【花廓 】9話～最終話/【合本】花廓3/鈴代（ネタバレ注意）感想　切ないBL・二人は幸せになれるのか！？

廓から逃げ出した藤丸は、京吾と一緒に逃げ・・・そして一夜を共にし「これからも一緒だ」と約束をします。ところが、店の者も二人を必死に探し回っていて――…。　

ドキドキの後半。やはり景虎も出てきました。

【花廓 】９話～最終話/【合本】花廓3

9話～11話感想

きゃ～ですよ。ほんと切ない。ずっとラストまでこの切なさが続いて最終話があっけなく感じてしまいました(T^T)

もっともっと最終話は濃厚にしてほしかったです。

でも・・・超ネタバレになって申し訳ないですが良かった・・・ラスト良かった。

どういう経緯で京吾があんな風になったのか詳しく知りたい気持ちもあるのですが、これはページ数の関係なのかな！？端折られてる感はあるけれど仕方ないかなぁ～と。

さらさらっと簡単な説明はあったけど、10年の大変さをもっともっと出しても良かったかなぁと。京吾が10年どれだけ頑張ったのか、もう少し読みたかったです。

といことで早速9話から感想です。

9話では絡み合いながら二人でこれからの事について話していて、すごくその時の表情は幸せそのものだったのですが・・・

やはり景虎に見つかってしまいます。

見つかった藤丸は。。。京吾を助けるために身請けを引き受けることに。

目の前で景虎にあっさりと藤丸を奪われた京吾。

京吾の目は・・・諦めというよりは何ていうのでしょうか。怒りというかすごい力を感じました。

10話ではすでに随分と年月が経過していました。

景虎に身請けされてから10年が経過。この時の藤丸は。。。床に伏せていました。

病気かな？と心配したのですが、どうやら心から生じたものの可能性が高いらしい。

そう思うと・・・景虎も悲しき男なのだろうと思ってしまいます。

藤丸を愛しているのには間違いないです。でもその藤丸からは愛は返ってこない。景虎も心から欲しいものは決して手に入れることができないと考えると・・・10話までは皆が不幸になっているのではないかと思えてしまいます。

さて最終話。

ここでなんと！京吾が登場。といっても京吾が再登場したのは10話ラスト。

この10年京吾がどのように生きてきたかが描かれていました。京吾の行動はすべて・・・藤丸を取り戻すため。

景虎の想いが切ないな～と書いたばかりですが、京吾の藤丸への想いも全く負けていない。そう思えた最終話。

結局、藤丸は何年経っても景虎には振り向かなかったですね(T^T)ラストの京吾を見たときの藤丸の顔・・・。これでは景虎も諦めるしかないのだろうなと。

もう少し最終話は長い尺で読みたかったです。

でも京吾と藤丸・・・これからは二人で穏やかに暮らせるのかなと思うとほっとしました。

コミックス化になったら描き下ろしでその後が追加されたりするのかしら？そうだといいなぁ。。ぜひその後が読みたいです。

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