矢代と百目鬼の関係が少し変わってきた3巻をネタバレ含みながら考察してみる。
2巻があの終わり方でしたから気になって仕方ない人多かったと思います。。。3巻もすごい展開でした。
百目鬼の切なすぎるあのシーンがある2巻の感想はこちら表紙にもびっくりしましたけどね。表紙をガン見してしまったことは秘密です。
あの百目鬼が・・・矢代を~。相変わらず黒が基調なので暗い印象ですけどね・・・
めくるとカラーがあるんです。これは矢代が若いし、三角さんも若い・・・。窓越しに矢代をみているのは誰???
まさかの百目鬼なのだろうか?
ではでは3巻の紹介を。
囀る鳥は羽ばたかない3巻コミックス情報&評価
内容紹介
真誠会若頭の矢代は、男なら誰でもいい淫乱と噂される男だったが、部下には手を出さないと決めていた。だが、付き人兼用心棒の百目鬼だけは例外だった。
性的に不能で感情を見せない百目鬼の存在は何をしても性的対象として見られることのない安心できる存在のはずだった。一方、何者かの銃弾に倒れた矢代を目にした百目鬼は、自分の想いがなんであるのかはっきりと理解した。
矢代のために変わることを決意した百目鬼と、それに戸惑う矢代。
ふたりの関係が変わり始めた!?
囀る鳥は羽ばたかない3巻の感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。
囀る鳥は羽ばたかない3巻 ネタバレ感想&考察
七原の行動
冒頭。七原に連絡がつかないということで杉本から報告を受ける矢代。百目鬼は昨夜七原とあっていたこと、七原に言われたことを矢代に報告します。
そして杉本も七原の様子が少し変だったと伝えます。⇒誰かと話していたかという矢代に、一人だったけれど入口で組長(平田)とすれ違ったと報告する。
矢代はどうやら七原を探すようです。
矢代に服を着させる百目鬼。ここのシーンは・・・矢代も百目鬼もお互い我慢強いのだなと思うシーンでしたね。
そして今回の件で百目鬼の心にも変化が出たように思いました。
「怖かったですから 頭を失うかと思ったら」
「次は絶対に守ります」
寡黙な男がこんな風に思うなんて・・・と胸アツです。百目鬼にとって矢代は特別。
自分の指を落とすよりも大事な存在・・・そう思うとこの「次は絶対に守ります」にぎゅっとなります。
矢代は病院を出て、七原の彼女?いわゆる「女」のところへ向かいまいした。
その時に、「平田さんのところを誰かはらせとけ」と言います。組長?なんで?と聞く杉本に予防策だ間違ってりゃそれでいいと。。。
矢代はこの件は平田が絡んでいると思っているようです。
淡々と杉本に話す矢代ですが・・・杉本が向こうにいって百目鬼が話かけてきます。
「頭 大丈夫ですか?」
「痛ぇよバカ」
「申し訳ありません 俺が昨日何か気が付くべきでした」
「ホントにな アソコと一緒で鈍すぎんだよ」
(笑)どこまでも下ネタに絡めてくる矢代が大好きです。ほんとこういうセリフ回し上手い!!!
ヨネダさんのセリフはほんとセンスが光りますよね。
七原さんは頭狙った人間を知っているんでしょうか
どうだろうな ま、それももうすぐわかんだろ
なんかねぇ2巻から七原の死亡フラグびんびんにたってるんですけど。。。
心配ですよね。七原には死んで欲しくない。一人で動くなんて無謀だし。なんとか生きていてほしいなと思う。
七原はどうして一人で動いたのか
七原は単独で何か調べてたようです。そして今夜ヤる(竜崎をという意味です)と女に電話するのですが・・・そこに出たのは矢代。
電話で七原に説明を求めます。七原もアツイ男で、自分がの失態でこうなったからと単独行動をしていたようです。
そして七原の口から出た、、、矢代を狙った人物。
「竜崎です」
でも、矢代はこの「竜崎説」よりは、もっと他の誰かが動かしてると思ってたようですね。
誰からの情報か?と尋ねると七原は組長からの情報だと伝えます。
まぁ矢代は・・・平田が絡んでると思ってるのかなと感じてしまいます。
その後、矢代は誰かに電話するんですが・・・これはちょっと今は誰かわかりません。
デカ?と杉本が思っているから刑事の誰かに電話したのでしょうか。
目的は組長の居場所を提供しろ ということでした。。。(組長は竜崎かな・・・???平田かな????)平田は組員に張らせているので、この場合は竜崎と捉えるのが普通でしょうか。
殺し屋を雇ったのは誰?
