3月1日発売の『花恋つらね2巻』電子書籍も10日に配信開始されてましたね。今回も夏目イサクさんということもあり、紙書籍で先に読みました。特に今回は電子限定で何かがあるわけではないので紙書籍・電子どちらでも内容は同じです。
関係が発展したかと思ったらちょっと後退して・・・もどかしい気持ちを楽しんだ2巻でした★
花恋つらね2巻 作品紹介
内容紹介
「絶対誰にもわたさねえ」の言葉と共に、源介に抱きしめられた惣五郎(そうごろう)。「いつか絶対『おれも』って言わせてやるから」とだめ押しまでされてしまう。意識しすぎて態度がぎこちなくなる惣五郎に、源介(げんすけ)は、今すぐどうこうではないから、あまり気にしないでほしいと言ってくる。惣五郎だってこの舞台は成功させたい。ひとまず稽古に専念する二人だが……? いよいよ二度目の共演舞台「三人吉三」の幕が開く――。梨園(りえん)の御曹司同士の恋絵巻!!【全165ページ】(Renta!)
花恋つらねは普段雑誌のほうでも最新話を追っているので詳しい内容・感想はそちらを参考にしてみてください。
最初10話までの収録かと思ってましたが、11話までが今回の2巻に収録されています。
花恋つらね2巻/6話~11話までの流れと感想まとめ
ネタバレ注意!【花恋つらね】2巻のみどころ・おすすめポイント
2巻は源介表紙でしたね!1巻の赤と、今回の青・・・すると3巻は混ざって紫でしょうか?それか黄色かけっこう表紙が楽しみだったりします。
ワタクシ、夏目イサクすきーさんですから雑誌ブログの色を決めるときにも1巻の花恋つらねの色と同じものを選んだんです(n*´ω`*n)
でも青みたら・・・青でもよかったかな?って気になっちゃいますね。とても素敵です!
それに表紙の源介の表情がこれまた素敵!3巻は一緒に並んでいたりするのでしょうか💛さて、今回のおすすめポイントですが・・・
「もどかしさを楽しむ」
こんな感じかしら。2巻は冒頭からキュンキュンするんです。
源介から「絶対だれにも渡さねぇ」と言われた惣五郎。
それを告白と受け取り、意識しまくってしまいます。
そして徐々に接近する2人。
こ・・・この流れはキタ?と思っていたのですが、源介の役者おバカさんなところが2人の気持ちを徐々にすれ違わせていくんです。
こういうところが絶妙といいますか。さすがは夏目イサクさん。
もどかしい~!!!
源介に裏があるからというわけでもなく、源介自身もとってもピュアなんですヨ。
ただ・・・ピュアが故に歌舞伎愛と惣五郎愛が混ぜ合わさってしまってるんです。
惣五郎は源介の気持ちが単に歌舞伎だけに向かっていて、自分への好意も歌舞伎の中でのものなのだと思い込んでしまうんです。
源介が頑張れば頑張るほど惣五郎が落ち込むというか、ヤサぐれていく様子がとても面白く感じました。
ぜひ、もどかしい両片思い展開を楽しんで!!!というのがこの2巻の見どころだと思います(^▽^)
歌舞伎を通して恋を知っていく惣五郎
1巻では苦手としていた源介が、歌舞伎を通して近い人になっていく惣五郎。
源介からの強烈な告白もあって意識しはじめます。このね~意識の仕方が惣五郎らしいですね(〃▽〃)実にわかりやすい(笑)
それも読んでて顔がニヤけてしまうほど可愛らしいの。
夏目イサクさんの作品って、どちらも好きになっちゃうキャラ多いですよね。なんていうか、攻・受あるけどどちらも男らしい一面はしっかり持っててそれがわかるというか。
惣五郎は俺さま感すごくあるけれど、中身は純粋そのもの。
でもそんな惣五郎は源介にちょこっと振り回されていたりして・・・惣五郎ごめんね、と思いながらすごく楽しいデス。
歌舞伎って色恋を知って艶がでるみたいなところあると思うので惣五郎はこれを機に一皮むけるのではないかなと思います。
だから好きなんですよね夏目イサクさん💛
ストーリーに程よく切なさがあってさらにキュンキュンしてしまう作品多い。
そしてキレイですよね。
ストーリー自体が。
読んでて嫌な気持ちにならないのが夏目イサク作品。だから何度でも読み返せちゃう。
今回も歌舞伎を通してしっかりと惣五郎も源介も大人の階段のぼっています♪
2巻は源介のターンなのに・・・・?
