騎も反応という感じです。2話~3話は理玖と圭騎の絡みがかなりのページ数を使って描かれています。
というか、2話・3話はヒートであっているのでしょうか。。。圭騎も『あれからヒートはどうだ』って理玖に聞いているのですが・・・
でも圭騎、中に出してたけど理玖は妊娠してないですよね。オメガバースだとヒート時に中に出したらほぼほぼ妊娠してしまうと記憶していたのでちょっと混乱~。
これからそういうのが出て来るのかしら?
理玖はアルファからオメガになったわけではなかった
3巻では、理玖の秘密について描かれています。
理玖はアルファから何かあってオメガになったわけではなく、生まれた時からオメガだったことがわかります。
これは。。。ちょっと理玖には辛い現実でしたね。でも、圭騎がこれからは支えてくれるのかなと思うと胸アツです。
圭騎は理玖の家の経営が傾いていることを調べ、自分のところに理玖を預けるのであれば融資を考えると言います。これには理玖の方から圭騎の所へいくと返事が。
最初は仕方なく、の理玖かもしれませんが。。。いつかは圭騎を受け入れて愛していくのだろうな・・・その過程がこれから読めると思うと本当にワクワクしかないです。
オメガバースとしても普通のBLマンガでも、そういう展開は面白いですよね。
最初から恋愛感情があったわけでは無いけど、徐々に惹かれ合っていく、みたいな。オメガバースはそのきっかけがフェロモンなのでより惹かれ合いやすくなってる気はします。
圭騎って【氷の帝王】と言われているけれど、理玖に対しては徐々に執着を見せていくのでそこも注目ですヨ。
『私のものに触れるな』って途中で出てきますけど・・・この時の迫力ったらスゴイ。静かに怒ってるので、余計に執着が読み取れるのがお気に入り。
理玖に想いを寄せる幼なじみ
このね~当て馬くんもかっこよくて好きなのですよね。
幼なじみでずっと理玖に思いを寄せていたけれど、理玖がオメガだと知り、そして圭騎と寝た事を知った時の変化が。。。
可哀想でしたけど、こればかりは仕方ないなと。
基本的に幼なじみとか大好きなので、応援してしまいそうなのですが・・・圭騎と理玖は魂の番なので入る隙はなかったのが残念。
これからは理玖を支えていく友人として接していきそうなのでそこも楽しみです。
ヒート中のエロでも段階が!
お気に入りの一つなのですが、1巻部分では理玖が2回ヒートを起しています。
1度目は初めてでパニックになりながら圭騎に助けてもらったエロ。なのでここに感情はあまりありません。
ですが、2回目となるとしっかりと自分の意志で圭騎を選んで彼に抱いてほしいと理玖は思っています。当然、圭騎も理玖に対しては独占欲のようなものを覚えているので・・・
2回目のエロは超みどころ。
圭騎の『二度と私以外の男の匂いを纏うな』ってセリフがたまりません~。
6巻部分では2回目のエロがたっぷり描かれていますヨ。
魂の番
6巻で魂の番だと言われた理玖。
圭騎が自分を引き取ったのも大事にしていたのも魂の番だからだ、と感じ少しショックを受けます。
そして『あなたに保護してもらわなくても 自分のことは自分で守れます』とまた壁を作ってしまいます。
ですが現実には理玖は圭騎に頼るしかなくて・・・
これから先は契約的な関係になってしまうのかしら?とドキドキしながら読み終えた6巻でした。
感想まとめ
コミックス1巻部分の1話~6話の感想を書きました。
出会いから始まりαとして育ってきた理玖が実はΩだとわかり・・・そして圭騎と理玖は自然に惹かれあって理玖のヒートによって身体の関係を結びます。
お互い『この人』というのを感じつつ、まだまだ本格的な恋愛にはもう少しなにかいりそうなもどかしい展開。
ただ、圭騎は理玖を自分のもの!という執着を見せ始めています。
氷の帝王はかなりの執着型スパダリさんかもしれませんね!すごく面白いので是非~。
個人的にはお話も好きですがとにかく幸村佳苗さんの絵も大好きです。理玖は高校生で幼さもありながら色っぽさもあるし、圭騎は圧倒的オーラを放つスパダリ感が全面的に出ていてかなりの表現力だと思います。
今、感想を書いている段階ですでに16話まで出ているのでこれから読む人には巻数が多いかもしれませんが、コミックス化はまだ先のようですので・・・
気になる方はちょこっとでも読んでみてくださいね。
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