冒頭、矢代を撃った人物が誰かに襲われていました。(殺し屋のようです)
そして殺し屋を襲っている人物が言います。殺し屋を殺す・・・殺し屋!?すごい感じですね(;´・ω・)
竜崎には一体なんて指示された?
ここからわかるのは・・・矢代を狙った殺し屋は竜崎に雇われた人物で間違いなさそうだということ。
ただ、それを指示した人がいるのだろうなと。
竜崎に指示した黒幕➨竜崎に矢代を殺すように指示➨竜崎は殺し屋を雇うが矢代を殺す気はなかった?➨矢代が生きてるので殺し屋の仕事は失敗➨命令した竜崎はどんな指示をしたのか黒幕が確認・・という流れでしょうか?
まぁこの殺し屋をやりに来た殺し屋は・・・平田が送り込んだ人達でしょうね。
竜崎の事務所
矢代一行が向かったのは竜崎の事務所でした。
以前、竜崎がシャブを取り扱っていることを突き止めた矢代でしたがそのシャブの出処に疑問を持っていたようです。
竜崎にはそんな甲斐性はないはずなのにと、ようは誰か竜崎をそそのかしている人物がいるのではないかと踏んでいる感じ。
本当に手引きしているのは誰かと聞きにきた矢代でした。
だけど「言えねぇんだよ!」という竜崎の組員たち。でも竜崎とは連絡が取れなくて、矢代の事件にも自分たちは関わっていないと言います。
矢代は先ほどの組員の言葉から自分の予想が当たっていると確信した様子。そしてそのまま倒れ込みます。
竜崎の行動
組員から矢代が事務所に現れたと電話を受け取る竜崎。オレを疑ってたか?と聞く竜崎ですが「それよりシャブの出所のほうをしきりに聞いてきたと 今回の件とシャブの件 関わりがあると気づいているんじゃないでしょうか」と言われます。
そうか、今回の件はそのシャブの件が関わっているんですね。
そして「もう一つ良くない知らせ」というので例の殺し屋が死体で見つかったと知らされます。あの殺し屋さん・・・あいつに殺されちゃったんですね。。。
なんだかコマとして使った竜崎をこれまた消そうとしているのかもしれませんね。竜崎の死亡フラグが。。。(T^T)
影山の病院にて
倒れた矢代。百目鬼たちは影山に説教されてます。
矢代の汗を拭いている百目鬼が・・・甲斐甲斐しくていいですね。ち
ょこっとこういうところ萌えます。内容がシリアス展開なのでほんとちょっとしたところで萌え・・・・。なのですが!!!せっかくの2人きりの空間に久我が(笑)
そして相変わらず久我と百目鬼は気が合うようで・・・仲良く2人でおしゃべり。それをベッドの上で聞いている矢代。
これ3コマあるんですけどね、ちょっとずつ矢代の口元が変わってきているのがすごい。。。ほんと表情だけで心情表すのお上手。。。
そして久我はメシ買ってきたからあっちで食おーぜと百目鬼を誘います。そんな百目鬼のネクタイを咄嗟に引っ張ってしまう矢代。
自分でもびっくりしている感じですね(笑)百目鬼は最初から向こうへ食事に行くことは考えてなかったようでしたが。
頭のそばを離れませんといって一緒にいます。
ずっとシリアスだったので・・・3巻のご褒美シーンが(T^T)ありがたや。
あついと言って百目鬼にシャツを脱がせてほしいという矢代。
百目鬼にボタンを外されながらなんか感じちゃってるんですよねぇ((ノェ`*)っ))タシタシ・・・
やべぇな スイッチ入った・・・
一人でやるという矢代。だけれど痛みもあってうまく一人でできません。
それを見て百目鬼が・・・なんと
俺がやります
今までやられるだけだった百目鬼が~俺がやります!と・・・マジっすか?と興奮したのは言うまでもない(≧∇≦*)
ラスト、お口でやってあげたはいいですが。。。色々な人に見られちゃいましたね(≧∇≦*)
七原ならいいですが・・・杉本とはちょっとね・・・。
それにしても!!!百目鬼の「失礼します」にはププってなりましたよ・・・失礼しますと言ってにぎにぎ。
なんていうのかどこまでも礼儀正しいですね笑
ここでも色々な矢代の感情が描かれていてとても面白かったです。
