日高ショーコさんの憂鬱な朝7巻の感想です。キャラセレクションで連載中。ぐっとストーリーが動いた第7巻。留学を控えた暁人さまのやるべきこと・・・・。そして桂木と石崎父との対立がみどころの巻でもあります。
やっと感想を(笑)遅いでしょ!!!と突っ込まれそうですね。7巻は予約していたので手元に数日後には届いていたのですが・・・ついつい雑誌で連載を追っている作品は感想が後になりがちです(;'∀')今回は描き下ろしもなかった(ペーパーはあります)のでゆっくりしようと思ってしまったのもありました。。。
コミックス情報&評価
評価項目 | 評価・★ |
---|---|
絵柄 | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★★ |
エロ | ★★☆☆☆ |
独自性 | ★★★★★ |
内容紹介
「この手をを二度と離さない」─桂木との逢瀬でそう誓った暁人。桂木から初めて弱音を聞いた暁人は、改めて過去の清算を決意!最後の生き証人である、病床の桂木高正の元を訪れる─。一方、激怒する石崎父と対峙し、叱責された桂木。工場経営での独断専行を咎められ、大番頭の職を解任されてしまい…!?【全227ページ】
注意ポイント
憂鬱な朝7巻の感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。
憂鬱な朝7巻-雑誌掲載時の感想一覧
➡憂鬱な朝 34話感想
➡憂鬱な朝 35話感想
➡憂鬱な朝 36話感想
➡憂鬱な朝 37話感想
➡憂鬱な朝 38話感想
➡憂鬱な朝 39話感想
今回の7巻は電子限定版では【全227ページ】だそうです!
私は紙書籍&電子で読みました♪
なので今回は7巻を通しての感想でいきますね。
まだ謎の残る7巻
この7巻は桂木の出生の秘密が明かされましたね。桂木の母は桂木に似て美しいですねぇ♥そんな母は男関係にだらしなかったようで・・・というよりは色仕掛けで世を渡ってきた人だったのでしょう。これも美貌あってこそ。
そして・・・ずっとわからずにいた桂木の父親の事。ストーリーの流れからしてほぼほぼあの人だろうというのが分かっているのですが、暁人さまは「件の芸者が産んだ子が桂木智之に相違ないと証言してくれることになった」と言っています。
蓄生届の証明がこれでなされるわけです。
さて、ここで疑問なのは・・・・ストーリーの流れからいって桂木智之は先々代の子ではないという事実。なのに、、、蓄生届の芸者が産んだ子に相違ないという証明をしてしまったら桂木と暁人さまは叔父と甥っ子になっちゃうの???と。
ここら辺はまだもう少し何かあるのだろうと個人的には思うのですが、このままだとそうなっちゃうのかしら?とまだまだ謎が残ります。
暁人さまが目指すのはおそらく・・・血筋を超えた関係づくりなのだろうと考えます。家柄に縛られ運命が決まるのではなく、能力あるものが活躍する久世家・・・もしくは久世家関係の人々になっていく事なのだろうと推測できます。
血に縛られ運命を狂わされた桂木ですが、きっと最後には暁人さまと笑って一緒に久世家で生活しているのかな?と(結局のところ、暁人さまの子供が産まれない限り久世家の血は途絶えてしまうのですよね?本家筋ですが)桂木と一緒にこれからもいるためにも暁人さまの目指す久世家は必要になってくるのだと思います。
あとはやはり総一郎さまと小ふさ。どうなるのでしょうか。
ここは桂木がまだ黙っている部分があるとおもうのですよね・・・・。総一郎さまのお見合い日、目の前に現れるのが小ふさでありますように。(ってまだお見合いに日取りとかそんなのは決まっていないと思いますが)
桂木と石崎父との闘いはみもの
石崎紡績を買い叩こうとする桂木にしびれました。。。ここ数話で一番桂木が生き生きしていたようにも思えます(笑)そして・・・桂木はやはり仕事のできる子なのですね。
彼に寄せられる信頼が凄い!それに、この紡績工場の件で桂木兄弟がなんだかんだで協力していたりしてちょっと胸アツでした。案外いい人なのですよね高之は(n*´ω`*n)仕事もできる子ですし!ちょっと長男気質すぎるのと皮肉が多いだけで・・・(笑)でもその皮肉が通じない弟の浩之がこれまたいい味だしているのですよね。
ここの兄弟のセリフは何気に好きです(o^―^o)
桂木兄弟もこれから色々と協力していくでしょうし、仲良くなっていくのでしょうね。そういう場面をぜひ見たいです!
