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コミックスの感想

新刊【群青のすべて】古矢渚-BLコミックスの感想

2015年10月16日

同級生のせつなくそして君は僕の青春・・・とても素敵なおはなし

久々にエロなしコミック読みました。こういうのも好きですがエロエロに慣れてくると物足りなさも感じます。

でも、やはり青春ものはいいですね。

高校生のストーリーとか大好物です。(v_v。)人(。v_v)イヤン♪

こちらはgateauコミックス。gateau自体雑誌では追わないのですが今日はgateauコミックス2冊読みました。

ちょうど電子書籍で紙書籍同時発売でしたので今回は電子書籍のほうで読んでいます(^^)

【群青のすべて】作品紹介

コミックス版

作家 古矢渚
出版社/レーベル 一迅社/gateauコミックス
発売日 2015/10/15
満足度・オススメ度

内容紹介

内容

【気づけばそれは】 中1から高2までずっと同じクラスだった牧原快(まきはらかい)と水代漣(みずしろれん)。 でも高校生活最後の1年で別々のクラスへ。変わりなく流れていく日常に、小さな波紋が生まれて…それはいつしか隠していた気持ちを芽吹かせる。 言いたくて、言えなくて。心のずっとずっと深いところにいた気持ちが出した答えは… 男子高校生の声にならない恋と青春の軌跡。

全体評価

ストーリー
胸キュン
切なさ
エロ

注意ポイント

感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。

【ネタバレ注意】【群青のすべて】感想

いつも隣に

いつも隣にいるのが当たり前だと思っていたのに、クラス替えで違うクラスになったことがきっかけで
色々なことに気が付くように。

蓮と快の2人は5年間一緒のクラスだったのに6年目にしてクラスが別れてしまいます。

寂しい、一緒にいたいという気持ち以上のせつない気持ちを両方が気がついていたわけではない。

快の方が結構前から自分の気持ちに気がついていのです。

レンはね、何も・・・ほとんど興味がないというか、執着しないような子なんですが、快にだけは自分をしっかり出せていたというのがまた萌ポイント。

中学3年生の時に一度離れそうになる機会があるのですが、高校を同じところに行こうかなと言ったレンに対して、すごくうれしく思っている快が本当に切ないなと思ってしまいました。

自分のいるところを選んでくれたっていう嬉しさ、なんかわかりますね。

だけど一緒にいると嬉しくもあり切ないですよねぇ。ずっと近くで気持ちを押し殺していかないといけないですからね。

友人の域を超えた想い

けっこうモノローグ的なものが多い印象です。

クラスが別々になって、レンが隣にいないことがツマラナイと感じる快。

いつもは約束しなくても一緒に帰っていたのに帰りもなかなか一緒になれなかったり約束しないと帰れなかったり・・・

そんな時に今日は一緒には帰れないと言ったのに、レンが残っていた日がありました。

待っていてくれてた?なんて願望すぎて笑えるって思っている快が切ないけど、蓮は多分待ってたんだろうなと私は思います。

で・・・机で寝ている蓮にこんな感情は持つべきじゃないって必死に思っている快が、本当にキュンとなるというかギュ~って胸が締め付けられる。

自分の中にこの感情は閉じ込めておくから一度だけ言わせてといって

俺な ずっと連のこと好きだったんだ ずっと

それをなんと連が聞いてたんですね・・・えっって言ってる。でもBLネタ?とか言ってなかったことに・・・。

そのあとのレンの行動からもしかしたら気持ちはちゃんと受け取ったのかなとも思います。動揺しましたしね。

壊れていく関係

レンに口を滑らせてしまってからちょっと抜け殻のようになってしまっている快。それとは反対に・・・女の子の影がちらつくレン。

レンはレンで快の行動が変わらないから戸惑っている感じもあるのですがちょっとつかみどころがないです(笑)