2巻は源介のターンということで・・・・。ワクワクして毎月待ってました!!!でもね、確かに源介のターンですよ?源介なりに頑張っていると思います。
でも頑張れば頑張るほど惣五郎との溝がぁ~~~~~。。。
これも決して源介が悪いわけじゃないのがもどかしい。
源介だって気持ちに素直に動いてるししゃべっているのに、歌舞伎がセットだからうまくいかないのよね(´;ω;`)
でもね、読んでて感じるのは源介にとっては惣五郎は確かに運命の人なんです。
惣五郎の舞台を見なかったら・・・今の源介はいないかもしれない。
学校でも惣五郎ばっかり見てる源介にはむふふ(n*´ω`*n)ってなるけれど・・・いったん思い込んだ惣五郎は手ごわそう。
2巻はずっと源介のターンで頑張るかと思いきや、惣五郎との仲が怪しくなってくるし最後は惣五郎から動いちゃう展開。
げ・・・源介もっとがんばって!!!って言いたくなりました。
でも源介の惣五郎への執着はとっても楽しいです((ノェ`*)っ))タシタシ
あとやっぱり惣五郎を見ているときの表情が好き!
早く3巻が読みたい!
この2巻はね・・・続きはよ!!!です(笑)いいところで終わってる~!!!
でも嫌な終わり方じゃなくって、きゃ~ナニコレ!!!です。
こっからガラリと雰囲気が変わっていくと思われます。源介もかわいいし、惣五郎もよくやった(´;ω;`)あとはくっつくだけよ!と
それと、終盤に源介の幼少期のことが描かれているのですが・・・もうキュンしかないです。源介もおじいちゃん大好きなんですよね。
その「いつか」はきっと実現するし、そのためにはきっと源介には惣五郎が必要なのだろうなぁと思いながら読んだらじわり。
この幼少期~の話がすごく好きです。
こんなに歌舞伎おバカさんな源介ですが、昔はちょっと違ったのだなぁ~と。
でも彼の歌舞伎愛を目覚めさせたのはほかならぬ惣五郎なんですヨ。そういうのがわかってとっても素敵なストーリーだと思いました。
「すげぇやつがいた」って病院のベッドにいる源介のおじいちゃんに話すシーンとか、すごく気持ちが伝わってきて惣五郎の舞台は源介にスゴイ衝撃を与えたのだろうなというのがわかります。
だから執着するのもよくわかる!
そして11話はね・・・すごい展開でした。
惣五郎がまさか!!!「お前の好きとは違う」展開きましたね((ノェ`*)っ))
源介のほほ染で終わってるのが・・・もう早く3巻が読みたくて仕方ないです。
でも2巻終わりでこの展開だと・・・すんなりくっついてはくれないのかしら(´;ω;`)という不安もあるんですよね。
どうなのかなぁ~。
花恋つらね2巻のまとめ
2巻は2人の関係は・・・進んだかと思ったらまた後退して・・・それでまた進みそう!?な感じです。
なので本当に3巻が楽しみ!
源介・・・もっとがっついて~ですね。
源介のターンでしたけど・・・気持ちを自覚した惣五郎のほうが先に大人になった感じがしたのはワタクシだけでしょうか?
早く源介もこの執着が歌舞伎の相方というだけではないことに気が付いてほしいです(n*´ω`*n)
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