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日高ショーコ

日高ショーコ【花は咲くか】全5巻の感想。年の差BLなのに胸キュン多い作品。

投稿日:2016年4月22日 更新日:

何度も読み返すBLコミックス。【花は咲くか】を今更感想UP


本当に本当に今更です(-_-;)でもサイドバーに私のお気に入りとして載せているのに
感想がないという・・・。

ということで感想を書こうと思います。
もうこの際5巻まとめて!!!です。
でもこの作品は何回も何回も読んでてそれでもやっぱり
毎回面白いなあ~って思うんです。きっと日高ショーコさんの作品は
そんな作品が多いのでしょうね。

憂鬱の朝も難しいのですが、何度も読み返してはハマり・・・( ̄▽ ̄;)
とにかく日高ショーコさんは絵柄もストーリーも作品によってはエロもすごいという。。。

花は咲くか/コミックス情報&評価


花は咲くか日高ショーコ / 幻冬舎コミックス /1版 (2015/3/31)

 

評価項目評価・★
絵柄★★★★★
ストーリー★★★★★
エロ★★☆☆☆
独自性★★★★★


5 大満足



◆年の差BL
◆じわじわと近づく2人
◆エロは控えめ


内容紹介


広告代理店勤務の桜井は、帰途、ある青年とぶつかって仕事の資料をダメにされてしまうが、その相手が同じ資料を持っているとのことで家に招かれた。彼はその古くて広い一軒家で下宿を営む家主だという。水川蓉一と名乗るその青年は大学生で、桜井に対してひたすら無愛想。そっけない態度と不躾な眼差しを苦手に思いながらも桜井は、「家が気に入った」とたびたび蓉一のもとを訪れるようになり……。



ではではまとめるのが苦手なわたくしですが・・・頑張ってまとめるふりをみてみます( ̄▽ ̄;)

以下ネタバレ含む感想になりますのでご注意を!


【花は咲くか】のみどころ


なんといってもこの作品の見どことといえば丁寧な心理描写丁ではないでしょうか。ストーリーは5巻あるのでゆる~く進みます。このゆる~く進むことが本当にこの作品には重要だと思います。

36歳・・・37歳?38歳だったかな?の桜井と大学生の蓉一。年の差18とかそのくらいのはず!

はじめはお互い「苦手だ、嫌いだ」という印象だった2人。だけれど苦手だ、嫌いだという強い印象はかえって気になる存在であるということを示しているなぁと。

徐々にお互いに好意が芽生え始めてからのキュンキュンはもう!!!

37歳の桜井さんの「若い男の子」を好きになってしまった戸惑いもあったりそれでも抑えきれない気持ちもあったり。そして蓉一が何も知らないことでひとつずつ手探りで気持ちを確認していくところもすごくいい。

蓉一はというと、とにかく感情が見えにくい人物

それがコロコロと表情が変わる忙しい桜井さんと出会ったことで、自分の感情を表に出すようになります。「好き」という感情も初めてもったと思うのでそこらへんの2人のやり取りも私的には萌えポイント。

また2人のBLに参加する脇役たちもみんな個性豊かで面白いです。個人的には残念な脇役の「藤本くん」のスピンオフをお願いしたいところ・・・。菖太といいコンビだと思うんですよねぇ(笑)

そして作中にはお家事情も絡んできます。この事情があるからこそ蓉一にとっての桜井さんがどれだけ特別な人かというのがわかってくると思います。

正直なところ、父親と母親の件に関しては結果がどうであれ2人の関係には変化を及ぼさないいとは思うのですけどね。

まぁこれは桜井さんと蓉一の関係がしっかりしたものだからこそ乗り越えられた事情だったのかもしれませんね。

圧倒的な美しさ


日高ショーコさんの描く男の子は本当に美しいです・・・。桜井さんは本当に年相応に見えるしね!基本的に、受・攻と特にかき分けがないのですが(目など)それでもわんさかと登場人物いてもしっかりと見分けつくというのもスバラシイです!