7巻のエロは表情に注目
終盤、ガッツリエロが入ります!鎌倉別邸に桂木が来た終盤。鎌倉別邸は桂木にとってはいい思い出のあるところではないのですよね。ですが桂木は暁人さまがいるからとこの場を訪れます。
ここも暁人さま>過去の想い になっているという事なのでしょうね。そして鎌倉別邸に来たということは桂木の中でも変化があったということだと思います。
この鎌倉別邸の38話、39話で好きなところがいくつかあります。
まずは恋い焦がれて待ちわびた桂木の姿を見たときの暁人さまの表情と、はだしで駆け寄る場面。これが本当に何度読んでも胸がぎゅ~っとなってしまいます。こういう絶妙な表情の描き方がお上手なのですよね日高ショーコさん(n*´ω`*n)
そしてセリフひとつひとつがまた素敵なんです。この2人の結びつきの強さを実感できますヨ。ぜひ・・・この終盤は絵で見て欲しいです。日高ショーコさんの絵柄のすばらしさを再認識すると思います(`・ω・´)b
今回のエロはね・・・・桂木のイケメンさにきゅん、暁人さまのかわいらしさにきゅん♥二人のエロに鼻血( *;; ° ¡¡ °;;*)です!なのですが!!ワタクシが好きなのは暁人さまの「我慢できないよ」です!!!!
もうかわいすぎて、待ちわびてたものだからその感じがすごくでててこの場面好きなんです。
そして、いつも朝いない桂木に寂しかったという暁人さまへの桂木の返しがたまりませんヨ。
そう長くは一緒にいられない
萌えまくりのエロのあと・・・・いよいよ桂木と暁人さまは向き合って話そうとします。やはりエロのあとのこの場面は寂しさが漂いますね。留学が目の前に迫り、いずれ別々の土地に暮らすことになる二人・・・。
それでもこの2人の結びつきは強いと感じさせてくれるこの7巻ラストが本当に好きです。
1巻から読んでいるとあの不安定な暁人さまはどこへやら・・・本当に男としても当主としてもすごく成長したなぁと思わされます。
あと、いつものことなのですが、憂鬱な朝は扉絵にも萌えがいっぱいです!ぜひ注目してみてください。もう日高ショーコさんの絵柄を見るだけでキュンキュンするのに、それが暁人さまや桂木だったら倍増ですヨ。本当に大好きです。
憂鬱な朝 7巻 まとめの感想
7巻は色々な事がつめこんでありましたね。
- 桂木の出生の秘密
- 桂木VS 石崎父
- 総一郎さまのお見合い問題
- 暁人さまと桂木の逢瀬
あとがきに8巻で終わる予定だと書かれていましたが・・・ここまできたらもう全部のエピソードを掲載してほしいです!(8巻で終わるのはイヤ~!ということです(´;ω;`))でも終盤だよね・・・とここしばらく思っていたので驚いてはいません。
もう二人の関係はゆるぎないものですし、あとはお家関係でしょうね。
はぁ~7巻もとても面白かったです。今回は電子配信も早くて、電子派の人ももう読まれているでしょうか!
まだの方は22日までは割引になっているので是非読んでみてください(⌒∇⌒)ハマる人にはハマります。ただ・・・ライトな感じのストーリーが好みという人にはちょっと読みづらいかもしれません。
色々な問題が出てきますし、登場人物もそれなりに出てきます。そして、セリフまわしがちょっと難しいですね。意味を含むようなセリフがあったりします。難しいのは嫌だなという方は最初は暁人さまと桂木のラブ中心に読んでもらえれば楽しいかと!その後でお家の事や周りの事をじっくり読むといいと思います(o^―^o)
という事で、簡単ですが感想でした!
引き続き、キャラセレクションでの最新話は追っています。(40話ショート後はしばらく休載です)興味のある方はこちらの方をどうぞ♪
➡憂鬱な朝 キャラセレクション最新話の感想
電子書籍
7巻