気まぐれなジャガー過去編。2人はどんな風に恋人関係になったのか気になる展開!?
毎月楽しみな作品のひとつです。今回は読みごたえありましたね。なんと42P!今回は2チケでしたがそのくらいするでしょうねというようなクオリティでした。面白かったけど続きが気になって仕方ない。
すっごくストーリー構成もうまいしグイグイ引き込まれていきました。面白すぎるこの作品!
コミックス情報&評価
ウノハナ/ ジュリアンパブリッシング(arca comics)
まだ読んだ事ない人はおススメです。※ただしまだ完結していない作品。
コミックス1巻は2017年1月25日発売です。
続きものになりましたね(o^―^o)
内容紹介
才能にまみれたこの白い身体をぐちゃぐちゃに汚したい―。才能の差を見せつけられた新は椎名を避けるが、焦がれる心に逆らえず…【全42ページ】
過去編も第3話目!気まぐれなジャガー第6巻の感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。
過去編からみる新の葛藤・嫉妬・欲望
過去編も3巻目に突入し、ますます面白くなってきて目が離せなくなってきましたね。終わり方がすごく気になるのですが・・・・読んですぐ次が読みたいと思ってしまいました。
今回はとにかく宗純が可愛すぎて・・・そして2人のあは~ん💛は場面もありますので余計にドキドキしながら読んでしまいました。いや、最後までやってはいないですが、ホントにかわいらしいです。
新との関係に純粋にのめりこんでいく感じの宗純に対し、新の心の中がちょこっとだけわかった今回のストーリー・・・。
そして、宗純が今後一緒にバンドを組むことになる甚佐さんも出てきましたね!
このちょっとずつ散りばめられたパーツが重なっていく感じがたまらなく面白いです。
受験以外の事を頭の中から排除したい
前回、宗純のギターを聴き、彼の持っている才能にハッとさせられた新。自分じゃない目の前の「天才」をみつめている新の描写で終わりましたね。
今回はその続きから。
新は前回の事があって、少し混乱しているような感じでしたね。志望校もランクをあげ、とにかく受験に集中しようとするのですが、それは受験以外の事を頭の中から排除したいという気持ちがあったから。
ギターから離れている時間、そして宗純と会えないという理由を作りたいというのもあるようです。
なんというか・・・・あの演奏を聴いてから宗純がもう自分の手の届かない領域にいるのだと確信してしまったのかな。
自分だって同じように弾ける、技術は俺のほうがある、どんな曲でも弾きこなせる・・・・
そう思う気持ちには変わりはない。
だけれど宗純の演奏はそんな新の気持ちやプライドをあざ笑うかのように鮮烈で荒々しくそして興奮や感動を覚えるようなモノだったと・・・。どんどん新の中ではどす黒い感情が沸き起こってきたようです。
そんな気持ちを持てば持つほどそんな自分がみじめになるのだと感じる新。
(クソ 憑りつかれてる)
甚佐さん登場~!
今回、甚佐さんが登場してきましたね。実は彼は新や宗純よりも先にバンドをしてて結構売れっ子だったっぽいです。1巻でアイドルグループだったって書いてありましたしね。ここもどんな出会いがあってどんなふうにバンドを組むようになったのか・・・気になるところです。
排除したいのに結局考えている新にキュン
宗純に対してのどす黒い感情に戸惑っている様子の新ですが・・・でもね、聴かせてやりたい音楽をみつけると結局宗純を思い出すんですよね。自分でもそれに気が付いて「・・・・」となってしまっています。
この時、避けはじめてからずいぶんと時間が経っていたようですが・・・宗純パパにばったり会い、「時間があったらかまってやってくれ」と言われて会いに行きます。
久々に会った宗純と新。
長い間、放っておかれた宗純はムスっとしています。ムスっとしていたんだけど・・・・
急に抱き着いたりなんかしてとってもかわいかったです。
待ちわびてたんだよね。分かるヨ・・・可愛すぎる。
「ぜんぜん来ねぇんだもん ひでえよアラタ」
新はその言葉に「・・・」と何か考えているのかその後にごめんなと。
どんなに嫉妬で叩きのめされても・・・・
なんか急にわんこみたいになった宗純が本当にかわいいです。新が久々に来た時に「何か用?」のムスっとした顔はどこへやら~(〃▽〃)
そして、宗純は自分が作った曲を聴いてほしいと言い出します。
その曲を聴きながら新は思うんですね。
宗純のギターはどれだけ嫉妬で叩きのめされても、離れていた時間を後悔させるくらいのものだと。
そしてこんなに近くで自分だけがこの才能に立ち会っているかと思うと興奮で身震いがすると・・・。
嫉妬はあるけれど、それ以上にここら辺は宗純の才能にほれ込んだ新の心情がわかるのかな?と思います。きっとこの時の感情が今の新の「編集者」としての土台になっているのかな?と思ったりもしました。
関係が変わる時
さて、後半。
読んでいる方もこの変化が凄く知りたかったと思う・・・。新と宗純の関係が変わっていきます。
まさかね・・・キスしたのが新のほうからだったとは(n*´ω`*n)
これも宗純に「泊まってけば」と言われ、自分の袖をぎゅっとつかんだのにあてられたのかな?とも思います。キスした後に
(あーあ・・・やっちまった・・・)
と思っているので。とっさにキスしたい衝動に駆られてしまったのかな?どうでしょう?
