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日高ショーコ

日高ショーコ『初恋のあとさき』MyBEST &大好きなBL漫画。

更新日:

大好きでたまらない日高ショーコさんの作品✩初恋の2人の再会とこれから

 

本当に大好きで何度も読み返すこの作品。『嵐のあと』に出てくる人のスピンオフです。シグナルと嵐のあと、初恋のあとさきは人物がつながっているのでそれぞれを読むと面白いですよ。

 

 

順番はシグナル嵐のあと初恋のあとさきAfter【電子限定版】だと思います。

 

 

それと日高さんではちょっと古いかもしれませんが知らない顔も大好きです。日高さんの魅力は画力の高さもそうだけれど、ストーリー性がしっかりしているところですよね。本当に引き込まれます。

 

 

初恋のあとさき/コミックス情報&評価

 

初恋のあとさき 日高ショーコ/ 芳文社 (2012/2/28)

 

 

 

評価項目評価・★
絵柄★★★★★
ストーリー★★★★☆
エロ★★✩✩✩
独自性★★★★✩

 

 

5 大好き

 

 

作品内容

 

仁科が打ち合わせに訪れたカフェは、学生時代の親友・美山がオーナーを務める店だった。10年振りの再会を懐かしむ仁科とは対照的に、美山は自分を覚えていないかのように素っ気ない。確かに存在した“友情以上”の関係。切ない「初恋」だったあの頃にはもう戻れないのか──? 「嵐のあと」後日談『double line』も収録!

 

 

 

同級生 ノンケ×ゲイ 初恋同士 リバ 

 

 

心の傷 切ない 昔と今で展開が逆 きゅんあり

 

 

初恋のあとさきの感想は以下より。ネタタバレ含みますのでご注意ください

 


初恋のあとさき/Contents

 

  • 初恋のあとさき
  • double line
  • good morning
  • あとがき
  • ※あとがきが214P目にあります

     

     

    初恋のあとさきの見どころ・好きなところ

     

    本当に大好きなんですよねこの作品。何が好きって、あの美山が仁科のようなタイプが好きだったというのにも萌えを感じるのですが、かなりの一途で重たい男だったんだという意外な一面を持っているのがとってもツボでした(n*´ω`*n)

     

     

    嵐のあとの時は榊に執着している感じもなかったし、ノンケの事を好きになったことはあると言ってたけれどノリが軽いからこんな感じになるとは思わなかったぁ!!!美山に関しては嵐のあとに読むとあぁだからか・・・と思えるところが結構あります。そういうのも楽しいので是非嵐のあとも読んでみてくださいね。

     

     

    初めて本気で愛した相手

     

    初恋のあとさきは仁科視点・美山視点の両方が読めるのでどちらの気持ちも納得できてしまうんですよね。仁科は『本気で愛した相手の事は簡単には口から零れない』とモノローグで言っていますが、美山の答えは最後に出てきます。こういうのもすっごく面白いなぁって思うんですよね。仁科と美山の性格の違いがはっきりしてて、美山自身はごまかしたりしないんです。

     

     

    でもそれは同時にかなり重い・・・・。

     

     

    すっごく一途な重い気持でぶつかってくるから怖くなって逃げた過去の仁科。これも高校生には難しいことだったと思うんですよね。美山自身はもう自分は男しか好きになれないと高校生の時点で自覚しているんです。でも仁科は?仁科はまだまだこのあたりはもがいているところなんですよね。ズルズルと美山との関係に引きずられてだんだんと怖くなっていったようです。それはまだ自分は『マトモ』だと思っているから。

     

     

    『マトモな人生を送りたい』『お前もマトモになれ』そう美山に言い放って別れた二人。仁科はこの10年で結婚もし、大企業に就職して傍からみたら『マトモ』な人生なのかもしれません。でも実際は、奥さんに好きな人ができてしまって離婚し、仕事も好きな仕事ではなかったと・・・。

     

     

    そして美山に再会した時、彼は昔からの夢を実現して自分のお店を持っていたんです。10年経っても自分の記憶に残る大好きな笑い方をする美山に心惹かれるのもわかりますよね。過去は過去・・・友人以上の関係を昔は『消したい』とそればかり考えていたけれど『今』なら受け入れられると思い返すんです。

     

     

    再会してからは仁科のほうが積極的

     

    この作品、過去と現在とでは色々と変わってきているんですよね。再会してからお互いが忘れられない人なのだと自覚はしているのですが、高校生の時は美山が積極的に、再会してからは仁科が積極的になっているのも読んでて面白い。

     

     

    あれだけ逃げたかった関係だったのに、今の美山が欲しくて仕方がないのでしょうね。自分は先の展望も見えず流されるように生きてきたけれど美山はしっかりと自分の夢を実現していたし、彼が輝いてみえたのかもしれません。

     

     

    高校生の時とリンクしながらちょっとずつ気持ちが近づいていくのが読んでいてわかるので本当に面白い。美山も拒否しながらも考えるのは仁科の事ばかりなんですよね。忘れたいのに忘れられない人・・・。

     

     

    だからこそ、言われて傷ついたことをいつまでも覚えてしまっているんです。トラウマのようにまとわりつく過去の想いが美山をあんな風にしたのだなぁとちょっと納得しました。でもねこれも仁科だけが悪いわけでもないんですヨ。ここら辺は高校生の回想を読めばわかるのですが、あんな風に露骨に態度に表されたら怖いと思うのもわかる気がします。

     

     

    拒否しきれない自分にも何かしら理由をつけたかったのかもしれないですね。だから現在の仁科は思うんです。

     

     

    (今なら「周り」なんて気にもしないのに)

     

     

    Start over again

     