嫌ならって何だよ お願いしますって何だよ お前が嫌なんじゃねぇのかよ・・・っ
そう思いながら映画館で断られた時のことを思い出している矢代。。。
矢代自身もあれかな、映画館で断られたのショックだったのかなぁ。でもね、嬉しいはずなんだけれど矢代には影山に百目鬼が言ってた言葉が引っかかるんです。
頭の手足となり 頭の望むことをするだけですー(矢代の回想)
これは自分(矢代)が望んだからしていることなんだと思ったのかな。だからほんとうは百目鬼はやりたいわけじゃないとだから
「・・・もういい そんなんじゃイカねぇからやめろ・・・自分でやったほうがマシだ」
になるのかなと思いました。結局、矢代ってどうでもいい相手であればこんなこと言わないと思う。
矢代がそう望んでいるからやっていくれたと感じているから拒否してしまったのかなと。
そしたら百目鬼・・・・やばっびっくりマジですか???Σ(゚Д゚)
矢代のあのお方をなめなめし始めたぁ
矢代の驚いた顔に萌えました(笑)
ドンって百目鬼を叩くけど吸い続ける百目鬼にゾクってしちゃっている矢代。
なのですが・・・・やっているところに杉本登場(笑)杉本・・・タイミング悪いわぁ~。イってないのかな???矢代。どうなんかわかんないや。ほんとヤダ杉本・・・・。(むっつりが根に持つとこんな感じです(笑))
でもここは何度も読み返してます(≧∇≦*)
だけれど・・・このシーンの後なんだか百目鬼の顔が浮かなくてすっごく気になりました。座り込んでてなんか思うところがあったのでしょうか・・・
そして例のデカっぽい人から電話がかかってきます。矢代を襲撃した殺し屋が死んだこと、そしてそいつをおっかけていた2人組の目撃情報などなど・・・・。
うふふな展開はあっという間で、またシリアス展開になってきました。
黒幕登場
潜伏している場所で、誰かから電話を受けている竜崎。
竜崎の事務所からでした。2人組に場所を知られたと。電話の途中・・・潜伏場所が奇襲されてしまいます。
それは例の2人組。
矢代をやりそこねたことを問い詰める2人。そして竜崎に詰め寄ります。
ほんとやばいくらいに竜崎ピンチです!
場面はかわり、竜崎の事務所には七原の姿。竜崎を殺ろうと乗り込んできたのですが、先ほどの2人組が既に竜崎の部下を半殺しに。七原はやさしいのね。ちゃんと警察に電話してる。
そしてその部下が持っていた携帯を奪ってまた去っていく七原。なんとなくこの携帯が何かやってくれそうな予感。
竜崎のシーンに戻るのですが、殺し屋に
「今回ヤリ損ねたっての、ワザとじゃないですよね?」と聞かれています。
「そんなわけねぇだろ」
そう答える竜崎なのですが、なんと例の殺し屋(殺されてしまった方)が出来るだけ急所は外せと竜崎から言われたと白状してました。
そしてそれを電話越しに聞いている黒幕。。。
平田。
やっぱり平田でしたね。ここのシーンは・・竜崎が自分の身が危険に晒されるとわかっていながら、矢代は殺せなかったという事にキュン。
そして黒幕の平田が矢代を狙うのは、三角さんが矢代を可愛がっているからですよね。
若頭の方を大元の幹部である三角さんが可愛がってたら面白くないと思うのが普通ですよね。ここは平田の気持ちはわかるかも。
と・・途中なのですが、3巻も分厚くてですね・・・。
一旦ここで区切ろうと思います。
まとめ
3巻は繰り返し読んだほうがいいかなぁ?と思います。この半分だけでかなり繰り返し読みました、・・・・えぇ・・・・・百目鬼のご奉仕部分ですけどね(〃´∪`〃)ゞ
ではパート②もよかったら読んでやってください♡
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ヨネダコウ【囀る鳥は羽ばたかない3巻】BLコミックス感想パート②百目鬼×矢代がまさかの発展!?
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