反面、本当に好きだと伝えたらどんな顔するだろうとか葛藤する快がとてもせつないですね。

無意識の行動って時には残酷だなぁ~とレンの知らず知らずの行動にモヤモヤ・・・。

そしてレンは自分のクラスの仲間といる時間が増えて本当にお互いに違う世界が広がっていくんだなぁと、5年間離れずに一緒にいた時間が嘘のような2人の世界がなんかとてもとても快視点でみるとせつない。

そしてレンから彼女ができたと連絡が会った時の快が(T T)心では泣いて返事では笑っておめでとうというシーンがもうね・・・本当に辛い。

気付いたこと

レンには彼女ができたけれど、特に彼女が好きだからとかそんな感じではないのがなんとも。考えていることは快のこと。

彼女に「一緒にいたいと思う?」って聞かれて初めて考えちゃうあたりがね・・・。

でも一緒にいて楽しいでうんと答えるけど一緒にいたいと思う?で返事できないレンの行動がすべてかな。この問はすごいな~って思いました。一緒にいると・・・と一緒にいたいって違いますよね。

そして友達から

鈍そうだから気づいてないだろうけど気を許してる感がほかの人とは全然違う

と言われ、そしてわがまま言えるのも甘えるのも快だけだと鋭い指摘されるんですよね。レンはこの言葉で色々考えるんです。

自分は一切そんなこと思ってなかったし、そうしてたつもりもないけど。。。。

でもそれは快が自分のことを汲み取って全部付き合ってきてくれてたからだと気づくんですね。

それに、人に言われたことがないと思ってたのは勘違いで、快にしかそういったこと(甘えたりわがまま言ったり)していなかったと。ハッとするレンに・・・おそっって思ったわたし(笑)

それが当たり前で気付かなかったけど 当たり前じゃない

俺が何もしなくても一緒にいられたのは 

あいつが隣にいてくれたからだ

当たり前過ぎて気がつかないことってよくあるけどね。喧嘩して関係が崩れて初めて気が付くとは~。
本当にニブチンなんですねレンくん(T T)

青春

レンは帰り道に快を見つけて、いつもの土手に引っ張っていきます。そして今から死ぬほど恥ずかしいこというからよく聞けよと。

お前は俺の青春なんだよ

俺の世界はお前がいなきゃ完成しねえんだよ

意外に言う時には言うね・・・レン~。青春なんだよ!と言われて固まっている快がねイトオシイ・・・

そして本音を言うんですよね。付き合ったのは、快が自分に向けている気持ちに戸惑ってわからなくなってた時にたまたま告白されたからだと。

付き合ってみれば何かわかるかもと思ったけれど余計わからなくなったと。

そしてレンは

気づいてなかったけど たぶんずっと前から 好きだよと言います。

お互いが自分たちが大切な存在だと気づいたんですね。

でも一旦気持ちに気づいたレンは無双ですね(笑)これでやっとお前のものになれるとか・・・素直!!!

群青って、色のことなんだけれど本当に青春!って感じがする。特別な青色の時によく使うと思うんだけれど、群青ってつくとあ~青春かな~と。。。

群青のすべてっていうのは快視点でもあり、またレン視点でもあるのかな。

快にとったら本当に気がついた時からレン一色ですからね。

まとめ

とても切なく、そして最後はよかったぁって思えるストーリーだったなと思います。

ただ・・・彼女いる???彼女の仕事がそんなになくって、もっと違うイベント持ってきたほうが良かったような気はするけど。

でも高校生って言ったらやっぱりカレカノかな・・・。

この方のコミックは初めて読んだのですが、コマ割りがすごくうまいと思います。見せ場がとても上手で、余白、と絵柄のバランスがいい。

せつない感じ、ドキドキがすごく伝わってきます。

エロはまったくなくって、本当にBL初心者さん向けかなぁ~と思いますがこういったピュアなストーリー好きです。

その後の2人にまた会えたらなぁ~。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。

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スノウ

スノウ

漫画全般好きですが、BL漫画にハマり今ではほぼこのジャンルしか読んでいません。一途もの、年の差、スパダリ攻、ワンコ受、ツンデレ受大好きです。最近はオメガバースもお気に入り。

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