    この2人のストーリーで面白いなぁと思うのは、安東が美山に『一度全部10年前に戻してみたら?』というようなことを言ったんです。それとは逆に仁科は美山に『俺たち10年前に戻ることもやり直すこともできない』と言います。

     

     

    10年前に戻っても10年前のあの時の気持ちや状況ではきっと同じような結果になっていたのかもしれませんよね。大人になった今だからわかることもあるし、分かり合えることもあるのだと私も思う。

     

     

    もしあの時・・・・もしも・・・・って過去の事を思ったところで仁科も言ってたけれど過去は過去。

     

    だから今から新しく始める事は出来ると思うと言った仁科のセリフには納得しました。

     

     

    すべてお互いを理解した上でのスタートなんですよね。仁科の保守的なところ、美山の直球で重いところ・・・。

     

    私は仁科の気持ちを伝えるシーンが凄く好きです。

     

     

    「俺は今のお前を好きなんだ」

     

    「お前の生き方が好きだと心からそう思ったんだ」

     

     

    高校生の時には否定してしまった美山の生き方。でも色々な事がのみ込める今だからこそ気づけることもあるのだと思います。本当にこの告白から新しくはじまるのだなと思えてぐっと来ました・・・。

     

     

    中盤に『俺、おまえのところに行くから!」って仁科が言っているんですよね。あの時は家に行くという意味も含まれているのですが、このセリフは美山の気持ちにもこっちから踏み込んでいくからって言う意味もあったのかなって思いました。

     

     

    美山の家へ向かう時、二度目は仁科が先頭を歩いているっていうのも印象深かったですね。ついて行くわけでもなく、仁科自らが美山を誘導しているというのが過去との違いでもあるなぁと。こういうストーリーの見せ方が本当にお上手なんですよね。

     

     

    美山もその後ろ姿を見ながら色々考えています。

     

     

    昔は方向音痴でいつも迷ってばかりだったのに―と。これは仁科の高校生の時の感情にもかけてあると思うんですよね。いつもいつも仁科には迷いがあったのだと。それを理解していたけれど若かった美山もまたこの迷いを拾ってあげる事が出来なかったんです。

     

     

    いつも自分の抑えられない感情を仁科に押し付けていたというのも自覚できた部分なんですよね。

     

    このことを最後にやっと認めた美山なのですが、このモノローグで美山のトラウマになってる過去から解放されたのかなと思いました。

     

     

    ゼロからスタートしてもエロは前と同じ

     

    もうひとつ、美山・仁科で好きだなと思った箇所があるんです。最後のほうでやっと身体も結ばれる2人なのですが・・・美山は経験豊富なところもあって、どちらでもイケるから試すか?って言うんですよね。

     

     

    仁科は男は美山だけ。結婚もしてたから後ろなんて使ってはいなかったはず・・・・。どう考えても美山が挿れてもいいというならそっちの方が楽なんじゃ・・・・って思ったんです。でもねぇ仁科が『こ・・・・今度にする・・・』と言って自分で受を選ぶの。ここがすごく好きなんですよ!!!これってね、きちんと受け入れるよっていう仁科なりのアピールでもあると思う。

     

     

    美山はだから一瞬驚いて、嬉しそうに愛おしそうにしたんだと。ここはキュンですよね。美山が本当に幸せそうで(´;ω;`)美山にこんな顔をさせられるのは後にも先にもきっと仁科だけなのだろうなと。

     

     

    美山のトラウマのような恋愛に関する感情は、それを作ってしまった仁科にしか変える事ができないのだろうなと読みながら思いました。「ノンケに本気になるとあとで泣くことになるよ 絶対に苦労する」って榊に言い放った美山。それでも美山はまた仁科と一緒にいる事を選んだんですよね。一度傷ついたのにどうしても手離せない気持ちというのがあの美山にもあったのだと思うと本当にきゅんとなります。

     

     

    美山自身は、仁科の事はすぐには信じる事は難しいって思っています。お互いすぐには変われないとも。でもこれって変わりたい、信じれるようになりたいという反対の意味も含まれていると受け取りました。

     

     

    仁科自身も次は露骨で重い美山の気持ちをしっかりと受け取ってこれからの関係を築き上げていきたいという気持ちが使わってきてすごく良い終わり方だったなぁと思います。

     

     

    good morning

     

    この描き下ろしがものすっごく好きで何度も読んでいます。実はね、ここでリバがあります。さらっと流れるのでモノローグを読んであっ交代でしているのねとわかる程度です。美山は抱かれる側の方が多かったと思うんですよね。(榊も安東もタチ)

     

     

    このgood morningのどこが好きかというと、一瞬の美山のデレが拝めるところです。表情を変えずに仁科の言っていることにも「んー」しか返事をしないのに、『今夜も止まるから』と言われた時にはちょこっと止まって「・・・うん」って返事をするの。

     

     

    これがすっごく好きなんです。かわいすぎるよ美山~!!!と。「んじゃ行ってくるね」っていう可愛らしい言い方も好きだし萌えをありがとうございました!!!ってなりました。

     

     

    感想まとめ

     

    やっぱり何度読み返しても面白いです。そして感想を書くのに「嵐のあと」も読み返してみました。嵐のあともノンケ×ゲイの葛藤が色々とあって面白いんですよね。

     

     

    この作品の最後にイラスト(全員集合)があるのですが、安東の裾を引っ張ってる田町息子がすっごく気になります(笑)

     

    日高さんの年の差。。。ぜひ!!!(花は咲くかより年の差になりますよね!)

     

     

    そして・・・今年配信されたAfter【電子限定版】でも仁科・美山が読めますので(榊・岡田に比べたら少ないけど・・・)気になる人はぜひ!!!

     

     

    関連作品の紹介

     

     

     

     

     

     

     

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-日高ショーコ

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