藤本と桜井さんが髪の毛の色とか似てたりするんだけれどちょっとだけ桜井さんの方が目が小さく、上の方に描かれているんですよね。そして目の下のちょこっとある線で歳を表現してたり。

それでも日高ショーコさんの描く男性はどれも味があって美しいなぁと思います。(※吉富さんは・・・どう・・・かな(;゚Д゚))

セリフが胸に響く


1巻・2巻までは2人が反発し、そして惹かれあって近づくところ、3巻からぐっとBLらしさが現れキュンキュンします。そして徐々に出てくるお家のこと。蓉一の親のこと・・・。

作品を通して、私が思うことはものすごく丁寧に丁寧にセリフを選んでいるなぁということ。

こういうのってやはり読者にも伝わると思うんですよね。蓉一が初めて菖太の父親(蓉一の父の兄)にぶつかったときも

マイナスの感情は口に出さなくても伝わりやすいのにな
あったかい気持ちはすぐには伝わらない 
なかなか他人同士がわかりあうのは時間がかかるんだすごく


今までぶつかったことがない蓉一が初めてぶつかって、状況を悪くしてしまった時に蓉一に言った桜井のセリフです。なんだかずしんと来ました。

そのセリフを聞く蓉一と、「俺にはちゃんとおまえがわかるよ」と言われた時の変化と・・・。桜井のセリフがどれだけ蓉一の気持ちを揺さぶり、変化させていったかそういうのもすごく伝わってきます。

セリフもですが、ちょっとした表情の変化なども面白いなぁと思うところだったりします(o^―^o)

二人の初!がすごくキュン



あとは、もうね初エロのときがすごく好きです。蓉一のね・・・あの初々しさが!!!わたくし・・・ここを何回も読みまくってます(*ノωノ)

蓉一がかわいらしくて本当にここはすっごくいいなぁと思いました。なんだか蓉一と桜井さんのエロは・・・今までの日高さんの作品の中でもキュンが多いような気がします。。。

【花は咲くか】の意味を考える


なぜ「花は咲くか」というタイトルになったのだろう?とまた私の癖がうずうず・・・。1巻に菖太と桜井さんが蓉一からもらったという花の種をもらって花壇を作りますよね。ですが毎回うまく育たない・・・・。

実はこの蓉一からもらった種というのは植えて育てるということはもちろんですが桜井さんと蓉一の心や関係を育てるということにもかけてあると思うんです。何回も失敗し、そして新しい種でないと咲かないということを見つけるんですよね。

桜井さんが菖太と育てようとしてたものは枯れ、自分でも植えてみるけれど何度も何度も枯らしてしまいます。

桜井さんは何度も何度も今まで植物を育ててきたことがあったと思われる描写があって、枯れたら次のものを探せばいい、それは人も同じだと感じてた節があります。あまり人にもモノにも執着がないというか。

だから枯れてしまう原因など今まで考えたこともなかったんですよね。それは人とのつながりとて一緒。何が悪くて一人になったのか・・・

それが蓉一と出会い、接することで「人の想い」に次はないということに気が付くんです。そしてそれに気が付くと同時に植えても「育たない花」に関しても何が原因でどうすれば咲くようになるのかを調べるのですよね。

そして最後は2人で一緒に育てようとします。
ここも人の想いにかけてあるのかもしれません。2人で一緒に心も関係も育てるということかなと。

作中ではまだ花は咲かないけれど、「でもいつかきっと」というモノローグから2人の未来の明るさがうかがえますよね(n*´ω`*n)花が咲くまで桜井さん頑張っちゃいますよね。

ちなみに何回もこの新しい種でも枯らしているんだそうです(笑)アヤコさん(お母さん)が咲かせたかった花は咲かないけれどきっといつか2人の花は咲いてほしいですね。。。


ということで【花は咲くか】というのは本当に「咲くか」で終わりましたね。ここも面白いですよね。咲いたではないし、咲く!でもないんです。【咲くか】ですからね。

ここら辺はあとは2人の努力次第ってとこでしょうか(笑)どうでしょう~???いろいろとダメな原因を探って育んでいくことに意味があるのでしょうね。と私は感じました。

あ~でもでも感想を書こうと思って読み始めたらまた止まらなくなって、面白いなぁ~ってほんと何度も何度も読んでるのに思う。本当にこの作品はスバラシイなと思います。

花は咲くか日高ショーコ / 幻冬舎コミックス /1版 (2015/3/31)

 




憂鬱な朝日高ショーコ/徳間書店 (2015/10/3)

 




初恋のあとさき日高ショーコ/芳文社 (2012/2/28)

 



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