ぼくらのねがい3巻完結!ということで1巻・2巻の感想レビュー
もうすぐですね3巻!やっと・・・やっと完結しましたヨ。この1話が2012年ですからね・・・完結まで4年とな~。CRAFT作品だから3か月に1度だし、やっぱり長いですね。早く読みたくて仕方がないです。1巻はともかく、2巻の展開にぎゅ~っとなります。その後3巻を待っていたのですが、なっかなかでないなぁと思って記憶が薄れてました(笑)
そしてたまたま読んだCRAFTでまだやってる~と思ったらすごくいい展開で(o^―^o)やったぁ~と思った次で最終話Σ( ̄□ ̄|||)マジデスカ・・・でしたヨ
ちょっと3巻は描き下ろしを期待して!!!ということで、もうすぐ3巻(完結)出るので「ぼくらのねがい」未完だからと読んでないヨという方これを機会に読んでみませんか?というお誘いです♪
コミックス情報&評価
ぼくらのねがい 2巻
山本小鉄子/大洋図書
評価項目 | 評価・★ |
---|---|
絵柄 | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★★☆ |
エロ | ★★☆☆☆ |
独自性 | ★★★★☆ |
3巻の発売日情報
12月1日発売です!
注文したので届くのは今週末かしら・・・・どうかな。今週はいっぱい届くので結構読むの大変かも(笑)
内容紹介
十九歳の春、父親の再婚によって両には三人の弟ができた。優等生でしっかり者の次男・健人、硬派でクールな三男・隼人、元気で甘ったれの末っ子・真人だ。母親が経営していた純喫茶スミレの新米マスターになった両は、まだまだ戸惑うことばかり。だけど、家のなかは恋愛混戦模様!? ひとつ屋根の下の愛情物語スタート★
注意ポイント
ぼくらのねがい1巻・2巻の感想は以下より。感想にはネタバレ含みます。
ぼくらのねがい登場人物と相関関係
※相関図作ってみました(笑)余計にわかりにくくなったかも(;゚Д゚)
ぼくらのねがい1巻感想
1巻は両の父親と三兄弟の母親が再婚し、家族になるところからスタート。なのですが・・・・不幸にも再婚してすぐにお父さんが事故死してしまい、お母さんがその後病死。子供たちだけが残されます。
そして家族4人となった彼らの生活が始まるんですね。
出会った時は両19歳、健人17歳、隼人…中二だから14?、そして真人は小5?だから11歳くらいかな・・・・。
こうやってみると・・・両と隼人はまぁアレだけど、健人とタケってすごいね(笑)5歳差、6歳差の違いだけど小学校の頃から知っている(初めて会った時ランドセル背負っているものね)から・・・この2人も長い事温めてきた関係だったんだなぁと思いました。
この2組のカップルってどっちが人気高かったかなぁ~。気になる!ワタクシは断然隼人×両です💛
しかし改めて読み返すと、タケってマセた小6ですよね(笑)いきなり高三の健人にチューしちゃうんだもん(〃▽〃)このグイグイ感は嫌いじゃないけど・・・ビックリしました。
でもタケも初恋が健人なんですよね。最終話をすでに読んだ身としては、すっごく良かったね・・・と言いたいです。
この1巻で健人から「思春期によくある勘違い」と否定されたタケがその気持ちを貫いたんですからね!