「ごめん」と謝る新に、宗純はもういっかいと言ってキスをおねだり。帰り際にもおねだり。本当にカワイイ・・・・。
ちょっと大人ぶった新だけど、キスしてから宗純の事しか頭になくて・・・とにかく一度キスしてしまったらタガが外れたみたいになっている2人にきゃ~(*ノωノ)となってしまいました。そして新はちょろっとキスしたらベロチューしたくなって、それにびっくりする宗純。
「なんかアラタ慣れてる? ムカツク・・・」
「慣れてねぇよ お前より少しは・・・」
って言ったら「!!」からの「もっとしろよ今の・・・っ俺も慣れてやる」って・・・ほんと可愛すぎるでしょぅなんなのこの初心な感じたまりません。
そしてベロチューしだしたら・・・・~~~ヾ(^∇^)おはよー♪って起きてくる子がいるんですよ。
それがね、元気よく起きちゃったものだから新がちょこっと触ったら「・・・・あ・・・っ」てね。早すぎるのもかわいいです(〃▽〃)
そんな関係になったのですが・・・新は本当は宗純が自分に恋しているのは気づいていたと。それを気づかないふりをしていたと考えていました。
(今までもちらちらと見え隠れしていた小さなスイッチ)
(押さないように 踏まないように警戒して)
だけど、結局そのスイッチはとっくに自分の足元に転がってて踏んでしまっていたと気づくんですね。。。
ねぇアラタ 俺の事好き?
そうふいに宗純から尋ねられるアラタ。ですが「好き」という言葉は口にしなかったですね・・・・( ̄ロ ̄lll)ガーン
「・・・あぁ可愛い」
ちょっとその言葉に「なんだよ」ってムスっとする宗純でしたが・・・彼自身はキスしたり触り合いっこしたりするのより「先」の事を考えていたようです。だけど新は・・・「でもしない」と。
「大事なんだよ おまえが」
そう言ってキスをします。
(それは本当 )(そう思う反面)
この才能にまみれた白い身体を ぐちゃぐちゃに汚してみたい
そんな俺が 顔を出さないように
気まぐれなジャガー感想・まとめ
面白かった・・・なんというかここからは色々な矛盾した気持ちを抱えてそれでも2人の関係が発展していくんですね。
そう思うと早く次が読みたい!!!ってなります。
まだまだ新の中では二人の行為は「遊び」なんですよね。宗純にとってはそうでないと思うんですが・・・いつ新が本気になるのかなぁ~。そしてまたこの6巻を読んだ後に1巻を読み返すと新の感情の変化が早く読みたいなぁってすごく思いました。
宗純と呼んでた新がいつから椎名に変わったのか。
1巻では「愛してるぞ」って言ってたからいつからその言葉を口にするようになったのか。
ここからの新と宗純の関係の移り変わりが早く読みたいです!
あ~知りたい事いっぱいです!1月に発売される1巻はここまで入るのかな?825円だそうだからきっとこの6巻まで収録されるんでしょうね。この作品がウノハナさんにとって初めての1巻以上の作品になるんですよね?
やぱり人気作!ワタクシもこの作品は毎月楽しみにしてて速攻ポチります。Renta!さんが12時更新になったから本当にありがたや~です。次回の7巻はどんな展開になっているかドキドキですね。
甚佐さんと出会って彼がアイドルグループをあっさりやめて宗純のバンド仲間になるところも描かれるだろうしなんだか長期連載になりそう。切ない展開はちょろっとでいいので是非あまあま部分を多くよみたいなぁって思います。