そしてワタクシの大好きな隼人×両ですが・・・・冒頭では「好きな人はいない」と言ってた隼人が中盤に「好きな人がいる」に変わってきます。そして隼人の「さっさと大人になりたい」に含まれる意味がね・・・・このほぼツンの顔の下は・・・かなり情熱的なのかなぁなんて。。
この1巻ではそれぞれが進学した時、家族で1枚の写真と撮ります。この写真ってあまり深い意味ないのかなと思ってたのですが、この1巻と3巻の最後を絡めてくるあたり・・・さすがだなぁと思いました。
そして5人で撮った写真に・・・・もうタネ明かしされていたと(笑)(ΦωΦ)フフフ…
途中で隼人がバイトすることになった花屋さんがあるのですが、これは『満開ダーリン』の2人が登場してきますので、この作品のファンの方にはすっごく嬉しかったんじゃないでしょうか!ワタクシもこの満開ダーリンを読みましたが面白いです。というか山本小鉄子さんの作品はどれも大好きなのでおすすめです。
この1巻で個人的に好きだなぁと思ったのは、健人と両の関係。
お互い長男同士だったワケですが、しっかりと支えるべきところで健人が両を支えているんですよね。
これは両がひとりっこだったのもあるのですが・・・お兄ちゃん兼お父さん代わりだった健人が頼りない感じの両をしっかりとサポートしているのだなぁと。こういう細かいキャラ設定がすごく好きなんですよね。
1巻では特に何も進展なくて、タケと健人はちょこっといい雰囲気になりつつあるけど、隼人は誰が好きとかそういうのは今の段階ではわかっていません。そして・・・花屋の二人がうまくいっているというのを読めるのが1巻のイイトコロ。
ぼくらのねがい2巻の感想
2巻では、ぐんぐんと隼人の感情が育っていきます。ここで隼人が誰に恋しているとかわかるんですね。隼人にとっては知られたらダメな恋。近くにいるからこその切なさというのがすっごく伝わってくるんです。
両の友達にずっと嫉妬していたっぽいのもかわいいし、彼に彼女ができていたと知って急に機嫌のよくなる隼人がすっごくかわいい(n*´ω`*n)ツンツンだけど実は単純な子なのね・・・と。
そして2巻では・・・意外にも1巻で頼りなかった両がお兄ちゃん発揮するんですよね。健人との関係はやっぱり2巻でも好きで、健人が今まで誰にも言っていなかったこと(男の人が好きだという事)を両に言ったというのはそれなりに信頼があったからなんじゃないでしょうか。
ここの2人のやり取りはけっこうぐっとくるし、とてもいい関係だなぁと思います(o^―^o)
2巻では・・・タケと健人との関係にも変化が。
きっとね、両が健人に言った言葉に後押しされたのもあると思うのですが、・・・そして2巻のタケと健人の約束事は・・・・3巻でしっかり回収されますのでお楽しみに♪
両と隼人はね・・・・とってもツライカンジになっていきます。店長に両の事が好きだというのがバレた隼人。その店長に「時間の無駄だから諦めろ」と言われてしまいます。
これもね、店長なりの後押しなんですよね。「好きだって言う気がないなら諦めろ」と。想っているのにそれを伝えようとしないのは想っていないのと一緒だと・・・。
これもね、3巻が出たらわかるのですが・・・本当にこの店長は彼らがくっつくためには必要不可欠な人物なんですヨ。キツイ言い方だけど、とても的を得ているというか。あ~でも隼人も好きだけど・・・隼人に店長は家族に告白できますか?って聞かれた時の「するよ」の店長の顔がすっごく好き・・・・。
この店長に言われた言葉で伝える気などなかった隼人にも変化が起こるんです。
(両兄が好きだってこの気持ちは なかったことになるっていうのか?)
歯を食いしばってもくもくと机に向かう隼人がすっごく切ない。もうね、店長の言葉にグルグルしちゃっているんです。切なくてなんか、ぎゅ~ってなってしまいます。
健人は着々とタケといい感じになっていくのに・・・・。
葛藤しながらもくもくと勉強をして、葛藤しながらそれでも不器用だから両を避けてしまうのもね・・・。両はその事(避けられてる)に気が付いて落ち込むのですがここでも健人が優しくフォロー。。。2巻を読んで思うのは・・・やっぱり健人は長男気質なんだよねぇ~と。。。
2巻の最後は、タケとのキスを隼人に見られた健人が二人で話をするのですが、この時に隼人の好きな人に気が付いてしまうというところで3巻に続きます。
ここで2巻が終わってたのね・・・う~んじゃぁ3巻はもっとツライところが入ってきますね(;´・ω・)でも完結巻だから!!!ということで3巻・・・・楽しみにしてほしいと思います💛
でも改めて読み返すと・・・タケの成長すごすぎ(笑)
ぼくらのねがい1巻・2巻の感想まとめ
2組のカップルの同時進行ですが、このゆる~く進む展開がやっぱり必要なのかなぁと改めて思いました。義兄弟でどう考えても両は・・・天然ですからね(;´・ω・)そして隼人の1人でグルグルと悩んでいる姿にちょっと胸が苦しくなります。
家族を支えたいってバイトする姿も健気すぎて。でもこの満開ダーリンの花屋と絡めてくるあたり流石ですね!店長かっこよすぎます。3巻はあと2日後に発売ですね。
電子はまだ配信予定にないのでちょっと遅くなるのかもしれませんが、また電子配信日がわかったらお知らせします(o^―^o)
ワタクシはそれまでガマンできなくて紙書籍で読みますのでまた感想を書きますね!!!
1巻・2巻の感想を書きながら改めて思いました・・・。個人的にはこちらは1巻~3巻まとめて読むほうがいいかな!?と。絶対2巻は先が気になって仕方ないと思います。早く電子でも配信されて電子組にも読んでもらいたいなぁ・・・。
3巻の感想はこちらです。
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『ぼくらのねがい3巻』山本小鉄子/ひとつ屋根の下BL漫画感想。完結してしまいました・・・。
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電子書籍
ぼくらのねがい【全3巻】
満開ダーリン